顔文字や文字装飾などはマイナス評価になる?/新人賞下読みが回答

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雷切さんの質問2015/01/21

新人賞に投稿する誰もが、出来るならば目立ちたい。違った感じを出したい――そんな風に思っているのではないでしょうか。

ですが、目新しい事や奇抜な事をやれば評価をされるわけでもないでしょうし、逆にマイナスの評価をされてしまう可能性の方が高そうに思えます。
そこで質問です。

・強調したい時(叫ぶ時など)に、大きいフォントで書く
・文字を組み合わせて、顔文字や絵を作る
・章の合間に、世界観を説明する「設定帳」や「クイズ」などを挿れる

上記のものは、全て実売されているライトノベルに存在した表現です。
これらを新人賞で用いた場合、どんな評価になるのでしょうか。

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●下読みジジさんの回答

「強調したい時(叫ぶ時など)に、大きいフォントで書く」のは大丈夫かと思いますが、基本的にはプラス評価はされないものと考えてください。

クラッシックのコンテストで、楽譜の指示を無視して演奏してしまうのと同じことですので。

地の文章とセリフで、魅力的な設定やキャラ、ストーリーという作者の「地力」を見せるのが応募作です。
もちろん、そのような表現を審査側が思いつかない斬新さで生かした傑作なら気にする必要はないのですが、「すでにその表現が既存のものである」以上、必要以上の完成度が問われますので、それだけでも避けたほうがよい理由になるかと。

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