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やり直しについての返信(元記事)

んっと。
馬は目の前に吊るされた人参をいつになったら食べられるのか、という話かな?
際限ないのは当たり前だよ。

というか、妥協をしないんじゃなくて、妥協して諦めたから捨ててるんじゃないのかね。
面白い面白くないを判断するのは読者であって、作者ではないよ。
見知らぬ読者に読まれて、自身の作品が貶されるような事になるのが怖いだけではないの。
割と若いうちは物を知らないし、言っちゃなんだけど良い意味でバカなので、考えなしにガンガン投稿して人目にさらされることに慣れるけど、臆病でなかなか人に見せられないまま年齢重ねて「賢く」なると、もうバカじゃないから余計に人に見せられなくなって、完璧なものを求めて、たとえ自分で完璧だと思えるものが出来たとしても人に見せて意見聞くのが怖くて出来なくなるよ。
初心者の作品がクソつまんないのは当然なので、貴方の作品が面白くなくても誰も何も思わんよ。

でも、それはきっと「妥協できない」とかじゃなくて、作者だから作品のアラを見つけてしまうし気になってしまうってだけだよ。
読者はそんなん気づきもしないことが多いし、作者が見てるとこと読者が見てるとこはぜんぜん違うので、作者としては適当に書いたものが読者に超ウケるってことはすごいある。
だから、作者が面白くないと思ってても、作品を評価してくれる読者はいる。
スレ主さんはそんな読者を切り捨ててるわけだね。
私は、スレ主さんは妥協を知るとかじゃなく、もっと読者を見ることが必要だと思うよ。

最後にスレッドタイトルについて回答すると、
「やり直し」は、きっと何度もやることでより良くしている・自分は努力しているという気持ちなんだと思うけど、ぶっちゃけそれは完全に間違いですよ。
「一度もやり直ししてはならない・完成後の推敲のみ一度だけ可」というルールで書いて、それをネットでも知り合いでも第三者に読んでもらってください。

書き直す行為は、やっちゃいけないわけではないけど、経験されたように際限がなく、そして、残念ながら「前より良くなったぞ!」という感覚は割と幻であることが多いので、「やり直し」の9割は無意味なものだと思います。
改稿前と後とで「どういう理由でどこがどう良くなったか」を理屈でしっかりと説明できなけりゃ、その「良くなった感」はほぼ幻ですね。
感覚で「なんとなくこっちのほうが」と思える変更点はだいたい無意味。
だって、そもそもその「こっちのほうが」と思う感覚は作者のもので、同じ感覚は読者は持ってないんですよ。違う人間なんだから当たり前だけど。で。同じ感覚を持ってなけりゃ「その感覚で「良い」と思えるもの」が伝わるわけないでしょ?
だから、改稿して完璧なものが出来たとしても、実はその良さは読者に9割届いてなかったりするから、そういう作品に限って読者の反応はイマイチだったりするものよ。
再三、妥協とかじゃなくて、こういうのは自己満足って言うんですよ。
スレ主さんはそんなことがすごく多いようだから、スレ主さんは「やり直ししないこと」を目標にしてみると良いと思う。

やり直しについての返信の返信

スレ主 ゴミカス 投稿日時: : 1

サタン様、ご回答ありがとうございます。
私が小説をやり直す理由、それはキャラクターの肉体を作り上げることなのです。
何かの物語を書く際に、何を原動力とするのか……贖罪です。元々は私はこの世にいない存在でした。自分の誇りのため、親を恥じ、世を呪い、理不尽に嫌悪し、生きることの辛さに耐えかねて、なんど餓死しようとしたのでしょうか。
生きるだけで、払ってもいない対価を義理の親に払われ、私は何も返せず、生を待つことに不快を得て来ました。そしてどこか、誰にも見つからない場所で何も口にせず死にたかった。
それを踏みとどめたのは、何の思い入れもないただの設定達。私が作り上げていたキャラクターです。
設定を振り返り、私は良いと思った。これは誰にも作られず、誰にも見つからないものであると。だからこそ、必ず世に出さなければ価値がないのだと踏みとどまり、せめて死ぬのなら生ませてやりたかったのです。
そのために人間が嫌いで見たくもなかった国語の教科を受けるようにし、人の目を気にせず完全な駄作を作っていき、絶対に駄作だと理解しているからこそそれを捨て、未だ残り続けるキャラクター設定を永遠に残してやり直して、やり直して、やり直しまくって、やがて世に広めてこの世を殺してやろうと思い至ったのです。
核兵器も持たぬ私がどのようにして皆殺しが出来るのかと言えば、それは小説以外他ありません。要は人であることの特権である数多の価値観を変えてしまえばいいのです。絶対に殺してやる、そう呪いながら完璧になるまで何度もやり直して、一から、ゼロから、しかし設定と共に必ず、面白い小説を目指して。

ということで、私は別に誰かの作風を参考にしているわけではありませんし、こんな考えで書いていたら絶対に完成しないのは目に見えているし、でも虐待とか、人身売買とか、戦争とか、そういう悲劇的なものを行うことに躊躇させるような小説を書きたいんですね。
私は別に小説は好きではないし、むしろ小説の書き方をまとめたサイトに目を通したこともないし、心理的に影響のある文章作法も特に知らないんですよ。ただなんのきっかけもなく、ただなんの目標にすべき人物もおらず、小説で世界を救いたいんですね。だからいい加減な自分の小説が腹立たしくて仕方がない。
とりあえず同じ内容で同じ登場人物で三回やり直したら納得するくらいには腕は上達したなと自分で判断するくらいです。
ただ、見方を変えるとサタン様の言う通りのようにも見えるので、いやはや情けない。
ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: やり直しについて

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