読むせん様への返信
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補足2の返信の返信(元記事)
内省って叙述トリックに使われることが多いのもあります。ワタシがホラー好きな面が大きいですけど、
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仮に、【AさんBさんの話】、とかで
⓵Aさんは「Bさんの事を親友と思っていて、いつも一緒に頑張っている」と主観で叙述する。
②次にBさんサイドの話だと「Aさんの本性は、迷惑パワハラモラハラ怪物。そんなAさんに連帯保証人扱いされ続け、Bさんはイライラもやもや、とうとうブチ切れてAさんに復讐を企て断罪成功させる。Aさんは死んだ。ザマー!!」
こうすると、Aさんは独善的な脳内お花畑カス。Bさんはザマァ復讐者に見えます。
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で、ここで第三者C氏の視点を投入。
③C氏から見て、AさんはBさんに対し、かなり配慮と親愛のある接し方をしていた。
むしろBさんのほうが自意識過剰で被害妄想的な人間で、全人類に冤罪をかけまくるクズ。
Bさんは、クラス内の全員といちいち喧嘩を起こした事があり、C氏もBさんに冤罪かけられた事がある。
冤罪だとわかった時も「自分のほうが被害者だもん」アピールばっかりで謝ってくれなかったBさんをC氏は、いまだに嫌っている。
Bさんは総嫌われになるくらい癖が強く、独善的なメンヘラだとクラスメイト全員が理解していた。
だが、クラスの人気者であるAさんがBさんの代わりに謝ったり、冤罪証明を調べてくれたり、真犯人探しをしてくれたりと、うまいこと取り成しているから、Aさんに免じてBさんは許されていた。
そこまで尽くしてもAさんに感謝もしないBに、クラスメイト全員が、半ば呆れている状態だった。
だが、それでも「ハイスペックで、お人良しなAさん」に、クラスメイト全員が好感を抱いていた。
そしてAさんは殺された。
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こう続くと、Bのほうが独善的な脳内お花畑カスで【独善的なザマァを実行した殺人者者。Aさんは冤罪でザマられてしまった被害者(でも、Bさんに依存していたので、いつかこうなるのは当然だった)
になる感じ。こういう叙述トリックを狙うためにも
>内省ではなく会話や情景、回想などによる描写【も】欲しい」って感じですねー
読むせん様への返信
スレ主 若宮 澪 投稿日時: : 0
なるほど、確かにそういう叙述トリックは狙っていきたいですね。この物語の展開って要は「過剰な自罰傾向」を持つ主人公がその「過剰さ」に気がついて、前を向いていくみたいな感じなので、「内省だけでなく会話や情景、回想などによる描写【も】欲しい」というのは凄い同意します!
ただまあ、主人公の回想なのでどのみち内省描写も入ってきちゃうので……。でも、叙述トリックとして狙っていくという観点はなかったのでありがたいです!
コメントありがとうございました、読むせん様!
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語開始後の説明パートについて