小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

壱番合戦 仁さんの返信一覧。得点の高い順4ページ目

元記事:祝詞や呪詞の作り方

はじめまして、涼樹です。
ここの掲示板に質問をするのは初めてですが、創作で行き詰まったところを質問させていただきます。
タイトル通り、呪文のようなものを作ろうと思っていたのですが、よくライトノベルなどで見かける詠唱や呪文が作れなくて困っています。
今書いているストーリーでは、神の力を借りて戦う異能力バトルものなので、カタカナというより漢字で祝詞が良いのかなと思いつつ、祝詞の作法もよく分からず、情けない子にここに来ました……
丸投げのように質問してすみません。

上記の回答(似たようなことしか言えませんが……。)

投稿者 壱番合戦 仁 : 1 投稿日時:

こんばんは、壱番合戦 仁です。
僕なんかの場合だと、かっこよさよりも実用性を重視していますよ~w
だから、ラテン系の言語を中心に読みや発音を変えて、詠唱文を作っています。
たとえば、「teleport」。
このまま読むとテレポートだけど、「ポー」と「ト」の間に「ヤッ」をいれて少しなまった読み方をするだけで、あら不思議。
「タラポヤット」になりました!
そこで、架空の命令形「ウォ」とこれまた架空の接続詞「ラハ」をくっつけて「ウォ・ラハ」を起句にして、と。
「wo raha telepoyaort here」(ウォ・ラハ・タラポヤット・ヘーレ)
これで、転送呪文の完成です!!
なんというか、呪文ってあくまでも物語の舞台装置ですからねぇ。
参考になれば幸いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 祝詞や呪詞の作り方

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元記事:アイデアが思い浮かばない時は

失礼いたします。
率直に言うと、ある日突然筆が止まってしまいました。次の景色が浮かばないのです。
それからいろいろなことを試してみたのですが、上手くいかず、このまま一生書けないのではないかと震えています。
皆さんはどうやってアイデアを手にしていますか? 教えてください。

上記の回答(アイデアが思い浮かばない時は心理学的手法に頼りましょう!)

投稿者 壱番合戦 仁 : 1 投稿日時:

キャラクターは、私の心の中で命を持って生きている」と思いなさい。
そして、彼らが生きる世界をあなたの心の中に作ってあげるのです。
キャラクターは生きています。けっして紙のなかだけののあなたのマリオネットではありません。
目を閉じて想像してみてください。彼らが生き生きと人生を謳歌する姿を。
そしてゆっくりと目を開けてください。そこにあなたのキャラクターはいます。
彼等とよく話し込んでください。
貴方と話しているときの彼らは物語という宿命から解き放たれています。
その状態の彼らに、どうして欲しいのかを聞いてみることです。
きっと彼らは、多くの人に自分の生き様を見て欲しいと願うでしょう。
ではどのような生き様にしたいのかを次に聞けば、あなたの質問の答えは得られます。
物語を作る時も、彼らに問いかける時も、彼等の人権を尊重するくらいの気持ちがないとダメです。
どんなに不幸な最期を迎えるとしても、きちんと話し合って折り合いをつけるべきです。

なあに?
頭がおかしくなりましたか、って?
そう考えられてもおかしくはないですね。
でもこれは立派な心理学療法です。
ファンタジートリップ』といいます。
その応用ですね。
参考になれば幸いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: アイデアが思い浮かばない時は

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元記事:あれもこれもやりたい

こんにちは、初めて相談します。
私には小説を書くことの他に、動画サイトの閲覧やスマホゲーム、ダンス、歌、絵を描くなど様々趣味があります。
そこで相談なのですが、全部やったら時間が足りないですし、小説を書くことに集中したほうが良いのでしょうか。
回答、よろしくお願いします。

上記の回答(忠告です。)

投稿者 壱番合戦 仁 : 1 投稿日時:

作家にとって一番の仕事はいろんな経験をして質の高い人生を送る事が理想です。
そういった意味では、気楽子さんのなさろうとしていることは、それほど間違ってはいないのかもしれません。

ですが、気をつけてください。
某有名芸能人に、凝り性すぎて、何かにどっぷり熱中することが怖くて色んな趣味に手を出している方がいらっしゃいました。
気楽子さんがそういう方でなければいいのですが……。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: あれもこれもやりたい

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元記事:僕の作品読み返してみましたが、作者の僕が見ても問題点まみれで糞つまんないです。の返信

創作から身を引くことです。

貴方が求めているような答えは、ネット上であるから、決して引き出せるものではありません。

答えを出してあげるという事は不可能です

そして作品も一通り目を通しましたが、現状維持で進歩はないのだろうなと思いましたので。

過去のスレッドでも自分語りだったところをみると、創作という手段を用いて自分に何かあたたかい言葉をかけてもらいたいとか、そういう類の下心が見えるのです。

貴方が本当に求めているものは
創作では手に入りません

まず自分が物語を楽しむ事が出来るのが創作です

私はたとえ稚拙な自作でも、つまらないと思った事はないので。

創作を利用して何かを満たそうとする人は皆、創作から身を引いています。
茨の道だと気がつくので。

上記の回答(あのね、別に僕は慰めとか励ましの言葉が欲しくて質問も小説も書いているわけではないですけど。)

スレ主 壱番合戦 仁 : 1 投稿日時:

あとほかの方にも書きましたが、完全に僕の趣味全開で書いた作品なので、設定を完全に理解している上に実際に書いている本人が面白いと思うのは、自己満足よろしく当然の事でしょう。
だから、そうじゃなくて自分が読者だったら、と言う醒めた視点で見つめたとき場合、つまらないって言っているんです。
作品が完成したら一晩寝かせろ、って言うじゃないですか。
それをやったらつまらなかっただけですよ。
スレッドに自分語りが混じるのはプロットの都合上、ある程度は仕方なかったって、遠回しに散々書いたのにまだ気づかないんですか?
自分語りが混じってしまう時点で、プロットのどこそこに問題があると何故はっきりと言って下さらないのですか。

>>創作を利用して何かを満たそうとする人は皆、創作から身を引いています。
>>茨の道だと気がつくので。

作品そのものの意義を否定するだけでは飽き足らず、作家を辞めろだと?
アナタは人様に「ニワカは失せろ、目障りだ」って言外に言っている事に気づいていないんですか?
某下読みさんの言葉を借りれば、そういうニュアンスがたっぷり含まりんぐしちゃっていますよ?
誤解を招いたとしても、ほかの誰でもなくjjさんの書き方が悪いせいだと思います。
改善のためのアドバイスが付いた軽い誹謗中傷位なら受け入れるとは書きましたが、それは明らかにやりすぎです。
僕に対する侮辱、暴言ですよ?分かっているんですか?
モチーフやテーマ、世界観のモデルの話として自分の事を語ることがそんなに悪いんですか?
小説にする以上、何を題材にするかは本人の自由ですし、自分の過去や日常をモデルにしている以上自分の事を話すのは当たり前でしょうが。
何度も書いていますよね?
僕が成長すればキャラクターも成長するし、僕の悩みが解決すれば彼らの未来も開けるんですよ、って。
自分の身の回りの事をモデルにしてファンタジー書いているんですから、自分語りはある程度は必要悪です。
所詮ネット上の他人でしかない以上、ほとんど自分で何とかするべきことなので頼りっきりはなれ合いにつながりかねませんが。
僕ね、ずっと前から引っかかっていましたけど、皆さんレスをするとき僕の書いた質問を曲解しているんじゃないかなって思っていたんですよ。
今まで薄々としか気が付かなかったし、はっきり書いたら失礼だと思ったので書きませんでしたが、励ましてくれたり色々慰めてくれるのはうれしいけどそういうことを聞いているんじゃないんですよね。
論点がずれているだの、創作と関係のないことをここで書くなだの、散々云々かんぬん言われましたけど、僕は毎回回答するうえで必須前提となるモチーフである僕の事を書いていただけなんですが。
別に最初から慰めて欲しいわけでも励ましてほしいわけでもなく、技術的なことを淡々と描いていたつもりなのですが、いったいこれ以上どうすれば伝わるというのですか?
答えて下さい。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 僕の作品読み返してみましたが、作者の僕が見ても問題点まみれで糞つまんないです。

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元記事:本文を書ききりました。もう、なんか、言い訳するとかどうでもよくなってます。の返信

とりあえず、お疲れさまでしたと。
投稿室の作法的にどうかという点もありましたが、合計枚数からみて問題ないようですし。

実は提案しようかどうか迷っていたことなんですか、「なるべく主人公とヒロインにのみ焦点を当てる」という方向性でいったほうがいいんじゃないかと思っていたんですね。それを自ら選ばれて、短めながら終わらせた。そういう選択ができた決断力を評価したい、と思っています。

人を思いやることを根本から理解できないと自覚している、その状態では世界やその他多くの人々にまで目を向けるのは無理なんじゃないか、と思っていました。現状ではヒロインにのみ心を繋げられることまでを目標にした。いい思い切りだと思います。そのうち、少しずつ「他者との繋がり」を感じていくことができれば、そういう物語も書けると思いますよ。

難点は……他の方からも出ていましたが「伝えたいものがあるのはわかる、ただその方法が拙い」これに尽きるかと思います。しばらく読書の感想や日記などで地味に文章力を上げる、というのもいいんじゃないかと思います。

私から見て特に目立ったのは、必殺技らしきものの名前の後、何も説明がない、このパターンにかなり頭を悩まされました。その後にしっかり動きの描写をお願いしたいと思います。

上記の回答(えっ!僕そんな思い切ったことしていましたか??)

スレ主 壱番合戦 仁 : 1 投稿日時:

な、なんか、ありがとうございますっ。

いや、「人とろくに心を通わせた事も無いのに、大勢の人と親友になったり仲間になったりする通常のラノベは僕には書けないだろうな」というごく自然な発想だったのですが、まさか評価していただけるとは思いませんでした!!
正直驚愕です!!

重ねて御礼申し上げます。

あと、剣術や体術などの説明が足りなかった部分は何処でしょうか?
具体的に技名を指摘していただけると幸いです。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 本文を書ききりました。もう、なんか、言い訳するとかどうでもよくなってます。

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元記事:小説家になろうを引退しようか考えている

※解答に困るかもしれませんが、売名行為にならないよう&初質問で自信が無いので、作者名は差し替えて、作品名は伏せます。申し訳ございません。
 
 はじめまして、風呂桶と申します。

 私は4年間なろうに5作品ほど投稿しているのですが、どれもこれもpvが伸びませんでした。
 普通の更新で50から100の間、完結ブーストで最高600くらいです。ポイントも2桁以内、感想も書かれないのがザラです。

 これまで、他作品を参考にしたり、文章術の本を読んだり、流行のテンプレに乗っかったりしました。
 ですがそれでも自信が持てる作品が書けず、状況は変わりませんでした。

 書きたい事はかなりありますが、これだけ伸び悩むと身が堪えて、やる気が無くなりました。

 こういった場合、私は引退した方がいいのでしょうか?

上記の回答(小説家になろうを引退しようか考えているの返信)

投稿者 あまくさ : 3 人気回答!

すみません、以下、多少無責任な意見かもしれませんが。

どうせ引退するなら、その前に玉砕覚悟で、流行のテンプレと真逆な作品、もしくは受けはいっさい度外視してスレ主様の最も書きたいストーリーを書いてみるというのはどうでしょうか?
案外、別の道が拓けるかもしれませんよ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説家になろうを引退しようか考えている

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投稿日時:

元記事:ネット小説大賞について

第9回ネット小説大賞に応募しようと考えているのですが、どのような作品にするか方向性がまったく決まりません。
自分の書きたい作品で良いのか、それともなろう受けの良い作品でないとダメなのか。
後者の場合は具体的にどのような作品がなろう受けが良いのか、教えて頂きたいです。

上記の回答(ネット小説大賞についての返信)

投稿者 サタン : 0

丸投げやな。
まず、どうしたいのかも書かれていないので、それも自身の中で決まってないように思える。
「~~のような作品でないとダメなのか」という文面から読み取ると、賞で何かしらの結果を残したいと考えているようですね。
特に目的意識を持たず書くのが好きだからとりあえず応募してみようと言う人もいれば、力試し的に書き上げたものを送る人もいるわけで、その中でもスレ主さんは「受賞したい」という意欲を持ってる方だってことでしょう。

当たり前のことだけど、受賞したいのであれば、受賞するような作品を書く必要があります。
まあ、中には受賞しそうにない大穴が当たることもままあるけども。
てことは、単純に受賞作の傾向を見て対策をもって作品の方向性を決めるのが結果を残す一番の道でしょう。
ネット小説大賞は旧なろうコンテストなので、やはり現在もファンタジーが強いです。
そういう流行路線で考えたほうが順位は上がりやすいでしょう。

また、これは私見が多分に含まれますが、
そもそも普通の新人賞は「次世代の流行を担う人材」を探すものですが、なろうのネット小説大賞は「今、面白いもの・今押せば商品になりそうな作品」を探す新人賞だと思うので、作者の個性よりも大衆の好みが優先されるのではないかなと思います。
それと同時に、書籍化・漫画化など商業化が考えられるので、しかしこれは逆を言うと「連載してて既にストックがたくさんある」という人のほうが不安要素も少なく商品化しやすいので、最終的なところでこうした要素が作品の良し悪しよりも評価につながることがあると思われます。
正直、今から準備を始めようってんじゃ、遅いと思う。

一方で、既に少し触れたけど、中には「受賞しそうにない作品が受賞した」ってこともままあるもので。
これは言ってしまえば一人の個性が大衆の流行を圧倒した結果、誰も予想してなかった方向から受賞作が決まるって形。
これには連載ストックも当然流行も関係ないので、インパクトとパワーのある作家の個性が大事になる。
具体的にどんな作品かは流石にわからんので、出来る助言としたら「自身の趣味を大爆発させろ」といった感じの、まあ好きなものを書く方向性だと思う。

ただ、この個人のセンスで挑む場合は、それで面白い作品が書けるのだとしたら、それはどっちかってーとネット小説大賞ではなくラノベ出版社の新人賞のほうが向いてる、つまり「次世代の流行を担うような人材」なので、傑作が書けてもネット小説では受けが悪い可能性がある。新しいものはどうしたって賛否あるからね。評価するべき人間に評価してもらわんと結果は残せない。

なろう向けがどんな作品か、は、おまえ自分が応募しようって賞の作品読んでねえのに応募しようとしてんの? って話なので、自分で読んで考えましょう。
ファンタジーが多いな、主人公が強いものが多いな、ということくらいはわかると思います。
従来のものには安心感があるので人気が高いです。要するに王道やテンプレですね。しかし似たようなものばかりでは飽きるのも人情ですから、従来のものでありながら一個目立つ新しい独特なものを用意するのが、ウケやすいですね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ネット小説大賞について

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投稿日時:

元記事:学校で…

小説というかノベルを創作することが好きなんですが
言葉を表現することがあまり得意ではありません。
今執筆中のものも表現力がないあまり、最後まで描ききれずに挫折してしまいます。
一応、下にその例文を書いてみました。
アドバイスの程よろしくお願いします。
………。

時計仕掛けと君

夢を見ていた。

あの日、君と歩いた帰り道、…君を知った。

もしかしたら、もっと、ずっと前から君のことを知っていたのかもしれない。

知っている、君は世界で1番美しいことを…

知っている、君は世界で1番、脆いことを…。

それでも、だからこそ君が、…君という花が散るまでは一緒にいようと思った。

oneday

…起きて。
「起きて!」
けたたましい女性の声で僕の意識は覚醒する。
「起きてって言ってるじゃん!守隆!」
僕はようやく自分が何をしていたのか理解出来た。
どうやら僕は学校の昼休みから放課後までの時間、うたた寝していたようだ。
僕の視界に映る女性は
そんな僕を起こしてくれていたようだ。
「ごめん。寝てた。」
「見りゃ分かるわよ」
教室には僕と彼女の他に人はいなかった。
教室の窓を見ると茜色に空が染まり校庭には部活動が終わり帰り支度を始める生徒が少数人見受ける。
時計の針は午後7時を回っていた。
「なんで僕を待っていたの?」

彼女は1つため息をして言う。
「何言ってるの?一緒に帰るため…でしょ?」
一緒に帰る?僕と君が?
そんな約束したっけ?
「なに、その顔…まぁいいか。」
そういうと彼女は僕の手を引いて教室を出る。

…名も知らない彼女と僕の出会いだった。

。。。。

何故だろう。

とても懐かしい。

心が痛い。

泣く気がないのに
溢れんばかりの涙を流す。

こんな辛いのは何故だろう。
苦しいよ。

………足音が聞こえる。

行かなくちゃ。

。。。。。。

刻刻と時間が過ぎていく。
彼女は僕の手を離さない。
僕も彼女の手を離さない。

「ねぇ守隆。君は生きるってなんだと思う。
人間ってね、自分ではそのレールに外れていると思っても、神様がそうなるように仕向けてるんだって。
どんなにどんなに抗っても、私たちはその神様の記したレールからは外れることはない。」

……彼女はブランコに揺られながらそんなことを言う。
「きっと、どんな抗おうと目の前に向けられた運命からは逃れることは出来ないんだと思う。」

彼女は夜空を見ながらそんなことを呟く。
それにしても、なぜ彼女はそんなにも悲しい顔をするのだろう。

twoday

君はどこにいて、何を
見てるの。

どうして置いて行ってしまうの。

どうして何も言わずに居なくなっちゃうの。

君を、……。

。。。。。。

「ほら起きて!」

またか。また僕の耳にはあの彼女の声が聞こえる。
再び僕は昨日と同様に
意識が覚醒した。

「守隆はどうしてそう寝てばかりなの?」
どうして?
「寝たいから寝るんだよ」
「守隆くん…必要でない睡眠程、無駄なことはないよ。」
睡眠は生きる上で大切なことだ。
僕は決して無駄ではないと思った。
「その守隆が寝ていた時間で何ができたのか考えてみて。」
「…」
「まぁいいわ。帰りましょうか」

「人生は常に選択の繰り返しって、言葉は聞いた事ある?」
A、…

B、聞いた事ある
「うん。今君は私の話しに答えてくれた。
私の問いかけに答えない。という選択もあったのに。あなたは答えてくれた。
選択って言うのはね常に日頃から私たちは、行ってるの。」

A、…「そう。
それでいいんだよ。
それもまた1つの選択。

彼女はなんでもないことをなにか大切な事のように僕に話してくる。

僕はそんな彼女に憧れていた。

。。。。。。。

threeday

。。。。。。。

ねぇどこに行くの!

手を取っても、手を取っても、君の手を取ることは出来なかった。

手探りで、僕は不器用ながらも何とかその手を触れても消えてしまう。

行かないでよ。

傍にいてよ。

。。。。

起きて…。

気づけば夜になっていた。
いつも僕の傍にいた女性はいない。
名前も知らない、…
君はどこに行ってしまったのだろうか。

僕はあの日君と来た公園に来ていた。
そこに行けば君がいるかもしれないと。

現実はそんなに甘くはない。
僕は知っている。
君は言っていた。
人生は常に選択であると、…
人は常に神様のレールの上で生きているのだと…。

僕は次の日も、また次の日も学校に行った。
しかし彼女の姿は見ることは無かった。

TRUEエンド。
僕はまた流れる。

この物語を綴る

この物語を受け入れない。

oneday

…起きて。
「起きて!」
けたたましい女性の声で僕の意識は覚醒する。
「起きてって言ってるじゃん!守隆!」
僕はようやく自分が何をしていたのか理解出来た。
どうやら僕は学校の昼休みから放課後までの時間、うたた寝していたようだ。
僕の視界に映る女性は
そんな僕を起こしてくれていたようだ。
「ごめん。寝てた。」
「見りゃ分かるわよ」
教室には僕と彼女の他に人はいなかった。
教室の窓を見ると茜色に空が染まり校庭には部活動が終わり帰り支度を始める生徒が少数人見受ける。
時計の針は午後7時を回っていた。
「なんで僕を待っていたの?」

彼女は1つため息をして言う。
「何言ってるの?一緒に帰るため…でしょ?」
一緒に帰る?僕と君が?
そんな約束したっけ?
「なに、その顔…まぁいいか。」
そういうと彼女は僕の手を引いて教室を出る。

…名も知らない彼女と僕の出会いだった。

……。。

刻刻と時間が過ぎていく。
彼女は僕の手を離さない。
僕も彼女の手を離さない。

「ねぇ守隆。君は生きるってなんだと思う。
人間ってね、自分ではそのレールに外れていると思っても、神様がそうなるように仕向けてるんだって。
どんなにどんなに抗っても、私たちはその神様の記したレールからは外れることはない。」

……彼女はブランコに揺られながらそんなことを言う。
「きっと、どんな抗おうと目の前に向けられた運命からは逃れることは出来ないんだと思う。」

彼女は夜空を見ながらそんなことを呟く。
それにしても、なぜ彼女はそんなにも悲しい顔をするのだろう。

僕は喉につっかえたものを吐けないでいた。
なんなんだろう。この気持ちは。

。。。。。。
twoday

人生は常に選択である
どこかで聞いた言葉だ。
聞き慣れている訳ではないが、ココ最近の出来事…。僕はこの言葉を誰からか聞いた。

どこで聞いたのだろう。

「あら?今日は起きているのね。」

珍しいものを見たかのように僕を見ている。
「なんでだろうね。」
僕にも分からなかった。
なぜ僕は今日に限って起きているのだろうか?
僕は眠たい目を擦りながらも今日は今日だけは何とか起きていた。
時刻は午後の4時。
「ねぇ、良ければなんだけど…」
彼女は珍しく口を濁らす。
「私とデートをしない?」
デート?僕と君が?
…。

夕焼けが僕と君の頬を赤く染める。
学校の近くの裏山、そこには綺麗に澄みきった広大な畔。今還湖が一目できる。
僕らはその湖に向かい足を動かしている。

「ねぇ守隆は私のことをどう思ってる?」
僕が君のことを……どう思ってるのか?。
「私ね。君のことが大好きよ。この世界で1番君のことを大切に思ってる。
守隆。……。」
僕は彼女のことをどう思ってるのだろうか。
僕と彼女の関係は一体何なのだろう。
考えてみればとても不思議な関係と思った。
「僕はよく分からない。…でも君のことは嫌いじゃないよ。」
「そっか、それが聞けただけでも私は嬉しいよ。」

僕達は足を止めた。
水面に映る夜空はまるで、宝石のように輝く星々みたいだ。そして銀色に眩しく光る満月。
それも相まって、今還
湖はとても綺麗に僕の目に写った。

「私ね。もう一度この景色を守隆と見たかったんだ。」
「もう一度?」
「うん。何度も何度もそう思った。願った。」

「……。」
「私ね。この景色を見るために君と…」
頭が痛い。
突然、記憶の奥底にノイズが走った。
この景色を見るために僕と出会った?
何度も何度も願った?
彼女は何を言ってるんだ。
なんだ……彼女は……
「だからね。」
一体。…
「今度は絶対に……」
誰なんだ。
「お…い…だ…してね。」
………。

目から涙が溢れていた。
なんで、なんでこんなにも悲しい気持ちになるんだ。
「何を追い出すんだよ!」

あれ?彼女は一体どこへ。
気づいたら彼女は僕の隣からいなくなっていた。
水面に映る朧月を掻き分ける感覚だ。
手を取ろう、取ろうと思ってもそれに形はない。不明瞭な僕らの関係のように。

上記の回答(学校で…の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 2

読み始めたときの印象は、「え!? これのどこが不得意なの!?」って思うくらい、凄く読みやすかったです。
ただ、読み進めるほどに、どんどんわかりづらくなっていった気がします。
これはおそらく、情景描写の減少でしょう。

例えば僕が凄く読みやすいと感じた「oneday」の辺り。ここでは女性が守隆を起こすたった一言に対し、

けたたましい女性の声で僕の意識は覚醒する。

僕はようやく自分が何をしていたのか理解出来た。
どうやら僕は学校の昼休みから放課後までの時間、うたた寝していたようだ。
僕の視界に映る女性は
そんな僕を起こしてくれていたようだ。

これだけの描写が使われています。
他にも、その場の状況を、

教室には僕と彼女の他に人はいなかった。
教室の窓を見ると茜色に空が染まり校庭には部活動が終わり帰り支度を始める生徒が少数人見受ける。

これだけの文をつかって表しています。
ところが「twoday」になった途端、

「守隆はどうしてそう寝てばかりなの?」
どうして?
「寝たいから寝るんだよ」
「守隆くん…必要でない睡眠程、無駄なことはないよ。」
睡眠は生きる上で大切なことだ。
僕は決して無駄ではないと思った。
「その守隆が寝ていた時間で何ができたのか考えてみて。」
「…」
「まぁいいわ。帰りましょうか」

地の文には主人公の簡単な感情しか書いていません。
つまり、情景描写がなくなってしまったんですね。
状況から、onedayと同じく教室にいることはまぁまぁ予想できるのですが、逆に言えば、「予想しなきゃいけない」。
書いてあったらそれで済むのに、読者に余計な負担をかけることになります。つまりこれが、読みにくさにつながるのです。

さらに情景描写は、感情を表すのにも効果的。

緊張感が走ったなら、当然「緊張感が走った」って書けばいいのです。が、情景描写を使えば、直接書くより臨場感が出ます。

例えば、

「……なぁ、B」
「なに?」
突然発せられたAの低く静かな声に、Bは振り向く。
Aは顔色ひとつ変えやしない。
「ごめんな、ずっと黙ってて」
「……え?」
「ごめんな」
Bには、Aの言いたいことが全くわからなかった。
それも当然、Aはなかなか肝心な部分を言わないのだから。
だがそんな沈黙も、次の一言で引き裂かれた。
「Cを殺したのは俺なんだ」
辺りに緊張感が走った。

最後の「辺りに緊張感が走った」って表現は、ちょっと客観的すぎるんですよね。言ってしまえばもはや他人事ですよ。
でもここに情景描写を使うと。

「……なぁ、B」
「なに?」
突然発せられたAの低く静かな声に、Bは振り向く。
Aは顔色ひとつ変えやしない。
「ごめんな、ずっと黙ってて」
「……え?」
「ごめんな」
Bには、Aの言いたいことが全くわからなかった。
それも当然、Aはなかなか肝心な部分を言わないのだから。
だがそんな沈黙も、次の一言で引き裂かれた。
「Cを殺したのは俺なんだ」
瞬間、一際強い風が木の葉を撒き散らした。

こっちのほうが臨場感が出ますね。
情景描写は、その場にいるようなリアリティを演出してくれるのです。
例えば、雨は悲しいイメージがありますし、花はしみじみとした趣があります。そういった人間のイメージを利用するのです。
まぁ情景描写が多すぎても変なのですが、基本的には、多ければ多いほど読みやすくなります。

では実際、情景描写をもっと増やした文に添削してみます。

「あら?今日は起きているのね。」
いつもの教室。相変わらず二人きりのこの空間で、彼女は僕の顔を覗き込んできた。
まるで珍しいものでも見たかのようだ。
「なんでだろうね。」
午後4時。いつもなら寝ている時間。
僕は眠たい目を擦りながらも今日は今日だけは何とか起きていた。
そんなぼんやりとした思考を覚まさせるかのように、外に広がる夕焼けのような声色で、彼女は、
「ねぇ、良ければなんだけど…」
……珍しく、口を濁らす。
「私とデートをしない?」
夕焼けが、赤さを増した。

あくまで自己流なのでこれが答えとは言いきれませんが……。
それでも、描写の多いほうが、読者に対して読みやすい文章になります。

また、一つの描写の長さを上手く調節するのも、テクニックの一つです。
長くするほど、その描写に重みがでるのです。
重要でない描写は、逆に短めに終わらせたりします。
描写の内容の濃さ、重要さによって、長さを調節してみることも大切です。

このように、情景描写によって読者に与える情報量を増やし、よりわかりやすい文章にすることができます。
質問者様の文章は深みがあって面白かったです。
ですが、この手の文章を書いていると、どうしても地の文が心の声ばかりになってしまう、ということによくなります。
地の文は本来、ほとんどが何らかの描写によって構成されています。
心の声を演出するのも感情が滲み出てリアリティが出ますが、描写によってそれをしっかりと固め、補うことをお忘れなく。
長文失礼しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 学校で…

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