小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:ベーシックなストーリーだけでは、昨今の読者の感性には魅力が弱いと判断されるのか?の返信

ストーリーと演出は別物として、分けて考えた方がいいかもしれませんよ。

>登場人物達の内面>文化背景>世界設定という塩梅でストーリーに沿わせて物語を書いている

これはストーリー。

>商業作品と比べたら華がない

こちらは演出の問題かと。

例えば主人公の無二の親友と序盤で仲たがいし、その親友がクライマックスの重要な局面で再び味方になって主人公のピンチを救うという流れを構想したとします。
この場合、まずは二人の心理的な行き違いなどをよく考える必要があります。仲たがいした理由としては、情報不足による誤解ということにしてもいいし、もっと根本的な価値観の違いにからめる手もあるでしょう。
いずれにしても、なぜ一度ケンカし、どういう経緯を経て和解したのかを、読者が納得できるようにしっかり考える必要がありますよね?

これが、ストーリーを作るということ。

一方、終盤のどのタイミングで親友を登場させると最も効果的か?
そういうことを考えるのが、演出です。

アマチュアで上手い人の中には、ストーリーは緻密に作るのだけれど演出感覚が乏しい人と、演出は上手いのだけれどストーリー性に欠ける人がいるようです。前者は「華がない」という感じになりがち。後者は魅力的なシーンの連続ではじめは惹きつけられますが、読んでいくうちにご都合主義が目立って白けてしまいます。

ご相談の文面を拝見するかぎりでは、こうなごさんはどちらかと言うと前者のタイプなのかなと思いました。
ストーリーをキッチリ作ったのなら、基本、そこは変える必要はないと思うんですね。骨組みはそのままで、ただ見せ方を工夫すればいいのではないかと。
上記の例のように、重要なところで重要な人物が登場するタイミングをちょっと変えてみたり、場合によっては多少あざといくらいにカッコつけたセリフを言わせてみたり(これは、やりすぎると台無しですが)。

それから文章的なこと。
読者にしっかりと印象付けた方がいいというシーンをさらっと書きすぎて、「これじゃヘタすると読み飛ばされてしまうな」と思うような文章をわりと見かけますよ。人によっては重要なシーンほど書き急いでしまうのか、改行さえしないわずか1行ですませてしまい、結果的に前後の文章に埋没してしまっていることもあります。
そういうところは一つ二つ改行をふやすだけでも、けっこう効果的だったりします。
もう少し踏み込むなら、重要なシーンでは文章のリズムを意識的に変えてやる感覚ですね。ちょっとタメを作るみたいなことを意識するといいかもしれません。

上記の回答(ベーシックなストーリーだけでは、昨今の読者の感性には魅力が弱いと判断されるのか?の返信の返信)

スレ主 こうなご : 0 投稿日時:

多分、あまくささんの言う演出という言葉が1番近い感覚だと思います。他の方のコメントに対しては自分の力量ではまだそうだともそうでないとも言い切れないので、代表してお礼をさせてもらいます。

カテゴリー : その他 スレッド: ベーシックなストーリーだけでは、昨今の読者の感性には魅力が弱いと判断されるのか?

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元記事:『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?

お久しぶりです。大野です。
以前からちまちま相談しているロボット(ゴーレム)モノを根本から作り直す予定なのですが、

ストーリーの舞台は戦後。両国が壊滅的な被害を受けており、いわゆる世紀末的な世界観」
「ロボットは古代の魔法文明の技術を利用したものであるが、戦前まで千年以上にわたって治安維持のために魔法技術が厳重に封印されていたこと」
「主人公は戦時中の基地跡などを漁って、武器や大型ロボットを売りさばく仕事をしている」
「とある遺跡で出会ったロボット/人物がきっかけで『なぜ壊滅に至るまで戦争を続けたのか』『なぜ戦争に際して封印されていた魔法技術を解禁するに至ったのか』あたりに迫っていく」

みたいなのを想定しています。
ただこの場合、『すでに黒幕(戦時中の軍上層部)が死んでいる』みたいな事態が発生しており、アクションとして書こうにも『黒幕とラスボスが別々』みたいな状態でイマイチまとめ方が思いつきません。
参考にできる作品を教えてください。

上記の回答(『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信)

投稿者 こうなご : 0 投稿日時:

おはようございます。
うーん、漫画のディメンションWでしょうか。主人公キョーマがひょんなことから極めて人間に近いアンドロイド・ミラを拾って、彼女は自身の開発者である自死した博士から「コイル(作品世界のエネルギー源)を辿れ」という謎めいた言葉だけを残されており…という話です。
ただこの作品は個人的にはSFよりヒューマンドラマの方に舵が切られてしまったなという印象になりました。
というのもNo.4でえでてんさんが述べていますが、現状は主人公が活躍してある作品テーマを体現する、ではなく黒幕の企みが目標となっているからです
これは間違えると「現在作品世界で泣いて、笑って、生きている誰よりも黒幕の企みがすごい」というテーマは大きいけれどその主体が不在がち、ということに繋がりかねないからです。主体があやふやだと群像劇っぽいけど壮大っぽいという変な感じになって、その印象や意味までしばしば文字で書き表して読者に示す小説媒体と相性が悪いです。
ですので、私もえでてんさんの言うように主人公の真に向かい合うべきもの、それは例えば黒幕の後継者とか、黒幕に端を発した「作品世界現在の騒動」とか、そういったものを決めてから、そもそも黒幕がいてその人物の足跡を追いながら話が進む、というストーリーにした方がよいと思います。
特に、なまじ黒幕がすごいよと最初に書いてしまうと、後からでてくる主人公と相対する者すべてがおしなべて小粒に見えてしまうので、敵役はご自分で懸念している通り黒幕よりよっぽどインパクトのある別人物でないとまずいです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?

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元記事:構成の評価が上がらない

 5,6年くらい新人賞に応募していて、毎年選評が帰ってくるのですが、「構成」の評価欄が一向に上がりません。(評価シートのことはネットに詳しく書くなと言われているので、言える範囲だとこのくらいになります)

 応募している、作品のパターンとしては、以下の通りです。
 回想なし、
 視点変更なし。(一方そのころ、主人公ではない人の動きは・・・という場面はなし)
 現在進行形で、時系列順に物語が進む。

 ではだめなんでしょうか。 

 3幕構成を語った本などを読むと、物語の半分で一番盛り上がるようにしろ、と書かれています。

 たしかにそれが本当にそうでないとだめなら、自分の作品はだめなのでしょう。一番盛り上がるところを真ん中に、と枚数調整するのは中々難しいです。でも今のところ思い当たるのはこれくらいなので、とりあえず、ここを改善しようと思っています。

改善しようとは思っていますが、本当にそれが原因なのかと疑っています。

確かに、ハリウッドでは、映画が半分過ぎたところで、一番盛り上がっている場合が多いです。
 ここで思うのは、 3幕構成を語った本って翻訳ものでいわゆる、日本の小説には当てはまらないことが多いということです。

 だからこれが原因ではないと思うのですが。

 他に、これができないから構成が良くないと言われるんじゃないかと意見があるかたはコメントお願いします。

上記の回答(構成の評価が上がらないの返信)

投稿者 こうなご : 0 投稿日時:

うーん、素人の意見なのでなんとも言えないのですが、構成が低いというのは
一冊、あるいは一話分の話に対しての盛り上がりが少ないという意味ではなく、大どんでん返しがあるとか綿密な伏線が仕込んであるストーリーであるとか、そういうことで評価が高くなるポイントなのではないでしょうか。
であれば、時系列に沿って話が進み、(多分)他にメインキャラもおらず場面が分かれることもない話であれば、得点がどこかで頭打ちになるのは別に落胆するようなことではない、と思うのですがいかがでしょうか。
正直に言って、他の項目との総合得点での塩梅がむしろ気になります。
あとはかしこまって時系列に沿い過ぎていて、要はあまくささんのおっしゃるようになっていない四角四面な1・2・3・4の文章構成である、とかでしょうか
ラノベって、たまに冒頭でちょっとコメディなりシリアスなりやって少し時間が遡るようなドラマティックのよーなダイナミックのよーな構成も普通にあるじゃないですか、とも思いますのでそこら辺はどうでしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 構成の評価が上がらない

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元記事:文章を書いてみました

1年位前に文章力について相談した時「どんな文章を書くのか実際に読んでみないとわからない」と言われたのを思いだして、プロローグ相談所に投稿してみました。
既に結構な数の意見を頂いているのですが、その時の方々にも見ていただきたいと思い、ここに張り付けてみます。
見ていただけると幸いです。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/prologue/novels/show/225

それと、その時最後にレスしてくれた方にお詫びいたします。
スレッドが埋もれてしまい、このサイトの使い方が良く分かっていなかったのでトップページ見れなくなったスレッドを探すことができず、気づきませんでした。気づいた時には古いスレッドを上げるのは良くないと思い、書き込むのをためらってしまいました。すみません。
そして返信ありがとうございます。その時は「わかっちゃいるけどそれができないんだよ」と思いましたが、今では言われた事を実践できるようになった気がします。ありがとうございます。

上記の回答(文章を書いてみましたの返信)

投稿者 こうなご : 0 投稿日時:

はじめまして。私、No.14のあまくささんの書き込みにある、ストーリーと演出の違いを助言してもらった側の者です。良ければそこでのあまくささんと他の方の助言も参考にして下さい。
そして、とりあえず過去の質問とプロットまで読んできた上で書きますが、問題点は①冒頭が説明的過ぎて長い上に主役にスポットが当たるまでがすごい長い②そもそもプロットでのキャッチコピーでもプロットでの書き出しでもそうだったけど、エーリカが主人公になっているのに何故かホーリーが主人公だと言う③エーリカの人物造形が精神的に自立したロボットに乗る少女→正義感が強いor小狡いという謎の変遷を遂げている上に未だに作者が決めかねている④このまま書き続けてもとりあえず面白そう派(私もですが。SFアクションぽいと思ったので、エーリカとホーリーの再開が間を置いてない、おどろおどろしくもない、とも特別思いませんしプロットの半分までも行ってませんし。)と冒頭書き直す派入り乱れてる、更に⑤作者さんの書きたいことが色んな所で明確になってないのがそもそもの原因、じゃーないでしょうか

私もこれに近い状況であまくささん含む他の方から助言を受けて、現在自分の作品書いてますが、結局①②③④は全パターン書いてみて、一番しっくり来たものを採用しました(私は③で主人公の性別に悩む、ということをやらかしていました。)
なので、最初からまだ成立もしていない最善を求めるのではなく、消去法を現実の形にするためにも、まずは助言を受けた全パターンを書けるだけ書いて決めるという、地味ですけど最も堅実な作業に入ってはどうでしょうか。

またそもそも、鈍足AMザマぁされるのはホーリーなのにプロットやこの書き出しではエーリカが主人公に見える、というのが現時点で最も奇妙な点です。
どうにもダブル主人公、なのではないかという気がしてなりませんが、そこはどうなんでしょーか

カテゴリー : ストーリー スレッド: 文章を書いてみました

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元記事:本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?

私は本を読むのが苦手です。

しかし、世の中の小説家を目指す人は必ず本をたくさん読んでいますし、小説家の人も読むべきだと言っています。

しかし、私は読む気にはなれません。まずお金がないです、「本は千冊読むべき」と言いますが、そんなお金はありません。時間もありません、千冊読むのにどれだけの時間がかかるのでしょうか?学生、さらにはもうすぐ就職する年齢なのにどうやって時間を取ればいいのですか?

そもそも他人の考えを見るのが嫌です。他人の書いた作品、千冊となれば昔の作品にも触れなければならない。ですが、私は現実で色々事情を抱えている以上、それを本の中で馬鹿にされたり否定されたりするのに耐えられません。過去の嫌な出来事や歴史を見ることができません。

どうしても、そんな地獄を千冊も繰り返すなんて難しいです。それでも私は小説家になりたいのですが、小説家になる為には「本を読む」という生き地獄を体験しなければならないのですか?これは必ずやらなければならないのですか?

上記の回答(本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?の返信)

投稿者 こうなご : 0 投稿日時:

初めまして。えーと、他の方も言ってますが千冊だの読まなきゃいけないは、ただの比喩だしメリットデメリットとは言っても、やらないからと言ってそんな算術的に将来が割り出せるものでもないです。例えばお気に入りの、影響を受けた小説という観点を新しく設けるならば、百だろうと千だろうとその数は少ない方へ集約されます。そして何冊でそれらに行き当たるのかは確率的な考えになります。
それよりも気になるのは、昔や今の本を読むと自分の個人的な事情を否定されるという発想の方です。
そりゃ創作物の中には物によっては自分の境遇に似たケースを、殊更に悪人だったり不遇をかこわせるようなキャストにするストーリーはあるかも知れませんが、それを地獄と読んで避け得ないものとまで考えるのは、失敗の運命論の信奉か何かでしょうかと思ってしまいます。それは母数が多いと自分の嫌いなものに確率的には出会いやすいのを、嫌悪感だけで悪く見過ぎな上に読書行為そのものを悪しざまに見るような、昨今よく騒がれるヘイトなスタンスに染まりかけてるという奴です。
そんな自分の一部でしかない嫌悪感に屈して、主語の大きな対象まで嫌うようなパニックの起こし方は、落ち着いてよく考えてからやめちゃった方がいいですよー。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?

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元記事:ヒロインはどういうタイプが好まれるか?

小説を書く前に一つ質問をさせていただきます。
ヒロインの設定で姉貴キャラ、妹キャラ、幼なじみキャラが流行っている理由はどう言った理由からかなのでしょうか?

特に妹キャラが多い気がしますが、その理由などはあるでしょうか?

上記の回答(ヒロインはどういうタイプが好まれるか?の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

書き手目線で言うと、キャラ付けしやすいからでしょうね。
キャラ付けしやすいってことはキャラが立ちやすいってことにもつながって、読者にそのキャラを理解してもらいやすいので、読者側にも好まれやすいって形じゃないかと思う。
あと、そういうキャラの設定は、肉親だと特にストーリーにも絡ませやすいんですよね。
例えば「俺の妹だから!」とか「私はお姉ちゃんだから!」とか、説明不要で強引な展開にも十分な説得力を持たせられる。

その中で特に妹が多いのは確かにそうだけど、それは流行もあるし、まあ庇護欲を掻き立てられる存在として流行りになりやすい属性ではあるから飽きられてもすぐ次の妹ブームが来たりするけども、姉がブームのときは姉キャラ結構多いですよ。
ただまあ、「姉」は扱いにあんま自由度が無いんですよね。
世話好きとか横柄な俺様とか、王道ばっかで変化球が投げれないっていうか。
妹の場合は弱々しい妹でも「妹」だし、素直じゃないツンデレ妹でもやはり「妹」と認識できるから妹好きな人以外にも受け付けられやすいけども、「姉」は本当に姉好きな人にしかウケないことが多い。
例えば「優しく世話好きで甘えられそうな年上の女性」が一番王道な「姉」像だけど、これ別に「母親」ってキャラでもいいからねぇ。
まあ、「弱気で弟を頼りきってる姉」というキャラも割とあるけどね。

べつに姉サゲしてるわけではなく妹に比べてキャラ付けの自由度が低いって話で、キャラ付けしやすいことには変わりない。
例えば「弱気な姉が勇気を出して一人で行動してみる話」なんて、この一文だけでちょっと可愛いでしょ。失敗しつつすぐに弟に助けを求めようとするけど一人でいることを思い出してアワアワしちゃう姿とか見えるっしょ。
「姉」というワードが持つイメージが先入観をもたせるので、「弱気な女性キャラが勇気を出して~」って展開とは受け取る印象が違ってくる。
こうした先入観を利用したキャラ付けが出来るから作り手としてはやりやすい設定だったりする。

そういう書き手側の視点を考えなければ、「こんな妹・姉・幼馴染がいたらいいな~」っていう身近に重ねられるから人気があるのではって話になると思うけど、
それって上手くキャラ立てできてりゃ「こんな先生の生徒になりたかったわー」とか同じ話が違うキャラにも言えてしまうので、
やはりキャラ立てがしやすいから好感を得られやすく、書きやすいためではないか、と思う。
作者の好みや妄想もぶち込みやすいしね。

そんなわけで、「ヒロインはどういうタイプが好まれるか?」という問いには、おまえの好みでなけりゃキャラ立てしやすいって特徴は活かしにくいから考えても無駄になるゾ、って感じですかね。

「読者はどんなヒロインが好きなのか」と考えるんじゃなく、作者が好きなヒロイン像の素晴らしさを読者に伝えるため、物語を作ってくださいな。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ヒロインはどういうタイプが好まれるか?

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投稿日時:

元記事:物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

いつもお世話になっております。
長編小説に挑戦中の、やとうです。

このところコロナウィルスで日々の暮らしが大きく変わりましたが、
皆さまはお元気にお過ごしでしょうか。

自宅で過ごすことが増えて、最近家の中も落ち着きだしたのでやっと落ち着いて創作が再開でき、
プロットの構成を見直したのですが、作中のラスボスの存在について、疑問を抱くようになりました。

今書いているものは、例えると〈ハリー・ポッター』のヴォルテモート卿のように、序盤から敵として存在感を示し、これを倒せばクリアというような明確な存在がいないのが現状です。
敵として登場させようと思っているキャラクターの中には、少々書き加えればそのポジションができそうな候補はいますが、いなくても成り立てそうな気もします。
ただ、存在すれば敵側の勢力が色々と作れそうな…とも迷います。
どちらにしても現状のプロット通りにいくと、敵対する存在がまだ薄いので話の流れに合わせた敵キャラクターは追加でいくつか必要だと感じています。
現状だと次々遭遇する中ボスクラスを中~短編ごとにポコポコ戦うような流れです。

共通の黒幕・ラスボスは可能な限り、作れるのならばあったほうがいい存在なのか。
なくても成立するならば、単発の敵だけでそのままやってみても良いのか。

学校も職場も非常事態でお忙しいところ恐縮ですが、皆さまの創作での気付きやご意見を伺えれば幸いです。
よろしくお願いします。

兵藤晴佳様、t様、御茶ノ宮悠理様、以前コメントをいただいていたのに、お返事がなく申し訳ありませんでした。家のごたごた~コロナウィルスで秋から長期にバタバタしていて、返信のタイミングを伸ばしたままで今日まで来てしまいました。
個別のお返事も考えたのですが、そちらにお返事するとほかの方の質問がサイトの表に出てこなくなってしまうためこちらで返信いたします。

兵藤晴佳様
『大君の都』は興味があったのですが、現在図書館がすべて閉館なので、時期を見て必ずゲットしに行きます。
t様
時間がたった後に一章を読み直してみても、この流れは変えられないと思いました。犠牲になった一章をその後にうまくつなげることを優先します。 

御茶ノ宮悠理様 
すこし創作から離れて戻ってくると、設定の至らない部分や違和感に改めて気づきます。設定の浅い見切り発車はうまく続かないと実感しました。

皆様、ありがとうございました。

上記の回答(物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

良いヒントが掴めますように。やとう様もコロナにはお気をつけてくださいね。('◇')ゞびーけあふりー

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

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投稿日時:

元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

学園物や現代物の男主人公は顔はイケメンではない普通、勉強も運動も特別得意ではないということが多いです。

凡人が泥臭く頑張るのも一つの魅力かもしへませんが、そういう主人公は馬鹿だったり、嫌な奴に喧嘩に負けてヒロインに助けられ、取り柄はいざというときの機転と発想「だけ」で私は好きではありません。
学園物での主人公が凡人なのは必須条件なのでしょうか。
どなたかご意見をお願いします。

上記の回答(主人公の条件)

投稿者 あまくさ : 0

他の方への返信から引用してばかりで、すみません(汗
ただ、「昼行燈」というのはかなり重要なキーワードだなと思いました。

この言葉の元ネタは、言うまでもなく忠臣蔵の大石内蔵助。このキャラ(実在の人物ですが、かなり脚色されているのでほぼ創作上のキャラに近いでしょう)は、物語の最後の最後に非凡なヒーローだったことが明かされますが、それまでは無能で平凡な人物として嘲笑されるんですね。

で、質問します。

金村さんは、

◎主人公が周囲の人間から無能視されて、バカにされている。しかし、実は優秀な人間であることを読者は知っている。

このパターンでも嫌いですか?

ちなみに私が読者としてそういう作品を読んだとしたらどう感じるか。
それを打ち明けておきます。

◎そういう主人公自体は嫌いではないが、バカにされるパートが長すぎるとイライラしてしまい、だんだん読むのが辛くなる。

ごく簡単に言いきってしまえば、こうです。
それでも読み進めることができる条件としては、

1)その物語の中に、主人公像以外のどこかに強烈な魅力がある。

2)主人公は大方の周辺キャラにはバカにされるのだけれど、強い理解者がいる。

3)バカにされるパートだけが長くは続かず、要所要所に「ハッとして主人公が只者ではないことを再認識させてくれるエピソード」がある、

4)主人公の成長を描く。

こんなところです。
このうち私の前回の書き込みで述べたのは4に近いわけですが、昼行燈型というのは無能に見えるのは「世を忍ぶ仮の姿」「能ある鷹は爪を隠す」というパターンなので、主人公成長型のストーリーとはマッチしないかもしれません。それに成長型は、序盤~中盤の「もどかしパート」が長めになってしまいそうです。
また、1は主人公論ではないので、このスレの論点からはズレています。

そこで重要になってくるのは、2と3になるかなと。
2の方はまあ、分かりやすいと思うんですね。

3については。
戦闘ものなら簡単です。
一見弱そうに見え、侮ってチョッカイかけてくる悪者 → ところがそいつらを一瞬で倒してしまう or 実は凄まじく強いという片鱗をちらっと見せて震え上がらせる。
よくあるシーンですが、効果的だと思います。

問題は、これを日常系でどう表現するかですね。
なぜ難易度が高いかというと、「戦闘力」という判りやすいパラメータがないからです。

で。

ここからが、個人的に考えている重要ポイントなのですが。

◎主人公の言動が、場の空気を変える。

これじゃないでしょうか?

実例を一つ。

私、実はプリキュアがけっこう好きなのですが(特に初期のシリーズ)、あれの4年目の終盤近くのエピソード。
手に入れれば一つだけ望みがかなうというアイテムがあって、主人公たちと悪役組織がそれを奪いあっているんですね。悪役側の目的は「全宇宙を滅びと絶望で包むこと」。物質的な利益を求めているのではなく、絶望そのものが目的という究極の悪なんです。
で、望みを叶えるアイテムが物語のラスト近くでその悪役に奪われてしまいます。
一刻も早く取り戻さなければ大変なことになる。しかし、奪った敵がどこにいるかさえ分からないという状況。
普段主人公より聡明だったり、強かったりする仲間たちも万事休して、絶望しかけます。
そんな中で主人公一人がすっと静かに立ち上がり、窓に歩み寄って青空を見上げるんです。
こんな時に何をしているんだ?、と。
すると、
「これから~を取り戻しに行くよ」
主人公は、あっけらかんと答えます。
「だけど、もう使われてしまったかもしれないじゃないか」
望みを叶えるのは一回だけというアイテム。敵に使われてしまったらもう役に立ちません。
しかし、主人公は、
「それは、大丈夫だよ」
きっぱりと言いきります。
「だって、まだ空が青いから」
悪役の望みは世界を絶望で包むことだから、まだ何も変わっていないということはアイテムが使われていない証拠だと言うんですね。
「だけど……探しに行くと言っても、敵がどこにいるかも分からないじゃないか?」
「分かるよ」
「え?」
「この空の下にいるよ」

この一言で、空気が変わるんです!
最後の一言は超論理の世界なのですが、この主人公、分かりやすい一般的な言葉で言うならムード・メーカーなんですね。
プリキュア4年目のスタッフは、個性が強くスペックの高い仲間たちのリーダーになれる主人公とはどんなキャラクターなのか? そう考えたそうです。
個性の強いキャラ達は、それだけに衝突することもあるし、なかなか協力し合うことができません。自分一人で何でもできると信じているからです。
ところが、そういう強いキャラ達でも一人では克服できない難局に直面したときには、途方に暮れてしまいます。
そういう時、皆の心を一つにできる主人公なんですね。
バラバラな力が一つになって、はじめて困難な敵を倒すことができるようになる。そのきっかけを作るのが「空気を変える」ということ。
そして、空気を変えて仲間の心を一つにした主人公は、自然にリーダーと認められて先頭をきって前進していくんです。

◎場の空気を変える = 人の気持ちを変える = 物語の流れを変える。

ということです。

◎普段は多少もたもたしていても、ストーリーの重要な転換点で流れを変える役割は、絶対に主人公に担わせる。

◎一たび流れを変えた後は、絶対に主人公が先頭に立つ。

おそらく、この二つが必須なんですね。主人公の条件です。
少なくとも読者に爽快感をあたえることを目指すエンタメ・ストーリーの場合は鉄則だと思います。

金村さんは、普段はもたもたしている主人公にそんなことはできないとのご意見なのかもしれませんが、私はできると考えています。成長は必ずしも必要ありません。周囲に気づかれにくい優れた個性を最初から持っていて、それを読者に見せておけばいいのです。それがどうすれば実現できるかは、作者の腕の見せ所。上のプリキュアの話は、あくまで一例と考えてください。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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