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異世界ファンタジーの短編に関しての返信(元記事)
ちゃんと完結させれば良いんじゃかろうか……。
完結させてるつもりなんであれば、それは明確に自分が未熟である点だと受け入れて次は綺麗に終わらせられるよう気をつけるというのが正しいと思う。
続編を書いてでもちゃんと終わらせるんだって気持ちなのであればそれは立派なのだけど、どうやらその余裕はない様子で、だったら優先順位をつけて切り捨てざるを得ない作品は、今は完結させられないと諦めるほかないと思う。
幸い、その作品は「完結できてなかった作品」として今後の作品作りに非常に役立つ資料になるので、「なぜ完結してないと思われてしまったのか」を自分の作品を紐解いてじっくり分析してみると良いのではないかな。
ものによっては続編前提で成立する演出や表現方法だけど単品だと主張が強すぎてメインが薄れる、というのはあって、特に短編や掌編など短い話の場合に「何を一番目立たせるべきか」って把握ができてないと、例えばサブキャラのちょっとした掘り下げ・キャラ付けが邪魔になったりって事もよくある。話が短いだけに「ちょっとした」部分が目立っちゃうわけですね。
長編のノリで書いてるとキャラか設定の部分でよくあると思う。
あとはまあ、物語の目的と主人公の目的を別に設定すると「主人公は目的を達成してないけど物語は終わり」って状況になったりするから、そういう場合は下手すりゃよほど上手く書いても好かない人は受け入れてくれなくて完結してないって言われちゃうね。
この場合は、そもそもそれで完成品なので改善のしようもないですね。無理に改稿して「完結してる感じ」にしたら、たぶんクォリティが下がって改悪になりかねない。
そういう可能性もあるかもしれないので、やはりもう一度自分の作品を分析してみるのが良いのではないかなと思います。
異世界ファンタジーの短編に関しての返信の返信
スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時: : 1
サタン様、いつもお疲れ様です。
>完結させてるつもりなんであれば、それは明確に自分が未熟である点だと受け入れて次は綺麗に終わらせられるよう気をつけるというのが正しいと思う。
続編の見通しが出来ている作品はともかく、完全に一個の短編として作った作品で最近言われたことがあります。
その作品は海兵が主人公の作品なのですが「元冒険者で優れた魔女だったのに急に士官学校に入学した(同級生より十歳単位で年上の年齢で)」「魔物を憎んでいることが示唆されているけど、具体的に何をされたのかがわかならない」みたいな主人公でした。
この二つの設定はどっちもオチの演出に必要な設定ですが「彼女が冒険者から海兵に転向した理由や魔物を憎む理由がわからないと一個の短編として評価できない」みたいな感想を頂きました。
この二つは意図的にぼかした箇所で、正体がよくわからないからこその妖しい魅力を楽しんでもらう……という演出のつもりでした。
こういう意図的に謎を残す演出は、最近はあまり評価されないようになっているのでしょうか……?
>続編を書いてでもちゃんと終わらせるんだって気持ちなのであればそれは立派なのだけど~
少なくとも続編ありきで作った読み切りは、いつか必ず手を付けたいと考えています。
逆に一個で終わらせたつもりだったものは無理に触らず既存のものを優先したいと考えています。
>サブキャラのちょっとした掘り下げ・キャラ付けが邪魔になったりって事もよくある。
私の場合どちらかというと主人公の方がそれを言われることが多いのですが……(汗)
先述した海兵になった魔女みたいな、謎の多い主人公の方が短編のキャラとしては好きなのですが、全部わからないと嫌だという人が多いならそもそもそういう主人公を設計することを差し控えなければいけなくなりますけど……
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 異世界ファンタジーの短編に関して