小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:夜下について

前回、古いスレッドにて創作方法として自身のやり方は合っているのかどうか伺っていたと思います。
例としては、一度目を書いて、それを自身で添削し、二度目三度目と繰り返して完成度を上げていくというものでした。
皆様からのありがたいお答えによって、他作品にも目を通すようにしています。

鍛錬投稿室掌編の間にて、自身が今までやってきた手法の答え「夜下」を投稿させて頂きました。
それをお目通ししてくださらなくとも良いんです。ただ、この答えから一旦距離を置き、皆様の意見を中心に作品を手がけてみたくなったのです。

本題です。
自身の実力の向上に大きくつながった小説、執筆、出来事はどういうものでしたか。
今まで私の中で、確実に実力が付いたと思えるエピソードがありません。よろしければ、皆様のエピソードをお聞かせ願えませんか?

上記の回答(夜下についての返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
うーん……なんだろう語り切れないくらいいっぱいありますね。
自分にあったやり方が本を読まないならそれでもいいですし、苦労するつもりがないなら読んだ方がいいですが……。感想を貰うことでやる気がでるならそれはそれでその人の上達方法になりますし、感想を貰うことに興味ない人がいてもいいですし。
せっかくラ研を使っているので、私はプロット相談掲示板とか批評依頼の小説や道場の作品を読んで、色々考えるのは好きですねたまーにやるくらいですが。
自分は良い感想や批評書けないなーと思ったとしても、気にせず書き込めばいいと思いますね。私ももっとずっと下手でどうしようもなかった頃から書き込んでいますし。

やっていくなかでいつの間にか物語に引き込まれてるような作品と出会えたらラッキーですね。例えば文章はそのままで、主人公の名前や登場してくる地名や小道具を自分が書いてる作品の名称に変えて読んでみるとか、繰り返しやっているうちになぜ引き込まれたのか、理由が感覚で分かってきたりします。
面白くなかった場面だったらなぜ面白くないのかを考えますね。
情報をだす順番には規則性があります、パターンがすべてではないですがパターンに注目してみるといいですね。
そして面白いか面白くないかは他人の意見ではなく自分の感覚を信じます。自分に正直になることが大切です。他の読者が面白いと褒めていて、自分は面白くないと思ったのに面白いとして考えるとかはやめましょう。でもそれをそのまま相手に感想で伝えるとトラブルに発展するケースもあるので、相手を褒めて伸ばす、そういうった感想を心掛けたいところです。

ラ研で学べることもたくさんあるのですがストーリーの勉強に限界があります。
小説には小説の話の畳み方があってプロの小説をたくさん読むか、小説が原作の映像作品を視聴するのがいいですねつまらない映像作品は考えなくていいです、面白いな感動したな、そういう作品は記憶に残っていると思うので最初から最後までストーリーを書いていくと楽しいです。自分が楽しいなこれなら苦もなく続けられそうだなと思うやり方でやっていくのがいいですよ。うーん……作品(くまクマ熊ベアー)とかいいんじゃないですか、面白いし、ストーリー作り(話の広げ方)が分かりやすいですアニメがおすすめです。

ここからは夜下についてです。
丁寧に書いてありました。最初にお風呂場につれいく、良い意味で予想を裏切ってくる、誰も思いつかないような展開からのスタートはすごく良かったです。その前の導入部分も読む気にさせてきて上手かったです。

①気になったのが物語には何かしらのリアリティが必要ですが、主人公が小学一年生でもいいのですが日常に落とし込まれてないのでリアリティとして弱いのと、②全体的にヒロインを引き立たせるための文章になっていて読者を選ぶのと、③六年間とんでからの親父さんの必要性をあまり感じなかったところです。

①②については主人公が主体的に行動するエピソード不足です。主人公の平凡であるはずの日常が夜下さんとの出会いで非日常が始まります、夜下さんは謎だらけなわけですが、警察がでてこないので謎がいい感じに残った状態です。
ただそこで、非日常が日常にとってかわるあたりの進行がないのでリアリティがちょっとなと。②の文章についても主人公が一人で何かしようとして失敗するみたいなエピソードがないので今はそう見えます。

小説は視点がすべてですが、視点は3つで安定します、今なら自分とヒロインと第三者。この第三者(例えば店員さんだったり、近所のおばさんだったり、名無しのクラスメイトだったり)、いわゆるモブキャラと主人公の絡み(エピソード)がないんですね。また第三者をフラれるヒロインとして使うのもよくあります、この物語でそれをするとラブコメ要素になってしまって物語の方向性として、違うところにいってしまいますが……。

③については突然なんか物語の進行のために犠牲となり罪をなすりつけられた親父みたいな、親父が悪いのを主張したいのか、夜下さん最高! とこの物語で伝えたいのどっちかなとぼやけてしまいましたね。今のままならやっぱり親父が悪いなら悪いでそういったエピソードが欲しかったかなあといったところでした。正直、下手に登場人物に大人をだすと作品の粗さや欠点が浮き彫りになってそのせいで話がややこしくなってくるので、年頃の兄貴や妹とかでもよかったような気はしました。
最後の終わり方は何も問題は解決してないんだけど、綺麗に解決してますみたいな感じで私は結構好きでしたね。

これが正解というわけではないので自分にあいそうなところだけ参考にしてください、それでは応援しています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 夜下について

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元記事:皆さんは「自作の酷評」はどこまで受け止めていますか?

 お久しぶりです。結局、新人賞は三次選考で落ちて、ゼロから始める執筆生活に戻って新作のプロットと業界勉強に勤しんでいる半額です。

 選考で落ちた作品を小説投稿サイトに載せて、次回作に向けて意見を募ろうと考えたのですが、殆どアクセスされずに終わったので、SNS上で「読みますよー」と仰っている方に読んでもらったんですよね。

 すると、「面白いと感じるところがない。序盤のインパクトに欠けるし、ストーリー展開が遅く、世界観設定を語りすぎ」と酷評を受けて、まぁ落ち込むことはなく前向きには考えれたのですが、その方の創作理論が「ん? でもそれって違うくない?」と納得できないところも多くあったんですよね。

 一読者の意見とはいえ、それに振り回されすぎて自分の軸を曲げるのは良くないとは分かるのですが、自分が納得できないことにこそ何か改善の余地があるのではないかとも思ってしまうのです。

 そこでなのですが、皆さんは「酷評なり、批評なりを受けた際、どこまでそれを受け止めて自作の執筆に取り入れているのかな」とお伺いしたいと思い、相談させていただきました。皆さんの考え方や、体験談も交えて話していただけると助かります。
(久々なので、説明不足なら申し訳ありません!)

上記の回答(皆さんは「自作の酷評」はどこまで受け止めていますか?の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
売れないと直接書くと若い芽を摘むことになってしまいます(笑)、彼らはプロですから、そのような表現よりも具体的に課題を指摘する方が得意でしょう。
彼らがあなたの言うところの酷評が将来きそうだということに、メモを取りながらや赤ペンで添削しながら読んだりしている彼らが、気付かないわけがないので、この場合、選評に書ける文字数で他に優先すべき課題があることになります。
それか、他にも見つけた改善点を荒削りと一言にまとめた可能性もあります。

またこうも考えられます。
SNSで酷評された箇所は手直しといった短所より、魅力の方が上回っているので長所として褒めよう。手直しする時は、
序盤のインパクトやストーリー展開のテンポの良さは残しつつ。
面白いと感じるところがない。序盤のインパクトに欠けるし、ストーリー展開が遅く、世界観設定を語りすぎないようになるまで、何カ月も改稿させればいい。

選評と酷評で矛盾しているように思えるかもしれませんが、一部の人は答えを取ってくる方法を知っているだけかもしれませんし、仮にできなくても、これを修正するために何百時間も費やせばそれなりになるだろうと考えれば、それだけ時間をかければできないこともない気がしますね。

選評ではもっと本質的な部分が書いてありませんでしたか。キャッチーな要素が……とか。中高生に刺さる要素が……とか。読者を楽しませる仕掛けが不足している……とか。荒削りと受け止められた理由が何個か書いてあると思うのですが、そういったところに考える時間を使った方が建設的だと思いますよ。

酷評された部分が上手く書けることで次の審査に進めるなら選評にそう書いてあるはずです、彼らが読みながら気付かないわけがないので……、新人賞に送られてきた箸にも棒にもかからない作品から、受賞作まで、今書店で流行ってる本も知り尽くしています。
もっと深いところまであなたの作品を分析していてそれが選評で語られているはずです。あなたが言うところの酷評の方は後でどうとでもなる問題のように思います。
これがどちらを信じるかの話だとするなら、SNSは課題を教えてくれたありがたいことで小さな箱、私なら選評に書かれている大きな箱について考え続けます。

三次までいける実力があるということは武器となる素晴らしい個性があります、応援しています。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 皆さんは「自作の酷評」はどこまで受け止めていますか?

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元記事:皆さんは「自作の酷評」はどこまで受け止めていますか?

 お久しぶりです。結局、新人賞は三次選考で落ちて、ゼロから始める執筆生活に戻って新作のプロットと業界勉強に勤しんでいる半額です。

 選考で落ちた作品を小説投稿サイトに載せて、次回作に向けて意見を募ろうと考えたのですが、殆どアクセスされずに終わったので、SNS上で「読みますよー」と仰っている方に読んでもらったんですよね。

 すると、「面白いと感じるところがない。序盤のインパクトに欠けるし、ストーリー展開が遅く、世界観設定を語りすぎ」と酷評を受けて、まぁ落ち込むことはなく前向きには考えれたのですが、その方の創作理論が「ん? でもそれって違うくない?」と納得できないところも多くあったんですよね。

 一読者の意見とはいえ、それに振り回されすぎて自分の軸を曲げるのは良くないとは分かるのですが、自分が納得できないことにこそ何か改善の余地があるのではないかとも思ってしまうのです。

 そこでなのですが、皆さんは「酷評なり、批評なりを受けた際、どこまでそれを受け止めて自作の執筆に取り入れているのかな」とお伺いしたいと思い、相談させていただきました。皆さんの考え方や、体験談も交えて話していただけると助かります。
(久々なので、説明不足なら申し訳ありません!)

上記の回答(皆さんは「自作の酷評」はどこまで受け止めていますか?の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
三次までいったことおめでとうございます!

SNSで出会った方の感想は遊びとまでは言いませんが、私なら選評に書かれていることがすべてです。3次で落ちたその作品を仮に担当編集さんの指導でプロ水準まで引き上げたとしても、ほぼ売れないと判断された可能性が高いです。
それが売れない理由として、
「面白いと感じるところがない。序盤のインパクトに欠けるし、ストーリー展開が遅く、世界観設定を語りすぎ」といった感想がついたのではないかと私なら考えます。

感想に書かれている項目を修正すればその方や一定数の読者にはウケるかもしれませんが、この感想程度のことなら受賞した後や、なんなら今から改稿してもいくらでも修正可能ですよね。
そもそもの話として3次で売れないと判断された理由は他にあるはずです。

おそらくその方は売る側の立場の人間ではありません。
新人賞から販売までやっていて経験者の声となってくるのが選評なので、どこが良くてどこがダメと判断された、修正するためには作品全体をいちから作り直した方がはやいと思うようなこともそれとなく書いてあるはずです。
何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 皆さんは「自作の酷評」はどこまで受け止めていますか?

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元記事:設定からストーリーを作るには

早春の候失礼いたします。
 前回当方が相談をした際、設定よりもストーリーを考えるべき、というご回答をいただきました。
 それを受けてなのですが、設定やネタからストーリーを考える際の注意点やコツ(またはストーリーを設定よりも優先して考える方法)などを教えていただきたいです。動画制作の過程でも、やりたいネタがあるのにそこから(またはそこまでの)話をどう作るかかなり悩むゆえ、そのへんがだいぶ苦手という自覚がありますので……
 当方のようなまず設定などから考える方は割といると思う故以前にも同じような相談があったのかもしれませんが、なにとぞお願いいたします。

上記の回答(設定からストーリーを作るにはの返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
ストーリーと一口に言っても小説なら短編長編、シリーズものや読み切り。他にも学園ものや異世界転生もので使われるストーリーをとっても内容は様々ですね。
また漫画には絵があります、映画やアニメには映像があります、文字で表現する小説とは違い、絵や映像でしか表現できないストーリーを使った有名作が世の中には多くあります。まずはすべてのストーリーを一緒くたにしないことです。
あなたが使う道具が小説なのか絵なのか映像なのか、自分がこれから使おうとする道具にあったストーリーに意識を向ける癖をつけましょう。

設定を思いつくということはその設定を活かした面白い場面だったり、書きたい場面が思いつくようであるなら。その場面に繋がる時系列で前と後をつけてみてください。
例えば、放課後の教室で主人公が告白する場面を思いついたとします。
教室に入るまでの放課後までの主人公の行動や生活。告白の後で教室からでていった主人公の動きだったり。
作者はすべて知っているかもしれませんが、他人(読者や視聴者)には背景を伝えなければ理解してもらえません。自分が思いついた面白いと思った場面の前と後を考えそれらを書きます、こうして繋げることで簡単ですがストーリーが出来上がります。

何かの参考になれば幸いです。応援しています。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 設定からストーリーを作るには

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元記事:自分の文章を見て吐き気を感じるのはどうしてでしょうか?

自分の文章やあらすじを見てると吐き気に襲われ、気持ち悪くなってしまいます。
なんていうか強い拒否感を感じてしまい、直視出来ません。
どうしてでしょうか。
あと、「自分のこんな小説なんて誰が読むんだ」とまで思えてしまい、削除したい衝動にも駆られます。
どうしたらいいでしょうか。

上記の回答(自分の文章を見て吐き気を感じるのはどうしてでしょうか?の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは、そういうのはたまにありますね。
でやっぱり自分がやってて楽しいと思えることを見つけることですかね。

「自分のこんな小説なんて誰が読むんだ」そこに意識を向けると悲しい気持ちになりますが、人間の脳には色んな可能性がありますから。何でもいいので小説を書いただけでもすごいことです。

私ははじめの数年間は書くのが楽しかったので書いて、賞に記念応募くらいにしか思ってませんでした。
自分で自分を観察してみましょう。
あなたにとって時間を忘れて夢中になってやっている時は、どんな作業をしていますか。例えばストーリーを考えるのが好きとか、あるいは書くのが好きとか、キャラクターを動かすのが好きとか、自分の好きなことが分かればそれを活かす方法を考えることで、楽しく簡単に上達していく自分だけの練習方法がみえてきます。
それが分かればこの悩みも他のこともただの雑音になっていきます。
何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 自分の文章を見て吐き気を感じるのはどうしてでしょうか?

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元記事:長編の書き方を教えてください。

 どうも、壱番合戦 仁です。

 サタンさんのアドバイスに沿って、一度ものすごくシンプルなお話を書いてみました。それは、ぐちゃぐちゃになったお話の原作の原作とでも呼ぶべき、一番初歩的なお話です。習作となる予定だったのでこれでいいのだと思いました。

 今回、ご相談したいことは、第一に「どうやったら、きちんとお話を背骨が通ったものにできるのか?」。第二に「どうすれば、感情表現を豊かにできるのか?あるいはボキャブラリーを増やせるのか?」です。

 以前お話したしぐれんさんにも言われたことなのですが、僕は局所局所での演出がうまいらしいのです。ですが、全体を通しての作品作りができていないとも言われました。それは僕も痛感するところで、場面ごとの展開に目を奪われすぎて大局観が無いということは以前から自覚していました。
 作品を一貫して貫くテーマを掲げることで、エンディングを派手に演出しなくても、物語を通して伝えてきたメッセージの集積が結実することで、感動的な結末にできるという手法は、かねてから多くの作品で読み取ってきました。
 例えば、東野圭吾/作「秘密」の海浜公園でのワンシーン。あれが演技だった事を知って、自らの肉体の代わりに娘の魂と引き換えに体を得た彼女が、自ら選んだ結末だったのだ、と気づいたときには、一本取られた気分になりました。
 内容はともかくとして、ああいう仕組みの作品を書いてみたいです。
 
 また、全体を見通す目がなっていないので、一人ではプロットが書けません。代わりにアイディアはポンポン浮かんでくるので、書きながら先をある程度見通して切り抜けています。なので、割とカッチリとプロットを組んでも、あとでグダグダになりやすいです。

 さらには、感情表現がワンパターンになりつつあることにも気が付きました。手塚治虫先生と比べるのはおこがましいですが、彼方の感情表現がパターンが少なくても問題ないのと同じように、記述の内容とシチュエーション、あるいは発言者の口調や性格を変えることで飽きさせないようにはしています。(手塚先生が晩年提唱した、漫画記号論を真似しています)

 ただ、それでいいのかといわれると疑問です。文学とライトノベル、どちらにも言えることがあります。僕の一意見でしかありませんが、感情表現や情景描写、大道具小道具の描き方は、なるべく豊かであった方がいいと思うのです。(パターンが多くないと、漫画記号論のシステムが成り立ちませんし、応用云々以前の問題です)

 ただ、僕は感情の機微に疎いので、どうしても表現に限界が出てきます。普段から自分の感情表現は単純極まりないな、と振り返ることがしばしばあります。
 というか、単純というよりは直情的なのです。
 言葉ではレトリックマシマシの文学的なセリフを吐いてカッコつけても、その感情表現のいちいちが単純になってしまっています。組み合わせのパターンもそれほどレパートリーが無いので、困っています。

 昔の友人から贈られた小説の書き方を記した本に、『文学少女シリーズ』の一節が例題として挙げられていました。
 天野ちゃんだったかな?あの子が、告白したい気持ちを抑えきれずに心葉くんの手を噛んで、こてんと眠ってしまうシーンがありました。

 『こ、これは……、すごいな』と思いながらも、真似できないとも思いました。同時に、医学的にあり得るのかが気になってしまって、書こうと思ってもかけないだろうなとも思いました。しかし、やはり僕には理解しにくい表現法でした。

 これとは少し毛色が違いますが、キングダムハーツの名言などを通し読みしてみると、どれもこれも珠玉の名シーンぞろいで、見習いたいけど見習えない歯がゆい思いをしています。「うらやましいよ、ソラ。俺の夏休み終わっちゃった」なんて、一度は見習いたいです。僕が同じシーンを書くとしたら、ロクサスが喚き散らしてかなり見苦しくなります。そんなの、僕だって願い下げです。

 特に最近衝撃的だったのは、あの『リゼロ』の作者が、WEB版原作で、キングダムハーツⅡをオマージュしたことでした。あの引用はさすがに今思い出すだけでも鳥肌が立ちます。おなじ引用でも、素人とプロではここまで差が出るのか、と頭が下がる思いです。

 しぐれんさんから、「読み込みが足りていない」と言われたこともあって、この通り相当読み込んできたつもりです。それでも得られたものはありました。ただ、それを自分のモノにできていないのです。

 色々ととっ散らかってしまいましたが、諸々の問題に困っています。

 皆さんの知恵を貸していただけませんか?どうかよろしくお願い申し上げます。

上記の回答(長編の書き方を教えてください。の返信)

投稿者 : 1

どうも、本です。本棚から落ちました。

局所局所の演出が上手いと言われた理由、なんとなくわかる。ご相談の文章を読んでいるとそう感じます。キングダムハーツのことも、名言しか言っていませんね。こういう物語でこういうイベント(葛藤や出会いや敵との戦闘など...)を経て、そこに辿り着くという風に書けば知らない人にもちょっとは伝わるかと。

名言や名シーンを読み込むより、たとえばキングダムハーツという大きな物語を読み込んでいくべきではないでしょうか。言葉やシーンにも前後があります。そこまで至る経緯とそこまで至った後も読み込まないと、全体が見通せないと思う次第。

名言や名シーンばかり繋ぎ止めても物語にはならず、いろんな出来事を経験してそこに至るものかと。壱番さんは物語ではなくシーンばかりに目を向けていらっしゃるように伺えます。もう少し俯瞰で見ましょう。遠く透かして全体を読み込んでみてはどうでしょうか。

背骨が通った長編を書くには、やはり全体をわかりやすくしたプロットが必要です。全体、各章、各シーン...書き方はなんでもいいです。

では。本棚に戻ります。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 長編の書き方を教えてください。

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投稿日時:

元記事:魔法が存在しない世界観で

こんにちは、こゆきです。
以前から悩んでいる設定についてです。
ラノベや漫画に登場する、魔法など、現実にはありえない設定には、物語を面白くする以上に、その世界が現実ではない世界であることを表現する効果もあると考えています。
 私は今、日本の室町時代をモデルとした世界観を考えているのですが、主権や出来事、登場人物の持ち物に至るまで、全く史実の室町時代とは異なります。史実と被る部分があるのは、世界観の持つ雰囲気くらいでしょうか。
 そこで最初に設定を説明することなく「室町時代っぽいけど違うんだよー」ということを示したいのですが、難しくて困っています。
会話文の中で説明することにも挑戦しましたが、説明臭くて自分の文でさえ読む気になりませんでした。
 魔法が存在しない世界観で、私など作者ができる、現実との区別の方法を教えてください。

上記の回答(魔法が存在しない世界観での返信)

投稿者 田中一郎 : 2

誰もが知ってる史実を少し改変して出すとかですかね。
堀川幕府にするとか、三代将軍の名前を足利義満から佐野義満にするとか。
特別に理由がなければ、最初に架空世界であることをわかりやすく提示したほうが良いと思います。
それで室町時代とは違うということを示した後に、今度は逆に室町時代と同じ事柄を描写していく。これで大丈夫だと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法が存在しない世界観で

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投稿日時:

元記事:物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありか

いつもお世話になっております。
現在長編にチャレンジ中の、やとうと申します。

前回プロットの悩みについて、皆様から様々なアドバイスをいただき、ありがとうございました。
その後問題のプロットを整理して、次の段階へと進めることが出来ました。

その中で新に、「物語の視点」について、どう表現するかで迷いが出てきてしまったため、こちらで再び皆様のご意見をいただければと思いお邪魔いたしました。

現在迷っているのは、第一話の視点を「誰」にするか、です。
ストーリー・場面の進行に合わせて視点の人物を変更していくべきか、
ひとりに統一して進めるか、でで悩んでおります。

物語の内容としては、サムライ×小公子×ネコをテーマの長編の序盤で
主人公と主要人物たちの出会いとなるものです。
登場するのは主人公のサムライ、ヒロイン、小公子と敵とモブが少々。

ストーリーは敵に捕らわれた小公子をサムライとヒロインが突入して救出にいく、というものです。

今の構成だと三分割の場面で、以下のようなものです。

①小公子襲撃の現場を前に一悶着するも、サムライが強引に周りを黙らせて突撃。
②敵地で斬って暴れるサムライと、現場の救出とバックアップをするヒロイン。
③捕まった小公子のもとへ到着、ボスと対戦。

初めは主人公の目線で進めていましたが、
途中で場面の変更に合わせて主要人物の視点をリレーさせ、
互いに他のキャラクターをどう感じたかを描写できないかと考えるようになりました。

たとえば、
①は主人公、サムライ視点で初仕事なので元気に突撃。
②はヒロイン視点でサムライの仕事ぶりに「うわー何コイツ」とドン引き。
③は小公子から見て、サムライはなんか無茶苦茶。ヒロインさん助けて。

のような内容を今は考えています。

・安易に視点を変更せず、主人公目線で統一すべきか。
・視点変更を使って主人公を他のキャラクター目線で描写してみるか。

どちらが書きやすい、また読みやすいのでしょうか。

皆様の御考えやご経験などを教えていただければ、幸いです。
長文失礼いたしました。

上記の回答(物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありかの返信)

投稿者 あまくさ : 2

>・安易に視点を変更せず、主人公目線で統一すべきか。
>・視点変更を使って主人公を他のキャラクター目線で描写してみるか。

それ以前に、一人称にするか三人称にするかという問題があります。

(一人称の場合)
・頻繁な視点変更はしない。少なくとも一つの章は一視点で通す方が良い。
・一人称の視点変更そのものに否定的な見解もある。(そもそも視点変更をしたいなら三人称にした方が良いとも言え、一人称のメリットがあまり活かせないから)
・一人称で視点変更をしているプロの作品もないわけではないが、読者に違和感や混乱を与えないための配慮を要する。

(三人称の場合)
・基本的に視点変更はしてもかまわない。
・キャラが多くストーリーが込み入っている場合は、視点変更をしないと書きにくいことがある。
・ただし無頓着にやると三人称でも読みにくさにつながることがあるので、それなりの技術は必要。

また、一人称でも三人称でも一視点で通すことは読者に感情移入させるという点では有利です。このメリットがバカにならないことも考慮してください。

まあ、一般的な考え方としてはこんなところでしょう。
で、仰っているような内容なら、

・お勧めは三人称。
・視点変更はOKですが、やりすぎには注意。効果と必要性を考慮して最小限にとどめる。
・視点変更するところでは、自然に読めるかどうか確認する。
・視点変更しないパートでは、一人称に近い感覚で視点ブレに注意する(これが意外と難しいです)。

こんなところかなと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありか

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