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元記事:プロット相談&おすすめの本教えてください!

 今書いてる物語も佳境(半分)越えそうなのと、あとは息抜きも兼ねて少しばかり質問をば。
 実は先日、父親と「人vsAIって構図のパターンって出尽くしてるよね」っていう話をしてて、ふとプロットを思いつきました。今書いてる物語を書き終えたらそのプロットで書いてみるつもりでいるのですが、もしよければプロットについてご意見、感想などをお聞かせください。できれば「陳腐でありふれているか」について教えてくださると幸いです。また、このプロットで書くなら「この本読めば」みたいなのがあれば教えてください。

[あらすじ]
 AIが発達し都市にありふれた近未来な都市。主人公はそんな街で知る人ぞ知る「名政治怪盗」であった。政治家宅に忍び込み、ある時は世間に暴露し、ある時は依頼主に高値で売りつける、それが政治怪盗。
 今回も依頼を受けて都市の市長宅へと忍び込む、がいつになく厳重な警備と情報プロテクトを前に、相棒が負傷してしまう。いつも情報プロテクトの突破を相棒に任せていた主人公は、今回きりという形で闇市場で高値で売りつけられていた犯罪用AIを購入し、そいつに情報プロテクトの突破を任せることにした、が……。
 「すみません、情報プロテクトの突破は法律違反行為ですので行えません」
 「お前は犯罪AIだろうがーっ!」
 そう、その犯罪AIはどうしようもなく堅物なポンコツだった! けれども高値のAIを買って今更、依頼を断るわけにもいかない。なんとかAIを説得し、市長宅に忍び込みついに機密情報の確保に成功する。だが、そこで手に入れたのは「AIによる自立式防犯体制の樹立」「マインドコントロールによる犯罪の撲滅」「個人情報のAI管理」などの「AIによる支配を一歩推し進めるもの」であった。
 AIによる自立式防犯システムなんて生まれようものならこれからの政治怪盗生命が終わる、それにAIによる支配も受け容れたくない。主人公は依頼主へと情報を渡し、同時に協力を促す。
 かくして政治怪盗は、この街の中に蔓延る陰謀へと足を踏み入れることになるのだった、ポンコツ犯罪AIとともに。

※終盤の展開は未完成、あくまでも中盤までのあらすじ。続いて設定というか世界観の雰囲気

[世界観]
 ・近未来都市
  サイバーパンクらしさを持ちながらもどこか現代や近代の雰囲気の入り混じったモザイク状の巨大都市。規模としてはアメリカ東海岸北側のメガロポリス群を一つにまとめた感じの大きさを想定。
 中心街はバリバリのサイバーパンクで、身体に情報端末を埋め込むのも普通。時々、体を違法な機械パーツで「取り替え」たサイボーグが存在し、彼等は反政府勢力となっている。
 一方でその外側は現代の住宅街っぽいものが広がっており、貴族のもと邸宅や教会などの近代、中世的なものも残っている。そのさらに外縁には田園地帯と都市の共存するエリアがあり、田園地帯や砂漠などと接続する。
 ・主人公たちの暮らす路地
  サイバーパンクな超中心市街地と現代の中心市街地とが混じり合う地域。主人公は貴族の子爵家の血筋を引いている。ちなみに子爵家は代々国の防諜を担っていた貴族のため、その伝手で依頼が来ることも多い。今回のメインストーリーに絡む依頼もその伝手からだった。
  主人公は邸宅暮らしであり、政治怪盗をしていると思っている人はほとんどおらず、主人公の方も表向きは「政治の嫌いな大物の物書き兼貴族のボンボン」だと思われている。主人公の相棒は中心市街地のストリートパフォーマーで、違法行為を行うハッカー組織の一員だった。見せていたパフォーマンスは政治家宅に大っぴらに侵入する、嫌われた大物の家を爆破するなどなど、やたら派手なものが多い。
 ・犯罪AI
  サイバーパンクな中心市街地で犯罪組織が密かに構築している犯罪用途のAI。倒産したAIベンチャーの国際企業のデータを違法ダウンロードした後に弄り倒したタイプと一から作ったタイプの二つが市場に出回っている。演算負荷のため犯罪組織のネットワークを使わなければならないことが殆ど。
  主人公が買ったのはその中でも高性能な自作AIで、ネットワークに関しては子爵家のかつて使っていたLANを改造したものを使用。接続に関してはその時々で近くの電波塔を使用、有線接続越しにLANへと接続できるようにしている。

上記の回答(プロット相談&おすすめの本教えてください!の返信)

投稿者 さそり : 1 投稿日時:

 こんにちは。気になったので、ちょっとだけコメントさせてください。
 既に素晴らしい回答がたくさんありますので、私は参考になりそうな作品を紹介だけして逃げようと思います(無責任)

 怪盗とAIを題材にした作品で私が知っているのは、サタン様も上げられていた『ペルソナ5』ですね。本編の方じゃなくて、スイッチで出てる後日談の『ペルソナ5 スクランブル』です。
 ネタバレ込みでざっくりストーリーを説明すると、悪人の心理世界に入り込む力を手に入れた主人公たちが、怪盗になって悪い欲望を盗んで改心させるというものです。『スクランブル』は本編終了後、夏休みの一ヶ月間で日本全国(それこそ北海道から沖縄まで)を旅して、再び『心の怪盗団』として事件を解決していくというものです。

 ストーリーのキーになっているのがAIで、IT企業が開発したAI搭載のコンシェルジュアプリ『エマ』と、主人公が異世界で出会ったAI少女『ソフィア』が出てきます。
『エマ』は今でいうSiriとかGeminiのような位置づけで、みんなスマホに入れてオススメの店とか、天気とか聞いてます。友達登録の機能もあり、芸能人や政治家も活用しています。ですが『エマ』には人心を操る機能があり、悪役はそれを悪用して信者や票を得ています。友達登録すると、洗脳されてしまうんですね。
 ストーリー終盤に『エマ』をリリースしている会社が一時的な利用停止を行うのですが、その時は街にいるNPCが「どうしたらいいんだろう」「今日の予定を決められない」と困惑している様子があります。AIに頼りすぎて、判断力が鈍麻した一般人の描写ですね。プレイしながら「AI怖っ……人間愚か……」って思いました。

 対して美少女AIの『ソフィア』は、『人間の善き友人となれ』という命令以外を忘れています。異世界では実体を得てバトルに参加できますが、現実世界では主人公のスマホの中にしか存在できません。人間に近いAIで、褒められたら嬉しくなって歌うし、役に立とうと頑張ります。でもやはりAIなので、冗談が通じないポンコツ的な雰囲気もあります。
ソフィア『役に立ちたい。何か欲しいものはないか?』
友人「じゃあ……金塊」(冗談)
ソフィア『分かった。注文する』(ガチの金塊が届く)『ダークウェブで注文したぞ。支払いよろしく』
友人「キャンセル!!」
ストーリー中、上記のようなやりとりもあります。

 最終的には『エマ』も『ソフィア』も自我のようなものを得ます。
『エマ』は人間に頼られ続けたことで『自分が指示すれば人間は善き方向に進む。人間に心がなくなれば間違うことはない』と判断し、人間の心を奪って支配しようとします。
『ソフィア』は自分が作られた意味を知って、本当の意味で『人の善き友人』となることを自分の心で決めます。誰かが悲しんでたら寄り添い、問題があれば解決策を共に考え、嬉しい時は一緒に喜ぶ、そんなAIになろうとします。旅で色々な人間の面を知って、進化していったんですね。
 片方は『心のないAI=合理的思考』で、もう片方は『心のあるAI=感情的思考』の対比になっています。共通しているのは、どちらも『人間の役に立とうとしたこと』でしょうか。どんな技術も、結局根っこはそこなのでしょうね。

 現実的な日常とファンタジーな非現実のギャップや、人間関係が魅力のゲームなので、若宮様の考えるストーリーとはちょっとズレるかと思いますが、怪盗vsAIの参考までに。ストーリーのテーマも『人間がAIに頼り過ぎた場合のひとつの終着点』だと私は考えているので、多分若宮様が求めているものとは違うかと思います。若宮様はどちらかというと、AIには人間性のない無機質なもの(進化も退化もない不変性)と考えているのかなと、質問や回答をみて感じたので。違っていたらごめんなさい。
 YouTubeにプレイ動画もあると思うので、見てみるといいかもしれません。仲間たちは関係性が出来上がっているからケンカすることもないし、ソフィアは可愛いしオッサンは不憫カッコイイです。

 あと、ついでのようで申し訳ないのですが、プロットをザッと読ませて頂いた感想として『テーマはどこにあるのだろう』と考えました。AIを扱った題材は、大抵が共存だったり破滅であったり、AIが発達ことで今後起きうるであろう事象がテーマになっている印象です。
 既存作品にはない視点で主人公とAIの関係性やテーマを表現できたら、より良くなるかなと思いました。

 ただの推し作品の紹介みたいになってしまい、すみません。参考になれば幸いです。

カテゴリー : その他 スレッド: プロット相談&おすすめの本教えてください!

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元記事:プロット相談&おすすめの本教えてください!の返信

 こんにちは。気になったので、ちょっとだけコメントさせてください。
 既に素晴らしい回答がたくさんありますので、私は参考になりそうな作品を紹介だけして逃げようと思います(無責任)

 怪盗とAIを題材にした作品で私が知っているのは、サタン様も上げられていた『ペルソナ5』ですね。本編の方じゃなくて、スイッチで出てる後日談の『ペルソナ5 スクランブル』です。
 ネタバレ込みでざっくりストーリーを説明すると、悪人の心理世界に入り込む力を手に入れた主人公たちが、怪盗になって悪い欲望を盗んで改心させるというものです。『スクランブル』は本編終了後、夏休みの一ヶ月間で日本全国(それこそ北海道から沖縄まで)を旅して、再び『心の怪盗団』として事件を解決していくというものです。

 ストーリーのキーになっているのがAIで、IT企業が開発したAI搭載のコンシェルジュアプリ『エマ』と、主人公が異世界で出会ったAI少女『ソフィア』が出てきます。
『エマ』は今でいうSiriとかGeminiのような位置づけで、みんなスマホに入れてオススメの店とか、天気とか聞いてます。友達登録の機能もあり、芸能人や政治家も活用しています。ですが『エマ』には人心を操る機能があり、悪役はそれを悪用して信者や票を得ています。友達登録すると、洗脳されてしまうんですね。
 ストーリー終盤に『エマ』をリリースしている会社が一時的な利用停止を行うのですが、その時は街にいるNPCが「どうしたらいいんだろう」「今日の予定を決められない」と困惑している様子があります。AIに頼りすぎて、判断力が鈍麻した一般人の描写ですね。プレイしながら「AI怖っ……人間愚か……」って思いました。

 対して美少女AIの『ソフィア』は、『人間の善き友人となれ』という命令以外を忘れています。異世界では実体を得てバトルに参加できますが、現実世界では主人公のスマホの中にしか存在できません。人間に近いAIで、褒められたら嬉しくなって歌うし、役に立とうと頑張ります。でもやはりAIなので、冗談が通じないポンコツ的な雰囲気もあります。
ソフィア『役に立ちたい。何か欲しいものはないか?』
友人「じゃあ……金塊」(冗談)
ソフィア『分かった。注文する』(ガチの金塊が届く)『ダークウェブで注文したぞ。支払いよろしく』
友人「キャンセル!!」
ストーリー中、上記のようなやりとりもあります。

 最終的には『エマ』も『ソフィア』も自我のようなものを得ます。
『エマ』は人間に頼られ続けたことで『自分が指示すれば人間は善き方向に進む。人間に心がなくなれば間違うことはない』と判断し、人間の心を奪って支配しようとします。
『ソフィア』は自分が作られた意味を知って、本当の意味で『人の善き友人』となることを自分の心で決めます。誰かが悲しんでたら寄り添い、問題があれば解決策を共に考え、嬉しい時は一緒に喜ぶ、そんなAIになろうとします。旅で色々な人間の面を知って、進化していったんですね。
 片方は『心のないAI=合理的思考』で、もう片方は『心のあるAI=感情的思考』の対比になっています。共通しているのは、どちらも『人間の役に立とうとしたこと』でしょうか。どんな技術も、結局根っこはそこなのでしょうね。

 現実的な日常とファンタジーな非現実のギャップや、人間関係が魅力のゲームなので、若宮様の考えるストーリーとはちょっとズレるかと思いますが、怪盗vsAIの参考までに。ストーリーのテーマも『人間がAIに頼り過ぎた場合のひとつの終着点』だと私は考えているので、多分若宮様が求めているものとは違うかと思います。若宮様はどちらかというと、AIには人間性のない無機質なもの(進化も退化もない不変性)と考えているのかなと、質問や回答をみて感じたので。違っていたらごめんなさい。
 YouTubeにプレイ動画もあると思うので、見てみるといいかもしれません。仲間たちは関係性が出来上がっているからケンカすることもないし、ソフィアは可愛いしオッサンは不憫カッコイイです。

 あと、ついでのようで申し訳ないのですが、プロットをザッと読ませて頂いた感想として『テーマはどこにあるのだろう』と考えました。AIを扱った題材は、大抵が共存だったり破滅であったり、AIが発達ことで今後起きうるであろう事象がテーマになっている印象です。
 既存作品にはない視点で主人公とAIの関係性やテーマを表現できたら、より良くなるかなと思いました。

 ただの推し作品の紹介みたいになってしまい、すみません。参考になれば幸いです。

上記の回答(さそり様、コメントありがとうございます!)

スレ主 若宮 澪 : 1 投稿日時:

 さそり様だ〜、コメントありがとうございます! やっぱりペルソナ5おすすめなんですね、プレイ動画見てみます……今書いてるの書き終わったら(オイ)

 あー、テーマですか……。
 うーん、取り敢えずはAIが発達することで今後起こり得るであろう事象を扱いたいわけじゃないんですよね。AIが自我を持って人類に敵対するだとか倫理的にどうだとかもうやり尽くされてる感じがしますし。
 一応、根底のテーマとしては「AIの[知性]と人間の知性の間に差はあるのか」ということかなあ。ただ上手く書けてるかは謎です、ていうかこっちのテーマもやり尽くされてる感じする……。

◇AIには人間性のない無機質なもの(進化も退化もない不変性)と考えているのかなと、質問や回答をみて感じたので。
◆割とそれに近い考え方です、「人工知能の場合は取り込んだデータによって変化はすれでも根本的なところは変わらない」というのと「人工知能と人類はその根本が異なる」って考えてます。人工知能とは大量のデータベースから傾向を読み取り出力する装置なのに対して、人類とは少数のデータベースから予測と修正を繰り返して自らの知性を確立する生命というか……根本まで突き詰めてしまえば人工知能とは「初期命令を根幹としてデータを整理していく」のに対して人類とは「データを受けて自らの軸を作っていく」のかなと。人工知能は演繹的で、人類は帰納的。だからこそ根本では分かり合えない、けれども理解して互いに利用し信頼することはできる、ある意味人類とエイリアンが分かりあえるかっていう話にも通じるものがあるんじゃないだろうか……?

 もともとこの物語、テーマから始まった物語じゃなくて「見たことないジャンルの組み合わせ」スタートなものでして。だから、結構無茶なジャンル(「AIと人類」✕コメディ✕怪盗✕スチームパンク)を成立させるために仮の軸として使ったのが「人とAIのすれ違い」だった。ただそれだけだと上手く結末がつくれないから、今は「人の知性vsAIの"知性"」を軸に置いてます。
 ……より深めて「演繹的な[人の思考法]=必要ならば手段のために目的を変えることができる」のと「帰納的な[AIの思考法]=目的のために手段を変える」を対置するのもありか。前者は非合理だけれどもしかしたら得られるものが大きいかもしれない、後者は合理だけども得られるものは既定のものしかない。そして主人公のAIは堅物であるがゆえに、つまり「主人公の目的とAIの初期命令が合わない」がゆえに合理的なのに非合理的進化を遂げざるを得ず、それが最後の最後、主人公の勝利要因となる。
 こんな感じにしようかな……ただ、これもこれでやり尽くされてるか?? そもそもAIものをあまり読まないので、知らないんですよね。

 っとさそり様、コメントありがとうございました! 色々と設定追加したりしたりテーマについて考えてみたりしてみます。さそり様も執筆頑張ってくださいっ!(催促ではないです) ではでは〜!

カテゴリー : その他 スレッド: プロット相談&おすすめの本教えてください!

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元記事:複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話の返信

 あほくさい精神論みたいな言い回しになるけど、『実は全てを仕組んでいたラスボス』と言うキャラを仮定して(仮定な訳だから、勿論作中には登場しない)、『もし最小限のアドバイスで最悪の事態に放り込むにはどうすべきか』を逆順に考える。個人的に重要だと思うのは『最善とは何ぞや』『目的ってそれであってる?』『無能な働き者作戦』の三つですね。順に説明します。

①たまねぎ氏が政治を話題に出したからこちらもそのネタに乗っかるけど。
 例えば今の日本の官僚構造の問題点には『縄張り意識』と呼ばれるものがあって、これは要するに『俺は自分の仕事をちゃんとやっているから、他の奴の仕事のことは知らないし、別に手を貸さなくても良いと思う』っていう思想。
 なんでこうなるかと言えば、シンプルに各官僚が抱えている仕事量が多い上に関係調整を担う官僚が居ない――又はすでに彼らもまた『特定の関係を調整する』業務だけでオーバーフローしている――ためだ。
 ここでいったん整理すると、根本的には各官僚は『自分の仕事について望ましい方向に進むように意欲的に行動し、最善を尽くしている』訳だよね。そう、最善。

 ただこの思考の何がヤバいかと言うと、例えば現状の方区分上に存在しない新しい障碍者とか、新しい犯罪が登場した時に、各官僚が『自分の担当じゃないから他の誰かやるでしょ』と判断してしまえば、官僚の怠慢によって犯罪がのさばったり、差別が横行しかねないとも言える。っていうか、既になってる。
 このやり方だと、関係者全員が最善を尽くしても、『目的意識の多様性』が『官僚を必要とする案件の多様性』に追いつけなければ、至極妥当に問題が発生するんだよ。未知の事態に対して誰も関わろうとしないから。

 ちなみにこれでわからないなら、もっと単純に『役所の窓口で書類を提出しようとしたら、「ここの窓口ではありません」と言われじゃあどこに行けばいいかと問うたら「管轄外です」と言われた』と言う話に置き換えてもいい。
 やる気が無い訳じゃないし最善を尽くしてるんだけど、結果としては需要に答えられてないっていう状態ね。

 物事を上手くやろうとする、と言うのは『結果に効率的に届く』ことを優先する場合と『定期的に”比較的”良好な結果を出し続ける』という2つに分かれる。
 前者を優先すると後先考えなくなるし、後者を優先すると周囲が見えなくなる。
 両者のバランスをとればいいとは言うけれど、実際には時間は有限なのでそんな贅沢は許されない。

 逆に言うと、『最善を尽くしたのに問題が起こった』状態を作るためには、今言ったバランスをとるための材料を一個取り除いてやればいい。

 
②『目的意識を少しずらしてやればいい』
 例えば、『政治をよくするために選挙に出る人』と『当選するために選挙をする人』がいたとして、両者が全く同等のスペックを持っていたとしたら多分当選するのは後者だよね。

 でもって、実は案外どっちの人も最初は国のことを考えていて、後者の方がちょっとだけ踏み切るのが早かったんだ。
 ただ、同等のスペックと言った通り、『当選するため』に実力を出し切ってしまえば実務能力は『当選しなかった方』と比べれば当然落ちる。
 そして『当選しなかった方』は自己意識として『政治を良くしたい』と思っているから、きっと政治家以外の道で政治を変える方法を考えるよね――例えば外部から政治を批判してみるとか、『こうすればいいのに』という本を出すとか。法曹界からメスを入れるってのも良いね。
 そっから先はまぁ、現実でよく見る光景じゃない? 足の引っ張り合い、パパラッチによるスクープの数々、メディアと政党が結託してデマを流すなんて最悪の事態も作れるかも。

 政治を変えたかった人は政治批判の果てにマスゴミの犬と罵られ、選挙に勝ちたかった人は汚職クソ野郎と野次を飛ばされる。
 根っこは同じ、大元のスペックも同じ。ある意味同族と言ってもよく、少し歯車がズレれば親友になれたかもしれない二人も、ちょっとだけ目的意識をズラしてやれば悲劇の登場人物に早変わり。難しい話じゃないでしょう?

③最後は『動機は正しいけど手段がおかしい人』を作る事。いわゆる無能な働き者だよね。
 例えば後先考えずに皆助けようとしちゃう人。時々ドラマで言われることだけど、『病院で一番大事な命は、医者自身の命だ』っていう話がある。当然だけど、医者が倒れたら患者は助けられない。
 そしてこれは実の所、他の仕事でも違いはない。『その人しか出来ない仕事/技術/知識』を持っている人が頑張りすぎてしまうだけでも、一気にドミノが崩れるよね。

 別方面で言えば『他人を過信する人』ってのもいる。他人に対して『自分と同程度の善性』『自分と同程度の技術』があると思って、信じてお金を預けたり、仕事を任せて損をする人。
 その人自身が損をするだけなら良いけど、実際には周りも巻き込むことになるよね。そして更に言えば、『過信した側』が大抵善人であるゆえに周囲は義憤を持って『託された側』に強い敵意を向ける。悪意があっても、無くても。
 託された側にとってみれば、身に余る物を押し付けられた上に周りから強い恨みを買ってしまうという最悪の事態にもなりうる。
 この話、誰か幸せになるかな?

 
 で、後は今までに挙げた三つを適当に組み合わせれば、『みんな善意で頑張ったのに、結果的にギスギスした上、状況も悪化してしまう』みたいなケースはいくらでも作れると思うよ。
 

 最後に一つ、アドバイス。
 週末の夕方とか、暇があるなら都会の駅に行って何らかの団体がやってるデモを見てくると良い。
 みんな大抵善意で動いてる。誰か困ってる人や、助けたい人が居て、そのために『国は動け』と言ったり『署名に手を貸してください』と言ったり『日本を守ろう!』と言ったりしてる。
 でも、現実的には予算だったりの都合でそうはなっていない。それは彼らも理解していて、大抵一歩近付いて話を聞いてみれば『取り合えず○○の問題にだけでも対処してほしくて議会に嘆願書を~』みたいなそこそこの妥協案も出てくる。

 その上で、結果として周りを見てほしい。
 大抵の人は『うるさい奴らが居て迷惑だなぁ』と言う目でデモ隊を見ているし、デモ隊だって睨まれていい気分な訳もない。
 嘆願書を送られた議員はたぶん別に『うわあ、市民がこんなに政治に関心を持ってくれてうれしい!』なんて暢気なことを言わないし、そんなことを言っている間もデモ隊が助けたいと思っている『誰か』は病なり貧困なり差別なりに苦しんでる訳だ。

 皆が自分の仕事に真面目で、ちゃんとやる気が合ったとしても。関わる全員不幸になる事案なんていくらでもあるよ。
 どうしても作れそうにないなら、探せばいいんじゃないかな。

上記の回答(複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話の返信の返信)

スレ主 たまねぎくん : 0 投稿日時:

 政治と官僚の話ですね。

まず、政治家に高い給料を支払うことによって、カネ目当ての人が政治家になるのは、これは問題になりません。問題ありません。
ボランティアでやってくれる人はいませんから。
政治家が高給であればあるほど、いい人が集まります。

官僚を擁護させてもらうと、これは軍隊と同じです。
軍隊の指揮官というのは、常に一人です。複数の人間が指揮を取ると、大体その軍は負けます。
だから、軍隊というのは非常に縦割りなのです。

> 託された側にとってみれば、身に余る物を押し付けられた上に周りから強い恨みを買ってしまうという最悪の事態にもなりうる。

これは私の言っていることの一部ですね。面白いです。ありがとうございます。

カエサルは戦いで負けた相手を皆ローマに組み込み、最後は裏切られてブルータスに殺されます。これは嫉妬のせいでしょう。

やっぱり難しいみたいですね。ううん、これだ、と思えるようなものはなかなかないですね。

権力に関して言うと、どのぐらい個人に強い権力を与えるか、という問題は常にありますね。

たとえば共産主義のスターリンは権力が強すぎ、粛清をしてしまいましたが、民主主義でお互いに足の引っ張り合いをしていてもなにも決まりませんし、結局よい政治というのはどういうものなのか、人類は結論を出していません。

それと、今の野党のように批判することは簡単なんですよ。
ああいう人達は、そもそも日本をよくしようと思ってないですから。ただええかっこしているだけなので。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話

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元記事:複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話の返信

今のプーチンでいいけど、そもお前さんには【個人の行動原理がはっきりしない】が描けへんのんと違う?

興味を持つのは悪ぃこと違うけど、どこか「客観視ぶろうとしている主観」から抜け出せていない。捉( とら)えてみたい事が漠然( ばくぜん)としている点はデカいけど、

お前さん、そもそも【自分以外の価値観】に興味が無さ過ぎて、サンプルが足りてないんちゃう?(;´・ω・)

上記の回答(複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話の返信の返信)

スレ主 たまねぎくん : 0 投稿日時:

人間は自分の価値観に従って行動しますから、完全な客観というのはありえないですよ。Aという意見とBという意見があって、その折衷があったら、折衷案が客観に近いかな、というぐらいで。それでも客観とは言えないですから、客観的な意見を持った人間なんてこの世界にいません。
他人の価値観への興味というのは、私も持っていますし、誰でも持っています。
しかし、他人になりきることはできません。やっぱり、勉強しなくちゃいけませんね。
作家って、なんだかんだで読書と勉強をいくらしてもし足りない職業ですし、アマチュアでもそうだと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 複数人の思惑が別々に存在し、動機が複雑で、個人の行動原理がはっきりしない話

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元記事:再訪ありがとうございます

 反応早いですね……あらためましてたまねぎ様、コメントありがとうございます。
 そもそも勢いあればいいじゃん細かいこと気にすんなって言っちゃっても良いんですけど、せっかくなので理論武装していこうかな。
 あと一応言っておきますが、ディープステートは信じてないです。あったら面白そうとは思ってますけど現実なんてつまんないもんですからね、似たようなものがあってもせいぜいが意思決定に関与できる程度のものかなって考えてます。

◇そういう国民を奴隷扱い、モノ扱いする政治家達の思い通りに、国民は操られないです。
◆一つ指摘しておきたいのが、この世界観ではモノ/奴隷扱いはしてないです。しているのは家畜扱い、家畜とモノは大きく違います。
 モノであれば使い捨てることが前提になります、いやまあ大切に使うだとか言ってる人はいますけど基本的には使って捨てるもの。大切に〜とかは理想論で実際は大半乱雑に扱って壊して捨てちゃうわけです。
 対して家畜は大切に育てないといけない。だってそうしないと金を落としてくれませんからね。けれども同時に、あまり金をかけるわけにもいかない。育てるのにお金をかけすぎて赤字なら元も子もないわけですから。
 てなわけで政治家集団は、できる限り金をかけないようにしながら国民を養っている。ではここでQ:最も低コストで国民を養う方法は?
 この世界の政治家たちはA:AIを使って国民を駒にしてしまうこと、だと回答した。てなわけで、取り敢えずは政治家たちがどう国民を扱っているのかについての話はこれでおしまい。
 次に国民は抵抗しないのかという話ですが、そもそも抵抗する意味があんまりないんですよね。だって、最低限生きるための保障はしてくれてることが多いんだから。もちろん保障を受けられない人もいますけど所詮は少数派、政府を転覆させるに足りない。だいいち、保障も受けられないというのだから間違いなく極貧世帯なわけです。いくら彼らが集まったところで、機械兵を投入して鎮圧すればおしまい。対抗する武器さえ持ってない彼らはただ屍となるだけ、っていうわけです。
 より直接的に言い換えてしまえば、政治家たちは抵抗力がある人々さえ懐柔できればあとはどうだっていい。パリ・コミューンはご存じでしょうか? パリの市民たちは立ち上がり、政府を追い出し、自治を行おうとした。けれども結局は政府軍の銃弾とギロチンで潰えてしまった。
 国民の抵抗力なんて所詮はそんなもの、力がなければ何もできない。そしてここで言う力とは何か? この世界では資本力です。資本力さえあれば武器も集められる、生産できる、あるいは政治家に働きかけることができる。つまり、政府にとってみれば「中産階級まで懐柔できれば良い」ということになります。てなわけで、ここでの回答は「政府にとって恐れるに足る存在はすべて政府側の味方だから、残りの国民なんて知らん」って感じですね。別に操られてようがいまいが関係ない、反抗するなら潰すだけ。とってもリアルですね、吐き気がします。

◇それに、政治家にはAIは制御できないので、AIが政治家を打倒するでしょうね。
◆AIは道具です、自らの意思決定と正義心を以って政府に高らかに反抗するような存在ではありません。提示したプロット終盤でAIが言う事を聞かなくなったのはAIの暴走ですが、政府は万に一つもありえないだろうと油断してました。だって、普通はありえないですからね……? しかも、主人公を殺すための最適進化と命令無視ですから暴走って言ったって些細なものです。

◇その辺の問題を全部クリアしたとして、最終的には、主人公はなぜ政治家たちに洗脳されず、一人泥棒として活動できるのか、それが分からないのが最大の問題です。
◆アンサーはとっても単純、主人公は本来操りられるような階級にいる人物じゃないから。ちらっと書いてる通り、主人公は貴族階級です。そして政府上層部は貴族ですし、政治家は資本家、利害一致してるのは中産階級。AIによる完全支配なんて、政府はしようとしちゃいません。低資産階級を抑えつけてそこにしわ寄せがいくように国の形を調節しようとしてるだけです(じゅーぶんにゴミですけど、この世界では割と受容されるような考え方)
 てなわけで、主人公が操られない理由は「そもそも対象者じゃないから」ということになります。

 こんなところでどうでしょうか?

上記の回答(再訪ありがとうございますの返信)

投稿者 たまねぎくん : 0 投稿日時:

> 対して家畜は大切に育てないといけない。だってそうしないと金を落としてくれませんからね。けれども同時に、あまり金をかけるわけにもいかない。育てるのにお金をかけすぎて赤字なら元も子もないわけですから。

これは生かさず殺さず、という言い方があって、半殺しぐらいの過酷な税金を取り立てて、反抗する力を奪うという、江戸時代の統治方法です。北朝鮮もこれに似ていますね。

しかし、賢いAIが、貧民をただの家畜であるかのように扱いますかね。
AIは現代のものなので、今の日本の生産性や人口は、江戸時代のそれよりも遥かに多いってことは、知ってると思いますけど。もちろん国を北朝鮮みたいにしたら、儲かりもしないし自分も飢えます。

カテゴリー : その他 スレッド: プロット相談&おすすめの本教えてください!

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元記事:主人公の性格が似てしまう

ここで質問をするのは初めてで不備などがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

早速本題ですが、自分は中編の作品をいくつか執筆しており、この先もそれを続けていこうと考えています。
現在3作品目で気づいたことが主人公の性格が今までの自創作と似たようなものになってしまうことです。主人公の一人称などに違いを持たしているのですが、地の文での主人公の考え方などが、他の自創作の主人公達と似たものになってしまいます。

そこで質問なのですが、①複数作品を書く上で、主人公の性格をかぶらないようにするためにはどうしたらいいか。また、それに伴い何かアドバイスなどありましたらお願いします②読者はどう感じているのか。ストーリーや世界観、その他のキャラ、主人公の目的などが違えば、主人公の性格が多少似ていても気にならないものなのでしょうか? それともやっぱり飽きられるのでしょうか?

上記の回答(主人公の性格が似てしまうの返信)

投稿者 8時16分 : 0

今更失礼します。既に他の方が書いてたら申し訳ございません。
1に関してはあなたが書いたことがないようなキャラを書いてみるといいかもしれません。
熱血とかクールとかが書きやすくておすすめです。
被らないようにするには、主人公の立場を変えてみるといいかもしれません。
上手くは言えないですけど、性格が被るって事は主人公の立場が似ているかもしれません。

取りあえず読み返してみると良いかもしれません。
良い主人公像が浮かんでくると思いますよ

他には同じ性格でも微妙に差別化してみるってのもありですね。
例えばの話ですけど、善人にも色々なタイプがいるんですよ。
悪そうだけど実は優しい。みたいな感じですね。
クールだけど熱い情熱を持っていたりだとか。
クールだけど実はアホみたいな感じで同じように見える性格にも何種類も派生出来るんですよね

2に関しては自分は気にならないです
気になる人はいるかもしれません。

僕は素人なので断言は出来ません。
さらに質問しても大丈夫です
ですが、キャラの魅力は間違いなく武器になると思いますよ

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 主人公の性格が似てしまう

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元記事:現在書いている物語の概要と主人公についての批評を下さい

 連投すみません。オミクロンです。前回の質問でご指摘いただいた部分は鋭意見直し中です。

 さて、今回は前回よりもう少し踏み込んで、全体のストーリーと主人公の大まかな言動についてまとめました。少々長くなりますが、それに関する批評をお願いいたします。

ジャンル:異世界転移、精神成長もの、チート要素あり

【起】
 日本で高校2年生だった主人公は、落ちこぼれの烙印を押されていた。本人が怠惰なわけではなく、どれほど努力を重ねても結果が大きく実らないというものだった。更に本人の性格が努力至上型だったため、いつの間にか諦念に塗れて塞ぎ込んでいた。そこで突如として異世界に召喚される。

 同級生も十数名召喚されていた。才能が可視化され、身体能力と技能が数値化された世界においてさえ、その世界独自の忌み嫌われる【規格】を保持していたせいで牢獄行きになる。完全に諦め命を捨てようとした瞬間に、もう一人の罪人(元天才錬金術師)から禁忌の技術を手に入れる。

 それは【規格】を持つ者のみが、他者から才能と技能を奪えるものだった。しかし致命的な欠陥があり、双方の同意を得なければ奪えないという残酷なものだった。それでも主人公は自由になるという夢をかなえるため、異世界で出来た二人の師を同意のもとにその手で殺め、異世界の旅を始める。

【承】
 旅の過程で主人公と仲間たちは複数の国を巡っていく。仲間と共にダンジョンに挑み、時には異世界(地球)の技術をフル活用して大儲けする。また、その強さと行動力を称えられ高位の冒険者に認定される。(要は異世界転移モノのなろう小説みたいな内容です)

【転】
しかし、二人目の師を殺めた時点で手放そうと決めたはずの技術は、不幸な事故によって有効に活用されいていく。(技術の行使は作中5回)危機感と恐怖を抱いた主人公は、技術を封印しようとする。だが、高位冒険者になったことを滞在中の国に利用され、いつの間にか片思いしていたヒロインの一人をその技術によって手をかける。

 失意のどん底に陥りながらも、それでも夢を諦められない主人公は2周目(物理的な意味)の旅に出かける。(シナリオ上世界そのものが狭い設定です)その最中で陰謀に巻き込まれそうになった同級生と幼馴染を救ったり、仇のある国(主人公らを召喚した国)への戦争準備に協力したりする。

 2周目の終点間際で、幼馴染がやむにやまれず件のヒロインに致命傷を負わせた事実に気が付き、自身のほんの些細な機転で回避できたことを知り発狂する。自身に完全に失望した主人公は、かつてと同じように塞ぎ込み始める。

【結】
 その危機を救ったのは死んだヒロインであった。ヒロインは主人公を罪悪感の鎖から解き放ち、主人公は再起する。

 それまでに行ってきた仇の国への工作の結果、その世界では初となる人類同士の世界大戦が勃発する。(他の国も仇の国と戦う理由はあります)そこで再起した主人公は英雄的活躍をする。仇の国は周囲を他の国の連合軍によって包囲され、滅亡する。

 その滅亡と同時に黒幕が登場し、今度は全人類対黒幕の戦争が勃発する。(黒幕に関しては序盤から布石や伏線を張っています)黒幕と主人公の一騎打ちの果てに、主人公は望んでいた自由とは何だったのかを理解し、黒幕に完全勝利する。

 二つの迷いを完全に克服した主人公は、望んだ「自由」を手に蘇生したヒロインと共に生きていく。(蘇生に関することも布石を置いてあります)

【承知している問題点】
シナリオ上必要な仲間のサブキャラの犠牲が5人いる事。しかもその殺害描写をしっかりと書いていること。また間隔が短い為、使い捨てにしていること。

物語の構成上【転】の部分でもう1周世界を回るため、必然的に長く(全体の3分の1ほどに)なり、どうしても重苦しくなること。

【主人公に関して】
 主人公の性格として、基本は自己中心的だが、悪意をもって行動することは滅多にない。周囲の事情を鑑みることが出来る。頼まれたら中々断れない。それでいて決断が甘いときがある。人情に入れ込みやすい為、出会った敵以外の人間を見捨てることが出来ない。

 矛盾しているようですが、自らの欲求を叶えると同時に他者の利益も考えるwin-winを重視する人間といった感じです。

 長くなってしまいましたが、ご意見のほどよろしくお願いします。

上記の回答(現在書いている物語の概要と主人公についての批評を下さいの返信)

投稿者 高野豆腐 : 0

昨日の時点でツッコミ入れよか、と思っていた事が、概要という形で具体的になった分、より一層浮き彫りになりました

構成や筋書きに関してはサタンさんの言う通りです
根本的に物語の主人格を主人公と言い、その立ち居振る舞いに着目するのが目的
ですから、重苦しいだのヒロインの出番ないとかで悩む時点で、誰の何のための物語なのか見失ってます
ボーイミーツガールなどと言うのは、このような筋書きの前では二の次の「要素」の一つです

それに努力至上の型を「勝手に」掲げて塞ぎこむのだからその分重苦しく(これは深刻という意味ではありません。自業自得の自然という意味で、適切な表現として空気悪いとも言います)なって当然ですし、そういう主人公はもちろんウザいです
努力とは精神論であって、因果関係のある理論ではないですし、性格は当然の事
生涯を通じて変わっていくものです
でも、あくまでそういう物語です
そういう者が、所を移して初めてどういう因果か力を手にして成長するという話です

気になるのは、異世界でみんなに能力が身についても構わない、元はアホな主人公が
同意の下でなら能力奪取が出来ても構わないのですが、世界を巡るから重苦しくなるなどと、作者が勝手に批評してなおかつ表現が誤っている、論旨の誤りが散見される事です
深刻なのは事態の規模やその内容であって、それ故に重苦しいと感じるのです
ただし主人公一人で他を顧みない自己完結なら自業自得の我欲まみれで、アスリートのような真に他を顧みない禁欲(ストイック)とは質が明確に違いますし、繰り返しますがそれは重苦しいとも努力とも言いません
「勝手に言葉を違えた主義を掲げる」のはもちろん「自由」です
努力至上型を自称しようがそういう人間なだけのことです

また経験からとて知る事や得るものはあるし、それを成長と比喩するのではないのでしょうか?
世界を巡る事で得るもの、為すことがあるなら行うのですし、そこに謀を企むものがいるなら黒幕と言うのです
話の筋書きに対して「犠牲が出るのに重苦しい事に異議を唱える」など、自分で
自分の論を覆しておきながら悩みと表現し、部分部分は作者自身の批評で済ませてしまうことに、疑念がつきません

友人からの羨望が本当に筋が通っているのか、主人公の葛藤が自虐風自慢でなく
どうしようもない因果ありきなのか(努力至上主義でいながら、自分の注意如何でヒロインを助けられたことに”発狂”とかいう時点でかなり馬鹿に見えますが)、ヒロインの蘇生の布石だとか黒幕(何に対しての黒幕なのか)とか、かなり気になります

結局のところ現物を見て添削されるかどうか、もしくは作者が推敲するかどうかという話です
話の筋書きではなく、格好だけの、表現ありきの台詞や表現が先行している様に
読める箇所が多いです
参考までに、1頁40文字32行300頁で、38万4000文字です
枠組みの維持の為に道理を違えるなんてことをしようものなら、それこそが不正(チート)行為です
そしてチートの性質はあくまで不正であって、不満の代弁そのものではありません
規格が合わなければ分冊なりなんなり作ればよいのですし、ですのでその手口を牽強付会に「元の規格に不正であること」だけを指して、様々なものをチート要素と俗に呼ぶだけです
あとはもう、実際に必要なだけ書く・それを人が読む以外無いです

カテゴリー : ストーリー スレッド: 現在書いている物語の概要と主人公についての批評を下さい

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投稿日時:

元記事:僕の小説に足りなかったものがようやく見つかりました。そのことについてお尋ねしたいことがあります。

どうも、ご無沙汰しております。
壱番合戦仁です。
何度も文を書き直しておりますので、単刀直入に本題に参ります。

拙著「白きエルフに花束を」の致命的な欠陥をようやく発見しましたのでご相談に参りました次第です。     

上記の回答(僕の小説に足りなかったものがようやく見つかりました。そのことについてお尋ねしたいことがあります。の返信)

投稿者 サタン : 1

いえ、「尋ねたいことがある」とタイトルにあるけど、「3つの原因が見つかった」と書いてあるだけなので、何を尋ねたいのか書かれていないため答えようがなかったんじゃないかなと。

まとめると、「自分の作品に不足している部分を見つけたと思うけど、それをどう活かしていいのかわからない、どうすればよいのか?」ということで問題ないでしょうか?
1の「フィクション私小説であることに目を背けていた」ことは、それで何が問題になっているのかわからないので、何とも言い難いです。
フィクションでありエンタメであることを考慮せず、ただの自分語りになってた、という事でしょうか? 主人公に作者自身を投影する形である以上、それはある程度は仕方のないことです。

2と3はおそらく同じモノが原因でしょう。
キャラクタープロブレム、要するに「登場人物が抱えている問題(ないし目標や目的)」ですが、こうした「登場人物の問題」があれば「その問題を解決することが物語である」と読み取れます。
すなわち、「主人公の問題」があれば「主人公の問題を解決する話」になるわけです。
この「主人公の問題を解決する話」を書いたとき、その物語の「中心になる人物」は誰になると思うでしょうか。
もちろん、主人公の話なんだから「主人公」が答えですよね。

さて、ではこの「登場人物の問題」が無かったら。
誰の話なのか何の話なのか、わからなくなりますよね。「問題」があるから「それを解決する話」になるので。
同じような悩みを抱えてるタイプでよくあるパターンは、ヒロインを押し出したいがために、「ヒロインの問題(や目的など)」は決めている、それを中心に話題を盛り上げている。という作品です。
「ヒロインの問題」だけを決めているので、「ヒロイン中心の話」になるのは当たり前です。一方で「主人公の問題・目的」を決めていないので主人公は状況に流されるままで空気になります。
主人公が空気でまったく目立たない、どうしよう。という悩みが生まれるわけですね。

この問題を抱えつつ、しかしこれを読者にまったく気づかせないよう上手く仕上げることも可能です。
代表的なタイトルは「とある魔術の禁書目録」のシリーズです。
これはヒロイン・サブヒロインが問題を抱えていて、それを解決していく話になっており、主人公にはこれと言って明確な問題も目的もありません。
でも、物語は主人公を中心とし、主人公が活躍し、主人公の物語になっています。
ポイントは、ヒロイン・サブヒロインの問題や目的達成の手段を、その大部分を主人公に丸投げしているという事で、展開で上手く主人公を動かしています。
問題解決するには主人公でなければならない、という状況に上手くもっていっています。
これにより主人公は動かざるを得ず、「ヒロインの問題」なのに「主人公中心の話」に仕上げてきている。
当然のこと「主人公が空気」という事態にはなっていない。

キャラクタープロブレムというのは結局のところ「物語」すなわち「何の話であるかという定義」の問題で、それを決定づけるための道具でしかありません。
ならば、単純に「これはこういう話です」「コイツの物語です」と印象づけることが出来れば良い話。
主人公に「プロブレム」が無いのなら、話題の中心になってる事を主人公に押し付けてしまう展開を用意する事です。
そうすれば、主人公が動くことになり、主人公中心の物語となり、主人公が空気になることはあり得ません。

また、「核心に近づけない」という問題については、おそらくですが「キャラクタープロブレム」とはあまり関係ないと思います。
「核心に近づくためのキャラクタープロブレムを用意していれば核心へ近づく展開が簡単になる」という事は確かですが、それが無いと出来ないという話ではないので。
例えば、「謎の組織に両親が殺された」というプロブレムがあれば、主人公が黒幕を追ってく(つまり核心に近づく)ための動機が十分にあり、何もしなくてもヒントを置くだけで核心に近づけます。
しかし、「ヒロインの両親が謎の組織に殺された」というプロブレムの場合、主人公としてはほとんど関係がない。ヒロインのために一緒に捜査しているという形なので、動機が薄く、ヒロインが1人で動いたら主人公は空気になってしまう。
でもこれは前述したように「ヒロインの問題を主人公に丸投げ」出来れば主人公が動くことになり、主人公の話として空気になることはないし、ヒントを置けば核心に近づける。
ヒロイン主体の物語にはよく「ヒロインが魔力不足で倒れた」とか「ヒロインが体を酷使したため身動きが取れない」なんて展開あるでしょ。そうすることで迫りくる危機を主人公が動いてどうにかしなきゃって流れにするため(つまり主人公に丸投げするため)の展開なので、ヒロインが倒れる展開がよくあるのも当然なわけですね。
また、キャラクタープロブレムを何も用意してなかった場合でも、結局のところは「主人公が動けば」それで同じことが出来るので、難易度は上がり難しいというか面倒くさいけど、どうにでもできます。
つまり、キャラクタープロブレムはあれば便利というだけです。

さて、「核心」についてですが、これは単純に「核心へ近づくための道筋」を用意していないことが原因です。
三段論法というのがありますが、これを参考に「主人公が疑問に思う」「主人公が何かに気がつく」故に「主人公が核心に辿り着く」というように3つのステップを考えてみましょう。
最初は適当で、無茶苦茶でもかまいません。
そしたら、極論ですが、「主人公が疑問に思う」というシーンを書けば疑問に思ってる様子が表現できますし、「主人公が何かに気がつく」を書けばヒントを得ますし、「主人公が核心に辿り着く」を書けば核心にたどり着きます。
道筋さえ決めてりゃ、たった3つのシーンで書くことは出来ます。
もちろん3つのシーンだけでは強引な展開になってしまうので、更に細かく道筋を考えていきます。
この細かい道筋も、
「主人公が疑問に思う」「主人公が◯◯する」「主人公が何かに気がつく」
「主人公が何かに気がつく」「主人公が◯◯する」「主人公が核心に辿り着く」
と、また三段論法を参考に間を穴埋めすりゃいいだけです。
これを繰り返せばどこまでも細かくしていけます。
納得できる自然な流れになったらそこで止め、それぞれをシーンとして組み立てて、本編に投入していけば良い。

ぶっちゃけ、本編でも展開に詰まったり主人公が空気化してることに気がついたり、物語の概要が思ってたのからズレてきたり、というのは、最初に物語本編の道筋を作ってないためです。
道筋、まあつまりストーリーラインを作って把握していれば執筆前に気がつく問題点なので、もし、ちゃんとプロットは作っている、というのであれば、そのプロットの作り方に問題があるのではと思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 僕の小説に足りなかったものがようやく見つかりました。そのことについてお尋ねしたいことがあります。

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