小説家のための実力以上の力を発揮できるフロー状態に入る3つのポイント。

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心理学者のミハイ・チクセントミハイが提唱したフロー理論では、人が何かに没頭している状態をフローと呼び、実力以上の力が発揮できるそうです。

スポーツにおける「ゾーン」、武道の「無我の境地」などと同じ状態です。
フロー状態に入ると、集中力が極限まで高まり、とても気持ち良く小説が書けます。

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フローに入るための3つのポイント

  1. 心からやりたい事を楽しんでやる
  2. 誰かに邪魔されない環境
  3. ある程度のスキル

1・心からやりたいことを楽しんでやる!

誰かに強制されたり、退屈や不安を感じるような作業では、フロー状態に入れません。

俺の小説は、つまらないかも? などと余計なことは考えず、おもしれー! と没頭しましょう。

2・誰かに邪魔されない環境

誰かに邪魔されない環境も重要です。
プロ作家さんには、朝から晩までファミレスに入り浸って小説を書く人がいますが、これは集中を邪魔されないためです。

家の中では、家族に晩御飯に呼ばれたりして、執筆を妨害されてしまうことがあります。
集中を邪魔されては、フローに入れません。

また、執筆中はスマホやPCの通知機能を切りましょう。

脳科学者の中野信子さんによると、一つのことに集中するためには、SNSの通知が入ってくるような環境ではダメだそうです。
集中の邪魔をするものは、なるべく排除するべきです。

ロンドン大学の研究によると、PCやスマホを使ったマルチタスクを行うと、マリファナを吸った以上にIQが低下し、8歳児レベルにまで落ち込むそうです。
小説を書きながらLINEやメールの返信などすると、作業効率だけでなく、執筆の質そのものがガクッと低下するのです。

3・ある程度のスキル

フローに入るためには、ある程度のスキルも必要です。
何かを楽しむためには、ある程度のスキルが必要だからです。

最初から傑作を作ろうと意気込みすぎると挫折しやすいので、「一日一行だけ書く」と最初は無理なく続けることを目指しましょう。

続けてさえいれば、必ずスキルアップします。

執筆を続けるには習慣化させることが必要で、何かを習慣化させるには66日かかると言われています。
習慣化のコツは、最初のハードルを低くすることです。

フローに入るための3つのポイントまとめ

  1. 心からやりたい事を楽しんでやる
  2. 誰かに邪魔されない環境
  3. ある程度のスキル

フロー状態に入れば、実力以上の力を発揮することができます。
執筆中はとにかく楽しんで、気持ちよく小説を書きましょう!

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