自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信
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自作小説の冒頭シーンについての相談の返信(元記事)
冒頭のシーン、皆さまのご意見をもとに書き直してみました(設定も一部変更しています)。
小説のページを編集して掲載しております。
元々の冒頭シーンは本文の下に掲載しています。
どうでしょうか……?
少しはマシになっていたらいいのですが……。
自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
拝読しました。
書き直し前より格段に良いと思います。
主人公の転生者への想い。妹への想い。
この二つがすっきり伝わる冒頭になりましたね。そこがまず、ポイントが高いです。
主人公の転生者に対する敵愾心に共感しやすく、それが暴走して挫折した過去が短いエピソードで端的に表現されていました。冒頭でここを見せてくれると、主人公が克服すべき問題点(キャラクタープロブレム)が何なのか読者は自然に理解できるので、その後のストーリーに乗りやすいんですよ。
掲載部分の最後に、
>異世界転生者を殺すための魔法
という言葉が飛び出します。これ、いいですね。どうしたってその後のストーリーにかなりの波乱が起こることが予感できます。
同時に、序盤でこれが飛び出すということは、転生者を殺すことが主人公の最終目標ではなく、それをさらに乗り越えた先に本当のテーマと着地点があるのだろうと、良い意味で予想できるんです。
そういう予想は興ざめする予想ではなく、「期待感」につながります。
あと、ユウマとの模擬戦を通じ、主人公に行動させながら魔法の特徴を伝えているところも、よく書けていたと思います。
* * *
なお。
あくまで一案ですが、
>「異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?」
いっそ、このセリフを冒頭1行目にしてしまうという手も、有るにはあります。
冒頭でいきなり引き込め、ということを最優先するならそういう方法もありますが、ややケレンの強い手法なのでピンとこなかったらスルーしてください。
一応、参考意見として。
カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談