ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきかの返信の返信
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ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきかの返信(元記事)
先に言っておくと、俺は『恋愛作品』を書いたことが無いです。
もうちょっと言うと、基本的に『ヒロインが主人公に惚れる』的な要素が出てくることも、あんまりありません。
その上で言うのですが、個人的に必要なのは『部分的に誇張したリアリティ』ですね。説明に悩んだので、先に分かりやすい言葉を並べたのですが。
①ガチでリアリティを追求してしまうと、読者のストレスになるし、そもそも『現実世界』が多様過ぎて参考にならないし、多分尺に無理が出る。
②上をベースに、『多くの人の恋愛に共通するリアル』を描き出しても良いけど、煩雑化する上ドラマ性に欠けるから、受けが悪い。
③あらゆるリアリティを排した場合、今度は共感しづらいので、読みづらい。
A.上三つより、『尺を押し潰さない程度に共感しやすいリアリティ』を提供しつつ、『多くの人が共通して理解しやすいもの』を用意し、かつドラマ性を演出するために『ドラマチックじゃない部分にリアリティを集中させる』という方法を取るのが良いんじゃないでしょうか。
より具体的には『リアル描写をする部分』と、『ドラマチック演出をする部分』を分けた上で、『リアル部分』を丁寧に作りこみ、『ドラマ部分』はあえてリアルから遠ざける、って所ですね。
まあ、消去法と帰納法の合わせ技で作った理論なので『それ以外にも色々手段はある』とは思います。
参考程度に考えておいてもらえれば幸いです。
ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきかの返信の返信
スレ主 半額オソーザイ 投稿日時: : 0
大野知人さん
ご回答ありがとうございます!
尺に無理が出る……というのはめっちゃ分かります。あれもこれも、どこまで……?みたいに知り合ってから結婚、下手すると結婚生活まで人生設計として色々考えてしまうとキリがないですよねw
リアリティですか……そのあたりを引き出すには現実での体験を元にしなきゃならないのが辛いところですね。生々しいものや苦しいもの、めんどくさいものばかり滲み出てくる……(オイ
リアリティとフィクション(ドラマ性)のメリハリをつけることが大事ということですね。全部取るのではなく、取捨選択でスマートなかたちに仕上げる……というのは今までご教示いただいた創作論に繋がると思うので、意識してやってみます!
カテゴリー : ストーリー スレッド: ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきか