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サイドさんの返信一覧。最新の投稿順16ページ目

元記事:なろうにおいてブクマや評価、感想が増える時期

みなさんこんばんわ。3回目の質問になります。
公募に出していた作品が落選しました。
数ヵ月かけて書き上げたものをこのまま捨て置くのもしのびなく、なろうに投稿いたしました。

ミッドナイトノベルのほうですが、連載を初めて3週間が過ぎています。
PVも右肩上がりに増えていき、日間、週間ランキングで何度か一桁にのっていたのですが、今週になってPVががた落ちしてしまいました。

そこでランキングが同じくらいの方のブクマ数や評価ポイントなどを見てみると1桁、2桁違うのです。

そこで2つ質問です。
ブクマ、評価、感想などはどの時期が増えやすいのでしょうか?
連載初期、完結後、あるいは物語中盤?

1話3000~5000文字は多すぎるでしょうか?

上記の回答(なろうにおいてブクマや評価、感想が増える時期の返信)

投稿者 サイド : 2 投稿日時:

別サイトですが最近、全七話の短編の二次創作をやっていました。
ブックマークとか閲覧数とか結構気にしていたので、何か参考になれば。

>ブクマ、評価、感想などはどの時期が増えやすいのでしょうか?

僕の場合、ブックマーク、閲覧数は一話を「10割」としたら、二話以降は「9割」で最終話まで変わりませんでした。
個人的には、「新着に上がれば、何話であってもとりあえずページを開く方は一定数いてくれる。興味を持って最後まで読んでくれたのは『5~6割』」という分析をしています。

工夫したのは投稿方法で、いつも「全七話。最終話まで書きあがっています。チェックをしつつ、二日ごとに投稿します」という言葉を入れて、それを守ったことです。
形としては、読者さんを増やすというより、減らさない工夫ですね。
バズることはありませんが、読者さんに「これ、いつまで続くの? どこが山で谷なの?」みたいなストレスを与えることは少ないと思います。

1話の長さは僕も、3000~5000文字です。
この程度がちょうどではないでしょうか。

>連載初期、完結後、あるいは物語中盤?

中盤でブックマーク数が落ちて辛かったりもしましたが、最終話で元に戻って結構ホッとできたので、投稿途中であるなら、あまり気にしなくていいと思います。
数字が落ちた時は、「キャラの書き方を変えて方がいいのかな?」とも思いましたが、初志貫徹が一番という感じですね。

既に書きあがっているとのことなので、次回更新の時に、「全〇話。書きあがっています。〇日後に更新します」という文面を入れてみるのもいいかもしれません。
少なくとも、僕が読者なら、「完結している事。投稿が途切れない事」の二つが担保されているだけで、「よっし、じゃあ、最後まで読もっか!」となります。

何か参考になっていれば幸いです。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: なろうにおいてブクマや評価、感想が増える時期

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元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信

 他の人への返信を読んだ印象だと、陽キャ/陰キャの二項対立で考えているのがそもそもの間違いという感じがする。

 あなたの構想の骨子は「もともとの内向的な性格に加えて過去の失敗もあり、人付き合いに臆病になっていた主人公が、3人のヒロインと出会ったことで、周囲に心を開くことができるようになっていく話」なんじゃないの?
 ならば、奥手だった主人公が自分の気持ちを友人にさらけ出せるようになる(=自信を持てるようになる)のがストーリーから導かれる主人公の成長であるべき。これは、キャラを作って陽気に振る舞うこと(=陽キャになること)とはまったく異質で、むしろ真逆に近い。
 べつに陰キャだからといって孤立しているとは限らない。内向的で押しが弱い性格のままでも友達はできるしクラスのなかで居心地よく楽しくやっていくこともできる。主人公が目指すべきポジションってそういうものなのでは。
 このとき、変な噂によって教室の雰囲気が悪くなる展開は、主人公の成長を試す試練になりますね。主人公は臆病さゆえに、すべての人間関係を絶って問題から目をそらそうとする→しかし、そんな結末は主人公もヒロインも望んでいない(ヒロインたちとの交流によってそのことに気づけるまでに成長している)→最終的には臆病さに打ち勝って積極的に動き、問題を解決する(=主人公の成長が証明される)、という流れ。
 自己評価が低いので、無力感にさいなまれて一度は折れてしまうのだけれど、自身の気持ちに正直になることによってもう一度立ち上がり、主人公としてなすべきことを思い出す、みたいな感じ。主人公ひとりの力で絶望から立ち直れそうにないなら、メンター的な立ち位置のキャラが殻にこもりそうになった主人公を引っ張り上げてくれる展開でもいい。
 成長のポイントは、あくまで「自分はヒロインたちとどうなりたいのか」という自身の気持ちと逃げずに向き合うことができるようになった点であって、もともと陰キャだったとかこれから陽キャになるとかは関係ない。

 あとまあ、返信を見ていてちょっと気になったのが、"献身的なキャラって現実には嫌われることのほうが多いよな"ってこと。やってる側は気持ちいいんだけど、そういう言動ってたいてい周囲の人間を苛立たせますからね。
 ラブコメのヒロインってことは主人公に少なからぬ好意を抱いているのが通常だと思うのですが、そういう相手の前で「僕のことはどうでもいいから、君には幸せになってほしいんだ」みたいな態度をとったらどうなるでしょう。まあ「ひとの気も知らないで何言っとんじゃボケ!」ってなりますよね。これは殴られても文句言えない。主人公の都合だけじゃなくてヒロインたちにはヒロインたちの思惑とか感情があるはずなんで。
 そもそもの陽キャ志向にしても「ヒロインたちは主人公のどういうところに魅力を感じたのか?」「その魅力は陽キャになることでさらに強まるのか?」という疑問がある。ヒロインたちの気持ちを踏まえずに、勝手に劣等感を感じて勝手に陽キャに憧れているということであれば、何もかも主人公の一人相撲、空回りでしかなかったことになる。

 なので自分としては、陰キャ/陽キャとかスクールカーストのことは一旦忘れて、「主人公はヒロインたちとどんな関係を結んでいきたいのか」「その目的のために過去のトラウマを乗り越えられるか」みたいなところを軸に組み立てていくのがいいと思いました。
 悪い噂が広まるくだりで、主人公への陰口として「陰キャのくせに女子と仲良くしやがって」「カースト底辺のくせにモテるなんて許せない」みたいなのはあっていいし、登場人物がカースト思考にとらわれているのは別にいいのだけれど、この話の核はそこにはないという気がします。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信の返信)

スレ主 サイド : 0 投稿日時:

にわとりさん、こんにちは。サイドです。
返信いただき、ありがとうございます。

>奥手だった主人公が自分の気持ちを友人にさらけ出せるようになる(=自信を持てるようになる)のがストーリーから導かれる主人公の成長であるべき。
>これは、キャラを作って陽気に振る舞うこと(=陽キャになること)とはまったく異質で、むしろ真逆に近い。

「奥手だった主人公が自分の気持ちを友人にさらけ出せるようになる」というご指摘に関しては、主人公は最終的に好意を寄せてくれていたヒロイン達から一人を選び、自分の気持ちをさらけだす形で終わるので、何とか形にはなった感じがしています。
そこまで書き終わってから見直すと、書いてきたものが「陰キャ→陽キャへの物語」というより、単純に主人公が本音を言える状態になることが目的となっていたと思っています。
なので仰る通り、キャラを作って陽気に振舞うことはなく、性格は変わらずダウナーなままです。

>内向的で押しが弱い性格のままでも友達はできるしクラスのなかで居心地よく楽しくやっていくこともできる。

僕が勘違いしていた点は「内向的で押しが弱い性格のままでも友達はできる」だと思います。
学生生活を思いっ切りおう歌している陰キャ(言い方がちょっと悪いですが……)や、思いっ切り苦しんでいる陽キャもいると思います。
で、主人公が目指すべきは当然前者なワケで、この辺りの詰めの甘さが出た感じです。

>主人公は臆病さゆえに、すべての人間関係を絶って問題から目をそらそうとする→しかし、そんな結末は主人公もヒロインも望んでいない(ヒロインたちとの交流によってそのことに気づけるまでに成長している)→最終的には臆病さに打ち勝って積極的に動き、問題を解決する(=主人公の成長が証明される)、という流れ。

プロットの流れはほとんど仰る通りです。
付け足すとしたら、問題を解決した後の主人公の性格でしょうか。
さすがにここは最後のエピローグで出すので、ここでは書けませんが、不自然に乱高下はしない形にはなれたと思っています。

ラブコメのヒロインってことは主人公に少なからぬ好意を抱いているのが通常だと思うのですが、そういう相手の前で「僕のことはどうでもいいから、君には幸せになってほしいんだ」みたいな態度をとったらどうなるでしょう。

この辺りの朴念仁さは「マージナルオペレーション」という小説の主人公にかなり影響されています。
彼は子供達の幸せを心から願いますが、その中の女の子から好意を寄せられていることには極度に鈍感ですし、「自分なんてどうでもいいから」をすると、よく噛み付かれています。(笑

>陰キャ/陽キャとかスクールカーストのことは一旦忘れて、「主人公はヒロインたちとどんな関係を結んでいきたいのか」「その目的のために過去のトラウマを乗り越えられるか」みたいなところを軸に組み立てていくのがいいと思いました。

プロットとできあがっている分を見直したんですが、根本の目的の「主人公が好きになったヒロインに気持ちを告げること」からは、何とか脱線した形にはなっていないようです。
その上で、過去のトラウマ、現在の悪い噂などを織り交ぜて、ヒロイン達と乗り越えることを目指す形ですね。

>悪い噂が広まるくだりで、主人公への陰口として「陰キャのくせに女子と仲良くしやがって」「カースト底辺のくせにモテるなんて許せない」みたいなのはあっていいし、登場人物がカースト思考にとらわれているのは別にいいのだけれど、この話の核はそこにはないという気がします。

はい、話の核は先述した「気持ちの告白」なので、そこへの導線として過去のトラウマ、現在の悪い噂があるという形です。
なので、陰キャ→陽キャにこだわりすぎたのは、なんだかなー、と頭を抱えているところです。(汗

重ねて、ご指摘をいただき、ありがとうございました!

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:追記です

ラブコメ(成長しなくてもよいジャンル)だけど成長している」もので……「瀬戸の花嫁」を挙げてみようかな?ちなみに他の読者に聞いたら、「いや、あれラブコメちゃうと思う……」と言われたこともありますが。

あれは明確にヒロイン守るために強くなるって決めているし、最初から全然ヘタレに見えなかったし(ただそれまで浮いた話に縁がなかっただけで)、他に混ぜ込んでる要素が凄かったってのもありますが。

サイドさんが書くつもりだった成長予定の話と、事件解決の話がどのくらい離れてしまっているのかちょっと気になりますが、特に「自分に自信がない状態」と「カースト最下位状態」の認識の違いが気になりますね。前者は自分が向き合えば解決できる、後者は周囲に認知されてはじめて解決される。

前者をクリアしていると、後者も徐々にクリアされていく、という状況もあると思います。女性向けですが「今日からマ王!」の主人公もそんな感じだったかも。男主人公だったし、悩みのレベル帯が近いかもしれないので、もしかしたら参考になるかも、と思い挙げておきます。

上記の回答(追記ですの返信)

スレ主 サイド : 0 投稿日時:

ヘキサさん、こんにちは。サイドです。
返信いただき、ありがとうございます。

>そもそも、スクールカーストの基準って何?
>この「ものさし」がわからないと何とも言えません。

僕の中では、開放的な性格、文武両道、多趣味な人物が、陽にいる人と陰にいる人を分ける基準です。
これは僕自身の学生経験から来たもので、疑問も持たずに使っていたんですが、定義があいまいなままだったようで……。(汗

>学生時代の教官が「素材の開発ってのは、『新しい素材』を見つけることではなく『新しい評価基準』を見つけることなんだよ」と言っていました。

なかなかに深い言葉ですね。
今あるもの、かつてあったもの、これから必要となるものを測る「新しいものさし」を見つけるということでしょうか。
何にせよ、夏休みは十二時間勉強しろ! で課題だけを出すかつての僕の先生に言ってやりたいところ。(笑

>ロード・オブ・ザ・リング

長い映画で見るのが大変でしたが、主人公のフロドよりサムやゴラムが好きでした。
自分はどうにもサブキャラが好きなようです。

>以前に挙げた「陽キャラヒロインが陰キャラ主人公を激ラブ状態」というのは、陽キャラが「他の人が気づいていない陰キャラの良さを私だけが知っているのよー!!」という状態。

確かに、主人公を心配したり好意を持っているキャラは「私だけが知っている」状態です。
それを胸に秘めるか、前向きになるよう積極的に働きかけるかの違いはあるものの、下記されていた「その頑張り、結果を認めた」状態へ向かうのは当然だと思います。
その構造を安易にカースト最下位で示したのが、後々迷った原因ですね。

>なので、「周囲の評価」に左右されがちなので、相手側の魅力がちょっと落ちがちなんですよね。それまで陰キャラのこと好きじゃなかったのかと思うと。

露骨に主人公を嫌うキャラって、読者様にとってストレスではないかと思い、「相手側」は「悪い噂」のみで、モブがちょっと顔を出す程度の作りになっています。
ただ、相手側の魅力が落ちるというのは大事な点ですよね。
どうしてもやりきれない感覚が残りますし……。

>そして「学校という閉鎖された空間が好き」という発言でちょっとと思ってしまったんですが、その「周囲の評価」を決める「大人の目線」がない。
>ちょっと厳しい意見かもしれませんが、それだけで学園ものをやっていると行き詰まる可能性があります。

当初は主人公の両親などが出て来て、ヒロイン達へ「主人公は進学に対してどう思っているのか? 学校でうまくやれていないのは知っているが、仲良くしてくれないか?」と、聞いたりしていました。
当初、主人公に大学進学の意思はないものの、事件を解決し、それを経て大学進学も考えるというサブプロットもあったんですが、単純に尺不足で切りました。
「大人の目線」がない学園ものが行き詰まるというご意見には賛成です。
漫画、アニメ、ゲーム、どのジャンルにおいても世代の違うキャラが出て来ないと、何を目指すのかとか、師匠的な存在とか、成長に対する意識が低くなると思います。
今度は尺をちゃんと管理しつつ、大人も出したいと思います。

>現在の学習指導方針が昔と大幅に変わっていることに、いろいろと感慨を持って接しています。「あんなもん意味なかったんじゃない?」という項目は削れ、「これ本当に社会に出てから必要だよね」というものが増えている。

それは是非知りたいです。
行っていた高校の本屋が潰れてしまい、入手できなくなったので、気になるんですよね。
「これ本当に社会に出てから必要だよね」は私、気になります。

>閉鎖された空間から卒業した後の、外の世界を意識した思考ができていなければ、物語を続けていけばいくほど苦しむことになるんじゃないでしょうか。

強いて外の世界との接触を挙げるなら、ヒロイン達はバスケとテニスで全国トッププレイヤーであり、昨年覇者の先輩の選手とガチ試合をしたりします。
その中で外の世界の、自分より格上の存在へ立ち向かうビジョンを得たりして、強烈に誰かを意識する意味を考えたりしたりもします。
……うん、でもこれを外の世界と言うにはちょっと無理ががが。

>「瀬戸の花嫁」

あれはいい作品でしたね~。
永澄さんはどんどん人間離れしていきますし、ギャグの切れっぷりが半端じゃなかったです。
最後は確か、銃弾を喰らっても歯で受け止めて、無事だった気が……。
個人的には政さん、ルナパパ、まわりが好きでした。

>あれは明確にヒロイン守るために強くなるって決めているし、最初から全然ヘタレに見えなかった

政さん! ファーストキスの人!

>前者は自分が向き合えば解決できる、後者は周囲に認知されてはじめて解決される。

「自分に自信がない状態」のカーストトップグループの人はいますし、「カースト最下位状態」で快活な人もいますよね。
その辺りはたくさんのご指摘をいただいて、認識不足を反省しているところです。

>女性向けですが「今日からマ王!」の主人公もそんな感じだったかも。
>男主人公だったし、悩みのレベル帯が近いかもしれないので、もしかしたら参考になるかも、と思い挙げておきます。

Wikiで調べてみました。
完結済みとのことですし、読んでみたいと思います。

重ねて、たくさんのご指摘ありがとうございました!

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信

うーん、タイトルの内容についていろいろ考えていて、否定する方向で論じてみようと思ったんですが、上手くいきませんでした。

>陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

これですね。
これ、掌編でも少し触れたので「それは違います」と言い切ろうと思ったんですが、色々考えてみるとなるほどここで迷ったのかな、というのが私の中にも浮かんできたのでちょっと書いてみます。

まず、陰キャというものについて自分自身誤解している可能性を考えてちょっと調べてみましたが、やはり陽キャ陰キャについて上位互換であるような記述はなく、スクールカーストとセットで語られることが多い相対評価……って感じで、概ね自分の理解と齟齬はないようでした。

ってことで、それは違うのでは、という方向で考えていたんですが……引っかかりを覚えたのがスクールカーストを猿山に置き換えて考えていたときです。
実際に猿山のトップに立つのって、優れた猿なんですよね。
となれば、陽キャは優れていて、陰キャは劣っている……確かにな、と思ってしまったわけで。
でも、実際に違うという気持ちもあったわけで。何が問題なのかと俯瞰してみましたが、おそらくはどの枠組みで見ているかが問題なんだと思うんですね。

スクールカースト=猿山=「クラスという小集団としてみた場合」、人心掌握術や気の強さ、力の強さ、体の大きさ、などなど。そのクラスごとの発言力の基準というものがあって。
そのクラス単位の枠組みで見ると、より上位のカーストに登っていく=陽キャ化する、というのは確かに成長と言えるかと思うんですね。

ただここで問題なのは、別の枠組み……「一個の人間的な実力や性質」の枠組みで見た場合、それは成長と言えるのか、ということです。
例えば割とあると思うんですが、勉強やスポーツが出来るわけじゃないけど、話が上手くて明るい性格のムードメーカーってのがカースト最上位よりちょっとしたあたりにいたりしますが、元々全く性格的に違う人間がそうなるってのは考えにくいですし、成長じゃないですよね? それって、変貌とか変質とか、正常じゃない成長だと思うんですよね。
あと、陽キャにも色々あって、必ずしも人間的に優秀でない……というか、割と無能な人間が陽キャカテゴリに入るであろう場合もあるわけで。
えーと、アニメSIROBAKOのソフトモヒカンとか、月刊少女野崎くんの前野さんとか?(どっちもスクールじゃないですけど)
そんなわけで、言葉の上では必ずしも陽キャになるのは成長とは呼べない、なんてケースにもありえますね。

そんな感じに、陰キャと陽キャの意味合いにおいて二つ以上の価値基準(クラスカーストカテゴリと、人間的な意味合いカテゴリ他)を混同、あるいは同一視してしまったために迷われたのではないでしょうか?
そう考えると、回答としては「条件付きで正解」とか、「どちらとも言えない」とか、「どの側面で見るかによる」、という答えになるかと。
そのように思いました。

ただ、一個だけどちらのカテゴリにおいても陽キャになることが利点、または成長と言えるであろう点を挙げますと、「行動力」ですかね。
「前向き」とかでも良いですけど、陰キャはとにかくなにかにつけて行動しない。口だけだったり、頭の中だけで完結している……そんな傾向が強い気が(そうでない人はごめんなさい)。
で、行動しないから失敗しないんだけど、成功もしないって感じが強くて、その点においては明らかに陽キャに軍配が上がる……と思ってます。
このあたりは私の体験も含めてそうですね。
(私自身が二型陰キャですけども)
なので陰キャはあえて陽キャになる必要はないですし、なってみても凄い疲れますが、行動力だけは見習って損はないですし、得るものは多いかと。

つまりは、陰キャは陰キャやってるときが一番落ち着きます(ホントに)w でもそれだけじゃ得られないものは確実にある、って感じですね。

ちなみに。
既出ですが、弱キャラ友崎くんは面白いのでオススメですね。
転生系は面白いは面白いけど、タナボタ的スキルとか人生リセットしたい、努力したくないって読者の下心まで見えてしまうので私的には微妙に忌避感が。
その点友崎くんは純粋に今の人生を頑張りたい、良くしたい、って感じがあってすごく好きです。
こんな作品ばかりになれば良いのになぁw
(人生良ゲー説支持派)

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信の返信)

スレ主 サイド : 0 投稿日時:

ハイさん、こんにちは。サイドです。
いつもご指摘、ありがとうございます。

>陰キャの成長は陽キャとなることなのか?
>陰キャというものについて自分自身誤解している可能性を考えてちょっと調べてみましたが、やはり陽キャ陰キャについて上位互換であるような記述はなく

僕の「陰<陽」の感じ方は自分自身の体験から来ているところが大きいんだなあ、と思っているところです。
高校は色々落ち込んでばかりの時期で劣等感が強かった為、「陰<陽」に疑問も持っていなかったようです。
陽が陰の上位互換なんてことはないですよね。(汗

>でも、実際に違うという気持ちもあったわけで。何が問題なのかと俯瞰してみましたが、おそらくはどの枠組みで見ているかが問題なんだと思うんですね。
>そのクラス単位の枠組みで見ると、より上位のカーストに登っていく=陽キャ化する、というのは確かに成長と言えるかと思うんですね。

少しずれてしまうかもしれませんが、その枠組みに適応できる能力を持っている、あるいは伸ばすというのが「陽キャ化する」に近い気がします。
なので下記されているような「別の枠組み……『一個の人間的な実力や性質』の枠組みで見た場合」、は優秀であった人間も、見方を変えればそうではないとうことはあると思います。

>えーと、アニメSIROBAKOのソフトモヒカンとか、月刊少女野崎くんの前野さんとか?

なるほど。
この二人を例に挙げられると分かりやすいです。
どっちも仕事の能力的にはアレでも、陽キャのカテゴリに入りますね。
ソフトモヒカンは株を上げますが、前野さんはただただイラっとします。(SIROBAKO映画楽しみですね

>そんな感じに、陰キャと陽キャの意味合いにおいて二つ以上の価値基準(クラスカーストカテゴリと、人間的な意味合いカテゴリ他)を混同、あるいは同一視してしまったために迷われたのではないでしょうか?

クラスカーストを上げる=人間的な成長の混同を確かにしていたと思います。
勉強、運動パラメータを上げることが=陽キャになるワケじゃないですし、逆にものすごい陰キャのトップ成績者とかは確かにいました。
行動し経験値を溜めれば、それで上へいけるというのは安直ですね。

>で、行動しないから失敗しないんだけど、成功もしないって感じが強くて、その点においては明らかに陽キャに軍配が上がる……と思ってます。

管理人様のブログでもよくありますが、課題があって、それに対して少しでも向き合えば、半分は解決したも同じ、というのは頷けるところですよね。
こういう創作に限らず、映画ブルーレイをみる時なんかも、二~三時間を一気にみようとすると辛いので、最初の十分をみるだけでも、次はどうしようと思えます。
こういう次の行動のきっかけを作っておくということを陰キャはあまりしない傾向にありますね。(僕も含めて

>つまりは、陰キャは陰キャやってるときが一番落ち着きます(ホントに)w 

いや全く、その通りです。w

>既出ですが、弱キャラ友崎くんは面白いのでオススメですね。
>その点友崎くんは純粋に今の人生を頑張りたい、良くしたい、って感じがあってすごく好きです。

僕は二巻までしか、読んでいませんが、先に進んで人間関係が出来上がってくると楽しい感じなのかなあと思っています。
いろいろ一区切りついたら読んでみます。

重ねて、いろいろご指摘ありがとうございました!

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:一の主人公がかかえる根本問題について

一について。

どこか話が変だなと思って、もう少し考えてみたのですが。

>他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、

これは、心の抑圧からの解放、ということを仰っているのでしょうか? だとしたら、そこから考察した人間心理への理解がキャラ造形とうまくかみあっていない気がします。

心の抑圧というのは、まず出発点としてその人が絶対に自覚したくない何かがあるんですね。それは幼少時の忌まわしい経験だったり、理想とかけ離れすぎているため認めたくない現在の自分がおかれた状況だったりします。で、そうした要因がその人の性格や行動に強い影響を与えているのに、自分で気がついていない。そういう状態を抑圧といいます。自分の心の根本から目を背けてしまっているために、思考や行動に歪みが生じるわけです。

なので心理学の偉い人とかは、「自分を直視し、自分にとって真につらい何かを認める勇気を持てば、人間は抑圧から解放される」みたいなことを言います。

それはまあ正しい概念なのでしょうが、それって抑圧状態にある人が自己診断して実行するのは無理です。だって正しい自己診断ができなくなっていることそのものが抑圧なんですから。それはほとんどの場合、他人にサポートされなければ解きほぐせない状態で、すなわちカウンセラーの仕事です。

たいへん失礼ですが、サイドさんは物事を概念的に解釈しようとしすぎるのではないでしょうか?
しかしその概念の意味を十分につかみきれないまま、人間心理などの不完全な理解をむりやり作品に当てはめて「操り人形」のようなキャラを作ってしまっているように見えます。

偉そうに言ってごめんなさい。

一にもどります。
端的に言えばこの主人公は劣等感を克服できていないし、それだけでなく克服しようとして間違った方向に走ってしまっています。劣等感による自らの心の歪みを解消しなければいけないのに、カースト最下位に置かれているという「不快な外的状況」だけを解消しようとしています。

一がかかえる根本問題はそういうことだと思うのですが、いかがでしょうか?

上記の回答(一の主人公がかかえる根本問題についての返信)

スレ主 サイド : 0 投稿日時:

あまくささん、こんにちは。サイドです。
返信いただき、ありがとうございます。
まとめてのレスをいたします。

>前者は成長ではなく、外面的な「成功」を目指しているにすぎません。

そうですね、自分の評価を外のモノサシで測っているので、成長とはちょっと違うと思います。

>後者はより主人公の内面性に焦点があたっていますが、最初からふっきれた性格なので成長はしそうもありません。

主人公は最初から悩みがちでヒロインを遠ざける傾向にありますが、最終的には「自分がヒロインの傍にいたいから、そうするだけ。周りにどう言われるのかは気にしない」の様な、多少のふてぶてしさを持ったキャラになります。
うじうじして、事件が起きて、解決して、吹っ切れるという流れですね。

ラノベらしいかどうかはともかく、なんだか名探偵が事件の解決に取り組んでいるような感じですね。
>「名探偵」というのは事件に対して利害関係がありません。すなわち当事者ではないわけです。

利害関係という視点から見ると、主人公にとって「利」となるのは、「事件を解決して、ヒロイン達が幸せになること」であり、「今更自分はどうなっても構わない」ので当事者意識が薄いのかと思います。

>にも関わらず、自分の利害よりもクエストをクリアするような感覚で行動する。
>そんなキャラクターになっているのではないでしょうか?

先述した通り、「ヒロイン達の幸せ」を案じていても、自分が得をするという考えがあまりない為、クエストのクリアに徹する感が出ている気がします。
主人公とヒロイン達の心理状態も盛り込んでいるので、主人公のスタンスはちょっと一歩引き過ぎているのかもしれません。

>ただまあ、それだと主人公が成長するストーリーにはなりませんね。

そこなんですよね。
これならこれでいいや、ケセラセラみたいな性格になっちゃっても、成長も何もないわけで……。(汗

>サイドさんは、本当に主人公が成長するストーリーを書きたいのでしょうか?
>仮に私が書くとしたら、主人公の心境をストーリーの前半では一、後半では二へと変化させます。
>カーストを登りつめることが成長だと考えていた主人公(一)が、本当の自分らしさに目覚める(二)みたいな話にすれば、オーソドックスな成長ストーリーにはなると思います。
>サイドさんの二の発想だと最初から吹っ切れているから成長のしようがないんです。

主人公がストーリーの前半で考えていることの一つには、
「自分はダメ人間なのに、出会ったヒロイン達の傍にいていいのだろうか?」
というものがあります。
後半では、
「傍にいる為に、何ができる? 何をしなければならない?(事件の解決)」
にシフトし、
「ダメな陰キャのままでも、いたいのなら傍にいていいんじゃないだろうか」
の様な、若干「2」の傾向のある性格になる……流れです。(ややこしい
うーん、何かごっちゃりしてるような……。

>ところで、『弱キャラ友崎くん』は読まれたでしょうか?

『弱キャラ友崎くん』は二巻まで読んで、主人公とメインヒロインがなかなか好きになれずに止まっています。
おぼろげながら、メインヒロインが陽キャになるためのノウハウを主人公に伝えるシーンと、主人公が格ゲーの練習をしてきた男子キャラ擁護のためにキレたシーンが記憶にあります。(違っていたらごめんなさい
いつかアニメになりそうだったので、手を付けていなかったんですが、また興味が出てきました。

>乗りかかった船なので、もう少し補足します。
>というのは、この文脈の中での「相対的な判断」というのは、自らをカーストの中に位置づけようとしているだけに見えるからです。

ここに関しては、ただぱっと見て主人公の立ち位置が分かりやすくしたくて、単純にカーストの中に位置づけてしまったのだと思います。
自分の評価をするためのモノサシがカースト以外にないという環境を作りたくて、安直になってしまったのかと……。

>自分と他を比較し、相対的に判断することによって自身のあり方を正確に見つめる → そこからつかんだ確かな自分を土台として人間関係を再構築する。

物語の流れとしては、
1「主人公、ヒロイン達と出会う」
2「一緒にいるようになる」
3「悪い噂が広がり始める」
4「主人公、ヒロイン達との繋がりを拒絶」
5「主人公がヒロイン達といたいという自分の気持ちを再確認」
6「再度、ヒロイン達と合流」
7「一緒に事件、解決」
となっています。

なので、仰っている、
「そこからつかんだ確かな自分を土台として人間関係を再構築する」
の流れはできている……と思いたいところです。(汗

>絶対的な判断、というのはかなりの強さですよ。

僕も学生、社会人と来ていますが、「自分らしく仕事していればいいよ。周りの評価なんて、気にしない、気にしない」とはいきませんしね……。

>(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)
>気楽に構えていればいいやと割り切っているのだとしたら、それは「ありのまま」でも何でもなく、現実を直視することから逃げているだけです。

「人事を尽くして天命を待つ」をいつもできればいいんですが、そうもいかないことって多いですよね。
それを踏まえてチームで動くとか、友達関係とか、上司との関係とかしっかりやっていきたいところです。
少なくとも、現実を直視することから逃げることはしたくないですね。

>「他との関連、比較などはせず」「劣等感を持っている自分も自分だとする絶対的な判断」をしているのなら、その人はカースト最下位にいるのではなく(他人の目にはそう見えるかもしれないけれど)、カーストの外にいるんです。

なるほど、気にしない、存在を意識しなくなったという点で、カーストの外へ出てしまっているということですね。
確かに、そこの辺りの心の立ち位置がはっきりしていなかった点も、詰めていなかった感じがします。

>一の主人公がかかえる根本問題について
>一について。
>他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、
>これは、心の抑圧からの解放、ということを仰っているのでしょうか?
>(中略)
>そういう状態を抑圧といいます。自分の心の根本から目を背けてしまっているために、思考や行動に歪みが生じるわけです。

主人公は幼い頃から中学時まで、
「自分は頑張っても人並みのこともできない」
と自覚しているものの、自分に向き合い、努力し、結果が出なくても、過程に意味はあるはず、と信じて行動してきました。
しかし、それを良く思わなかった女子生徒から大した意味も無く強烈に拒絶され、頑張るのをあきらめた、という経緯があります。
これは、あまくささんの仰る、
>忌まわしい経験だったり、理想とかけ離れすぎているため認めたくない現在の自分
に該当するかと思います。
また、その後も、その記憶が自分を苦しめているのを、何となく自覚しつつも、行動や性格を歪ませている原因として、見つめて解決しようとはしていません。
多分、これが抑圧、ということなのかと。

>それはまあ正しい概念なのでしょうが、それって抑圧状態にある人が自己診断して実行するのは無理です。

本当にそうですよね。
創作とかどうこうは関係なく、本人がそれを自覚、自己解決できていけるってちょっと綺麗すぎるような……と思うことって結構あります。
個人的にはその、「心理学の偉い人」って帯にある心理学の本などを見ると、色々感じる事があります。

>たいへん失礼ですが、サイドさんは物事を概念的に解釈しようとしすぎるのではないでしょうか?

そうですね、僕自身、そういう傾向がかなりあることは自覚しています。
仕事などでは順序だてて考えてから、手先を動かす(例えば、重機などの修理)などは、ホントに呆れるレベルで出来ません。
全体の構造をガッチガチに理解してからでないと、出来ませんし、理解していても出来ませんし(おぃ)、ソフトまで組み込まれるともうさっぱりです。(汗

>偉そうに言ってごめんなさい。

いえ、他の方の返信などもいただいて、気付かされることの方が多いですから、とても助けられています。

>一にもどります。
>端的に言えばこの主人公は劣等感を克服できていないし、それだけでなく克服しようとして間違った方向に走ってしまっています。
>劣等感による自らの心の歪みを解消しなければいけないのに、カースト最下位に置かれているという「不快な外的状況」だけを解消しようとしています。
>一がかかえる根本問題はそういうことだと思うのですが、いかがでしょうか?

さきほど少し触れたんですが、主人公の目的で重きを占めているのが、
「ヒロイン達が幸せにいてくれること」
なので、カースト最下位からの克服という、「不快な外的状況」の解消の優先順位はそれほど高くありません。
もし、「不快な外的状況」の解決が、「ヒロイン達の幸せ」に繋がるのであれば、その方向へ努力すると思います。
今書いている物語だと、さきほどの、

4「主人公、ヒロイン達との繋がりを拒絶」
5「主人公がヒロイン達といたいという自分の気持ちを再確認」
6「再度、ヒロイン達と合流」
7「一緒に事件、解決」

の過程で、
「自分の気持ちに正直になること」
「ヒロイン達を一緒に、事件を解決できた」
という結果を経て、劣等感を克服させた……つもりです。(汗
でも、そこに引っ掛かりを覚えて、質問させていただいている訳ですし、ここはもうちょっと何かありそうですね……。

最後になりますが、たくさんのご指摘いただき、ありがとうございました!
最後まで書き上げることができそうなので、頑張りたいと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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新人賞に出すつもりの作品のキャラクター数が多すぎる

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元記事:初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?

いつもお世話になっております。
現在長編小説に初挑戦している、やとうと申します。

プロット構想中の長編について、
思ったよりも話が長くなってしまいそうで、構成に悩んでおります。
皆様にご指導いただければと思い、こちらにお邪魔しました。

小説のテーマは
ヴィクトリア朝風な舞台で「サムライ×小公子×猫」です。

大まかな話の流れは、

諸事情で祖国にいられなくなったサムライが、新天地の異国において特殊な家業の貴族の少年の護衛となる。
立場の弱いヘタレ小公子が立派な跡継ぎとなるまで、スパルタ教育を施しながら命を懸けて守り続ける。

というような内容です。

主人公のサムライは、
頼りない少年を特殊な家業の跡継ぎとすることで、名門貴族の家とコネクションをつくり、
主人公の実家の戦略を優位に進めたい、という目的で行動するつもりです。

一緒にいるうちに情が移って、主人公の考えが変化して
実家>少年 → 実家=少年 → 少年>実家 となっていく方向で考えています。

猫は、各登場人物の心情表現や、場の空気を替える役割をしたり、
独りぼっちの少年を支える仲間として出すことを想定しています。

そこで悩んでいるが、ストーリーの長さです。
現在の予定はだいたいこのようなものです。
①サムライと少年が出会い、衝突しながら一緒に事件を解決して正式に護衛となるが、不仲。
②様々な事件を通してサムライの過去や、少年との本当の関係などを明らかにする中で仲良くなる。
③実家と少年、二択に迫られたサムライが、スパルタ教育の末成長した少年を新たに主に選ぶ。

①~③をやや長めの短編5~6話で一つの章として、三章の構成にしたいです。
しかし、ライトノベルでいうと単行本2~3冊分ぐらいの内容になりそうな予感がしてきています。

前置きが長くなりましたが、皆様にご相談したいのは、
初心者の長編チャレンジは、
「内容をカットして1冊分にまとめて短くすべきか、3冊分ぐらいになりそうでも予定通り進めるか」です。

私の経験は、以前に短編をこちらでご指導いただきながら、一月ほどの時間で書いたことしかありません。
そのため、初心者がいきなり長すぎる長編というのは無謀では、と不安も大きいです。

長編に挑む前にもう少し短編で経験をつむべきか、また長編に向けての心構えなどなど、
皆様の執筆の経験やお考えを教えていただければ幸いです。

上記の回答(初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

私は書きたいものを書くタイプなので、
ご質問の答えには「好きに書けばいいじゃない~♪」って感じです。

なので、やとうさんはどのような目的で小説を書かれるのでしょうか?
私と同じ考えなら、そのまま書かれたほうがいいと思いますし、
公募も視野に入れているなら10万字くらいのほうがいいと思います。

あと、プロットを拝見して気になったところは、
どんな読者を想定されていらっしゃるのかなぁと。
ライトノベルなら、ヒロインの女性キャラは重要かと思うんですが、
全然存在を感じられないので…

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての長編は、あまり長くしないほうが良いでしょうか?

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投稿日時:

元記事:選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

自分の書いた小説を、友人や新人賞の下読みの方に読んでもらったところ
「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と言われてしまいました。
仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。
しかしその指摘を受けても、何をどう改善すればいいのかいまいちよく分かりませんでした。
というか捻くれた見方をすれば、どんな作品の題材でも他のもので成立してしまうのではないかと思っている自分もいます。
たとえば猫型ロボットの『ドラえもん』だって、犬型でもいいし、たぬき型だって成立はすると思うんです。
(もちろん、猫型でないと微妙につじつまが合わないこともあるとは思いますが)

なので、どのように人物や物語を書けば、題材を必要不可欠なものにできるのかを教えてもらえればと思います。
できれば、例のようなものを交えて説明してもらえるとたいへん助かります。
厚かましい質問でもうしわけないんですが、よろしくお願いします。

上記の回答(選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

>というか捻くれた見方をすれば、どんな作品の題材でも他のもので成立してしまうのではないかと思っている自分もいます。
そうなんだけど、そうじゃないのよ。
ドラえもんのロボのモチーフが猫だろうと犬だろうとたぬきだろうと問題ないのは事実で、何でもいい。あえて猫にしたって理由はないだろうと思う。
でも、「未来から来たロボット」という部分は動かせないよね?
これを、例えば「魔法の世界から来た」とか「宇宙の彼方から来た」としてしまうと、雰囲気がガラッと変わってしまう(出来ないことはないけども)。
ドラえもんのモチーフが何かってのは、どうでもいい事なので、実際何でもいいしなんであろうと成立します。
でも、「未来からのび太のために来た」というのは動かせません。

というのも、そもそも「ドラえもん」という物語において「猫型ロボット」というのは重要ではありませんよね。
ドラえもんが出す道具でのび太が何をするかってのがザックリとした内容だと思うんです。
この一番重要な要素(話の本筋)に関係するモノ、が大事なわけですよ。
だから、えーと、あえて「ドラえもん」を面白くなくす設定を加えると、「道具がたくさんある未来世界が舞台」としたら、たぶん面白くなくなるでしょう。そういう回や映画はあったと思うけども、それは別の話。
この未来設定が何故面白くないかというと、「道具がたくさんある」ので、別に「ドラえもんに道具を出してもらわなくても良い」ためで、別にポケットじゃなくてもいいよね、ドラえもんじゃなくてもいいよね、てかこの猫型ロボはなんでもいいじゃんか、ってことになる。
これが、スレ主さんが今議題にしてる状態になった「ドラえもん」。
「ドラえもんが出す道具でのび太が何かする」の、「ドラえもんが出す道具」の部分が何でもいい状態になってる感じ。

だから、
>仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
この例題の場合、お互いに天使であり悪魔である必要性が欲しいところ、ということになる。
題材だけの問題じゃなく、「一番重要な要素に関係するモノ」まあ、つまり「その作品を一言で表現してみた内容」が関係してくる問題だと思います。
なので、例えばこの題材で「ヒロインと主人公がお互い一目惚れして恋に落ちる」という内容なら、これはロミオとジュリエットまんまですが、ヒロインと主人公は「敵対関係にある両者」でなければ成立しないので、天使と悪魔のチョイスは王道で良いと思います。
もちろんこの場合「敵対関係にある両者」であればなんでも成立するわけですが、主人公が悪魔であればヒロインはその敵対関係にある天使でなければ成立しないって事になる。

そんで、んーと……。
>仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
>「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。
ちょっと話がズレてしまうのだけど、このたとえ話は友人から言われたままでしょうか、スレ主さんが意訳して書き直したものでしょうか。
というのも、
>「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
>「天使と人間」や「人間と人間でも」
どっちも「主人公」が変わってるってトコが気になったんです。
要するに、「主人公が悪魔である必要性がない」って事が問題なのでは。

えっと、主人公ってのは基本的に動かせないんですよ。
悪魔の話なら悪魔の話なので、これを人間に変えたほうがいいって言われても、主人公を人間に変えたら悪魔の話じゃなく人間の話になるので、別の話になっちゃう。
言ってることわかるかな……。
これが動かせる状態にあるって事が、そもそも「悪魔の話をしていない」ってことなので、「悪魔じゃなくてもいいよね」ってことになってるのでは。
だから例えば、
「童貞のインキュバス」という主人公設定があるとしたら、「インキュバスなのに童貞」「それをなんとかしようとドタバタするラブコメ」ってな内容になるから、主人公がインキュバス(悪魔)なのは動かしようがないですよね?
で、この例は「悪魔の話」をしていますよね。
「設定のうえで悪魔という内容」なんじゃなくて、「悪魔だから生まれる話」をしていると思います。

設定で考えるんじゃなく、物語で考えると、このように自然と設定を活かした内容ができると思います。
主人公はまず大事で、そもそも「主人公だからこの物語がある」わけですから、主人公と物語は大きく関わりがあります。
主人公が動かせるような状態は好ましくないですし、まあ例外はありますし絶対ではないのですが、主人公だからの物語を考えるようにしたら良いのではと思います。

でまあ、そうなると主人公は動かせないので、その主人公の設定「悪魔」に対してロミオとジュリエットがごとく「敵対関係」と考えると「ヒロインは天使」というのは納得できるものではないかと思う。
これも「敵対関係にあるモノ」なら何でもいいので、別に「天使」でなくてもいいんだけど、
主人公は「悪魔」で動かせないので、その「敵対関係にあるもの」となれば「天使」というのも、また動かしにくい不可欠な要素ではないでしょうか。
とまあ、こんな感じで私は考えています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

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投稿日時:

元記事:不思議な読み方?

以前の質問と似通った部分のある質問になること、ご容赦ください。

投稿した小説のアクセス履歴を見ていると、定期的に特定の話だけを読んでくださっている読者の方がいらっしゃる様子なのです。
これは「その話数は再読に値すると評価されてるだろうから、今後はそういった方向性の話を増やしたほうがいい」ということなのか、それとも「表題で大半の読者が読みたがるタイトルになっているのがその特定話数なだけで、ひとりが繰り返し読んでいるわけではない(それ以外の話を改題すべき)」なのか、いまいち判断がつきません。一度完結まで行くべきか、一旦手直しすべきか?という不安があります。
初心者は手直しのために最初から書き直すことはあまりすべきではない、とも聞きますし、自分としても最後まで書き上げるのが第一目標です。しかし読まれにくい話を続けるくらいなら、ある程度読まれやすく方向性を考え直すべきか?とも思い始めています。
どうするのが一番でしょうか?助言が欲しいです。

上記の回答(不思議な読み方?の返信)

投稿者 サタン : 2

自分がやったことのある事では、
Web小説だとPCかタブレットかスマホか読む媒介がバラけてるんで、PCで読んでて、続きはベッドで読もうかな、とタブレットに移行するときどこまで読んだかわからんので、覚えてるところをクリックして、ああもうちょい先だわ、という感じの事をしてる。
翌日は翌日で電車の中でスマホを取り出して同じようなことをするわけで、別に内容に関係なく同じページを何度か開くってことは割とある。
そして家に帰ってきて今度はPCでまた同じことを…って感じ。

定期的ってのはよくわからんけど、そもそも「特定の読者のためだけに書いてる」というわけではないと思うので、気にしないで一度完結まで書いたほうが良いと思う。
その後、その「特定層」の人に「◯話目みたいな話がもっと読みたかった」と言われるようなら、外伝でそれを書けば良い話ではないかな。
別に、完結後のあとになってから5.5話とか間に差し込んでもいいわけだし、印刷物じゃない以上そうやって融通がきくのもWebのメリットなのでは?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 不思議な読み方?

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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