小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

高野豆腐さんの返信一覧。投稿の古い順3ページ目

元記事:ライトノベルでのターゲット層について

私は前職で長い間WEBの仕事に携わってきました。
SEOなども行い、ターゲット層の調査やキーワード調査などは本格的に行ってきており、お客様との打ち合わせでも企業提案やコンサルタントも行っていました。

このサイトでは、ターゲット層が10代であるという記述を見かけ、それが正しいのか疑問に思い、インターネット上での既存データを調べました。
理由として、基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多いためです。

スマホでの通販利用者年齢分布では、10代は50代とほぼ同じで最低ライン、一番多いのは30代と20代、次いで40代。
データ参照 https://netshop.impress.co.jp/node/5950

amazonでの購入品目が1番多いのは書籍類なので、上記数値と同様の分布図と推定できる。
データ参照 https://research.nttcoms.com/database/data/002069/

結論からいうと、購入者層は20代~40代が圧倒的に多く、10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべきであるといえる。

また、小説ラノベ化し、仮にアニメ化までしたとします。
そのときの放送枠は深夜帯であり、10代が見るいわゆるゴールデンタイムではない。
講談社の少年ジャンプ等のようにゴールデン枠で放送される枠ではない。

また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝りだと言える。

結論。ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代である。

といえるかと思われますが、いかがでしょうか。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信)

投稿者 高野豆腐 : 1 投稿日時:

そ。さんへ
私からすると、皆さんのこの思惑の違いこそが、ライトノベルの主体を特定させないので、そ。さんの提唱する一方向からのビジネスモデル論に集約させる形に適合でき
なくても仕方がない、という見解です
ビジネス泣かせです

不要な者にとっては、今回のような表面かつ一部のデータを恣意で持ち出すのは、
統計として雑ですしデータの尺度として出鱈目です
一応、めったに使わない解析方法もありますが、本当に我々くらいしか使わないので
恐らくビジネス上では意味を持ちません
そういう意味で、ご自身で論理の瑕疵を持ち出してしまっていますし、10代云々は
販売戦略の下限としては、識字能力のおおよその目安をライトノベルに引っ掛けるの
に都合がいいから、がとりあえずの入り口として安全だから、というところではない
でしょうか
購買層とどれだけ関係あるかは分かりませんが、20~30代、私の青春時代にお世話になった作家の方々の集うライトノベルレーベルに、既に0ノベルだか0文庫だかが出
来ていますし、現実に相応の手段もとっくにとられています
資本注入先が言う事を聞かないのは悩ましいでしょうが、まぁ自由経済としては
良いんじゃないでしょうか
誰がなんと言おうと、「作家の方が出版業に創作物の共同展開と流通を申し出てい
る」という契約方式も、違えられないはずです

ついでに、ろくに夢を持たなかった若造がお小遣いでテキトーに夢を買っていた、
という個人の体験が昔にあったことを、併せて記しておきます
そしてその者の現在の仕事は、あなたの定義しようとする購読層の範疇内にあれど、
ライトノベルとほとんど関係がありません
その仕事で稼いだ資金で、たまに買って読んだりはしますが、恐らくターゲッティングとは無縁でしょう
今ではライトノベルよりその元になる現実の方が、よほど興味深いからです

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

この書き込みに返信する >>

元記事:性別を主題にした物語を作りたいが……

最近漫画などでは、性別未分化モノが流行っている様で、どこか性別という概念の息苦しさを表している様にも思えます。甘粕です。

甘粕自身、性別が男女の中間に位置する中性の為(詳しくはwikiを参照の事)
性別を主題とした物語を手がけたいと思ったのですが
ここで二つほど悩みが出てきました。

・漫画では、その性別の曖昧さがイラストによって可視化され、
わかりやすくなっている&大半が恋愛もの、なので読んでくれる人も多かろうと思うのですが、小説ではジャンルは選べても性別の曖昧さを表現する事がどうにも難しい。
(私は数年前漫画を描いていたので、別媒体で展開も出来なくもないのですが……)

・そして性別という概念を社会全体の仕組みから考えた時に
社会が崩壊するレベルで、制度などを考えるのが難しい。
(これを回避する為に性別未分化モノは殆どが恋愛ものなのか? と思ったり)

性別未分化モノを恋愛抜きで小説で展開させる事は難しい事なのでしょうか?

私が何故そのジャンルを手がけたいか、という理由を述べますと
私自身がはっきりしない苦しい思いを昇華させたい、知ってもらいたい、という思いがあるからですね。で、わかりやすい手段として「物語化」させたいという事です。

皆様の知恵をお貸し頂けないでしょうか?

上記の回答(性別を主題にした物語を作りたいが……の返信)

投稿者 高野豆腐 : 1 投稿日時:

自己自身が経験であり、調べていらっしゃるようですので、私は科学の方面から色々
あなたに問う形で、あなた自身の知恵を引き出そうと思います
なにせ、結局表現とはそういうあなたの心から出てくるからです

田中さんが叙述とおっしゃっていますが、私などはここで「私」を使っていますが、
この単語表現からあなたは私の性別、それからストレートに書きますが、私の性
自認と機能がどういうものか、考え付く、または想像がつくでしょうか?
誤解の無いように先に書いてしまいますが、私は自己認識、外見、性機能と家庭内の
役割ともに、全て「男」です

あなたが経験してきたことや漫画やイラストでこういった物が分かり易いと感じるの
も、恋愛というよりも、ひとえに外見・外性器が描かれるからだろうと推測します
が、成長とともに男女識別に容易く収まっていくかどうかはともかくとして、どの
個体も性徴に関して思う事というのはそれなりにあります
私にも昔はありました
そういう状況での思考、心の中という領域では、それは自己認識のみに依存する
「自己と性認識」であって、この領域では男女とか中性、未分化、半陰陽その他と
いう「外部から個体を性別として記号化する表現」というのは、まだ踏み込んできて
いないのです
性に関する人格非難が厄介なのは、まさにこの領域における問題ですし、ちょっと
一度、難しさや苦しさというものが具体的に何なのかを、一歩引いて考え直してみて
下さい

今あなたは、外部を観察することで外部の目線に立って個体内部の性へと言及した
り、社会システム論の方へと着目しているようですが、そういう中でも「性を抱えた
個人」の内心は、登場人物が存在するならば、あり続けます
というか、現代社会がそうです
一足飛びに社会システムの形成か崩壊かに目が向いているようですが、リミットではなくて虫や魚などでは繁殖期が来ると、環境によっては性が変化する種があることを、ご存知でしょうか?
なんだかんだで、個体が生存して社会を形成していないと形成や崩壊以前に登場人物
の出番がないので、あの辺の柔軟極まりないシステムの、その辺から参考にされるとよいと考えています

あとは、そういう作品がない、またはただ流行る、というのは科学的に厳しい発言に
なりますが、個体として母数の数が少ないから、そういう者の側に立った思考を持つ
ことがないからなのでしょうがありません
息苦しさなのかどうかは、あえて私個人からは「いやいや、それで済まさずにそれを
こそ文章表現すべきでしょう」と更に後押しします
恋愛に結び付けるのも、ストレートに言いますが性差の生物的メリットが異性接合に
あるからその動因の恋愛段階の表現をすると、異性間恋愛と「比べて」分かり易く
中性の様子を記号化して表現出来る、というだけのことです
あとは恋愛は、成就しようと悲恋だろうと感情を動かしやすく、また「愛で社会的な
障壁なんか乗り越えてやるぜ」という話に組み込みやすいからですし、先に挙げた
性徴、性認識が10代から始まるので、若年者にも理解させやすいのです

ですがそうであろうと「あなた」、それから小説内の登場人物はこの側にこそ立つ者なのですから、それを文章表現するというのは、問題なく心の表現として機能します
先だって「私」を挙げましたが、これが僕であれオレであれ、そういう語り口から
語るのは、別に認識の誤魔化しや崩壊を試みる行為とは言い切れません
「むかしむかし」のように、状況の条件指定を適切に読者に受け取らせる言葉の意味
づけを、あなたがすればよい、というだけのことです
平たく言うと外部規範ルールを意識するより、文章表現上のルールに細心の注意を
払って書いた方がよい、です

要するに、制約などは作品の中のみに設けて、作者のあなたはあまり「外部の性観察
者」の目線に立たずに、あなたが思うように書けばいいのですよ
現実でも、ご存知かもしれませんが10数年前にクロスドレッサーと言って、異性の
装いをファッションの中に組み込むモードが、一時期東京辺りで流行りました
その中に何名あなたのような境遇の者がいて、真の意味でこの社会的なムーブに参画
しただろうかと、そういう疑問の提示で〆ようと思います
性認識や異性装関連は、昔から我々もよく取り扱っています

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 性別を主題にした物語を作りたいが……

この書き込みに返信する >>

元記事:可愛いヒロインの描写

ヒロインを始めとした女性キャラの可愛い台詞や可愛い描写や可愛くなる展開がイマイチ思いつきません。
パッと思いつくのが
・ヤキモチを焼く
・照れる
・主人公を好きな気持ちを自覚して「そんなことない」と否定したり、主人公とのイチャイチャを妄想してニヤけるなどです。

他にもヒロインの可愛い描写を教えてください。

上記の回答(可愛いヒロインの描写の返信)

投稿者 高野豆腐 : 0 投稿日時:

それはあなたの作風、好みによりますと、身も蓋も無い事を言っておきます
展開どころか「ぶりっ子も可愛けりゃ許される」とさえ言い切ろうと思います

あとは、面と向かって会話している最中に、急に目を逸らして「なんでもない」と
誤魔化したり、無意味に電話を長引かせる、関係が出来上ってるなら、近くで長い
ことドライヤーを使い続けて同じ時間を楽しむのもいいでしょうし、
主人公と関係ないところで、女同士で華やいだ会話をしているのも人格の魅力なの
かもしれません

実際にそれを受け入れる者(主人公)がどう思うか、そしてどれだけアピールする
かの、その見た目の相関関係と、行動と内心の因果関係の合致を、まざまざと書く
のがあなたのなさることです
可愛くても、結局フラれる可能性すら考えられます
客観的な「魅惑の絶対カワイイ」なぞ、他人が示すことは出来ません
パッと思いつくのではなく、ある時に急にハッとしてもいいのです
ご自分の信じる可愛いを、どうぞ

カテゴリー : キャラクター スレッド: 可愛いヒロインの描写

この書き込みに返信する >>

元記事:技術を求めるうちに書けなくなりました

初めまして。趣味で二次創作をしている者です。

何作か書き上げるうちに、もっと上手くなるにはどうしたらいいだろう?と考えるようになり、他人の小説を研究するようになりました。
文章を丸暗記するほど読み込んだり、好きな表現を抜き出して小話を作ってみたり、ストーリーの構造を分解してみたり。
結果、全く小説が書けなくなりました。

大好きなキャラクターにこんなことをさせたい、こんなことを言わせたい、こんなシーンが書きたい、それを理想の形で表現するための技術が欲しい。
その技術を追い求めるあまり、今では萌えより何よりいかに凝った文章にするか、凝った表現を使うか、凝ったストーリーにするか、そんなことばかり考えるようになってしまい、執筆が楽しめなくなってしまいました。

原作への愛も、キャラクターへの萌えも、書きたいネタもたくさんあります。
けれど、以前は頭の中で活き活きと動いていたキャラクターたちが今は全く動いてくれない。
自分の中からキャラクターたちがいなくなってしまったような、そんな喪失感さえ覚えています。

また楽しんで執筆を行うにはどうしたらいいでしょうか。

上記の回答(技術を求めるうちに書けなくなりましたの返信)

投稿者 高野豆腐 : 2 投稿日時:

それは、あなたが「満足するまで原作を愛した」、ようにする「慣れた」か、
他の方が言うように成長している証ではないでしょうか

ここの作法に則って先に成長について書くと、元ネタさんには、元ネタさんの望んだ
技術や能力があります
あなたはそれを知らずに頂戴して、その膝元で修練に励んできたわけですが、自分が
身に付けた能力は、元ネタさんが習得しているものではありません
その差異は、明確に元ネタさんへの愛ではないので、それを自覚なく冷静に見つめて
いると、「なんだか遠くへきたようだ」とか表現される方に、お会いしたことがあります

もう一つの「慣れ」についてですが、文芸的なことを言うと、「美人も三日で
飽きる」または「毎食ステーキだったら飽きる」というやつです
とんなに素晴らしいものも大好きなものも、莫大な試行回数で接触し続けると、同じ
認識が蓄積し続けてつまらなく感じるという、人間の生理に則った、ブレーキみたい
なものです
これに到達してしまうと、しばらく好きだったものは楽しめなくなります
または感情が活き活き動き過ぎてへばっている、という見方も出来ますので、そう
いうのを一般と違う意味で「趣味もほどほど」とか「心の中を休めた方がいい」と
言ったりもします
活発過ぎても、心は疲れ果てることがあるのです
いわゆる凝り性の燃え尽きというやつではないか、と見ています

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 技術を求めるうちに書けなくなりました

この書き込みに返信する >>

元記事:ヒロインの性格付けの動機

自分はとある創作で、とあるヒロインを書きたいと思ってます。
普段は落ち着いた性格なのですが、異世界から呼び出された(救世主の)主人公のことが好きで好きで仕方なくて(最初からいきなり)、主人公を振り向かせるためにはどんなぶっとんだことまでやってしまうみたいな女の子です。

しかしその理由付けが思いつかなくて、自分は小さい時に辛い思いをしていた時に「主人公のことを夢で毎日見ていて夢の中で支えてもらっていた」っていう乙女チックな設定にしようかと思ったんですが、それだと最初から主人公が好きなことに対して少し弱すぎるかなとも思いました。
皆さんはどう思われるでしょうか。

上記の回答(ヒロインの性格付けの動機の返信)

投稿者 高野豆腐 : 1 投稿日時:

世界を跨いでも好きな人のことを想い続けていて、しかもそれが自分の支えに
なっていたというのは、極めてロマンティックでモチベーションも高いと思いますよ

カテゴリー : キャラクター スレッド: ヒロインの性格付けの動機

この書き込みに返信する >>

現在までに合計15件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全3ページ中の3ページ目。

ランダムにスレッドを表示

青春女の自転車部(仮)

投稿者 ポコポコ 回答数 : 4

投稿日時:

こんばんは、お久し振りです。 続きがかけないなくて4ヶ月が経ちそうです。病気もありましたが間を開けすぎると書く気が無くなるというか... 続きを読む >>

死神ギャンブラーの能力相談

投稿者 森野慎司 回答数 : 8

投稿日時:

どうもはじめまして森野慎司と申します。今、長編のエピソードの地下娯楽都市での物語を書いてるのですが、主役キャラの能力が決まらなくてア... 続きを読む >>

情景描写、表現について

投稿者 回答数 : 12

投稿日時:

人物の気持ち、周囲の状況等を説明するとき 「~の様な」と、「様」を多用してしまう癖があります 書いてる途中でそれに気付いて他の表... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?

こんにちは。
GA文庫の編集者の方が、ライバル側の事情に踏み込みすぎると主人公のストーリーを塗りつぶしてしまい、誰に感情移入して良いかわからなくなるという趣旨のツイートをなさっていました
https://togetter.com/li/98942

理解はできるのですが、他方で今取り組んでいる作品は、どうしても複数のストーリーが必要になることに気づいて頭を抱えています。
味方の陣営Aと敵の陣営Bそれぞれに視点人物A'(主人公)、視点人物B'(副主人公)を置いて、時にA'とB'を絡ませて衝突させ、時に会話をさせながら、敵の体制の問題点を浮き彫りにしつつ、主人公A'がB陣営を倒すという構成です。

このような形式の小説はラノベ新人賞では低評価になるのでしょうか?

今までのアイデアに固執するつもりはありません。低評価になるかどうか、なる場合はどのような構成に修正すべきかについて柔軟な意見を頂ければ幸いです。

よろしくお願いします。

上記の回答(主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?の返信)

投稿者 サタン : 1

複数のストーリーを1作品で扱う場合、それなりにコツが必要です。
複数ストーリー専用の手法が群像劇とすると単一のストーリーに特化している(主人公の物語を書くのに適している)のが一人称視点ないし主人公に視点を固定する手法と言えるかなと思います。
スレ主さんが書かれているのは確か三人称一視点だったかと思うので、下手すると編集者さんのツイートの通りになってしまうでしょう。

その対策というか、そもそも「どちらに重点を置いてるのかはっきりしましょうよ」って事だと思うので、ツイートの通り取捨選択して良いアイディアでも涙を呑んで切り捨てて「ライバルの事情にはあまり踏み込まない」という解決手段しかありません。
なので、
>味方の陣営Aと敵の陣営Bそれぞれに視点人物A'(主人公)、視点人物B'(副主人公)を置いて、時にA'とB'を絡ませて衝突させ、時に会話をさせながら、敵の体制の問題点を浮き彫りにしつつ、主人公A'がB陣営を倒すという構成です。
これが成立すればよいだけなので、ライバル側の敵体制の問題点が主人公側に伝わればあくまで物語は問題なく成立するので、ダブル主人公のような難しいことはせずに「これは主人公の物語である」ってことを忘れないようにしましょう。

そうじゃなくて書きたいのは複数主人公の衝突や彼らの葛藤なんだって場合は、三人称一視点で書いてる事が難度を上げてるので、いっそもっとサブストーリーを増やして群像劇にしちゃったほうが望むものを書けるかもしれないと思う。

>このような形式の小説はラノベ新人賞では低評価になるのでしょうか?
低評価というか、マイナスではないと思うけど、加点要素はないと思う。
それって単に「敵サイドのことも書きたいけど主人公視点じゃ書けないからライバル視点にしーちゃおっ」って単純な図に見えちゃうので、こう考えるとこれって芸がないでしょ?
そう受け取られちゃった場合、それが理由で低評価にはしないけど、腕を見せる場で技術も芸も見せられない結果にはなるので、えーと、これは正しい表現ではないけど、下読みさんか編集さんか、評価してくれる人から舐められて評価される。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 主人公と副主人公がいて、それぞれにストーリーがある小説はラノベ新人賞では低く評価されますか?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:厨二的漢字表現の限界

 今回は自作品のための質問なので以前のハンドルネームで。
 外国語(漢字みたいなの)を使う異世界を作っています。ふと中学時代を思い返すと「紅蓮の焔」とか「刹那」とか普段使わないけどカッコいい割に普段使わない言葉を見つけるたびに気分が高揚し、辞書をめくっては死蔵用の言葉をガンガン増やし、現在一部で役立っています。が、「慉(そだてる)」や「蹮(よろめく・ふらふらあるく)」とか普段は絶対使わないうえに中二病漢字ドリルにさえ乗らないタイプのを作品に出して、はたして意外と食いつく層はいるのか? というのが心配です。本当に時々、普通の原理で割り切れない時の最終手段にするつもりですが、それでも9割は世界観に合わせて:東洋医学⇔西洋医学 を緩医学⇔鋭医学 みたいにってのにして特に理由もないのに現実の概念ごとぶち壊すことにためらいがあります。もしそれを他の人がやりだしたら、言葉の乱れがますます顕著になり、世界ごとに言葉が違うため混乱が生まれ、さらに混乱を生み、国語の授業である意味マヒが生まれるのが怖いんです。
 もちろん、上記のことは考えすぎなんですけども、実際に使う字(油とか顔とか圧とか)より使わないどころか社会で使わない字を掘り起こしてまで使うことが、一種の破壊的創造みたいで怖いです。
 古文も漢文も日常に出ることは少ない。和歌や俳句はカルチャースクール頼みが多い。英語や中国語のほうが余程役に立つ。仏字新聞読めるほどだったらフランス人とかなり話せる。そっちの方が効率的だと思うじゃないですか。
 好きなものを好きにかけというのは(特に変態に片足つっこんだ)作家の嗜みではありますが、なんというか、思考に行き詰ってしまいました。皆さんからなにがしかの意見をくださると助かります。

 なお、作中の比較的二枚目キャラのネーミングの「呂玄」がハマり役すぎて困ってたところ、玄の字を使った別字でさがし、最終候補が「呂慉」……。意味合い的にも個人的にもバッチリで、一応名前なんかはねのけるぐらい意思が強い人ではあるんですけども、数年前、部落関連の書籍を読んだときの墓石と戒名のところで「畜」の字が彼らを貶めるために使われたというのを思い出し、あえてこれを選ぶべきか心配になりました。
 おまけに病気で床から動けなくなり数年以内に世を去った上、部下に恥ずかしい秘密を知られているタイプのキャラです。もちろん、時代に左右されない使われ方としてはむしろ悪くないだろうとは思いますが、魅せ方を間違えたりしないか相当プレッシャーですね。
 虫のいい話ではありますが、というか名前なんて結局どうでもいいから行動行動という考え方にも比較的賛同できる方でありますが、どなたか背中を押してくださると幸いです、というか押してください、お願いします。
 あと、前回はお見苦しい所をお見せしました。壱番合戦さんをはねのけたのは、作家内での相互癒着を防ぐためです。そのことは本人に伝えてあります。彼を含め皆様大変失礼しました。

上記の回答(ここでの返信も可、とのことでしたので、回答させていただきます。)

投稿者 壱番合戦 仁 : 1

 詳しい解説はサタンさんが行っているので、僕は技術論的な補足をしたいと思います。全部我流なので、期待しないでください。

 ええと、僭越ながら、普段の僕が書いている濃ゆーい文章を参考にされるとよろしいかと。
 あの文章の秘訣は、難しい言葉とそうでない言葉のバランスを気を付けることと、ルビの振り方を効果的に演出として生かすこと。
 あとは、思わず調べたくなる古い言葉を、強調したい箇所にちりばめることです。
 難しい言葉を目にすると、人はそこで読書がいったん止まります。ですが、それは文章に急な起伏をつけることにもつながるのです。だから、そこで意味が解らなくても、ググることで元ネタが判明し、言葉の意味と物語の仕掛けの二つに同時に納得感を与えることができるのです。
 この合わせ技がはまれば、読者へ非常に強烈な印象を与えられます。ただ狙ってやるのは難しいので、そこまでの効果は期待しない方が無難でしょう。そういう事も起こるかもしれないんだ、程度に思っておいてください。

 あまり難しい造語を作りすぎてしまうと、読者が混乱する恐れがあります。それは作品の特質次第で匙加減は変わってくるので一概には言えませんが、注意するに越したことはないでしょう。

 どうですか?桂香さんがよろしければ、僕の作品の文章を模写してみては?何か得るものがあるかもしれませんよ。ただ、癒着を避けるなら、お勧めはしません。
 無理にとは言いませんが、一応提案しておきます。それでは。

カテゴリー : その他 スレッド: 厨二的漢字表現の限界

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:人間とAIの恋愛について

現在練っている小説のプロットで、主人公は高校生、ヒロインはAIで、二人がARゲームの中で知り合うんですよね。
それで徐々に惹かれていくんですけど、AIと人間の恋愛や人権についての意見があったら聞かせてください。
また、それについての面白い論文などがありましたら是非紹介してくれればと思います。よろしくお願いします。

上記の回答(現実でも分かってきたAIの威力)

投稿者 あまくさ : 0

AIの特徴と強みは、将棋ソフトの例で見ると分かりやすいです。

一見将棋とよく似たゲームであるチェスでは、20世紀の時点でAI(ディープ・ブルー)が人間の世界チャンピオンを破っています。ところが将棋ソフトの方は2000年代に入っても、まだまだプロクラスの人間を破るのは不可能と考えられていたんですね。

理由は、いくつかありますが、

1)持ち駒というルールのある将棋は、ゲームの終局まで駒の数が減りません。チェスには持ち駒がないのでゲームが進めば進むほど駒の数が減っていきますが、将棋はそうならないので選択肢が桁外れに膨大で複雑なんです。将棋の全手順を読み切るのは、スパコンを宇宙が消滅するまで動かしても計算が終わらないそうです。

2)チェスソフトの方が研究が先行していたことと、当時のコンピュータの処理速度の問題など。

2も大きかったのでしょうが、1の問題があるために将棋ソフトとチェスソフトはプログラムのアプローチの仕方が違っていたんです。
チェスソフトでは、その局面でのすべての選択肢を評価させる方式(全幅探索)が採用されていました。しかし将棋の場合は選択肢が膨大すぎるためその方法は現実的ではないと考えられていて、プログラマーが人間の作った定跡を元にして指し手をある程度しぼっておく選択探索という方法が主流だったんです。

ところが2005年に登場したボナンザというソフトでは、チェスのプログラムを参考にした全幅探索方式を採用しました。その結果、多くの研究者の予想を超え、プロ棋士たちが驚愕するほどの強さを発揮したんですね。

こういうことを可能にした条件の一つがインターネットの普及で、数万局の対局データをネット上から得て「機械学習」を実行させました(この機械学習も将棋の場合は有効ではないというのが、当時の常識だったようです)。その結果、人間の盲点になるような指し手、見落としやすい絶妙手をソフトが発見するようになり、良好な結果に繋がったんです。
そこで次の段階として、ネット上の人間同士の対局だけではなく、ソフト同士にも対局させてその結果をビッグ・データ化するという方法に進みました。

ごくごく簡単にまとめるとこんな流れになるのですが、この方式を採用して以来あれよあれよと言ううちに将棋ソフトは成長してしまい、今ではプロの名人クラスでも歯が立ちません。

で、ここから何が分かるかと言うと、コンピュータは人間の思考の範囲内で動かしているうちは人間を超えることはできないらしい、ということが一つ。
ところが巨大な処理速度とパワーに物を言わせ、人間の思考を離れて勝手に仕事させておくと(機械学習)、いとも簡単に人間を超えてしまうということです。それが様々な局面で実証されつつあるのが現状です。

   *   *   *

以上はAIの強みについての話になりますが、もちろんまだまだ弱点も問題点もあります。
ですが、そこに言及すると長くなるので、とりあえず「こいつは思ったより侮れないらしいぞ?」ということがフィクションだけではなく現実の世界でも起こってきている、というお話でした。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ