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転生モノの構想についての相談です(元記事)
お久しぶりです。大野です。
『飯テロやりたい!』とか言ったのはどうなったよと言われそうですが、偉大な先人の前に膝をつきました。ほとぼりが冷めてから再挑戦します。
前置きはともかく。
最近転生モノに挑戦しようと思って構想を練っていたのですが、思っていたより練りすぎたらしく明らかに多すぎる・大幅に削る必要のある量のアイデアノートができてしまいました。
設定の複雑さを解消したいのですが、どう削っても上手いこと辻褄が合わないので構成・プロットの側に手を加えようと考えています。
以下のような書き方はありでしょうか?
もし、『アリ』なら類例なんかも教えてもらえると幸いです。
①プロローグが二つある。
一種ダブル主人公の様な物を企図しています。主人公(転生者)の設定として、『人格形成後に記憶を取り戻し、かつ元人格も残った結果として一種守護霊的存在として前世の自分が意見を言う・時折憑依して代わりに行動する』というのを考えています。話の途中のとある事件で記憶(前世人格)を取り戻す予定なのですが、二人が別人格であることがストーリーの肝になるのでそれぞれに掘り下げたいのです。
ただ、プロローグが二つあるというのはシンプルに読みにくいかもとも思うのです。ご意見ください。
②戦闘シーンなどで視点が何度も変更される。
上に書いた通り、主人公がツーインワンになる都合で『豹変する』みたいな部分を入れたいのと同時に『主人公の内面を地の文で描きたい』部分があります。その二つを成り立たせる方法が思いつかず、安直に『視点を何度も変更したい』と考えたわけですが、これに関しては概ね無理である前提で代案が欲しいです。
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投稿者 サタン 投稿日時: : 0
>①プロローグが二つある。
「プロローグ」というか、前フリが数シーンあるものならままあるものじゃないかなと思う。
パッと思い浮かんだのは成田良悟のバッカーノで、最初に「置き引きにあった旅行者」の話題があって、一気に話が飛んで「得体のしれない何者かの独り言」があって、って感じじゃなかったかな。あれ逆だったかな。
バッカーノは、まず一巻の全体として「旅行者に昔話をした」という体になる枠物語なので、「置き引きにあった旅行者」で始まり「旅行者の盗品が返ってきた」で終わる。
で、その「昔話」のほうが本題というか本編なので、当然のこと本編にもプロローグ的な前フリはある。
特にバッカーノは複数の物語を扱う群像劇なので、結果、物語の前フリのシーンが2個かそれ以上の複数個ある、という形になっていると思う。
ただ、スレ主さんのアイディアは「主人公・主人公の別人格」がキーになっているようで、ここに物理的な隔たりはないので、逆に「無理に分けて考える」ことがわかりにくくなるのではないかな、と思う。
例えば、これくらいは思いついてるだろうけども「僕」と「俺」で人称を変えてしまえば、それだけで視点を変えずとも良いと思う。
「俺」の夢(俺視点のプロローグ)を見た「僕」の心情のプロローグとか。こうすると分ける必要はない気がする。
でも、「別人と思わせといて同一人物の別人格だった」というネタなら、たしかに別物として分けて考えたほうが良いだろうと思う。
>②戦闘シーンなどで視点が何度も変更される。
これも、分けて考えてるから視点変更を考えてしまうんだと思うけど、別人ではなく別人格なんだから、地の文で「僕」という自称が「俺」に変われば、それが「人格が入れ替わった」という表現になるんだから、「視点」を変える必要はないと思う。
例えば、「僕は彼の態度に好感を持った。実に気持ちが悪い。反吐が出る。俺の目にはヤツの善行の尽くがエゴにしか見えなかった。」と相反することを書いた矛盾した文章のようになっても、それがかえって味で面白くなるよね、と思います。
あくまで変わるのは人格であって、たしかに「ものの見方」という意味では視点も変わると思うけど、映像的なイメージで考えると人格が変わったところで何も変化はないですよね。
なら、視点を変更する必要はないのではないかなと思う。
地の文の中で「僕」が「俺」に変わる「俺」が「僕」に変わる、それが頻発したところで、読者としても、最初は混乱するかもしれないけど慣れちゃえば「僕」も「俺」も同一人物で変化はないとわかると思うので、「僕・俺」の一人称という形になるのでは。
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