元記事:異能力の強さ問題の返信の返信
ワルプルギス様、レスをありがとうございます。
>>これを強化するなら、魔法を弱くしてやればいい。暗視や邪視の魔法がないとか、主人公の能力より効果や使い勝手が悪いとか。
無難なのが効果時間制限でしょうね。魔法側は比較的短い時間で効果が切れるのに対し、主人公は24時間発動可能みたいな感じでしょうか。
実際ソードワールドTRPGでも、暗視をデフォルトで持っている種族はそれだけで利点と評価されているので、制約のある代用を使わず済むのは利点です。(まあ私の参加したセッションは残念ながら暗視が役に立つ場面が少なかったのですが……)
>>魔法という種類豊富な対策手段を持たないキャラにとっては宝の持ち腐れになりやすいのではないかなと思います。
魔法なしでそれを活かした既存作のキャラクターから着想を得たのですが……うーん、そんなことはないと思いますけどねえ。
上記の回答(異能力の強さ問題の返信の返信の返信)
投稿者 ワルプルギス : 2 投稿日時:
>魔法なしでそれを活かした既存作のキャラクターから着想を得たのですが……うーん、そんなことはないと思いますけどねえ。
うん、それは作者さんがちゃんと能力を活かせるようにシチュエーションを作ったからです。
TRPGで言えば、キャラビルド時点ではGMがどんなシチュエーションをぶつけてくるかわからないので、何をされても何かしらの対抗策を打てるようにしておくのがプレイヤー視点での強いビルド。
しかし、対抗策が少ない弱いビルドでも、腕のいいGMならその対抗策が上手くハマるシチュエーションを用意してくれるので活躍できます。
そして、小説ではプレイヤーもGMも作者1人。少ない対抗策でもそれで対応できるシチュエーションだけ作中に出して大活躍させることができるわけです。
つまり、作品世界の方を制限することで、相対的にキャラを強く演出できるわけですね。
そうすると、キャラ設定の段階で強い弱いを考える意味って……となるわけですね。
言い方変えると、
作者である如月さんの頭の中では既に作中でどういうシチュエーションを主人公にぶつけるかがある程度出来ている。なので、そのシチュエーションで主人公の能力なら十分活躍できるから強いと判断している。
一方、予定のシチュエーションが伝わってない私はもっとえげつないシチュエーションを色々想像して、「あんな状況やこんな状況に放り込まれたら、この能力じゃ全然対応できないな」と判断するわけです。多分、知人の方もこちらじゃないかと。
でも、結局作品を書くのは如月さんなんですから作品内においては如月さんの判断の方が正しい。客観的に見て強いか弱いかなんてほとんど意味ないし、どう能力を強化しようと悩むぐらいなら、どう書いたら強そうに見えるかを考える方が有益。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 異能力の強さ問題
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