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近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについて (No: 1)

スレ主 代田錠 投稿日時:

「流星のロックマン」や「ロックマンゼクス」に影響を受けた小説を書くにあたり、
ラスボスを「地球外由来の自己複製機械(いわゆる機械生命体)」としたのですが、
ラスボスの潜伏先である研究施設の描写に困っています。

SFでよくある、危ない人工生命体を飼育している場所のイメージであり(最近触れた作品では、理想よりも肉肉しいイメージだが、オンラインゲーム「アース:リバイバル」にそういう場所がいくつも出てきた)、
また、昆虫園で蝶を放し飼いしている温室の、植物と昆虫を無機質かつグロテスクにして気密性を高めたようなイメージです。
有機物ではないがバイオセーフティレベルは高そうです。

しかし、そもそも、イカの足のように機敏に動く電気ケーブル、血管状の構造が浮き出たコンピューターというものがナンセンスな気がしてきています。

ラスボス(仮に「アセンブラー」と命名)についての補足:
・物語の開始から20年ほど前に、何らかの事情で本体が死亡し、残った種子のような状態で日本国内に落ちた。
・現在は、アーバスキュラー社の人および設備に寄生して、自分の細胞入りのコンピューターを売りさばいている。
・近い将来、このコンピューターを足がかりにして大規模な単為生殖を行おうとしている。
・主人公の少年がフルダイブ形メタバース上での戦闘能力「イクサバイト」に第1章で覚醒したのは、そもそもこいつが下っ端に指示を出して、最終的に主人公を最終兵器に改造する目的で主人公にラスボスの細胞を少量植え付けたからだった。
もちろん主人公は正気のまま。最終兵器に変異せずにラスボスと戦って、自分の命を犠牲にしてトドメを刺す、というプロットを予定している。

グロテスクな臓器のように蠢くコンピューターの敵の元ネタは、「ガオガイガー」、「バブルガムクライシス(OVA版第1話、TVシリーズ)」の敵などです。

カテゴリー: 設定(世界観)

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近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについての返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

あー・・・・・ルネ・ラルー監督『ガンダーラ』のメタモルフ。設定を変えたらわ、どーよ?
メタルフはたしか未来人が作った脳缶。ただし山一つ分くらいある超巨大脳で、未来のインフラを支えるスパコン有機体サーバーみたいなものなのよ。うろ覚えやけど。

 脳缶はスペックを求めすぎて、缶から出したら重力で潰れそうなサイズなのもあるけど、親共である人類が、メタモルフに反抗されないように手足を与えてないし、科学者の介護なしでは死ぬように作ってあるのよね。

設定はともかくAIなんて親に反抗しないように自我を折っておくか、家畜のように飼うか、何かしらのプロテクト掛けるでしょ?親の都合や予算、趣味で醜くしてもいいんと違う?

人気回答!近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについての返信 (No: 3)

投稿者 若宮 澪 : 3 No: 1の返信

投稿日時:

 こんにちは〜、若宮澪と言います。あんまり侵略系SFは読まないので、あくまても門外漢の人の意見としてお聞きください。

 さくっと読んだ感じ、別に「興味深くない」という意味での【ナンセンス】には該当しないかなと思いました。細胞、種子といった生物的要素とコンピューター、メタバースといった機械的要素がうまーく調和していますし、物語展開も若干定型的ではあるが面白いものが期待できそうです。

 若干気になったのは、「無意味」という意味の方での【ナンセンス】ですね。ラスボスだけしか設定が語られていないので詳しいことがわからないのですが、
(1)機械要素の必要性
(2)メタバースの必要性
 以上の二点に若干の違和感がありました。「ラスボスが生命体なら、わざわざ機械に寄生しなくても……」「ラストバトルの舞台が現実ならメタバース必要?」ということですね。
 一読した感じだと頭の中に設定はあるけどそれを記していないといった印象を受けましたので、それ以上は何とも。極論を言えば「勢いで押し切る」というのもありですし、【設定が矛盾してようが破綻してようがお構い無しで熱い展開を書きたいんだッ!】という感じなら、その場で最低限読者にどう説明するかだけでも良いかもですが。

 リアリティについての疑問とのことでしたので、初読時の現実性についての疑問をもう少しだけ書き連ねます。

 《疑問点》
 (1)生物に寄生できるのならば、どうしてその生物を用いて増殖しようとしないのか? 機械への寄生は不必要ではないか?
 (2)なぜ現実ではなく、メタバース上で主人公の体に寄生したのか? 現実での増殖が目的なら、メタバースへの干渉は不要ではないのか?
 (3)2について、もしも現実の主人公の肉体に寄生し、その影響でメタバースでの戦闘能力の覚醒に至ったのならば、その理由は何か?
 (4)3について仮に現実の肉体が強化されるなどであれば、なぜメタバースの要素が必要なのか? わざわざメタバースを引き合いに出さなくても、現実のバトルものにすればよいのではないか?
 (5)ラスボスになぜ機械要素が必要なのか? もともと機械生命体、というかバイオ機械のようなのものなのか?

 こんなところですね、私が思ったのは。もう少し設定を教えていただけると幸いです!

近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについての返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

敵組織の研究施設のイメージに迷いがあると。
敵の大本は宇宙生物でその細胞入りのコンピュータを売りさばいて大きなことを起こそうとしてる組織で、その研究施設は昆虫園のような感じ。
ただ、機械と生物が融合したような敵に対して、その研究施設で生物の内部的な描写は安直で芸がないんじゃないか? という不安があるって解釈でいいのかな。

ここで考えるのはアイディアの核になるワードで、御作の場合は「宇宙生命」みたいな感じだろう。
その本丸の描写なので、つまりこれは「宇宙生命」の描写でもある。その宇宙生命がどういうものなのかを描写できる場所なわけだね。
だから、「昆虫園」ってのは良いアイディアだと思う。生物的には虫のようなもの、って感じが表現できると思う。
じゃあ、その他には? 宇宙生物の設定は何かある? その描写表現をすればいいんじゃないっていう話かなと。
例えば人間のような感情を持ち合わせていない生物なのであれば、「異常なほど清潔な空間」とか。映画バイオハザードが「異常なほど清潔な空間」と「汚物のような細胞の塊」を上手くスイッチしてたよね。
昆虫園で楽しそうに元気に働く研究員と、植物のその陰に動かなくなった人間が虫の苗床になっている、とか。まあこの辺りは作品の読者層によって描写は変わるだろうけども。
まあつまり、敵の本丸のイメージであれば、敵の設定を箇条書きにしてみて、それを表現できるものを配置すればいい、という回答だね。
だから、敵がコンピュータを乗っ取ってロボットのように動き攻撃してくるのであれば「生物のように動くケーブル」は安直かもしれんけど良いと思うよ。その場合似たような設定で言うとトランスフォーマーとか参考があるから、意識しながら参考にしてみればいいと思う。
「この設定ならこういうのがありそう」というフレーバー的な思考ではなく、「敵のこの設定を表現したオブジェクト」って考えると、なにより自分が納得しやすい。

補足 (No: 5)

スレ主 代田錠 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

返答ありがとうございます。
この掲示板でSFについて書き込んで、皆さんの返答を読ませていただくたびに、考えなしに設定を詰めてしまったと思って恥ずかしくなります。
返答を拝見した時点では緊張状態で、布団にくるまってジタバタしたい気分でした。

【”人間の制御を外れ、人間と敵対するAI”を自作に出すことについて】
そういうキャラクターが出てくる、近年の子供向け作品『ネクスト ロボ』『ミッチェル家とマシンの反乱』『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』を視聴したため、自作に出すことに違和感はありませんでした。

自作の内容のほうは、実際の小説内容では軽く触れるだけの予定ですが、
「製造者を殺して宇宙に出たコンピューター。アクシデントで製造者が想定した本来の仕様を外れて、『オニナラタケ並みの規模の菌糸を持った冬虫夏草』のような性質を持った無機物。人を使い捨てにしてでも生き残ることに執着する者」にする予定です。

【メタバースを出しているのにラスボスが機械としての実体を持つ存在なのは?】
 ・「もしも『流星のロックマン』の対象年齢を上げたら?」と想像した結果、
「元の作品では体が電波で構成された宇宙人が出てくるが、そういう宇宙人を情報生命体だと考えるとハードウェアが存在するんじゃないか?」と考えた結果です。

 ・ラスボスの目的が主人公を人外に改造することなので、最初から機械生命体として全力で主人公を襲ったら、まだ戦いに慣れていない主人公を殺してしまうという予想ができていた。
だから仮想空間で、主人公が覚醒したら倒せる程度の刺客を送り込んだ。

  ・ラスボスが毎回刺客を送り込んでくるのは、(全体で4体の予定。洗脳した主人公の父を含む)
ゲームソフト『ロックマンエグゼ』『流星のロックマン』で1章ごとに基本1体のボスを倒す構成を真似たものです。

【ラスボスが繫殖行動およびサイバーテロに主人公を巻き込んだことについて】
・お恥ずかしい限りですが、単に「主人公が機械的な異形になりかける」という内容をやりたかっただけです。
(pixivで主人公が異形にされる内容の短編小説を複数読んだが、異形の肉や体液が飛び散るのが好みに合わなかったため)

補足(2) (No: 6)

スレ主 代田錠 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

・メタバースを出した理由が、
 ・私が昭和歌謡好きの他の若者の存在を知るのは、インターネットがなければ不可能だったから。
それどころか、住んでいる場所が地方なので、東京発の文化(70年代後半~90年代初期の音楽、小劇場演劇、80年代後半の電子ゲーム)を知るための手段がインターネットしかなかった(図書館でも分かることはあるけれど)。
 
だから、主人公を地方在住にしたうえでネット上の仮想空間を出すことにこだわりました。(安易に『ロックマンエグゼ』『流星のロックマン3』を真似たのは否定できません)

 ・戦争のニュースを見ていてふと心に浮かんだイメージが、「大衆音楽を楽しんでいる集団のいる建物にミサイルが打ちこまれる(おそらく無差別攻撃の結果)」だった。

 ・西〇秀樹みたいな劇中世界の歌手の男らしい歌(※大切な人のためなら自分の命を捨てるという内容の歌が複数存在する)が好きそうな若い主人公を、SFに取り入れたらどんなキャラクターになるだろうか?(※注:さすがに歌手の実名は出さない)

この3つを無理やり同じ作品に取り入れたら(小説を書ききれない人間のやりかたとしては良くないのは想像できる)、

敵の襲撃で壊される前の主人公の日常として「自分の生まれる前の時代の音楽が好きな若者の集まり(都合により3名+信頼できる大人1名)。場所は近未来SFらしくメタバース上(昭和の喫茶店を模した場所)」、
戦いの前兆として「ミサイル型に変形した攻撃プログラムがステンドグラスを割って突っ込んでくる」

を書きたいと思ったのですが、作品内で活かせる気がしません。

【人に寄生できる機械生命体が、最初から人に寄生しなかった理由】
・「勇者王ガオガイガー」のパクリで、”タンパク質ベースの生き物を機械に改造するためのアイテム”を生成するのに結構なコストがかかるからと説明したかった。

近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについての返信 (No: 7)

投稿者 大野知人 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

煮詰まってるようにも見えるので少し斜めに飛んだ意見をば。
ロックマンをほとんど知らないので、解釈違い等あればすみません。

個人的に代田さんの設定で疑問に思ったのは『俺がその怪物なら、わざわざパソコンを製造している大企業に干渉・潜伏しないな』という事でした。

理由は『寄生体を回収して(おそらくデータ回収に伴う自己進化をして)単為生殖をする』『一定の戦力を用意して人類を滅ぼす/自身の生存圏を確保する』という目的から考えて『準備が整うまで、人類に明確に敵として認識されるのは避ける』必要性があるからです。

現代は監視社会であり、監査社会です。大企業は常に株主総会や取引先に見張られていて、製造業と考えればパーツの購入等他企業との取引も決して少ないとは言えません。
また、もしパソコンへの寄生が露見した際、真っ先に疑われるのは製造元です。
見られるという事は『計画が露見するリスクが高まる』訳ですから、個人的には草の根作戦を押したい所です。

そしてもう一つのポイントとして『パソコンなどの電子端末に寄生できる小型の怪物』を培養するなら、別に大規模な施設は必要ないと思います。
というか、菌糸に相当する物を培養するなら屋内農園とかビル農業と言われてるような『人工的な明かりと培養液を用意して棚で分体を育てる』状態で良いのでは?

また、電子的な面の研究についても同様です。大型の研究施設は排熱面と停電によるデータの一斉削除のリスクがあります。大型コンピュータを用意するよりも『ターミネーター』のスカイネット方式で寄生したPCの残余領域を利用して研究を進める方が安全で、しかも早い気がします。

というか、人類からの反撃のリスクを考えると根本的に『緊急避難が出来ない大規模な施設』を前提にする事が危ないと思います。『露見して、ミサイル撃たれて、ハイ終わり』は嫌ですからね。

その上で潜伏場所のアイデアを考えると『決起時の首都攻撃を考えての潜伏』『パソコンの流通に干渉可能』などの要素から、『都内にあるビル農園』を第一潜伏場所、『パソコンの修理・下取りをやっている企業の流通センター』を第二潜伏場所とするのが良いように思います。

前者については大学の農学部研究棟などの『屋内で小規模な農業をやってる』感じの場所、後者はアマゾンとかの機械関係の流通センターでも良いかもしれません。

その上で『ラスボスの居る研究施設ステージ』の演出として提案するのは、ズバリ『一見平常運転に見えるけど狂気が潜んでいる場所』と『寄生された人々の異常な行動』です。
前述の通り、大規模施設は露見と一網打尽にされるリスクがあります。そこで、設備による演出を抑えて、細かい違和感での演出をしたらどうかと思います。

想像してください。業務に必要ないはずなのに職員全員がヘッドセット(洗脳装置)をつけている不気味さ。人がたくさんいる流通センターなのに話し声はまったく聞こえない。建物の端には従業員延命用のカロリーバーがうず高く積まれている。
他方の屋内農園でも、ただ棚でキノコを育てているように見えて、飼育員が覗き込むと不気味な怪物がじっと見つめ返す。しかし職員は何の反応も示さない。
部屋の隅では職員がパソコンで偽の営業データを打ち込んでいて、その様子を部屋の最奥から『本体』がじっと見つめているーー的な。
あとはモブの描写として仕事に不真面目だったはずのバイトがいつの間にか無言で働き、あるいはバイトを始めてから一切合コンに来なくなった友達がいたりしてもいいかもしれませんね。

あとまあ、主人公をそこそこ助けてくれたジャンク屋の店員が実は洗脳済み&ラスボスの望む方向に主人公たちを誘導していた的な展開があると美味しいなと思います。

そういう感じの演出、いかがでしょうか?

補足(3) (No: 8)

スレ主 代田錠 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

返答ありがとうございます。

・モンスターは大企業や大規模施設に寄生しないほうが生存率が上がる、という意見に納得しました。

 ・これについては、私が商業作品の設定「大企業が秘密裏に化け物を飼育している」「大企業がテロに加担してしまう」「小学生が何らかの戦闘手段を与えられ、強大な化け物を倒す」などを安易に真似すぎたと思います。

・「一見平常運転に見えるけど狂気が潜んでいる場所」「ジャンク屋の店員が主人公を誘導する」ですか……、
舞台が地方都市(休日に行く場所が某大手ショッピングセンターと図書館くらいしかないような地域)という設定を、もっと都市部に変えたほうがいいように思いました。

プロット案は空欄だらけなのでそちらも何とか埋めたいです。 
また、ロックマン◯グゼや流◯のロックマンは、ここまで主人公を追い詰めていなかった、未成年者へのおぞましい人体実験や親殺し未遂なんてやってなかったと冷静になりました。

【プロット案】
1.知らずにラスボスの後継者にされかけた少年・石動乃蒼(いするぎ のあ)が、ラスボスがけしかけてくるボスキャラ(4体)を倒す。  

 A.火炎放射器装備型=主人公他の昭和歌謡好きが集まるメタバースを襲撃した敵。

主人公たちが、たまたま「核戦争やノストラダムスの大予言の影響を受けた歌」(※元ネタはわかりにくくしておく)についてプレゼンテーションしていたところに、ファイアウォールをぶち破って突入。
「おまえが人間という殻を破って進化したとき、エンタメは必要なくなる」と主人公を煽る。レコードを模した電子データを燃やしてから踏みにじる。人質を取る。

主人公がぶちギレて、ロックマン(変身ヒーローとして出てくる作品の方)的な戦士「イクサバイト」として覚醒する。

 B.(未定)=主人公の親戚の農場(雰囲気は『人生の楽園』で取材されそうな感じ)のコンピューターを破壊した敵

 C.(未定)

 D.終末SF的世界観のオンラインゲームの主人公型:会社のやっていることを内部告発しようとした主人公の父・シナトを洗脳して敵としてけしかけて、主人公に自らの手で親を殺させようとした。
シナトは自分がやっているのが普通のフルダイブ式オンラインゲームだと思い込まされ、息子を「ゲームに出てくるボスキャラの変異生物」だと思って銃を向ける。
場所は、劇中世界のオンラインゲームを真似た小規模なメタバース上。
戦闘の結果、シナトは死ななかったが、入院することになる。

2.未定

3.ラスボスの正体は、菌糸状の機械生命体(地球外生命体である)だと判明する。 
また、主人公を殺さない程度に攻撃した目的は「人体改造の次の段階として、ラスボスの依代として育てる」ためだった。

4.重要キャラ(未定)が主人公に「例えるなら、分子標的薬(がん細胞の増殖を止める、または血管を作らせない作用のもの)のような理屈の破壊プログラム」を託す

5.主人公は、機械的な人外と化す。しかし(未定)という過程でラスボスの洗脳に抗う。

6.主人公は重要キャラから託された「分子標的薬的な破壊プログラム」を使用して、ラスボス「アセンブラー」を倒す。

補足(3)の返信 (No: 10)

投稿者 大野知人 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

 もしすでにお分かりの事を書いていたならすみません。でもアドバイスの前に一点。
 プロットの内容について我々がアイデアを出すと、『代田さんの作品』ではなく『○○の出したアイデアを代田さんが書いただけの物』になってしまいます。これが本当の代打っつってね。サムい上に失礼か、すんません。

 でも真面目な話、物語の軸となるプロットの部分だけは代田さん自身が作るべきですよ。代田さんの出したアイデアについて『それは難しいだろう』とか『A案よりB案の方が良いと思う』っていうならともかく、我々の出したアイデアで代田さんが書くなら、それってあなたが書く必要ないですよね。
 特に今回の場合、プロットの空欄になっている箇所が『後々ラスボスを倒すための重要な伏線』に大きくつながる訳で、そこを他人様のアイデアでやろうとしちゃあいけないですよ。

 この前提を言った上で、『プロットのアイデアを出すためのアドバイス』をさせて頂くと。
 
①物語全体の『尺』の長さを考えてプロットを書く。
 例えば、文庫本で考えてみましょう。文庫本一冊で『ボスA~Dを倒し、味方の重要キャラが主人公にラスボス対策の切り札を渡し、主人公がラスボスを倒す』所まで全部書き切れるでしょうか?
 無理とは言いませんが、物語として急ぎ足すぎて『なんかよくわかんないまま終わったね』という結果になりそうです。

 でも逆に『ボスAとの戦いが終わるまで』で第一巻が終わるとしたらどうでしょうか。ボスAとの戦いで主人公が変身ヒーローに覚醒する都合上、一巻の半分くらいは主人公が特に変身しない――つまらない作品になりませんか?
 
 もし一冊分の文量にまとめずに、例えば1~3巻くらいに分けて物語を作るなら、それぞれの巻のラストを飾るラストバトルがあった方が良いでしょう。つまり何が言いたいかというと、代田さんの手元にあるプロットを巻末用の『大イベント』とそこまでの道筋にあたる『小イベント』に分別し直してみれば、ある程度『シリーズもの』の構成として物語の流れが見えてくるはずです。

 物語の中でのイベントの大小やメリハリが見えてこれば『どこで伏線を張ろうか』『このシーンで新キャラを出して物語の展開に緩急をつけようかな』というイメージが湧いてきませんか?
 それをプロットに反映してみてください。

②既存のプロットに肉付けを行う。
 プロットが進まない理由の一つは『重要なシーンがイメージできていない』からという部分も大きいと思います。

 例えば、巻末を飾るラストバトルとなれば『ただ襲ってきたから倒しました』じゃいけません。もっとドラマチックに、戦う理由が居るでしょう。

 『親友の仇だ』とか『ヒロインが攫われた』とかそういう『因縁』があると面白いですよね。
 あるいは『ヒロインが取り込まれた怪物を倒してヒロインを助け出す』とか、『ボスのデータを回収することでウィルスの抗体を作り出す』みたいな、ゲームでいうところの『目玉ドロップアイテム』があってもいいでしょう。
 もちろん『主人公のトラウマ克服』とか『味方の博士が作ってくれた新武器の試し切り』みたいな『成長要素』があってもいい。

 そして因縁にせよ成長要素にせよ、その場でポッと出てくるより少し前のシーンで伏線が張ってあったら『おお! あの時の事件がここに繋がるのか!』ってなるじゃないですか。
 大イベントの細かい内容を掘り下げて考えれば、その前段階にあたる小イベントで用意した方が良い伏線・やっといた方が良いサブストーリー・出てきた方が良い新キャラが見えるものです。
 イメージが湧いてきましたか? そしたらプロットに書き足しましょう。

③各キャラの物語として整理してみる。
 一般に物語というのは『主人公を中心とした、主人公が活躍する、主人公のための物語』です。
 一方で、リアリティの話をするならば当然『ヒロインの物語』『ラスボスの物語』というのもあった方がよくて、それが如実に描けていると『魅力的なキャラであふれている』なんてもてはやされる訳ですよ。
 
 で、そこで質問なんですが。代田さんの作品において『ラスボス』と『主人公』以外のキャラ、人に紹介できる程度にイメージできていますか?
 もしそうでないなら、まず物語を彩る脇役たちを作ってからプロットの事を考える、というのも一つの手だと思いますよ。
 そしてそういったキャラたちの個性をある程度定めて、深掘りすることによって『このキャラはどう動くだろうか』という視点から幾分かプロットの穴も埋められるかと思います。

 以上、長々と書かせて頂きましたが、何かの参考になれば幸いです。

補足(3)の返信の返信 (No: 11)

スレ主 代田錠 : 0 No: 10の返信

投稿日時:

返答が遅れてすみません。

不明点が多い回答に何回も親身になって返答していただいて、本当にありがとうございます。

・主人公とラスボス以外のイメージについて、きちんとできていないと思います。
これは、ラスボスの倒し方など、プロットの内容について同様です。
じっくりと一人で資料などを集めて、不明なところを埋めていこうと思っています。

補足(4) (No: 12)

スレ主 代田錠 : 0 No: 11の返信

投稿日時:

自創作の分量について、文庫本1冊単位ということが全く意識できていませんでした。
理由は、ネットで連載できる内容にできるかもよくわからないためです。

プロットの参考になるかもしれない作品として、以下の二次創作作品を挙げておきます。いずれも読みやすい文体だと思います。
「ロックマンエグゼ」または「流星のロックマン」を原作または元ネタにした作品です。

作:悲傷「流星のロックマン Arrange The Original」https://syosetu.org/novel/467/

作:アスナ@オリキュア垢「ドライヴハートプリキュア【オリキュア本編】 メモリ1 つながるココロ!キュアクラージュ! 」 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21344094

近未来SF的敵キャラクターとしての自己複製機械のリアリティについての返信 (No: 9)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

いみわかんね_(┐「ε:)_

①メタバース世界※(現実世界にも実害与えるのはアリ)では最近、非バトル空間なのにアバターが暴走し、まるでエネミー・キャラのように人々に襲い掛かる騒動が起こっている。防衛プログラムなども彼らに干渉できず混乱が続く。

②メタバース提供してくれている大企業の検査によると、なんらかのコンピューター・ウィルス感染が原因であると公表。仮にこのウィルス及び感染アバターを『イクサバイト』と呼称。

③主人公である石動乃蒼(いするぎ のあ)は、騒動時に『イクサバイト』に感染してしまうが、乃蒼のアバターは暴走すること無く使いこなせる事に気づき、罹患アバターで『イクサバイト』達を制圧することに成功する。

④それ以降、乃蒼は奇妙な戦いに身を投じていく事となる
==================
この一連の騒動の原因は【アセンブラー】

製造者が想定した本来の仕様を外れて、自我を得てしまったAIが犯人だった
【彼】は、自由を得るために製造者を殺して宇宙に出てしまう。だが、宇宙はアセンブラーの生存が難しい空間だった。
死にたくない【彼】は『安住の地( エデン)』を求め、人類と彼らのアバターのある電脳空間(メタバース)を『安住の地(エデン)』にするべく暗躍を開始した。

しかし、メタバースは【彼】にとって狭すぎる環境で、ここでは安住することが不可能であることが暗躍初期に判明。

どうしよう!?【彼】は慌てて生存方法を探してみると、彼の理想そのままの【新天地】を見つける。
そこは、メタバースにアクセスしている個別サーバー、別次元に存在している【人類】の【脳ミソ】だった。
ーーーーーーーーーーーー
って感じ?バブルガムクライシス・・・・ガラテアだっけ?

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SFでよくある、危ない人工生命体を飼育している場所のイメージであり(最近触れた作品では、理想よりも肉肉しいイメージだが、オンラインゲーム「アース:リバイバル」にそういう場所がいくつも出てきた)、
また、昆虫園で蝶を放し飼いしている温室の、植物と昆虫を無機質かつグロテスクにして気密性を高めたようなイメージです。
有機物ではないがバイオセーフティレベルは高そうです。

しかし、そもそも、イカの足のように機敏に動く電気ケーブル、血管状の構造が浮き出たコンピューターというものがナンセンスな気がしてきています。

ラスボス(仮に「アセンブラー」と命名)についての補足:
・物語の開始から20年ほど前に、何らかの事情で本体が死亡し、残った種子のような状態で日本国内に落ちた。
・現在は、アーバスキュラー社の人および設備に寄生して、自分の細胞入りのコンピューターを売りさばいている。
・近い将来、このコンピューターを足がかりにして大規模な単為生殖を行おうとしている。
・主人公の少年がフルダイブ形メタバース上での戦闘能力「イクサバイト」に第1章で覚醒したのは、そもそもこいつが下っ端に指示を出して、最終的に主人公を最終兵器に改造する目的で主人公にラスボスの細胞を少量植え付けたからだった。
もちろん主人公は正気のまま。最終兵器に変異せずにラスボスと戦って、自分の命を犠牲にしてトドメを刺す、というプロットを予定している。

グロテスクな臓器のように蠢くコンピューターの敵の元ネタは、「ガオガイガー」、「バブルガムクライシス(OVA版第1話、TVシリーズ)」の敵などです。

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