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コレクション性が欲しい (No: 1)
スレ主 シエル 投稿日時:
お世話になっております。
ファンタジー作品等でよくある『架空のアイテムを多数出して、コレクター精神を刺激する』という手法をやってみたいです。試しに現在、レストランを舞台にしたファンタジーグルメ小説を構想中なので、架空の食材や料理を考えてみたいと思っています。
ただ、それをどうやって物語に組み込んでいけばいいのか、どうやれば効果的にコレクション性を出せるのかアドバイスが欲しいです。
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!コレクション性が欲しいの返信 (No: 2)
投稿日時:
コレクションとは、自分自身で行わなければならない行為になります。
そのうえで、小説などの媒介、つまり自分以外の人間が選択肢をにぎった状態でのコレクション性とは「しょせん自分の物ではない」という現実がフィルターのようにかかり続けます。
自分の物じゃあないんです。
他人のコレクションに「へースゲー」ではなく満足感を覚えなければならない。
あと、コレクター心理の一つに【コレクター仲間に羨ましいと感じて欲しい】という感情があるそうです。
私は「なまじ持っているとバレたら粘着されたり、特定されたり、略奪されて壊されるから見せたくない」けど、奪われないコレクションなら見せびらかしたいかも。
入手の苦難、達成感、満足感、優越感、羨望感、不満、欠落感。
それらの演出が難しいので、おススメはしない。
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単にコレクション感を出すには純粋に【個数制限】をかけることです。
たとえばチート主人公はチート保有者が少ない、作中に【1人】レジェンドレアとかアルティメット・レジェンド・レア能力とかになるわけだ。
その世界に1000も2000もチーターがいればば、チートは【コモン】級のくだらない【ありふれた】物になる、コレクションに値しない、十把一絡げになるわけや。
なので、個数制限をかけたら争奪戦にもちこめるし、主人公が【入手し損なう】展開を入れられます。
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ベタですが【12星座の加護を持つアイテム】とかですね。
12個なら予想がつくし13星座目にあるシークレット星座として【アスクレーピオス】が出るだろうなーとか、星座知識があればわかる。
これが【12支】なら13番目には【猫】とか【7つの大罪】なら【第8の大罪「狂信」】
難しいやつだと【八徳】の九つ目。八徳思想はたしか中華圏の輸入で、中華圏における最大数は九龍、9なので暗に【九つ目の徳】があると思う。
てなかんじで読者が察せる程度の知識とリンクさせられる【個数制限】を提示したらええんとちゃう?
マンガあるあるだと、【数系を意識した作品って打ち切りになる】ジンクスあるらしいから、おススメはしないけどね
コレクション性が欲しいの返信 (No: 3)
投稿日時:
ドラコンと申します。
ご質問のご構想であれば、一案ですが「レシピ本ないし食事日記を書く」はいかがですか?
参考になりそうな本を2冊紹介します。
『親王殿下のパティシエール』の4巻 (篠原悠希、ハルキ文庫)
1791年の北京が舞台。仏・中ハーフの洋菓子職人見習の少女が主人公。この4巻では、実在の人物で、清代の大詩人・食通の袁枚を接待する。そして、この袁枚は食べた料理を事細かく書き留めないと気が済まないタチ。また主人公も、後述の『随園食単』に影響されて、西洋菓子レシピ本執筆を志している模様。
『随園食単』(袁枚、青木正児訳註、岩波文庫)
上記、『親王殿下のパティシエール』4巻は、この『随園食単』の草稿争奪戦が起きている。袁枚が西洋菓子を食したのは、さすがに『親王殿下のパティシエール』創作だろう。しかし、袁枚が食した料理を、味から調理法まで細かく書き付けているのは事実。『親王殿下のパティシエール』4巻と併読すれば、「食通の生態」がイメージできるのでは?
追記です (No: 4)
投稿日時:
追記です。
食材・食品のコレクションであれば、ワインやブランデーのように年単位で保存がきき、「寝かせるほど価値が出る」物、それこそ「投機」の対象になる物である必要がありますね。
すぐに腐って、無価値になる物ではコレクションはできませんね。
他には、「伝説の料理人が書いたレシピ本」の収集でしょうか。
コレクションなら、消え物の「料理」よりも、茶道具(戦国武将にとっては、領地よりも茶器のほうに価値を感じる場合もある)に代表される「食器類」「調理器具類」のほうがやりやすいような気もします。
着物の話しはどうなった?の返信 (No: 5)
投稿日時:
着物の身八口というのはご存知でしょうか?
あれ? なんだっけ?? 名前が思い出せないものを「そう言えば、こういうネタあったな…」と作品を見直すことがありますが、こういう時はネットというライバルに勝てた気がします。
思うに、こういった作品と差別化を計りたいことかと推察します。
現実の料理だが、異世界にモデルがある(ネットで真実!)
こう…作品で言っら『ツーピース』の都市伝説みたいな話しだけど、都市伝説の復讐にはなる。
素晴らしいアイデアです!
しかし、にわかファン、隠れオタクにとってそういう真正面の魅力って、必要でしょうか?
隠れキリシタンにとって偽の魅力がある縁起ものなら、なんだって嬉しいものではないですか???