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人気回答!プロローグって書いた方がいいんですかね?の返信 (No: 2)

投稿者 スイ : 4 No: 1の返信

投稿日時:

読者のために書くのが「小説」なのですから、それに要ると判断されるならば、入れるべきですね。

人気回答!プロローグって書いた方がいいんですかね?の返信 (No: 3)

投稿者 あまくさ : 3 No: 1の返信

投稿日時:

私見では、プロローグは有っても無くてもどちらでも良いと考えています。だから分からないなら別に書かなくてもいいんじゃないかと。
こう言っちゃ何ですが、小説にはプロローグがなくてはいけないものと思い込んでいる感じの人が、あまり意味のないポエムみたいな冒頭を書いているのを時たま見かけます。ああいうのはやめた方がよいと個人的には思いますね。
たしか上橋菜穂子『精霊の守り人』1巻だったと思いますが、いきなりストーリーが動き出す書き出しになっていて、特に違和感はありませんでしたよ。参考にしてみてください。

なお、エピローグの方は割と有った方が良いと思っています。ストーリーの終幕近くは急調子に盛り上げるのがセオリーですが、盛り上げたまま急に終わらせると変なんですね。広げた風呂敷をうまく畳む必要があり、それでいて蛇足にならず、余韻を残して終わるのが理想です。これはけっこうセンスが問われるところです。

プロローグって書いた方がいいんですかね?の返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

書いたほうが作者のテンションが上がるってこともあるんで、とりあえず書いてみたらどうかな。
あとになって不要かなと思うのであれば、プロローグ部分だけカットしてしまえばいいんだし。
主人公の自分語りとか無意味に結末やクライマックスのワンシーンから書いたりとか、悪手はいろいろあるけれど、
プロはそれをやってて、そして見様見真似で同じことやってみるってのは少なくとも作者自身のテンションは上がる事が多いと思うので、それは良いと思うよ。

プロローグって書いた方がいいんですかね?の返信 (No: 5)

投稿者 手塚満 : 2 No: 1の返信

投稿日時:

「プロローグってのがよく分からなくて」ということですから、「だったら書くな」の一択です。

書き手が何を書いているか分からない文章はデタラメでしかないですから。ただし「読者向けには」です。サタンさん(No: 4)が「作者のテンションが上がる」等のメリットをあげておいでで、そういう点では可です。試しに書いてみるくらいはいい。

しかし、読者向けには不可。繰り返しですが、よく分からないで書いて、それが読者の楽しめる可能性があるかって、チンパンジーがデタラメにタイプライター叩いてシェークスピア作品が出てくるくらいの可能性の低さと思ったほうがいいです。

作品中の一言一句は全て合目的でなければなりません。書くこと全て、何が狙いかを意識する必要があります。言い換えれば、作中のどこを取っても読者が読む甲斐がある文言でないといけないということです。読者をどう楽しませるかという計算が必須であるわけですが、ならば作者が自分が何を書いているか理解しているのが前提となります。

しかしスレ主さんはプロローグが分からないと仰ってるわけですね。なぜ書くか、何を書くかが分からないで、読者を楽しませる計算はできませんよね。そんな楽しめない文章を読者に差し出してはなりません。でないと見捨てられます。つまらないものは、たとえ書いてしまっても惜しまず削る。鉄則です。

そもそも論で言えば、プロローグは本編ではない、前置き、前書きです。本編を楽しむための導入部です。いわば事前のお勉強であり、興味を引いたり、盛り上げる要素は入れにくい。

しかし、少なくともエンタメであるラノベでは1行目から読者を引き付ける工夫が大事です。我々の読者はインスタントに楽しみたがってますから、非常に飽きっぽい。「面白くなりそう」と出だしから感じてもらえないと、いかに自信の力作でも捨てられます。「この後、面白くなるから」は駄目なんです。

それが冒頭のツカミが重視されるゆえんであり、できれば1行目でインパクトを出したい理由です。例えば、1行目を台詞で始めるって、あまりに多用されて嫌う向きもいます。が、キャラがいることを明示し、台詞内容が突飛であれば、読者に「何だろう? 誰だろう?」と思ってもらえるメリットがあります。そう思ってもらえれば、2行目も読んでくれますよね。そういう計算尽くで書くわけです。

作者として常に「こういうつもりで書いているが、読者にはどう受け取られるか」と意識できていて、「プロローグってよくあるみたいだけど、入れないといけないものなのかな?」という疑問は生じません。中身の分からないパーツをツギハギしても、物語の体を成さず、読者的には何を読まされているか分からないものにしかならないことは留意すべきです。小説は型通りに作れるもんじゃないです。

プロローグが気になるなら、まずプロローグとは何かを理解すべきです。そのためには人気作、名作とされる作品でプロローグがあるものを読み、なぜプロローグが入っているか、考察するところから始めるべきでしょう。たぶん、良いプロローグを書くのは上級テクだと分かるはずです。

プロローグって書いた方がいいんですかね?の返信 (No: 6)

投稿者 あまくさ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

他の回答者の意見にどうこう言うのは僭越且つ失礼かもしれません。
しかし、今回は私を含めた4人の回答の温度差が興味深かったので、少しまとめてみます。異論があるわけではありませんし、多少の非礼はご容赦ください。

・牛車さん
〔本来、プロローグは必要かどうか〕
 言及なし。

〔質問者様がプロローグを入れる方がよいかどうか〕
 必要なら入れるべき。

・あまくさ
〔本来、プロローグは必要かどうか〕
 何とも言えない。

〔質問者様がプロローグを入れる方がよいかどうか〕
 プロローグが分からないなら入れなくてもよい。

・サタンさん
〔本来、プロローグは必要かどうか〕
 言及なし。

〔質問者様がプロローグを入れる方がよいかどうか〕
 テンションを上げるために、とりあえず書いてみてはどうか。

・手塚満さん
〔本来、プロローグは必要かどうか〕
 必要かどうかは述べていないが、本編と冒頭のツカミなどの関係に言及。

〔質問者様がプロローグを入れる方がよいかどうか〕
 プロローグが分からないなら「だったら書くな」の一択。

こうなるのかなと思いました。
面白かったのは4人ともプロローグが必要かどうかは明言せず、質問者様へのお勧めは、「入れるべき」「入れなくてもよい」「入れてみたらどうか」「入れてはいけない」と見事に分かれたことです。そして、「入れなくてもよい」と「入れてはいけない」はどちらも「分からないなら」という前提がつくところが共通し、「~しなくてもよい」と「~してはいけない」の部分で微妙にニュアンスが異なります。「入れてみたらどうか」には練習としてやってみるのは悪くないという意味と思われ、積極的に勧めているわけではないようです。

「プロローグの是非」ではないものの、「プロローグとは何か」にある程度言及されているのは手塚さん。

>そもそも論で言えば、プロローグは本編ではない、前置き、前書きです。本編を楽しむための導入部です。

そうなんですね。
そもそも「プロローグとは何か」という明確な定義はなく、作者によって考え方も違うと思われます。単に冒頭パートのことを便宜上そう呼んでいるだけの人もいるでしょう。
ただ一つはっきりしているのは「本編ではない」ということです。

ストーリーは基本的に起承転結構造で作られます。エピソードはベースとして時系列順に配列されますが、テクニックとして一部を入れ替えることもあります。
素直に時系列順にストーリーを組むと、冒頭が退屈で読者の興味を引きにくいものになってしまうことが多いんですね。そこで多少形を崩してもインパクトのあるパートを最初に置くことが、プロローグの目的になります。

よって。
プロローグを考える前にまず本編のストーリー、少なくとも大まかな骨格くらいは考える必要があり、その内容に即した「ツカミ」として有効なプロローグ(冒頭シーン)を模索するのが本来の手順と言えます。

なので、「始めにプロローグありき」的な思考にはとらわれない方がよいというのが、私の見解です。

ただ。
そういう目的に即したプロローグのテクニックそのものは多くの先人が工夫を凝らしていて、我々の頭にもそういうイメージがインプットされているのも事実です。そのため、実際問題として私も本編ストーリーより先に冒頭のイメージや文章が思い浮かんで、そこから考え始めることもあります。(注)

だから「こういうプロローグは、いけてるんじゃね?」というのを思いついたのなら、書いてみるのも悪くはないと思います。
『暗殺教室』は、生徒が一斉に教師に銃を向ける冒頭シーンが作者の頭に閃いたところからスタートしたとのことです。

(注)
偉そうに注とか(笑

私がこのサイトの鍛錬投稿室に初めて投稿した長編は、最初に「目覚まし時計のせいにはしない。二度寝は~の朝の親友だ」という文章が何となく思い浮かんで、それから2~3ページくらいの文章が次から次へと勝手に繋がったんです。そんな調子で書いた拙作は1章の終わりくらいに関しては「勢いがある」と感想欄で好評だったのですが、1章を書き終えてから先のプロットを考えたので中盤失速してしまい、「序盤と中盤以降が同じ作者が書いたと思えない」「起承転結ではなくて、起転結になっている」「あんたプロットをちゃんと考えてないだろ?」的な指摘をされて撃沈しました(苦笑

プロローグって書いた方がいいんですかね?の返信 (No: 7)

投稿者 silica : 2 No: 1の返信

投稿日時:

プロローグを書いた方が良いかはその書きたい作品本体と、作者自身が書きたいかによるかと思います
そもそも、プロローグだからといって1エピソードを入れなければならないわけでも無いですし、プロローグと称して1話の冒頭に、一章の内容を圧縮した1行程度の詩を入れてしまう、なんてこともできます。なので趣味次第としか言い様はありません
その上で言うなら、あきらかに書いて見せたいシーンがあって、それを書く為に小説を書くなら、冒頭にそのシーンを入れてプロローグにしてしまうのも問題ないかと思います。
というあたりが、物書きとしての考え。

読み手としては、プロローグは、3種類があると思っています。一つ目は、作品の雰囲気を掴ませるための物。特にバトル系ではよくやられている気がしますが、その作品の基本的なバトル風景を見せて、作品に引き摺りこもうとするもの。もう一つは、重要情報を投げ込んで、1話以降の本編を読むにあたって憶えておいて欲しい情報を埋め込んでいるもの。これは、おそらく最も扱いが難かしい一方、上手くやった場合、読み手としては考察が捗って色々と楽しくなります。最後の一つはその物語の終着点を示すものです。これは、終着点の状況次第では、何がどうしたらそこに辿り着くのか、という興味から読み進めたくなりますが、その一方で終着点がつまらないと、その時点で読む元気が失われてしまいます。
1の例としては、『シャングリラ・フロンティア』が丁度良いかと思います。それぞれの章毎に、その章での主要トピックを全て詰め込んだ上で勢いで押し切ってしまっており、かなり面白そうな物になっています。2の例はネット小説では上手い例が思い付きませんが、変身ヒーロー物での、主人公が最初の変身をする前の部分などがまさにそれですね。3番目の例は『アゾア百合』などが丁度良い例です。章の最初に、章の終わり直前を描いた上で章の一話を出し、どう辿りつかせるのかとても興味を引き出す構成になっています

結論。私としては、書いた方が良いかと言えば趣味次第ですが、読み手としては、プロローグによって本編が引き立つなら書いた方が、そうでないなら書かない方が良い、という意見になります
(書いた方が良いですか? という質問の答えに対して、どちらとも言えない、は禁じ手でしたね

プロローグって書いた方がいいんですかね?の返信 (No: 9)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

まあ『プロロローグ』は十戒くらい改稿水増しして、総当たりとして書く場合と、朔斜が作品のイメージを掴む為のルテインみたいなところがあります。

後者は辻褄が合わなくなって削られることがありますが、これが起点になっているのに描かれないとテンションがアレします!

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タイトル:プロローグって書いた方がいいんですかね? 投稿者: 名無し

小説書こうって思ったんですけどプロローグってのがよく分からなくて…
書いた方が良いなら書こうと思います

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