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自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信(元記事)

tさん

ご意見ありがとうございます!

冒頭に関しては、「冒頭をいいものにしなきゃ!」という感情もありますが、それと同時に「この方針で書き進めて大丈夫だろうか?」という意味もあるので、今のうちに知れる問題点は知っておきたいな……という我儘で傲慢な感情が裏にあったりします。
まずは駄作を量産する気持ちでひたすら書け……ということも頭では理解しているので、自分の思う最低ラインに到達できれば書き進めていこうと思います。具体的な期限を設けたほうがいいかもしれませんね……今週中にはッ……方針を決定し、冒頭もそれでいこうとなるように頑張ります(汗

・タイトルについて
 ⇒なろう小説っぽく、文章で内容が分かるように……「妹が異世界転生者」という言葉は入れたほうが良さそうですね。

・読み進めるうちに内容がゴチャゴチャしてくると予想できます
 ⇒おっしゃる通りです。設定ばかり増やして、展開がゴチャるのは自分の悪い癖なので、できる限りシンプルにまとめられるように心がけてやっていきます。

・ありきたりとは「思いませんでした」
 ⇒これは少し予想外でした。王道から外した自覚はありますが、マイナーチェンジ程度の認識だったので、嬉しい反面、なろうの読者の琴線から外れたか……と。テンプレだと、主人公がまず力を手に入れてそれを色々なことに試していく……といった段階ごとに分かれた構造っぽいですね(何作品か読んで気づいたこと)。

・必要な助走距離が確保できていないという意味で情報を詰め込みすぎていて
 ⇒ファンタジー作品って、どこまでが”読者の共通認識”なのか、若干難しいところを感じます……。魔法の原理や、ドラゴンという生物の分類や習性、なぜ飛ぶのかとか……。もっと本質的な部分、となると、キャラクターの根幹部分に関係する設定でしょうか?(薬売り、も共通認識だと思って軽く描写するだけに留めていたので……何の設定かよりも、誰の設定かが大切なのかな)

妹の設定、予想以上にウケが良くてびっくりしています。設定から書き直すにしても、妹の設定はあまり弄らずにしておいたほうが良さそうですね。

応援ありがとうございます! 少し自分なりに検討してみます……本当に参考になりました……!

自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信の返信

投稿者 t 投稿日時: : 2

お疲れ様です。

少し思うところがあったので、ありきたりとは「思いませんでした」の補足です。
妹の登場のさせ方が非常に上手かったのでこの先どうなるか予想がつかないので。
それでありきたりだとは思わなかったです。
→テンプレだと、主人公がまず力を手に入れてそれを色々なことに試していく
 たしかにそういう考えもありますね! 気づきませんでした、勉強になりましたありがとうございます!

次に必要な助走距離についてです。
キャラクターの根幹部分に関係する設定というよりも、この内容を読者に読ませる、書き方のことです。
上の回答で「設定ばかり増やして、展開がゴチャる」とあります。
私には、設定ばかり増やしてが原因とは思いませんでした。

ストーリーがA→Bに進むとします。
ABでは分かりにくいと思うので、Aを日常、Bを非日常とします。
物語が始まると主人公は日常から非日常に進むことになります。
想像してみてください、
私達が部屋の明かりをつけると一瞬で部屋全体が明るくなりますね。
助走距離が十分な場合にはこのようなイメージで、A→Bの切り替えの仕方もあるのですが。
丁寧に書いた方がいい場面では、
夜が終わり朝がやってくるように少しずつ少しずつ、空が明るくなっていくように書くのが無難です。

URLのお話でいえばA→Bへの切り替わりポイントがドラゴン登場です。
これが今の例でいえば、一瞬で部屋が明るくなる方の使われ方になっています。

どういうことかといえば突然何の脈絡もないところから、展開に都合のいい形で、ドラゴンが登場したようにうつります。しかしこれについてはある程度事前に説明しておくことが可能です。
(ここはドラゴンがたまに現れる地域だとか)
(つい2、3日に前にドラゴンを旅人が見たと聞いたとか)
そういった伏線をはることで情報を書けば整合性はとれるのですが。
ここではそれよりも。
なぜ主人公がドラゴンに出会えたかを書かなければ、読者は納得しません。

別の言い方をするなら、
”偶然”ドラゴンがいる場面に”たまたま”主人公が遭遇した。
物語は偶然やたまたまをできるだけ省くと隙がないものになります。
偶然やたまたまは使いすぎるとまるで毒のように作用します。
これにも対策はありますがもっともオーソドックスなやり方として、日常を書いてみましょうになります。

少しずつ少しずつ日常から非日常に移行していくのを意識されてみてください。
では具体的に日常って何? となると、
それは主人公は薬売りなら、薬売りとしての日常です。
主人公とヒロインだけで薬売りを一通りさせた後で、これをすることでキャラクターが立ちます。
それからドラゴンを登場させると印象がガラとかわるはずです。

色々書きましたが、こうしろああしろというつもりはありません。
もしここは参考にできそうだなという所があれば使ってみてください。なければ全部忘れてもらって構いません。
私は自分の小説を自分で書けばいいだけの話ですから。とにもかくにも楽しんで書くのが一番いいです。

最後に、魔法の原理やドラゴンや薬売りといった要素が悪いとはまったく思っていません。
今回の内容は読ませる技術に関してでした。
妹がとても良かったので自信を持ってください。センスを感じました。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

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