ちなみに、『嘘』ってあるのかな? ないのかな?
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意外性とテンプレのどちらを取るか(元記事)
拙作の一番最初のエピソードで検討している展開の、ラノベという媒体的な面での是非について悩んでいます。
この第一話においては「普通の男子高校生」の一人称視点から始まり、謎の転校生と、その前後彼の学校で起きている連続殺人、及びその犯人である怪人の目撃情報について触れます。
オチに関しましては、端的に言えばこの現主人公は所謂「信頼できない語り手」であり、犯人である怪人の正体は彼でした。
メタ的にも正体が発覚した後は、真の主役である件の転校生にあっさり退治され、視点もそれからは転校生の方になります。
どうでもいい話ですがこの旧主役の変貌する怪人は「蜘蛛みたい」と描写し、スパイダーマンと見せかけてショッカーの蜘蛛男という意味合いも込めた物です。
近々アニメ化される某漫画作品で見た手法を拙作にも取り入れてみたいという考えから採用した一方、一度読者に自分と同一視してもらった主役を突然突き放して退場させる事は、漫画でするのとは訳が違うのではないかと思った所です。
読者が離れてしまわないか心配です。
ちなみに、『嘘』ってあるのかな? ないのかな?
投稿者 ごたんだ 投稿日時: : 0
好みの話なのに、何故か目に入らなかったのが不思議だわぁ
本題に入ると、文字だけの小説でふわふわした『幻想感』を出すのは難しいという事です。
ただでさえ、ライトノベルは現実をルポート的なアカデミックなもの
そこに意図的な演出などが入ると、『ドツボ』にハマリます。
嘘付きが、自分を嘘付きと言ってしまうような矛盾が発生して、どっからどこまでが嘘なのか、作者自身にも分からなくなります。
まあ、小説家が『妖怪』とか持ち出すのはそういう事です。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 意外性とテンプレのどちらを取るか