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元記事:文豪を題材にした作品

タイトルの通り、私は文豪を題材にした作品を書こうと思い(主に尾崎一門)、全集や資料、手紙などを読み込んでいる最中なのですが、やはり文豪を題材にした作品で(巷にある文豪異能力バトル系ではない、本人達のエピソードを元にした話)読者に近代文学に興味を持ってもらう、面白みを感じてもらうというのは難しい事でしょうか?

ちなみに皆様は文豪、といえばどなたを真っ先に想像しますか?
私は三島由紀夫、太宰治、森鴎外辺りで一番好きです。

上記の回答(文豪を題材にした作品の返信)

投稿者 にわとり : 1 投稿日時:

尾崎、金色夜叉しかわからない……無知……。

史実通りの文豪を主要キャラとして登場させるとなると歴史小説の領分になってしまうので、そういう系統をあまり読まない自分としてはコメントしづらいのですが、ラノベ系で実在の文豪をメインキャラに据えたものとしては鯨統一郎『タイムスリップ森鴎外』や、直近の作品ですが佐藤友哉『転生 太宰治』がありますね。どちらも文豪が現代日本に転生して活躍する内容。
漫画まで視野を広げると、作家の経歴をわかりやすく紹介した久世番子『よちよち文藝部』や、ファンタジーではあるものの作家の書簡などの情報もうまく織り込んだ清家雪子『月に吠えらんねえ』などが先行作品になるかと思います。

あとは、
>読者に近代文学に興味を持ってもらう、面白みを感じてもらう
というのが具体的にどういうことなのかにもよりますね。
文アルや文ストなど、近代文学に興味を持ってもらうのにめちゃくちゃ貢献してると思うのですが。能力バトルであっても作家の背景やイメージを全く引き継いでないわけでもないですし。

あなたが考える近代文学の"良さ"を現代の言葉と視点で自分なりに語りきれれば小説としてはとりえず成功で、あとは一般的な構成力や表現力の問題になるかと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 文豪を題材にした作品

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元記事:文豪を題材にした作品の返信

尾崎、金色夜叉しかわからない……無知……。

史実通りの文豪を主要キャラとして登場させるとなると歴史小説の領分になってしまうので、そういう系統をあまり読まない自分としてはコメントしづらいのですが、ラノベ系で実在の文豪をメインキャラに据えたものとしては鯨統一郎『タイムスリップ森鴎外』や、直近の作品ですが佐藤友哉『転生 太宰治』がありますね。どちらも文豪が現代日本に転生して活躍する内容。
漫画まで視野を広げると、作家の経歴をわかりやすく紹介した久世番子『よちよち文藝部』や、ファンタジーではあるものの作家の書簡などの情報もうまく織り込んだ清家雪子『月に吠えらんねえ』などが先行作品になるかと思います。

あとは、
>読者に近代文学に興味を持ってもらう、面白みを感じてもらう
というのが具体的にどういうことなのかにもよりますね。
文アルや文ストなど、近代文学に興味を持ってもらうのにめちゃくちゃ貢献してると思うのですが。能力バトルであっても作家の背景やイメージを全く引き継いでないわけでもないですし。

あなたが考える近代文学の"良さ"を現代の言葉と視点で自分なりに語りきれれば小説としてはとりえず成功で、あとは一般的な構成力や表現力の問題になるかと思います。

上記の回答(文豪を題材にした作品の返信の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

追記
文豪と聞いてまっさきに思い浮かべるのは夏目漱石ですね。
文士っていうと基本的には賤業の扱いですが、漱石は育ちの良さと知性が行間から滲み出ていて、文豪っていう仰々しい呼称も似合ってしまうような風格がある気がします。
個人的に好きなのは泉鏡花と内田百閒。江戸川乱歩や夢野久作の狂気描写が、常識人の視点から客観的かつ露悪趣味的に狂気を描いたものだとするなら、彼らの幻想譚は悪夢の渦中であり狂気そのもの。とくに内田百閒の『尽頭子』が私的ベスト。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 文豪を題材にした作品

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元記事:設定被りは、どこまでが仕方ないのでしょうか

初めて質問させていただきますため、至らぬ点がありましたら申し訳ありません。

質問なのですが、タイトルの通り、他作品との設定被りはどこまでが許されるのでしょうか。
と言うのも、自分が書いている作品の設定が色々な作品に似ている気がしているのです。
簡単に書けば、現代を舞台に魔術師や不死の存在が人知れず戦っている、と言う話です。
何となく、よくありそうな設定だと自分でも思います。具体的に言えば、主人公が即死能力的な物を持っているのですが、それは、不死と言う単語と相まって月姫のように感じられますし、敵が実在(?)のオカルトをベースにした組織と言うのは、Diesや科学ADVシリーズのような印象を受けるかも知れません。何より、自分がそれらの作品の影響を受けていないとは全くもって否定できないのです。どれも、好きな作品なので。
無論、パクリはしていないつもりですし、話の流れや結論は、それらとは違う物になっているはずです。ですが、設定だけ見ると、単なる二番煎じに陥っているような。もっと言えば、パクリになってしまっているような気がしてきて、こうして質問させていただきました。
皆様は、創作においてどの程度の設定被りは許容されると思いますか?

上記の回答(設定被りは、どこまでが仕方ないのでしょうかの返信)

投稿者 にわとり : 3 人気回答! 投稿日時:

たとえば二次創作には"二次創作としてのオリジナリティ"が宿るように、設定や人物造型の類似は物語全体の印象からすれば些細なものです。小説の本体は"結末に至る過程"なので、展開のアイデアとその意味づけに独自性があれば問題ないでしょう。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 設定被りは、どこまでが仕方ないのでしょうか

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元記事:少し珍しい設定の男の娘キャラクターを考えています

「男の子として生きていくのが辛いと感じているために、女装をして女の子として暮らしている」という設定の男の娘キャラクターを作りたいと考えています。ですが、参考になる作品がないために苦労しています。皆さんいいアイデアはないでしょうか?

性格としては「大人達から男の子としてぞんざいに扱われた過去があり、それ故に大人が好きではない。自分と違って恵まれた環境にいる女の子達や女性たちを妬ましく思っている。それも甲斐あって女性不信の状態」という感じです。

思い浮かんだプロットとしては
彼は小学校、中学校と大人や女子たちからの抑圧やハラスメントを受け続け、それに耐えられなくなり高校生になってから完全な女の子として暮らし始める。が、上記の過去もあってかクラスでは浮いた存在になってしまっている。
そして高校二年生の時、彼のクラスに堂々と男子生徒の服を着て男装をしている女の子がやって来る。彼女は自分が女子であることを公にしているため、クラスの人気者に、しかしこの男の娘は男として差別され、女装しても差別され、男を捨ててやっと自由を掴んだものの、結局周りから浮いた存在になってしまっている自分と、堂々と女だと明かして男装して皆の人気者になった彼女を比べてしまい、劣等感と嫉妬を感じるようになってしまいました。
そして、二人が偶然一緒になったとき、他に誰もいないのを見計らってウィッグをとり、第一人称を変え、敵意むき出しでこう言います。「どうして僕とあなたはあんなにも違うんですか?」と。
突然の暴露に衝撃を受けた彼女は…

という内容です、どうでしょうか?
よくある差別をテーマにしたメッセージ作品を作りたいと思っており、この手の訴える系の作品には男性差別について伝える作品が全くなかったので考えました。

ここで問題点はいくつかあります。
1:模写、表現について
この男の娘キャラクターが女の子として暮らしたくなるほどの理不尽な抑圧をどう表現するかで行き詰まっていること。
2:男装女子の立ち位置について
二人目の男装女子を男の娘キャラに味方、あるいは同情するようなキャラにしたいが男の娘キャラに拒絶されているため恋愛に発展させることが難しい為、浮いた存在になってしまっていること。
3:主役について
この二人のキャラのうち、どちらを主人公にして、どちらの目線で物語を展開するべきか?
4:その後の展開、作風について
シリアスにどっぷりと浸かった重い作品にするか、その中で希望を見つけようとする明るい作品のどちらにするか?

以上です、作風が珍しい為参考になるキャラクターが見つからず、手探り状態です。ご意見お待ちしております。

上記の回答(少し珍しい設定の男の娘キャラクターを考えていますの返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

これはあれですじゃないですか? イデオロギーを出しすぎるとダサくなるやつ。『メッセージ作品』という意識は少なくとも執筆中は捨てたほうがいいと思います。

1.作品のイデオロギーに合わせて作中現実を都合よく改変したらそれはメッセージ作品じゃなくてアジテーション作品になってしまいます。エンタメなんだから面白けりゃ正義って考え方もありますが、リーフェンシュタールの『意思と勝利』に似た倫理的問題を孕まざるをえないでしょう。ぶっちゃけ個人的には悪趣味だと思う。
周囲の大人や女子たちを悪人に仕立てるより、その男の娘が偏屈で神経質なために、善意の行動やちょっとした言葉尻をつかまえて「男性差別だッ!」と考えてしまうみたいな方向性が良いんじゃないだろうか。たとえば「担任から教材をふた箱運んでほしいと頼まれたとき、重い箱を自分が、軽い箱を一緒に呼び出された女子が運ぶことになんとなく決まった」とか、「隣の席の女子が生理痛で早退してしまったので日直をひとりでやる羽目になった」とか、「クリスマスプレゼントに童話の王子様みたいなかっこいい服が欲しいってねだったのにサンタさんが枕元においてくれたのは新幹線のイラストが描かれたダサTシャツで、一方妹はフリフリしたスカートをもらって"お姫様みたい~"とはしゃいでいた」とか。そういう日常生活のちょっとした不公平感を大げさに捉えてしまう性格ゆえに勝手に追い詰められて次第に世間と感覚がずれていく未来の男の娘……。うん、生々しくて良いんじゃないですか? じっさい女装界隈って、女性嫌悪をこじらせて参入してくる人間そこそこいますよね……。
まあ、元々の性格がそうだったっていうのはエンタメとして地味なので、少年時代の彼に思想を吹き込んで、形のない日常生活の違和感を「男性差別による被害者意識」に誘導していく年長者とか、少年の女性嫌悪の原型になる「男性一般を異様に憎んでいて、少年を男だというだけの理由で理不尽な目に合わせる悪女」を一人づつ配置するくらいはあってもいいかもしれない。このふたりが親戚のおじさんと母親とかだったら設定としてコンパクトにまとまりそう。

2.現実問題、男装女子とかメンヘラっしょ(ド偏見)。自己肯定感が低すぎて、周囲からちやほやされても「みんな本当の私を見てくれない……」と内心卑屈になっていたところ、男の娘になじられて「彼だけは本当の私を見てくれる……!」みたいになったってことでどうでしょ? 男の娘がクラスで浮いてることも気づいてて、逆に「私だけが彼の理解者なんだわ! 運命!」みたいなテンションで近づいてくる。イメージとしては、芽が出ないバンドマンのDV彼氏に尽くしちゃう系の依存体質サブカル女子みたいな感じ。恋愛にも発展させられるし、不安要素によってサスペンス感も出せるので悪くないと個人的には思います。
ていうか逆に男装女子の思惑にどこかいびつさや勘違い要素がないと、心を開かない男の娘と恋愛にはなりようがない気が……。

3.質問からは男装女子の内面や問題意識、行動原理が全然設定されてないので比較不能。現状だと男の娘のほうが人格のディテールが揃っているのでこっちを主人公にするのが順当という感じがする。それと、あとはこの先の展開をどうしたいか、ですかね。物語上の"試練"が男の娘と男装女子のどっちに主に降りかかる予定なのか? 試練を受けるほうが主人公です。

4.一般論としてコメディタッチの軽い読み味のほうがとっつきやすいので、まずは表面的にポップで明るい作風を検討するのがいいかとおもいます。シリアスを前面に出すのは次善のアイデアじゃないでしょうか。自分が1~3で提示したアイデアはコメディタッチでもシリアスでもいけそうな感じがしますが、コメディ調にしても「生まれ持った性役割を全うできなかったはぐれ者たちの哀愁」みたいな感じは多分残るので、そんなに軸がブレることはないと思います。

作品のコンセプトを半ば否定するような意見になってしまいましたが、気を悪くされたらもうしわけないです。
ただやっぱり、キャラの思想に正当性を与えるために周囲をサゲるのはいいやり方じゃないと思います。それをやるとどうしても作品世界がチープにならざるをえない。
質問の筋立てを読んでも、女性には女性の生きづらさがあるのにそれが男の娘からは見えていないだけという印象がやはり強いです。
……いや。あるいは逆に、出てくる女性を悪女ばかりにして男の娘の女性一般への復讐劇という方向で、爽快感一点突破を狙う手もエンタメ的にはありっちゃありかもしれない。男の娘の女性一般に対する嫉妬心や敵意に読者をしっかり共感させることができれば、歩道に車で突っ込んで女性の集団をなぎ倒しても理論上はハッピーエンドになりうるわけで……。読む人を選びそうだけど需要はそれなりにあると思う……。それならそれで過剰なくらい女性の言いなりに社会が回ってる世界を描く必要があります。たとえば学校では女子グループから凄惨ないじめを受けているが、勇気を出して大人に告発しても「女がそんなことをするわけ無いだろう嘘つきめ!」とか「女にいじめられるような軟弱者が恥を知れ!」みたいなめちゃくちゃな論理で逆に殴られるとか、担任はいじめを知っているがロリコンのドMなので女子グループの言いなり状態で助けてくれないとか、家に帰ると母親が給与明細を片手に「この甲斐性なしが!」とかわめきながら父親に暴力をふるっていて、帰宅した息子を見るとこれみよがしに「男なんて産むつもりじゃなかった! 苦労して育ててもどうせ大人になればこの男みたいになるんだわ!」吐き捨てたり、「あんなふうに育たないように子供のうちに矯正してあげてるの! 感謝なさい!」といいつつ少年を柱に縛り付けて折檻したり……みたいなひたすら露悪的でハードな展開がいい。こっち方向に振るなら今度はリアリティを完全度外視しないといけないでしょう。女なら往来で人を刺してもお咎めなしくらいの世界じゃないと盛り上がらない。その場合主人公は男の娘で、男装女子は主人公の手管によって恋愛感情を持つようになり弄ばれて最後は捨てられるか死ぬか……。男の娘は女性一般への復讐を心に決めてからは計画的かつ冷徹に立ち回り、文体はシリアス寄り。……って感じでしょうか。世界観が倒錯してますが一種のピカレスクロマンですねこの場合。これはこれで面白いようにも思います。

まともな意見はもう出揃ってるようだったので妄想で好き勝手言わせてもらいましたが少しでもなにかの参考になれば。ではでは。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 少し珍しい設定の男の娘キャラクターを考えています

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元記事:ファンタジー作品における人物名について

ファンタジー、異世界を舞台にした作品において、日本人ぽい名前は世界観をこわしかねませんか?
たとえば主人公は外国人らしいジェームズって名前で登場人物の一人は太郎って名前だったりすると変でしょうか?
もちろんふたりは違う国の出身です
ジェームズは西の大国、太郎は東の小国、出身というような設定だと違和感は少ないですかね?

上記の回答(ファンタジー作品における人物名についての返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

それを言ったらジェームズだって英語圏の文化と深く結びついた名前なので、考え始めるとその異世界に英語はあるのかとか、キリスト教圏なのかみたいな問題はあるわけです。
もし厳密な意味で異世界風の命名を考えるなら、『指輪物語』のトールキンのように現地の言語を一から創作しなければならないでしょう。でもさすがにそれは労力が膨大すぎるし、設定が緻密すぎると読む方の負担も大きくなります。そこで、なんとなく"英語圏っぽい土地なら英語圏っぽい名付けにする"というお約束が許されているわけですね。なので、その異世界に存在する日本っぽい土地(たとえば『東の小国』のような)に日本人っぽい名前の人間がいることはべつに不自然ではないと思います。異世界の人名に現実世界の命名規則を当てはめているという意味ではジェームズも太郎も本質的な違いはありません。
ただ他のコメントでも指摘されているように、日本人の読者にとって日本語はあまりに馴染みがありすぎるので、異世界であることを強調するためにカタカナ表記などで適度に異化効果を狙ったほうが小説としてのおさまりが良くなる可能性はあります。あとは、海外文学によく出てくる違和感のある日本人名(『高い城の男』のタゴミとか、『ニンジャスレイヤー』のラオモト・カンとか)みたいな命名も平行世界の日本っぽさがあって面白いかもしれません。これも"海外作家の目から見た日本イメージ"というフィルターによる異化効果ですね。
ふと思ったのですが、異世界ファンタジーの執筆は「現実世界に厳密な対応物がない異世界の文物や概念を日本語でおきかえて説明する」という一種の翻訳作業を内包しているような気がします。たとえばジャガイモが(品種改良で作られた作物なので)異世界に存在するわけがなくても、ジャガイモに似た作物があればそれをジャガイモと"翻訳"するし、生態系が違っていて馬そのものがいなくても、それに似た生物を家畜化して車を牽かせていたらそれは"馬車"になります。土地柄や人名も多分同じことで、登場人物の名前の実際の発音というよりは、"英語圏っぽい雰囲気の土地"の”標準的な男性名”として、彼の名前がジェームズと訳されていると考えればいいのかもしれません。日本でも明治や大正の頃は、海外文学の翻訳で登場人物の名前を日本風に訳すということがしばしば行われていたそうですが(『フランダースの犬』のネロとパトラッシュが昔の翻訳では"清"と"ぶち"になっているのは有名な話)、それと同じようなイメージ。リアリティで変に悩んで行き詰まるよりはそういうふうに発想を転換するのがいいような気がします。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ファンタジー作品における人物名について

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元記事:思うような展開にならない

こんばんわ。
今構想中のストーリーの第1章なのですが、

1 冒険者初心者のヒロインと主人公が出会い、PTを組んで冒険する
2 主人公は活躍するのに条件が必要な職業で本人はその条件を満たしているが、ヒロインは初心者故にそれをわかっていない
3 ヒロインは他のお手軽テンプレPTに誘われ、そのままそちらに移ってしまう
4 捨てられた主人公は高レベルPTに誘われ、最前線で戦う
6 ヒロインPTが強敵に出会ってピンチの時に主人公PTが駆けつけ、倒してしまう
7 ヒロインは主人公を見直し、また仲間になる。ヒロインは主人公のPTへ仮入隊。報酬は主人公の分け前を折半するという形に。
8 強力なモンスターを狩る事になったが、モンスターの予想外の行動と強さによって仲間がピンチに陥る
9 ヒロインの活躍で仲間を助け、モンスターも倒す
10 ヒロインの活躍を認めたPTメンバー達がヒロインの分け前を寄越してend

というものなのですが、これではヒロインが主人公の力目当てにくっついてきたようで釈然としません。
主人公とヒロインの関係を「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」という形にしたいのですが、今のままではヒロインが主人公にくっついてるだけの金魚の糞みたいになってしまいそうです。
できれば3までの展開はそのままにヒロインの精神的な強さを見せられるような展開に変えたいのですが何かいい案はないでしょうか?

上記の回答(思うような展開にならないの返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

というか、前提から否定してしまうようだけど、
>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
真逆の印象を得ました。
血の気が多く力を求めるヒロインと、それを気にしながら成長を見守る主人公。という感じ。
というのも、1~3は「出会い」から「ヒロインがPTを抜ける」までの経緯が書かれてることになりますが、4に「捨てられた主人公は」とあるため、「ヒロインが力・金銭的報酬・活躍の場を求めて主人公を見限った」と読み取ることができてしまうためですね。
この1~3はヒロインの描写になっていますが、この内容だと「血の気が多いヒロイン」とか「強欲」「自己中」な印象があり、なんらかの事情があってそうなのだと設定したとしても「目的のためには手段を選ばない行動的なヒロイン」という感じがする。

そして、そのことに対して積極的に行動してる主人公ではなく、あくまでヒロイン主体のストーリーラインなので、主人公は「気にしながらも見守る」くらいの印象になりました。

とりあえず、
>「強いけど血の気の多いのが欠点の主人公と、それを諫める実力的にも精神的にも成長していくヒロイン」
これを表現したいとのことなので、
要点をかいつまんで読者に伝えたい情報を抜き出すと、
a. 強い主人公
b. 主人公は血の気が多いのが欠点
c. ヒロインは主人公を諌めることができる
d. ヒロインは実力・精神ともに成長する
この4つが伝われば良いと思うので、これをストーリーラインに落とし込めば良いのではないでしょうか。
まず、c. の「諌める」だけど、おそらくイメージ内にはあって省略したんだと思うけど、少なくとも提示された内容に「ヒロインが主人公を諌める場面」はありません。
なので、伝わってきていません。

次にd. の「成長」だけど、何をしたらヒロインが成長したと言えるのか、がおそらくフワッとしてると思う。
実力的に強くなれば、戦闘で活躍すれば、そうすりゃ成長してるっぽいかな、という感じがする。
でも「主人公に助けられたヒロインが、今度は仲間たちを助ける」というのは良い展開なので、これを基軸にして「成長」に関しては整形していけば良いと思う。
つまり、9でヒロインが活躍しヒロインのおかげでピンチの乗り越えられたので、では6でヒロインPTがピンチになる展開は「ヒロインが足を引っ張ってピンチになった」みたいにしたほうが良いでしょう。
6は9の展開の真逆の状況にする。
そうすることで、「あのときは失敗したけど、今回は成功させる」という具合に「ピンチを乗り越えられる事」それ自体を成長の証として描写できるためです。
それを、たとえば「強者を前にすると震えが止まらなくて~」みたいな精神的な理由を加えておけば精神面での成長にもなるでしょう。

そして主人公に関するa.とb.ですが……
ヒロイン主体に考えて、かつ提示されたストーリーラインを活かそうと思うと、主人公のほうが難しい。
なぜかと言うと、例えば2~3でヒロインがPTを抜けた理由に「主人公の血の気が多いため、喧嘩別れした」とかってすると、これで主人公の「血の気が多いのが欠点」は上手く描写できるのですが、
ところがこのあとの展開でヒロインはPTに戻ってきてしまうので、つまり「喧嘩は主人公の言が正しかった」ということになっちゃう。
ヒロインのほうが頭を下げて戻ってくることになっちゃうので。

そうすると、この主人公の設定b.「血の気が多い欠点」とc.の「諌める」は、主人公の欠点をヒロインが諌めるという形で相性こそ良いのだけど、気にされてる展開3の「ヒロインが出ていく」から「戻ってくる」の展開とはすこぶる相性が悪いと思う。
諌めたヒロインが間違ってましたとPTに戻ってくるわけだから……

考え方を変えて、「ヒロインは成長したことで主人公をも諌められるようになった」としても良いのだけど、ヒロインが成長するのは物語終盤、私の案で言えば「ピンチを乗り越えた」ことで成長するので、すると「ヒロインが主人公を諌める」ことが出来るのはピンチを乗り越えたあとになる。
物語終盤のエピローグで「血の気が多い主人公と、諌めるヒロインの関係」という絵が一枚あれば満足ってんならそれでいいと思うし、「そういう関係性になるまでの二人の出会いの物語」ってコンセプトなら問題ないとも思う。

それで、
>金魚の糞みたいになってしまいそうです。
この部分は、おそらく7~8の展開が原因でしょう。
自分でPTを抜けたくせに実力を見せたら尻尾振って戻ってくるんかい、という事じゃないのかな。
でも、これは展開そのままでも書き方でどうにでもなるので、演出に気を使えば良いと思う。
例えば、「ヒロインを助けたあと、主人公たちPTはそのまま最下層まで行き、ヒロインは帰還する選択をせずに主人公たちについていくことにする」とか、ようはコレも金魚のフンだけど「ヒロインが強い意志でそう選択する」ことで金魚のフン感はなくなるかなと。
最初に「目的のためには手段を選ばないヒロインに見える」みたいなこと書いたけど、それをそのまま使ってもいいよね。
例えば、「自分のPTは全滅してしまったので、ヒロインは、見込みがありそうな主人公PTに恥と知りつつも頭を下げて同行させてほしいと申し出る」とか。

例えば。
強いPTの後ろにくっついて、安全圏から動かなくなったモンスターの素材を剥ぎ取ってる人。って言うと、これって金魚のフンってかコバンザメって印象だけど、
強いPTは戦闘で忙しいので、代わりに討伐証明の部位を刈り取ってる。って言うと、やってることは同じだけどこっちは「そういう役割」でしょ。
言い方次第。
小説で言うと、演出の仕方次第ってことです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 思うような展開にならない

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投稿日時:

元記事:自分の小説はやけに読みにくい

すみません。本気で悩んでいることが一つあるので、質問をさせてください。
皆さんは、自分の文章のリズム(文体)はどうやって会得なされましたか。
自分は、小説を書いても、どこか文章を読むときひっかかりというか、読みにくさ、というか、語感の悪さのようなものを感じます。
どれだけ読んでもどれだけ書いてもなかなか改善が進みません。
あと、文章を書いているとき時々いい単語や言葉が思い浮かばず、何十分もキーボードを打つ手が止まってしまうことがあります。それは、きっちりとした読める文にならなかったり、単語の語感が悪かったりと様々なのですが、それもどうにかして改善したいです。
皆様は、どういう方法でそれを乗り越えましたか。できれば、お教え願いたいです。
本気で今、悩んでおります。

上記の回答(自分の小説はやけに読みにくいの返信)

投稿者 甘粕 : 0

辞典を揃える
好きな作家の本の書き方を真似してみる
がオススメです

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 自分の小説はやけに読みにくい

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投稿日時:

元記事:第1話に詰めるべき内容は

https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/601
プロット掲示板でも大変お世話になっておりますが、この作品は1話目にどこまで進み詰めこむべきか考えております。
基本的に第1話はプロットご参照いただきますが、大体は女神から力をもらい貴族の息子に付いていきながら友人Aと合流しそのまま洞窟に行き、完全決着は次回に回し、主人公が少し戦い力の片鱗を見せて引きで終わるようにしようかと思っていますが、ここで「友人Aとの合流及び紹介」シーンについて、主人公と友人Aがいつから付き合っていてどんな過去があったか、また友人Aの性格は、と言う事を読者に説明しなければなりませんが、この回想がいささかページを食ってしまい、敵との出会いや戦いまで最悪行けなくなったりも考えられます。そこでまず1話に詰める内容は主人公追い出される→力をもらう→貴族の息子と友人A合流→洞窟で敵と戦う。にしたい場合は友人Aとの出会いの過去は次回以降に回すべきでしょうか。それとも感情移入させるため1話で過去を書くべきでしょうか。またテンポを考えた場合、敵を撃退する所まで1話目で書くべきでしょうか。

上記の回答(第1話に詰めるべき内容はの返信)

投稿者 大野知人 : 0

 お久ぶりです。大野です。
 サタンさんが触れられている事なんですが、『リンク先に第一話のプロットが見当たらない』ため、御作と関係なく、一般論的なことをベースに書かせていただきます。

 先に結論から言うと、『第一話にはちょっとしたカタルシスとキャラ紹介、あとどうしても重要な設定があるならそれだけ入れて、出来るだけ簡潔なストーリーにした方が良い』というのが俺の考えです。
 まあ、これは『意味もなく複雑な設定』を作りがちな自分への戒めもあるので、元々島さんがそうでないなら参考にならないかもしれませんが。

 第一話、というのは基本的に『読者の読むモチベーションを盛り上げる』ためにあるんじゃないでしょうか。
 となると、アニメのPVのように『作品のセールスポイントをちょっとずつ抜き出して、読者に見せる』のが良いんじゃないかなと思ったり。

・簡単なカタルシスとして。
 ヒロインとの出会いだったり、主人公が転生したり、物語のキーアイテムを見つけたり。
 という『物語の始まり』を派手に演出して興味を持たせる。

・キャラクターについて。
 主人公やヒロインの簡単な印象や、わかりやすい長所・短所を描写して、感情移入しやすくしたり、視点人物以外の人間にも『味』を持たせる。

・設定について。
 これは、むしろ最低限以上には書かない方が良い。ソシャゲをやった事があるならそのチュートリアルとかを参考にしてほしいんですが、冒頭から細かい世界設定やキャラ設定、アイテムの構造をドカドカ投げ込んでくるチュートリアルは(ほとんど)ない訳で。
 それと一緒で、とても尖った設定があるならともかく、あんまりクドクド設定を書かない方が良い。世界設定でも、キャラ設定でも、キーアイテムの詳細でも。

 ・尖ってない設定。
 『魔法を使うのには魔力を消費するよ』
 『俺はどこにでもいるごく普通の男子高校生』(この後に出オチみたいなトンデモ設定が続くならそれはそれで良い)
 『王都●●●は二千年の歴史を誇る××帝国の首都であり、△△川沿いの~』

 ・尖った設定
 『ヒーローの俺、○○と悪の女幹部、××ちゃんは、実は付き合っているのだ!』
 『この世界には「ゼイホウ」というルールがある。人も、魔族も、亜人も皆、絶対神「ゼイムショ」に一定の「ゼイ」を納め、その加護を受けて生きていた。』
 『七つ揃えると願いが叶うという龍の球、それを求めて男たちは大海へ旅立った』

 ええと、一応言っとくと『尖った設定』の方は基本パクリなので使わないで下さい。まず著作権で揉めます。

 その上で、文字数次第ですが。
 (文字数÷1500)人くらいのキャラ紹介(大雑把)
 と
 すっごく重要な設定一個+今いる場所とか時間とかの情報
 と
 簡単なカタルシス/物語上の『動き』
 
 でまとめれば良いんじゃないかなぁ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 第1話に詰めるべき内容は

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