なぜか主人公の人気が伸び悩むの返信
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なぜか主人公の人気が伸び悩む(元記事)
どうも如月千怜です。スレッドを立てるのを控えるとか言っておきながら、一か月しか我慢できませんでした……
ただ今回は今までのスレッドと問題点が共通する話題ではないものを持ってきたつもりで。よろしくお願いします。
悩んでいることはスレ題にも書いた通り、主人公の人気が伸び悩んでいることです。
私は六月の初め頃に長編の第一章を完結させました。ジャンルは異世界ファンタジーです。
しかし利用しているサイトの中で寄せられた感想やコメントは脇役に対するコメントばかりで、肝心の主人公が全くと言っていいほど触れられていないのです。
ちなみに人気を伸ばしている脇役には第一部が終わったら再登場しないキャラクターすらいます。
個人的に今回の作品は丁寧に作ったつもりでして、今まで指摘されてきたキャラクターの人間関係はかなり意識的に改善しました。
当然主人公もかなり自信のあるキャラクターです。
ただプロット掲示板に作品及びキャラクターを掲示した時も、今と同様に人気が伸び悩んでいたのですよね。
その理由を自己分析した結果「使える魔法が支援に特化しすぎているから単独行動しないといけない場面に弱い」という結論に至り、当初の「攻撃魔法は苦手」という設定に変更を加え「種類は少ないが攻撃魔法も使える」「ナイフ戦闘技術もあるのでヘタな新兵よりは白兵戦ができる」などの設定を追加しました。
ただそれだけ設定に変更を加えたのに、残念ながら人気は伸びませんでした。
レギュラー同士ならともかく、一章限りのサブキャラにすら人気で負けています。
もちろん既存作には主人公よりも人気だったキャラクターがいることは重々承知しています。
ただそれを理由にして主人公が不人気な状況を見過ごす理由にしてはいけないとも思うのですよね。
この状況はどうすれば改善できるのでしょうか? プロット段階で人気が伸び悩んだ理由を自分なりに分析して設定を追加したのにテコ入れがうまくいかなかったのならどうやって改善すればいいのでしょうか……
なぜか主人公の人気が伸び悩むの返信
投稿者 バッキー 投稿日時: : 1
読者人気に関しては意識的に変えられる部分はある程度あれども「なるようにしかならない」と思っております。
根元は不特定多数の他人の心のあり様であり、他人を変える事は作品設定を変えるよりずっと難しいです。
如月氏の作品の「第一部が終わったら再登場しないキャラクター」しかり、上で引き合いに出されていたジョジョなら極端な場合「特定のキャラの回想シーンでのみ登場するDV夫」がコアな人気を博していたり、往々にして訳の分からない方向に転がる事が多々あります。
> 「種類は少ないが攻撃魔法も使える」「ナイフ戦闘技術もあるのでヘタな新兵よりは白兵戦ができる」などの設定を追加しました。
その辺を加味して尚主役へのテコ入れを評価すると正直これらは下策だと思います。
程度に差はあれど、自分自身の攻撃能力が低く後方支援をするタイプの主役は割りかし存在しており、寧ろ近年増加傾向にあります。
それが「自分があまり役に立てていないという負い目から」身に付けたというようなキャラクターの人間性が現れた結果としてなら兎も角、そうでないなら当初の方向性からブレてしまったようで、却って魅力を削ぐ方向のテコ入れであると思いました。
今後さらにテコ入れをするなら、新しい技能や能力を生やすより人間関係の掘り下げや、それを促進する新キャラがいいと思います。
このサイトにもある設定などから考えると「何故主人公は心を閉ざしたのか」というきっかけや、それに起因する因縁のある人物などが書かれる事など、例えば「昔いた魔法の研究機関で同僚に研究成果をかっさらわれた上、研究所の多くが主人公の方を疑った」みたいな感じです。
「人付き合いを好まない性分」など、現実ではなんとなくそうである事が多々ありますが、お話においては明確にトラウマがある場合が好ましいです。
カテゴリー : キャラクター スレッド: なぜか主人公の人気が伸び悩む