異世界ファンタジーの短編に関しての返信の返信
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異世界ファンタジーの短編に関しての返信(元記事)
そういう感想入れた事がある身としてはもうちょっと詳しく言うとですね、キャラ設定とストーリーのバランスが悪いんですよ。
キャラ設定先行型だから、キャラ設定はある程度作り込まれてるのにストーリーの方はそれに見合った濃さがない。でも、頑張って考えたキャラ設定はついつい書いちゃう。
結果として読者はストーリーは今一つだけどキャラ設定は力入った小説を読むことになるので、書かれたキャラ設定を次に続く伏線と受け取ってしまい、「キャラ紹介はわかった。で、本編どこ?」となると。
なので、短編として完結したものを読んだと読者に思わせたければ、
①ストーリーをもっと練る
②ストーリー上伝えなくてもいい設定は書かない
の2つだろうと考えます。
短編でも捻ったオチをつけたり、最初と最後を比較した時に主人公が少しでも成長や変化をしていたりするように組めば、ストーリーとしての満足感はあげられます。
その意味で、『ほんとうのともだち』は良かった。主人公が悩んで成長しているし、オチもひねりが効いてる。
せっかく作った設定を書かないのは、設定先行型としては中々辛い所なのは分かります。私も世界設定偏重のケがある身ですし。
しかし、神原さんも書いておられるように拾いきれない設定が残っていると読者が気にしてしまう訳で。
できる限りストーリーに書きたい設定を練り込んで説明せざるを得ない形にしておき、入れきれなかった分はスッパリ諦める方が、短編として収まりが良くなるはずです。
異世界ファンタジーの短編に関しての返信の返信
スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時: : 0
ワルプルギス様、いつもお疲れ様です。
>キャラ設定とストーリーのバランスが悪い
そうですね……シンセティックシューターは特にバランスが悪かったと思います。
今後掲載する長編の告知としての読み切りならともかく、鍛錬室に掲載するのは明らかに不適切な作品だったと考えています。
サタン様の返信に書いた海兵の魔女はどういうジャッジになりますか?
オチに魔法を使うシーンがあるので私は「海兵に志願した理由は回収できなかった伏線だけど、優れた魔法使いであるというオチに必要な情報が複合されているから削ってはいけない」と考えています。
こういうものに対しては皆様はどう対処するのでしょうか……?
>『ほんとうのともだち』は良かった。
あれは書いた本人の所見としては完全に勉強用の作品なので、こういう苦手科目のプロトタイプがいつもの作風の作品より人気が出ると結構複雑な気持ちです……
もちろん好意的に評価して下さる方が多いことは喜ぶべき事実ではありますが。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 異世界ファンタジーの短編に関して