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補足2の返信(元記事)
旧利用者様、補足1,2の方ありがとうございます! 確かにaでの掴みを活かせてないですね、というかそもそも「掴みとしてどのような効果があるのか」というのを意識できてなかったです。書き始めた段階だと「婚約者に婚約破棄された貴族様っていうのが雰囲気で伝わるかな?」程度にしか思っておらず、なら一度、昂るであろう読者の不快感情を中和するためにも世界観の描写を差し込んだほうが良いかな、と判断していました。まあそれ以上に、「次は取り敢えずこれを置いておくべきかな?」と体裁を整えるためにbの描写に走っちゃった感じですが(9割がたこっちの理由)
他の御二方の意見も合わせると、「主人公や婚約者がどんな人物なのか、内省ではなく会話や情景、回想などによる描写が欲しい」といったところですね。端的に言っちゃえば、「嘔吐だの内面描写だのされても二人がどんなやつだったのか分かんないから、さっさとそれを描写しろ」ってところでしょうか?
対象読者に関しては特に想定していないです。というか書き始めた段階では自分が読んで楽しむための物語だったので……。実際に公開するなら、対象はライト〜文芸の中間層になると思います。
今回世界観を早めに提示したのはあくまでも「読者の不快な感覚を取り除くため」ですので、書き直す際には提示段階をもう後に回そうかな、と思っています。今のところは、aとbの間に二人の婚約破棄前の回想シーンを入れる予定です。具体的には、二人が将来を語り合うシーンかな? そこである程度、世界観を会話とか情景描写から伝えたあとにbへと回そうかな、と。
二人はこんな理想を思い描いていたけれど、実際はこうなってしまった(しかも婚約破棄のせいで)といった感じにすれば上手いこと繋がる、と思いますし。
何にせよコメントありがとうございした! 少し持ち帰ってもう一度じっくりと考えてみようと思います。
補足2の返信の返信
投稿者 読むせん 投稿日時: : 0
内省って叙述トリックに使われることが多いのもあります。ワタシがホラー好きな面が大きいですけど、
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仮に、【AさんBさんの話】、とかで
⓵Aさんは「Bさんの事を親友と思っていて、いつも一緒に頑張っている」と主観で叙述する。
②次にBさんサイドの話だと「Aさんの本性は、迷惑パワハラモラハラ怪物。そんなAさんに連帯保証人扱いされ続け、Bさんはイライラもやもや、とうとうブチ切れてAさんに復讐を企て断罪成功させる。Aさんは死んだ。ザマー!!」
こうすると、Aさんは独善的な脳内お花畑カス。Bさんはザマァ復讐者に見えます。
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で、ここで第三者C氏の視点を投入。
③C氏から見て、AさんはBさんに対し、かなり配慮と親愛のある接し方をしていた。
むしろBさんのほうが自意識過剰で被害妄想的な人間で、全人類に冤罪をかけまくるクズ。
Bさんは、クラス内の全員といちいち喧嘩を起こした事があり、C氏もBさんに冤罪かけられた事がある。
冤罪だとわかった時も「自分のほうが被害者だもん」アピールばっかりで謝ってくれなかったBさんをC氏は、いまだに嫌っている。
Bさんは総嫌われになるくらい癖が強く、独善的なメンヘラだとクラスメイト全員が理解していた。
だが、クラスの人気者であるAさんがBさんの代わりに謝ったり、冤罪証明を調べてくれたり、真犯人探しをしてくれたりと、うまいこと取り成しているから、Aさんに免じてBさんは許されていた。
そこまで尽くしてもAさんに感謝もしないBに、クラスメイト全員が、半ば呆れている状態だった。
だが、それでも「ハイスペックで、お人良しなAさん」に、クラスメイト全員が好感を抱いていた。
そしてAさんは殺された。
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こう続くと、Bのほうが独善的な脳内お花畑カスで【独善的なザマァを実行した殺人者者。Aさんは冤罪でザマられてしまった被害者(でも、Bさんに依存していたので、いつかこうなるのは当然だった)
になる感じ。こういう叙述トリックを狙うためにも
>内省ではなく会話や情景、回想などによる描写【も】欲しい」って感じですねー
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語開始後の説明パートについて