小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

此処を初めて利用します、失礼します。不手際があったらごめんなさい。

一人称のバトル描写、動きのある描写に悩んでいます。
例えばドラゴンボールのような流れのある戦闘を一人称で描写する場合、違和感があります。俺は相手に向かって拳を繰り出した、とか、彼女の剣が俺の首を目がけて振るわれた、とか。戦っている最中にこんなこと考えるのか? と思います。

今手元にある有名な作品を見ていますが、これも一人称でバトル描写があり、書かれている文章としては「隙を見せたところ、その横腹に僕は蹴りを入れた」、「僕は三メートルほど吹き飛ばされる、そのままぐるりと身体を回転させて着地した」と書いてあります。

こういったバトル、動きのある一人称の状況描写はどう書けば良いでしょうか? また例文などあれば教えて下さい。

上記の回答(一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。の返信)

投稿者 s.s : 9 人気回答! 投稿日時:

ご質問の要望と内容が違えますが、一人称でスピード感のある戦闘描写は難易度が高いので、技量に自信がなければやらないのが無難だと思います。
ヤムチャ視点を据えたり、三人称一人で書くと格段にやりやすいので一人称にしなければならない確固たる理由がなければ三人称にするか、視点を他の人物に変えさせるのが良いと思います。
それでも、一人称での戦闘シーンを書くというのなら、いっそのことスピード感を求めずに、自分の行動の意義を語ったり、戦況を逐一報告したり、ゆったりと余裕を持って書くことに徹するとカッコいい戦闘が書けると思います、そちらの方が一人称とマッチしますし。
七つの魔剣が支配するの戦闘シーンが上手いので読んでみるといいと思います。
しかし、こうちゃさんの言わんとしていることも分かります、スピード感のある戦闘シーンは魅力的ですもんね。
例えば殴るシーンも「俺は相手を睨みつけた、一陣の風が場に吹く、それを皮切りに俺は地面を蹴り、怒りを乗せた拳を相手に繰り出した」
とか、斬撃をくらいそうになるシーンも「彼女が神速の斬撃が飛んでくる、クソ! っ間に合わない」みたいに書くとスピード感が出ると思います。
コツは一文を短くして、素早そうな単語を織り交ぜ、感情も加味すると、良くなると思います。
何かのお役に立てれば幸いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

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元記事:不死者の戦闘でどう緊張感を出すか

不死身の主人公の戦闘の時、「こいつは死なないから」みたいな安心感でなく、命のやり取りをする戦闘特有の緊張感をどう出せばいいのか。どうやって戦えばそれを出せるのか、聴きたいです。

上記の回答(不死者の戦闘でどう緊張感を出すかの返信)

投稿者 s.s : 7 人気回答! 投稿日時:

コメント失礼します。
正直、不死身の主人公で命のやり取り的な緊迫感を生むのは無理だと思います。
しかし、主人公が別のものを戦いに賭けるとなると別です。それは仲間の命とか、自分の記憶とか、そう言った、主人公の大切なものをバトルに賭けて戦わせると、命のやり取りとは別の緊迫感が生まれると思います。
どうやって戦えばそれを出せるのか……という質問ですが、主人公に一言、この戦いには絶対に負けられない、とか言わせておけばそれでいいと思います。
とにかく、負けたら主人公的に大変困った状況になる、ということをくどいまでに、何度も書けば、読者もある程度緊迫感を感じながら読めると思います。
リゼロは、死に戻りするにも関わらず、スバルは死なないように全力を尽くします。それは、自分の大切な人が酷い目に遭うのをみたくなかったり、生き返るとは言え、死ぬのが嫌だからです。
前述しましたが、不死身の場合、命に変わる何かを対価にしてバトルをすることにより、緊迫感が生まれると思います。
深夜テンションで失礼しました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 不死者の戦闘でどう緊張感を出すか

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元記事:鬱展開でもダメージを受けないメンタルの強い作家しか創作では生き残れないのですか?

僕自身の体験の話からさせてください。
「アイデアや技法をインプットするのと、ラノベにおけるトレンドを理解するために、
 作家志望の人間はあらゆるライトノベルを読むべき」というアドバイスがこのサイトに限らずいろんな場所で
言われているので、最近までジャンルにこだわらず色々なライトノベル、特にアニメ化するほどのライトノベルや、新人賞受賞作を読んでいたのです。

しかし、読んでいく途中で突然、読み進める手が止まってしまうことがしばしばありました。
読んでいて鬱な展開、ショッキングな展開があったときに、自分までショックを受けてストレスで
それ以降のページを読めなくなってしまうのです。
(例を挙げると主人公がいじめで暴力を振るわれるシーンや、チンピラに暴力を振るわれるシーン、
 メインキャラが上司にパワハラで圧力を受けるシーン、年端も行かない子供が殺されたりするシーン、
 露悪的に人間や世界の爛れた部分を描写する台詞や文章など)
(特にきつかった作品を挙げると、月見月理解の探偵殺人、ぼくと魔女式アポカリプス、
 とある魔術の禁書目録のオルソラがアニェーゼたちにリンチされる巻あたり)

そういう風にショックを受けて読めなくなった時、頭では
「このラノベはアニメ化するほど人気(or新人賞を受賞するほど認められている)のだから、
 この作品を読まないと面白い小説を書くためのアイデアや技法、それにラノベ界の最新のトレンドが理解できない。
 その作品に一部でも目をそらしてしまうような要素があるのなら、それは自分の感性が未熟なだけだ」と
自分に言い聞かせて読み進める手を再び動かそうとしても、どうしても読書を再開できません。

結果、「人気作を読んでいないのでアイデアや技法、最新のトレンドを十分に吸収できていない」
「読むべきはずの本を読めていない=自分で決めた課題を達成できていない」
「こんな状態だと面白い小説も書けるわけがない」と自己評価も下がり、
日に日にモチベーションも下がっています。
まして同じ作家志望の中に、上記のような人気作を楽しめている人間がいるならなおさらです。
アイデアの吸収量、トレンドへの理解という点では、明らかに僕は彼らより劣っているわけですから。

で、本題はここからで。
某エロゲ(鬱シナリオで有名)の某所でのレビューコメントに、
「自分は全然大丈夫だった。これで鬱とか言ってる奴はどんだけ打たれ弱いの?」
というコメントがあったんですけど、
ラノベで鬱展開を見ても大丈夫な人って、結局メンタルが強いから
鬱展開があっても問題なく見続けることができるんですよね。

彼らのようなショッキングだったり、重かったりする展開でも精神的に
ダメージを受けないメンタルの強い人間なら、
必然的に読むことができるライトノベルも増えるし、アイデアや技法も吸収できるし、
最新のトレンドに対する理解も深まるから、面白い小説を書ける可能性も高まりますよね。

てことは逆に言うと、僕みたいな鬱展開にいちいちショックを受けるメンタルの弱い人間は、
触れる作品も減るから十分にアイデアを吸収できないし、トレンドも理解できないから
面白い小説を書けないってことなんでしょうか?
僕が面白い小説を書くためには、より多い作品に触れてアイデアやトレンドをインプットできるために
鬱展開の多い作品を読みまくるなりしてメンタルを鍛えるしかないんでしょうか?

もしそうだったら死にたくなってきますね。
メンタルの強い人間が得をしがちな日常から
少しでも解放されるために創作を趣味にしてきたのに、
創作の世界でもメンタルの強さがものをいうだなんて……

上記の回答(鬱展開でもダメージを受けないメンタルの強い作家しか創作では生き残れないのですか?の返信)

投稿者 s.s : 6 人気回答! 投稿日時:

確かに鬱展開があるアニメや創作物は見ている途中に萎えてしまいますよね。私も、僕だけがいない街のひなもりが虐待を受けるシーンで見るのを断念しましたが、かと言って、作家になれないというのは些か早慶な判断かと思います。
確かに、鬱展開のある作品を読めないというのはそれだけ、鬱展開のある作品からアイデアや技法は得られなくなりますが、だったら、鬱展開のない作品だけを読んで、自分の作風をコメディ調のギャグ特化にすれば、なんら問題ないかと思います。
八木耳木兎さんがシリアス調のゴリゴリの鬱展開を書きたいというなら、まぁ、少し我慢してでも読むべきかと思いますが……鬱展開苦手な人がそう言ったのを書くとは思えません。
正直、トレンドとかを追うために話題作や受賞作を無理やり読む必要性はないかと私は思います。
トレンドは移り変わるものですし、昔の作品でも面白いものは面白いですから、常に貪欲に知識を追い求めるのは良いことですが、自分がヤダと思うなら、やらない方がいいと思います。
今のところは本を読むのがヤダで済んでますが、嫌なものを無理矢理やっていると、そのうち、小説を書くのすら嫌になっていくので、自分の心には従った方が賢明かと私は考えます。
もし、それでも、話題作を読みたいと思うなら、レビュー記事などを読めば良いと思いますよ。
しかし、八木耳木兎さんは凄いですね、私なんかインプット用の小説を買っただけで満足してしまいますから……
まぁ、人には向き不向きがありますから、自分に合ったことをするべきかと思います。
お役に立てたら幸いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 鬱展開でもダメージを受けないメンタルの強い作家しか創作では生き残れないのですか?

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元記事:一人称と固有名詞の表記ゆれ

どうも如月千怜です。今回はかなり久しぶりに文法のことで相談があります。(正確な時期は覚えていないけど、多分一年以上していなかったはずです)

今回相談させてもらいたいのは表記ゆれについてです。
先日私が頂いた感想にこのようなものがありました。
「カタカナの固有名詞が連発して鬱陶しい。同じ単語を連続して出さないで欲しい。出すなら表記を変えるくらいの工夫をして」
こういったご意見なのですが、これは一人称の地の文に寄せられたものです。
ただ私はこの意見を納得できませんでした。
私は「一人称の地の文で表記ゆれをするべきではない」と考えているからです。
事実この部分は多くのウェブページでも同じことが書かれていました。だから私はこの主張を支持しています。
ところがこのようなご意見をする方がいると言うことは、他に同じ考えを持つ人がいる可能性もあると思うのです。
一人称メインで書いている方はどうお考えでしょうか?

上記の回答(一人称と固有名詞の表記ゆれの返信)

投稿者 s.s : 5 人気回答! 投稿日時:

私の理解力が低いのか、質問の意図を誤解して答えている可能性があるので、読み飛ばしていただいても結構です。
それで、一人称だろうが、三人称だろうが、表記は統一するのが一般的です。
読者さんが言ってるのは、恐らく同じ単語が高頻度で使われているから、鬱陶しいと言う意味です。
シャムさんのゾッ帝はご存知でしょうか、あの作品は代名詞を使わずに書いているので非常に文章が読みにくいです。
シャムさん曰く、コンテストの文字数を達するため、長い単語を「それ」や「あれ」とかに略さずにそのまま、何度も書きます。
恐らく、如月さんの作品でも同じことが起こっているのではないでしょうか?

例文、俺はライフルを構えて、ライフルを構えたままターゲットに近づき、ターゲットにライフルを向けた。ターゲットはライフルに驚いたのか目を丸くする。俺はライフルの引き金を引くと、ライフルの銃口から弾丸が発射され、ターゲットの胸を貫く。

みたいな文章です。流石にこれは誇張しすぎですが……
何かのお役に立てれば幸いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称と固有名詞の表記ゆれ

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元記事:自分の文章が稚拙に感じる

シシカバブです。前回の質問の際は沢山のコメント、ありがとうございました。
あれから、めげずに執筆を頑張っております。

今回の質問ですが、推敲しているとどうも自分の文章が稚拙に感じてしまいます。

本を読んでいて、これはいい文だと感じたら少し真似たりしてみるのですが、どうしても思い描く文章に近づかないのです。

上記の回答(自分の文章が稚拙に感じるの返信)

投稿者 s.s : 4 人気回答! 投稿日時:

これに至っては練習あるのみかと思われます。しかし、それを言ったら元も子もないのでいくつか例を挙げて文章を書くコツを書いていこうと思います。
もう既に意識、実践している場合は読み飛ばしてください。

一つ目、書きたいことを明確に。
これはそのままの意味です。なんでも一度書きたいことを頭の中で思い浮かべ、それから書くと、私の場合うまく書けます。

二つ目、文章は短く。
吾輩は猫であるけども、名前はまだ無くって、どこで生まれたのかも分からなく、生まれた場所などとんと見当も付かないけど、薄暗くジメジメしていたところで……みたいな我輩は猫であるは読みにくいでしょう?

三つ目、主語は最初に述語の近くに。
例えば、大きて重い銃を私は汗で滲んだ手でゆっくりと滑らないように持ち上げた……と言うより
私は銃を持ち上げる。その手は汗で滲んでおり、ゆっくりと持ち上げた……と書いた方が文章の稚拙さは軽減するかと思います。

四つ目、同じ単語の連続使用。
しかし、俺はその剣を俺の剣で打ち止める、しかし、相手もそれは分かっていたようで、俺の剣を横に流し、俺を切る、しかし、その動きは見切っている。俺は剣に力を込めて一閃した……など、この文章では俺、剣、しかし、が沢山出てきます。言い換えは可能です。

五つ目、修飾語は名詞にくっつけよう。
この手法は劇的に金融業界におけるマーケティングの手法を改善した……より
この手法は金融業界におけるマーケティングの手法を劇的に改善した……と書いた方が文章がスマート。

六つ目、無駄は徹底的に排除。
これをこうすれば、私はラーメンを食べることができます……ではなく
これをこうすれば、私はラーメンを食べれます……の方が読んでてスッとします。

七つ目、言った、言う、の多用。〜し始めるは使わない。
単語の連続使用は基本はしないのが得策ですが、言うは例外です(過度な多用は厳禁)
し始めるは使わざるを得ない時だけ使うのが賢明かと思います。

まぁ、ザッと思いつくのはこの辺です。例文が壊滅的に酷いですがさておき、これらを守れば、かなり良くなると思います(もう、実践していたらすみません)
細かい部分ですが、小説とは文章の積み重ね、細かい部分が蓄積され、稚拙に感じる要因ともなり得るのです。
最後に、役に立つサイトがあるので貼っておきます(閲覧済でしたらすみません)

https://www.google.co.jp/amp/s/textfield.net/how-to-write/text-not-amateur/amp

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 自分の文章が稚拙に感じる

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元記事:設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?

いつもお世話になっております。
ヴィクトリアン風な架空国家を舞台とした、長編小説に挑戦中のやとうです。

夏の終わりからのバタバタが落ち着き、やっとゆっくりと小説に向き合える余裕ができたのですが、
過去に書いたものを読み返す中、「物語の設定」についての悩みや疑問で手が進まなくなっています。
皆様の創作活動のご経験などを伺えればと思い、お邪魔しました。

現在は、一章の改稿&その続きの段階です。
長編小説の結末やだいたいの大筋は決めたものの、
勢いで書いて文章まで進めてしまったため、色々とその後の設定などを曖昧にしたままで、とりあえず一章の起承転結まで書きました。

その中で「このシーンは、重要にしたいけれど後へどう繋げよう」という箇所や、
主人公たちを取り巻く社会背景や、サブ?な人間関係など詳しくはせず、
その後にどう関わるか、などなど大事なことを…
書いた時にはその場の勢いを優先していて、最低限の情報のみで固有名詞や用語も濁して進めていました。

今になってそれらを読み返すと色々な箇所が気になり、
次に進むためには何から手をつけるべきかで迷ってしまいました。

今後次の話を進めるにあたって、
①このまま当初の予定通り書いてから辻褄合わせをする
②一旦止まって必要な情報を追加しなおし、次に行く
③細部まで詰めてから再スタート(その場合はどこまで?)
などなど、
この先を書くためにはどう進めていくのがスムーズに続けられるのか、
手法や創作の経験などについて、皆様もご自身の創作などでお忙しい中、恐縮ですがご助言いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

上記の回答(設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?の返信)

投稿者 サタン : 2

挙げられた選択肢の中から選ぶとすると、①かなと思います。

まず②の「一旦止まって必要な情報を追加しなおし、次に行く」ですが、
おそらく人によるとは思いますが、これって一見して情報を整理してるように見えますが、一度決めた設定を変更するないし後から追加するというのは非常に危うい行為で、整理してるどころか混沌とする行為です。
今現在「こういう設定を追加しなおせば綺麗にまとまるな」と思ったとしても、少し書いて、いまのスレ主さんのように「いろいろな箇所が気になりだして手がつかなくなった……」となり、そして「また情報を整理して追加しよう」となり、そしてその時は「綺麗にまとまる」と思ったとしても、少しして……
と、このようなドツボにはまります。
偉そうなことを言えば、まあ通過儀礼みたいなもんだからこんな風に困ったとき設定追加とか整理(という名の混沌)しようとするのはマズいと肌で感じるのも良いかもしれません。

次の③の「細部まで詰めてから再スタート」ですが、悪くない案だと思います。
この「再スタート」ってのは1から書き直すという意味ですよね?
一度書いて不足な部分がなんとなくわかったと思うので、そこを詰めてやりなおすというのはトライアンドエラーですが基本だと思います。
しかしながら、残念なことに「どこまで詰めれば?」というのは人によりけり。
少なくともスレ主さんの場合は今回のプロット分の詰め方では足りなかった、というのがわかった、それが収穫だと思ってまたトライアンドエラーです。

参考までに、
私の場合は物語を単純化させてから設定を詰めていきます。
つまり、どんな物語を書こうかとあれこれ考えて、最終的に
「主人公は突然に能力を得る」「ヒロインと出会い、敵の存在を知る」「能力はとても危険なもので、主人公は恐ろしくなる」「敵と戦い勝利する」「主人公は能力を失い、元の生活に戻る」
と、こんな感じで5つの要素に分けて単純化させます。
で。
物語に必要な設定というのは、この単純化させた要素の中に出てくるワードのみで、それ以上の事は基本的に「なんでもいい」ので、辻褄さえ合えば適当でも問題ないと思っています。
なにしろ、単純化させた要素の中に出てくるワードさえ読者が理解できれば物語は伝わるし、むしろココで出てこないワードについて書きすぎると、それは「本筋から外れてる」って事なので、この要素に無いワードはサラッと流すべき設定なわけです。
なので、このプロットの場合は「主人公」「ヒロイン」「能力」「敵」そのくらいですね。
そこから例えば「主人公」なら「主人公をどこまで詰めて考えるか」って事になると思いますが、これはもう好みだと思う。私はあんまり詰めない。名前、性格、特徴、そんなもん。
「能力」についても、「能力について」と「主人公が持ってる能力について」でそれぞれ「こういうもの!」と一言で片付けられるくらいにシンプルに設定します。
あとは、何気に困るのが名称で、こればっかりは知識量がないと咄嗟に適当に名付ける事が難しいので、慣れないうちは「敵の名前は元素の名前で統一」といった感じでルールを設けてしまうとやりやすいです。
まあ、物語に出さない設定まで細かく考えることで世界観を具体的にイメージできるって人もいるし、それを否定するものではないので、これはあくまで私の場合。

少なくとも1章を書いて、いま、以前よりも「その物語に何が必要か」というのがやや具体的になってわかってきているんじゃないかなと思います。
それだけで収穫は十分すぎるほどあるので、そしてそれは確実に次のプロットに活かせるので、ここで一から作り直すというのも悪くない案だと思います。

でもねぇ。
ぶっちゃけ、書いちゃったモンをそのままゴミ箱に捨てるのって勿体ないと感じてしまうし、苦労が無駄になる気がするし、なんとか活かしたいって思うのが人情で、更に、同じ話をまた1から書くのかよって思うとちょっとウンザリするんじゃないかな。
書き慣れれば序盤くらいまるごと書き直すのも苦じゃないけども。
なので、案は出してもおそらく②は選択しにくいと思う。
なら①かな、という答え。

②の回答でも書いたけど、「本筋に関係する設定」以外は辻褄さえあえば問題ないので、執筆中は割と適当。
書き終わった後に読み返して、詳しく書いたほうがいい場所は補足するし、設定が噛み合わない箇所は変更する。
これは「本筋に関係ない設定」なので、物語の本筋からは独立していて、関連してるように見えても割と自由に変更がきいて、どうにでもなったりします。
まあ、言葉が変わると以降全部書き直さなきゃいけないんで面倒ではありますが。
そんなわけで、結局「当初の予定通り書いてから辻褄合わせをする」という事はやってるし、それで書けるので、そういう選択肢があるなら別に作り直す必要もないかな、と。

これはごくごく個人的な意見というか信条のようなものだけど、
ぶっちゃけ、物語の中で作者は神みたいなもんだから、やろうと思えばなんでも出来るんだよね。
矛盾ある設定だって、「その設定が有効になる展開」を用意すりゃ問題ないじゃん?
それが用意できるかどうかは別として。
できるかどうか、やれるかどうか、やりたいと思えるか思えないか、って話であって、やろうと思えばどーにだって出来るんだよね。
ご都合主義も「それじゃ面白くない・納得できないからやりたくない」というだけなんだからさ。
てことは、たとえ無理な展開であっても「ソレが自然なように見える」という辻褄合わせのスキルってのは意外と重要で、これは意識的に訓練したほうがいいと思うんだ。
ほんで、こういう辻褄合わせってのは「後々こういう展開にするから……」と考えて先手を打つよりも、「既に出来上がったモノに後から手を加える」ほうが圧倒的に楽だから、①の「予定どおりに書く」という選択が一番いいんじゃないかと思う。
次点で②の「再スタート」。
でもこれは、おそらくやってみりゃわかると思うけど、既に書いた1章は確実に前回より上手く出来る。流れが具体的に把握できてるから。でも、それ以降は今現在と同じような不安を抱えることになると思う。
なにしろ、一章は書いてみて「決めなきゃいけな事」がかなり明確になってるでしょう? でも二章以降は、一章の経験を参考にした曖昧な把握で、物語全体と考えると「どこまで決めれば……」と悩むくらいに靄がかってる。
本当は、プロット時点でこの「具体的な把握」が出来てりゃいいんだけど、そう簡単に感覚はつかめないと思うので、
長ったらしく書いたけど、人それぞれ、自分の「ここまで詰める」という感覚を長い目で育てれば良いのではないかなと思います。

ちなみに、私の場合は出たとこ勝負で書いて、あれこれ決めなきゃいけない設定やらを思い知って、かなり詳しく決めてから書いたんだけどそれが一切完成しなくて、試行錯誤のうえに「大事なとこだけ決める」という事に行き着きました。
それからは「自分にとっての大事なとこはどこか」という事の把握に努めました。
もともとはすっごい設定魔でむちゃくちゃ細かく決めるタイプの人です。なので、「どこまで詰める」は本当に試行錯誤。自分に合わないと思うこともやってみるといいと思う。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?

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元記事:小説の冒頭、説明を後回しにてどこまで書くといいのか

小説の大筋が決まって、今はプロット(構成)を作っています。

冒頭〜本編開始の流れは下記のようになっています。
なお、世界はよくある中世ヨーロッパ風異世界で、悪役令嬢ものです。
主人公は20歳くらいの魔法使いの貧乏令嬢です。

1.顔見知りの男性(以下A男)が、ある要人の暗殺計画について話している場面に偶然出くわす。
 A男は暗殺計画がバレてしまったことに焦るが、下手に誤魔化すよりは、と説明する。
 A男はレジスタンスAに所属しており、今回の暗殺計画はレジスタンスBと共同である。
 なお、主人公の両親が要人のせいで殺されたことを調査済みである。
 だから今回の暗殺計画は静観してくれ、と頼まれる。主人公にとっても仇が死ぬことに異論はないだろう、と。
 主人公はそれを了承する。
 主人公はレジスタンスAの基地で、暗殺完了まで監視されることになる。

2.暗殺は成功するが、A男はレジスタンスBに裏切られ、拘束される。
 レジスタンスBのメンバーが、A男を人質に取ってレジスタンスAに無理な要求をする。
 その要求は到底、受け入れられるものではない(A男以外全員自死しろとかそのレベル)。
 このレジスタンスBメンバーはA男と因縁があり、逆恨みでA男を殺そうとしている。
 すぐに殺すのではなく、ショーのようにレジスタンスAに向けて実況中継する。
(良い返事がないなら、A男を5分後に殺すぞ。A男は涼しい顔をしているが、その顔が泣き顔になるまでもうすぐだ、とか)

3.主人公はA男を助けようとするが、レジスタンスAはA男を見捨てるように言う。
 実は主人公は特殊な力を持っており、それはレジスタンスAがずっと探していたものだった。
 A男は死んでも替えはいるが、主人公はそうではない。だから見捨ててほしい。
 A男もそれを望むだろう(実際に、A男はそれを望んでいる。)
4.主人公は迷うが、A男を助けに行く。
 なぜなら、主人公は10人がかりの魔法を1人で発動できるほど超強い魔法使いだから。このレベルの魔法使いは、二人といない。
 瞬間移動系の魔法もあるし、きっと何とかなるだろう。
5.結果、A男の救出作戦は成功する。
↑冒頭
↓本編
6.主人公とA男の出会いは半月前……

質問ですが、冒頭ってインパクトが大事ですが、その分説明は後回しになります。
説明が足りなさすぎると「何で???」がずっと続いて、せっかくインパクトある話なのに頭に入ってこない場合があります。
私が危惧しているのがそれで、「主人公は命をかけてA男を助けに行って救出成功する」という展開自体は緊迫感があって良いのですが、同時に「何で知り合い程度の男のために命をかける??」という疑問が常にあると思います。
一応、冒頭の中では「主人公が(戦闘経験はないけど)世界一レベルで超強いから」という理由が提示されています。
(本編では、もっと混み入った事情を提示しています。)

冒頭の一括りとしては「A男救出成功」までがワンセットだと思っていますが、
読者が「いや、命かけるか???」となって読み進められなくなるくらいなら、A男がピンチになる所で終わって、
本編を読んでもらった上で「それなら命かけて助けに行くよなぁ」と納得した上で主人公が助けに行った方がいいのかなと思ったり……。

冒頭について、どこまで書けばいいのか、逆に追加した方が良い情報などありましたら、アドバイスいただけますと幸いです。

なお、なろうに投稿する予定です。

上記の回答(小説の冒頭、説明を後回しにてどこまで書くといいのかの返信)

投稿者 あまくさ : 1

確かに難しいところですが、私見では示していただいた展開なら(ご質問の案件については)問題ないと思います。

主人公や主要キャラの行動を読者に納得させることは重要ですが、重要性の度合いはストーリーが後半に進むほど強まるのだと考えています。

序盤の段階では読者はまだ主人公のことを知らないのだから、その行動の動機が十分に分からないのは当然で、読者もそれは受け入れてくれると思うんですよ。
あ、もちろん序盤の展開が意味不明すぎるのは、読者が迷子になってしまうから良くないと思います。
ただ、だいたい分かるけど多少疑問もあるという程度なら、読者は「ストーリーが進めば分かってくるのだろう」と想像してくれて、むしろ興味をかきたてる要素にもなり得るかと。
さじ加減は大事でしょうけどね。

繰り返しますが、序盤や前半の適度の「?」は必要なスパイスで、あった方が良いと思うくらいです。
その「?」が先に進んでもなかなか解消されないと、読者はイライラし始めてしまってマズイということなんじゃないでしょうか。

これはけっこう微妙なことなので、本当に個人的な見解ではありますが、一応まとめると。

冒頭は納得感よりもインパクト優先。後半はさらにインパクトも必要ですが、納得感との両立もはからないとダメ。
ただし、後半までには伏線や描写をふんだんに盛り込めるわけですから、インパクトと納得感の両立は十分に可能。

この呼吸が、プロットを立てるということの本質だと考えています。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 小説の冒頭、説明を後回しにてどこまで書くといいのか

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投稿日時:

元記事:ホラー小説に挑戦したいのですが…

ホラー小説に挑戦したいのですが、
小説を書くのも初めてで
出だしからつまづいてます。

学校でイジメにあった子の怨念…みたいな小説にしたいのですが、
どんな感じに…というか、初心者でも書けそうな小説の書き方や、内容を教えてください!

上記の回答(ホラー小説に挑戦したいのですが…の返信)

投稿者 迷える狼 : 0

ざっと思い付いた事ですが、

①いじめられた子が学校で自殺して地縛霊となり、学校全体を呪いで支配する。窓も出入り口も全て謎の力(怨念みたいなもの)で封鎖されて脱出不可能。生徒も教師も無差別で殺して行く。
②いじめられた子が自殺して怨霊となり、自分をいじめた子だけを執拗に追いかけ回す。他の人には姿が見えないので、追いかけられている子がキ○ガイに見えて、誰も助けない。そうやって、1人づつに復讐して行く。
③いじめられて自殺した子が住んでいたという廃墟に、肝試しで来た若者達が入り込み、1人づつ犠牲になる。廃墟は戸建ての住宅よりも、マンションみたいにある程度の大きさがあり、閉鎖的な場所が良いと思います。アパート程度ではすぐ逃げられる。
④何かの偶然で、封印を解いてしまい、いじめで自殺した子の怨霊が復活する。この場合、忘れ物を取りに来たり、部活の居残りなど、1人あるいは少数の人数を対象にする。

結末についても、

①皆殺しで復讐を完遂して成仏するor新たな対象を探し続ける。
②誰も殺さず、霊を鎮める事で決着する。
③生き残った者で、霊を倒すor鎮める。
④生存(脱出)はしたものの、霊は存在し続ける。

大事な要素として、

①全ての者に恨みを持つ無差別タイプ。
②加害者のみに恨みを持つタイプ。

このどちらかを、はっきりさせる必要があります。②の場合、関係無い者には姿が見えないか、見えていても無視されると良いです。ただし、そのままだと無関係な者が一方的に霊を倒してしまう可能性があるので、襲われている者を助けようとしたり、霊を倒す手段を手に入れたら、その者も敵視されて襲われる様にすると良いと思います。

それと、復讐ものに良くある「カタルシス効果」も大事にしなければいけません。

どうして霊が襲って来るのか、その理由を明確にする必要があります。その上で、霊に復讐させるか、加害者に罪を認めさせて謝らせる(それが公になって、加害者が生きていても何らかの罰--社会的制裁--を受ける様にするとなお良し)など、何らかの解決が必要です。
読んでいる人が、ただ怖がるだけじゃなく、気持ち良くならないと駄目です。

①の場合は、全滅or倒すor逃げ出すかになるのですが、それなりに理由付けが必要になります。ホラーの場合、単に霊が襲って来るだけでは駄目です。読んでいる人が納得するだけの理由が必要になります。

「ホラー」と「スプラッター」は違うので、「13日の金曜日」みたいに、理由も無く一方的に無関係な被害者を殺しまくる(襲いまくる)様な展開はやめた方が良いでしょう。

私は、そう考えます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ホラー小説に挑戦したいのですが…

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