「小説を書くのに年齢は関係ない。70歳でも大丈夫!」
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年1月21日
夏目漱石は38歳の時、初めて小説を書きました。
ドストエフスキーは最高傑作と言われる『カラマーゾフの兄弟』を60歳の時に書いています。
村上春樹は、70歳になっても現役の小説家です。
創作は老年になってもできるのが魅力です。
創作を始めるのに遅すぎることはありません!自分にどんな才能が眠っているのか、わからないものです。
絵の世界では、グランマ・モーゼス(1860- 1961)は75歳の時に、リューマチで手が動かなくなってからリハビリのために絵を描きはじめました。
3年後、ある美術コレクターが彼女の絵に目をつけて、80歳で個展を開き、一躍有名画家となります。
101歳で亡くなるまで約1600点の作品を残しました。
まさに創作に年齢は無関係!
役者では、エステル・ゴランタン は85歳(1999年)で映画のオーディションに合格して、女優デビュー。「故郷への旅」で初出演し、アビル映画祭で最優秀女優賞を受賞しています。
その後も数々の映画作品に出演し、90歳を超えても活躍しました。
彼女はオーディションを受けるまで、演技の素人だったそうです。
自分にどんな才能が眠っているのか、わからないものですね。
脳科学の研究によると、人間の脳は、新しい刺激を与えてやれば一生、成長できることがわかっています。
将棋や囲碁など、限られた時間内で最善手を打ち続けねばならない判断力を要するゲームは、年齢と共に弱くなりますが、小説や絵などの創作については、この限りではないのです。
グランマ・モーゼスのように75歳になってから、才能が開花することもあるので、何か書いてみたい物語があったら臆せず書いてみる、なにかやりたいことがあったら、失敗を恐れず、とにかくやってみるのが良いです!
やってみたら、意外と楽しかった。予想外にうまくできた。ということは、あるのです。