小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ネリさんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:スマホのことを作中で携帯と書くのはありですか?

お聞かせください。
スマホは携帯の一種ですし、将来スマホという言葉が使われなくなるかもしれない可能性を考えて作中では携帯と表記してるんですが、問題ないでしょうか?

上記の回答(スマホのことを作中で携帯と書くのはありですか?の返信)

投稿者 ネリ : 12 人気回答! 投稿日時:

私はふつうに「ケータイ」「携帯電話」と表記してますよ。時と場合によるのではないでしょうか?

カテゴリー : その他 スレッド: スマホのことを作中で携帯と書くのはありですか?

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元記事:酷評、批評に関する相談と質問

自分は酷評が嫌いです。(豆腐メンタルなので)
カテゴリーがわからないのでその他にしておきました
理由はモチベを下がるからです。
他人の作品への酷評を見ても傷付きます。
でも批評は欲しいんですよね。
ただ、感想欄には酷評しか来ないのではないのかと思ってしまっています。
そのためにはやはりちゃんとした評論が出来る方に頼むしかないのでしょうか。
ついでに質問があります。

1 本当に酷評は必要だと思いますか?
2 酷評はもらって嬉しいですか?

それと、出来れば評論に関する持論も聴かせてもらいたいですm(_ _)m

駄文で申し訳ございません それとこの質問に対する酷評は禁止します。(傷付くので)

上記の回答(酷評、批評に関する相談と質問の返信)

投稿者 ネリ : 2 投稿日時:

私の場合は、愛のある酷評なら別にいいと思っています。酷評してくれるということは、可能性があると思ってくださっているからだと思うので。本当に創作の才能のない作品は、褒められもしませんが叩かれもしません。

カテゴリー : その他 スレッド: 酷評、批評に関する相談と質問

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元記事:どんな資料が必要なのか

今回考えているシナリオが少し特殊な題材を扱っているので調べ物をしたいのですが、何を調べたらいいのか分かりません。設定やプロットを練る時に、資料を使う場合はどういった物を調べたらいいのでしょうか?

上記の回答(どんな資料が必要なのかの返信)

スレ主 ネリ : 0 投稿日時:

皆さんありがとうございます。
確かに題材についての説明がなかったことは、申し訳ありません。一応、ざっくりとした内容を説明します。

主人公の住んでいる町は、かつては捕鯨の中心地。今でこそ捕鯨自体は廃れてしまいましたが、その歴史や培われた文化を武器に観光業で町おこしをしています。
鯨油を保存する為の樽を作る技術を応用して作られた籠が名産品で、主人公は観光客に籠をはじめとする様々な雑貨を売るのが仕事。そこで様々な人々と出会い成長していきます。

とまあ、本当にざっくりとしたことしか考えていませんが。これで大丈夫でしょうか?

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: どんな資料が必要なのか

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元記事:等価交換モノについて

こんばんは
『ショコラの魔法』『XXXHOLiC』のような、願いを叶える代わりに代償をもらっていくお店を舞台にした、いわゆる等価交換系の短編オムニバスに挑戦したいのです。(正直、かなり手垢がついたジャンルなのは承知しています)
そこで、基本設定を考えているのですが最低限決めなければならないことってなんでしょうか?
また、他にもアドバイスがあればよろしくお願いします。

上記の回答(等価交換モノについての返信)

スレ主 ネリ : 0 投稿日時:

皆さん、さっそくありがとうございます。
そうですね、確かにお話を最初に決めないことには始まりませんよね……分かりました。ちょっと考えてみます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 等価交換モノについて

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元記事:苦手なジャンルとの向き合い方の返信

ずばり、こういうサイトでおススメを聞く。

例えばですがロボ主人公とありますが、ロボはアトムとかヒト型自走式AI?
ターミネーターみたいな人類の敵系?
ガンダムみたいに着る機械?

SFにしても、どんなSFがいいか?とかもあります。

SFとかだと・・・星新一みたいなブラック・ユーモア案件がいいのか、ディストピアやポスト・アポカリプス系がいいのか、下―ウォーズみたいなスペース・オペラがいいのか?

とかね

上記の回答(苦手なジャンルとの向き合い方の返信の返信)

スレ主 ネリ : 0 投稿日時:

読むせん様、わざわざありがとうございます。

もともとスチームパンクに憧れがあったのですが、何から調べればいいのかよく分からなくて。
きっかけは『ローゼンメイデン』の漫画版を読んで、こういう人型だけど人ならざるものが出てくるお話を自分も書いてみたいと思ったことです。それならば、アンドロイドなどの人型ロボットかなと思ったのですが、いかんせん知識が無さすぎて。
基本から分かる資料とかありませんかね?

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 苦手なジャンルとの向き合い方

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現在までに合計8件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

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目の色について

投稿者 回答数 : 2

投稿日時:

箒と申します。 小説の設定を考えているのですが、ヒロインの目の色でつまづいてしまいました。 髪は既に決まっていて、若干青みが... 続きを読む >>

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いつのことだか、はたまた言われてもないことなのか。 私は誰かにこう教えられたんですよね。最初の一行は作品の全てを表すものと。 ... 続きを読む >>

光堕ち 

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投稿日時:

今まで主人公と敵対していたキャラが、心境の変化で仲間になるとして、読者に好印象を与えたいのですが、どんな敵orライバルなら喜ばれます... 続きを読む >>

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元記事:マンスリーセレブの改稿依頼

以前、『マンスリーセレブ』のプロットを投稿して意見を貰った後、小説を書いたのですが、ちょっとネタ切れを起こしてしまいましたので、皆さんのお力を借りつつ、改稿していきたいと思っております。

個人的には、
・亘宏が屋敷の住人や豪奢な生活に違和感・不信感を持つ場面を入れたい。
・ショーから逃げる途中のアクションをどうにかしたい。
・他にも、何か豪遊するシーンを入れたい。

 他にも、こうした方が良いのではないかという意見がありましたら、よろしくお願いします。
 あくまで、改稿が目的なので、ダメ出し・批評はご遠慮願います。

マンスリーセレブ
https://slib.net/89839

上記の回答(マンスリーセレブの改稿依頼の返信)

投稿者 あざらし : 0

他の方の感想は未読ですのでダブっていたらご容赦を。
あと、駄目出しや批評ではなく、あくまで気になった点、感想を書いてますが、ボーダーラインを超えておりましたらお許し下さい。

さて感想です。
うん、トゥルーマンショーですね。
参考にされるのは良いと思いますし、まずは心意気を賞賛させて頂きます。
が、元ネタの場合あれは美味しいところも映像あってこそという部分が大きいですよね。
映画トゥルーマンショーの場合、観客が世界の不自然さに違和感を感じてから映像の隅々まで疑いの目で見ます。
結婚式のクロスサインもそうですし、数多いCMもそう。
これに変わる小説ならではの表現が欲しかったです。

小説でやるなら、冒頭から言語化できないささやかな違和感を感じさせ、ところどころに重要なヒントをちりばめながらも正体は見破られない。
終盤になって物語の全体像が見えたとき『おう!』と読者に膝を叩かせる、というのがベストでしょうか。
こういう言語化できない違和感を頼りに『これは何か仕掛けてるな』と読者に感じさせるにはいくつか方法があるのですが、もっとも大きいのは『著者に対する絶対的な信頼』です。

酷なことを書きますが『○○氏が書く文章なんだから、これはミスではない』という確信ですね。具体的には(ノベルゲームですが)【田中ロミオ氏の最果てのイマ】が好例。初っぱなから違和感を感じるのですが、文章としても決してミスではない。けれど拭えない違和感がついてまわる。実際、物語を根底からひっくり返す仕掛けがほどこされており「なんだろう、なんだろう」と思いながらも、その正体がわからない。だから気づいたときに爽快感すら産まれます。
この手法はプロでも全員使えるわけではありませんので、こういう方法もある、という話しだけ。

本題は、叙情トリック要素を徹底的に隠しながら力業と確かな文章力で早期に読者の信頼を得る。(これはあくまで著者さんへの要望です。大前提として私は読むときに著者さんに信頼を置いてから読むようにしてます)
この点、リーダビリティは上々です。成功といって良いでしょう。
著者名に頼らず成し遂げられている辺りはご立派です。

ただし些細なミスが小説全体すらをも壊しかねない方法です。『トリックなのかミスなのか』の判別がつかない場合、おおよそミスと判断してしまいます。場合によっては読者にとって単なるアンフェアとも見えてしまいます。
例えばここ。
冒頭の正当防衛での『無罪』
語感としては裁判が誘因されるが、実際このケースでは裁判以前、不起訴でしょう。こういったところで語彙の選択ミスとして捉えます。(少なくとも私は)
一方でちょくちょく登場するQ&Aは、これは残念ながら楽しみを阻害する程度に理解しやすい。
これがQのみで、Aはなし、ならかなり印象が変わったように思います。

加えてカメラアングルに難あり。冒頭からしばらく俯瞰。主人公と地の文が遠い。物語との親和性が低いように感じながら読み進めます。
ところが中盤、勧められたDVDを鑑賞した辺りからカメラ位置が近くなる。
つまり、仕掛けなのかどうかの判別が本来はつかないアンフェアな状況にある(推理モノじゃないので、それもまた可)のに、書き方が手伝って明確に仕掛けとばれます。加えて前述のQ&Aという理解しやすさも助けになり、全体像がボンヤリながら丸裸になるという歪さが残念。

全体的に読者をもっとコントロールして、違和感を感じさせながらも、真相に確信を持つのを物語終盤にもっていって欲しい。
真相に気づきだすのが前半ちょい過ぎた辺りというのは、ちょっと構成に難を感じます。(現状、トゥルーマンショーを知っている人間は、ほぼ気づいてしまう仕掛けだと思います)

これに関係しますが、全体的には『著者が見た状況を描写している』様に感じられる。もちろん、これはこれで悪くない書き方ですが親和性の話し。
もっと中盤辺りのように『その場にいる雰囲気』に依る方が物語に生命力が産まれるように感じます。
カメラアングルの統一ですね。

>・亘宏が屋敷の住人や豪奢な生活に違和感・不信感を持つ場面を入れたい。

すみません。
亘宏くんより、私が不信感を感じました。
大前提として著者を信頼してから読書をスタートすると書きましたが、その上で違和感を持ちました。ほぼ物語序盤ですね。

初っぱなの屋敷に入ったところから借り物っぽさを感じたんです。(結果的にはそれが正解なんですが、たぶん意図されて読者に開示されたのではないと感じました)

周囲には何人か金持ちがいるので、ちょい参考になりそうな話しを書いておきます。
あのですね、本物の金持ち、特に親が金持ちでありその影響下で自分も金持ちという人は、自分が同年代の普通家庭で育った人よりも恵まれているという、己が置かれている立場を知っています。これは(馬鹿じゃなければ)いっそコンプレックスにすらなります。ですので『普通っぽさ』に意図的に寄ろうとします。
というのも、成金を下品なもの、として教育を受けてます。もちろん全ての人がとは申しませんが、少なくとも先祖から金持ちは、おおよそこういう傾向。

だけれども本人が普通だと思っているところで意図せずボロを出す。周囲だけがそれに気づく。と、いうのが本物の金持ち。
学生時代の話しですが、ツレのひとりがマンションで一人暮らししてました。
もちろん学生には過ぎた住居ですが、それでも『あり得なくはない』ぐらいの、こぢんまりとした賃貸マンションです。
その子の家で友人数人で集まり、料理を作ろうとなったのですが、キャベツを買い忘れいたんですね。
そしたら、その子いきなり電話したんです。全員あっけにとられましたが、小一時間ほどしたら○○百貨店の外商部と名乗る人がキャベツ数玉を持って訪問。
めでたくキャベツひと玉だけを購入して、外商部のひとは挨拶して帰って行くという。けれどその子は全く行動の異常性に気がついていない。普通に実家で行われていた日常なんでしょう。
もちろんスーパーで買い物することは知ってますが、電話で百貨店外商部のひとが持ってきてくれるのも普通だと思っている。
まぁホンマもんの金持ちは、こういう信じられないボロを出します。

でも、難しいですよね。
ホンマもんの金持ちを書くシーンじゃありませんし、かといって読者に気づかせたくもない(ですよね?)
調度品を落ち着いたものにし派手さはない、建物の材質に拘る、あとは一見無駄にみえるような空間があってこそのデザイン。ここらが描写で偽物っぽさを感じさせない辺りでしょうか。
亘宏くんについては、梨華ちゃんのお供としてというより、明らかに自分自身が持てなされている、という点だけでも不信感を抱くように思います。

あと舞台装置に関わりますので書きますが、ワインの注文シーン。
まずこういう店でいるのはウェイターではなくソムリエ。仮に一人称で通していたら亘宏くんの認識ですがそうではない。あとの部分はソムリエになっていますので、たぶんミス。
で、このソムリエですが、普通は呼ばなくとも目立たぬよう背後で待機してます。メイドさんと一緒。(高い店に限らず、客層によって変わります)
そして、まぁあり得ることではありますが普通(高い店ほど)値段を書いてません。ホスト用に渡すメニューには書いてるものを渡すこともありますが、この場合は梨華ちゃん用のメニューにだけ書いてあります。ソムリエールが亘宏くんをホストだと認識している可能性もありますので間違いとまでは言いませんが、その場合は『ホストと見まがうほど亘宏くんが堂々と見える』という印象を読者に与えるかも知れません。
意図しないミスリード、ですね。

>・ショーから逃げる途中のアクションをどうにかしたい。

粉じん爆発を故意に起こすこと、これそのものがフィクションならではですから、既になんでもアリとして頭を切り換えて読みました。
ですので、さほど気になるようなこともありませんでした。ただあっさりはしてますね。

文字数オーバー。
続きます。

カテゴリー : その他 スレッド: マンスリーセレブの改稿依頼

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投稿日時:

元記事:短編小説でオチが思いつかない

小説の練習のために短編小説を書く練習をしたいのですが、読者を驚かせるようなオチが思いつかないです。あらすじを考えても特に波もなく終わる展開しか思いつきません。
練習にもなっていないので、悩んでいます。
物語のオチというか捻りを思いつくにはどうしたらいいでしょうか。

上記の回答(短編小説でオチが思いつかないの返信)

投稿者 サタン : 2

まず、練習なら「驚かせるようなオチ」でなくても問題ないです。こうして悩みの種になってしまうのでむしろ「ありきたりなオチ」のほうが良いと思う。
なぜ「読者を驚かせるようなオチ」でなくてよいのかと言うと、そもそも練習なので、そしてそれは「話をまとめる練習」なので、わざわざ難度が高いテーマを選ぶ必要がどこにもないからです。

そして、おそらく「読者を驚かせるようなオチ」はどうあっても思いつかないでしょう。
なぜなら、作者自身が読者になってるためです。
オチを知ってる(考えてる)自分が驚くようなものを用意しようがない。
自分にドッキリをかけて本気でビビるかって話ですね。

ではどうするか。
いま想定してる「読者を驚かせるような」は、前述した通り作者が読者になってるので、これは無理。
なので考え方を変える必要があると思う。
正しい言葉を思いつかないので少々小難しく書いてしまうが、読者を驚かせるためには・捻りがある展開を思いつくためには「読者を誘導させる」ことが一つのキーになります。

ご自身でも「波もなく」と書かれていますが、「波」つまり抑揚あるいはメリハリが大事になってきます。
では、その「波」とは何かというと、んーと、
例えば戦闘において、終始主人公が優位で圧倒して敵を倒すって展開は、基本的には面白くない。
まあ、この例は無双モノやチートものが台頭してきてあまり上手い例ではないのだけども、戦闘の例はわかりやすいと思うので、終始主人公優位は面白くないと仮定して。
すると、このとき読者の興味は「戦闘の勝敗」に向けられてるから、その勝敗つまり優位の状態が揺れ動く、主人公が優位になったり敵が優位になったり、予想外のトラブルが起こって優位が崩れたりとか、そういうのが「波」になる。
ということは、「読者が興味を持ってる要素・注目してる要素」の状態が「変化する」というのが、この場合戦闘に抑揚がある展開と言える。

では、そもそも「読者が興味を持ってる要素」とは何か。
そりゃ当然のこと、御作を読んでる以上は「その作品のメインの話」です。
どっちが勝っても本筋になんの影響もない戦闘の勝敗なんぞどうでもいいでしょ? 主人公と師匠の模擬戦とか新技の披露みたいなのに興味が向くわけで勝敗に興味は向かないじゃん。本筋に影響がある戦闘だからその勝敗に興味が向く。
だからまずは「こういう話」と作者がちゃんと自分で書いてる話の内容を把握できてるかどうかは(読者を誘導するには)大事だし、実は手癖で書いてるだけで自分で把握できてないって初心者は結構多い。

じゃあ、その「興味を持ってる要素」をどう変化させればいいのか。
一番楽な手段は、逆張りをしてしまうのが手っ取り早く簡単。
例えば「最終的に強くなる主人公」という話であるなら「最初は超弱い主人公」にする。
「オチ」に対して「真逆」を序盤の設定にする。
こうすると、「弱い主人公」がどのようにして「強くなる」のかという変化が物語として楽しめるし、その流れが一つの大きな波になる。
となれば、「主人公が強くなると決意する切っ掛け」とか「主人公の強さが周知されはじめた切っ掛け」とか「目標を達して強くなったと実感する」とか、波に対して波をより強くする要素が思いつく。
こうした要素を思いつくコツは「切っ掛け」を考えること。
すると、その「切っ掛け」の展開が強く波打つので、抑揚が強くなってメリハリが生まれる。

これは「弱い主人公が強くなる話」という一つの流れで説明したけども、実際にはこの主人公は雑魚相手や中ボス相手やラスボス相手やらで何度か戦う。
すると、「弱い主人公が強くなる話」という枠の中に「雑魚相手に勝利する」と言う話があるわけで、ここでも「雑魚相手」に対して前述した「切っ掛け」要素を考えて波を撃っていく。

で。まずは物語にはこういう「流れ」がある。もちろんこれは一例でこれが正解ではないし、これしかないわけでもない。
例えば上でチラっと書いたけどもチートものとかの戦闘は戦闘シーンなんだけど主旨は勝敗ではなく主人公の活躍なので、読者の興味は勝敗自体には向いてない。
ともかく、そういう流れを意識できれば、実は「オチ」は何でもいい。
なぜなら「そのオチを面白くする」のが仕事だから。
そのためのステップ1が「序盤は逆張り」っていう一種の王道テクニック。
ただ、何でもいいというのは「オチから作っていくため何でもいい」わけで、序盤中盤が既に出来上がってる状態で「何でもいい」ってわけではない。
だから、物語のイメージが出来て概要が出力できるくらいになったらオチから考えたほうが話は作りやすい。

そんで「捻る」展開の作り方だけども、
この「流れ」を堰き止めるような展開を置いてしまうのが一番効果がある。けど本当に堰き止めてしまったら読者の期待を裏切ることになるので、流れを遮らずに堰き止めるようなことっていう変な表現になってしまうけども。
例えばトーナメント的な戦闘で、主人公とライバルが戦って勝ったほうがラスボスへの挑戦権を得る。という設定の場合、流れで言ったら主人公はライバルに勝ってラスボスに挑み因縁の対決へって感じだと思うんだけど、
そこで主人公がライバルに負けてしまい、ライバルとラスボスの決勝戦ってなったら主人公の目的達成って流れが堰き止められてしまうじゃん?
だから、この流れでそのままライバル勝利して話が終わったら読者の期待を裏切るしクッソつまらんわけよ。
ライバルには目的があって、それはラスボスの正体を公にすることだった。ラスボスは正体を露呈してトーナメント自体が無茶苦茶になる。ライバルも倒れてラスボスと主人公の一騎打ちに。
ってやれば、かなり強引だけど元の流れに戻せる。
流れは堰き止めて捻りを加えるけど、本流は変えずに元に戻す。
まあ、この展開は 戻し方 が強引で面白くないけど、少なくとも「主人公が勝ってラスボスと戦うんだろう」と思われてる展開で主人公が負ければ「え、どうなるの」ってなる。
ここで、読者が「どうなるの?」と感じる理由は前述した通り「興味を持っている」からで、それは「本筋に関係している要素」だから興味を持ちやすいため。
そしてラスボスに挑む「切っ掛け」って流れの部分で予想される流れを堰き止めてるように見えて予想外になるため。

もちろん、全てがこのように計算通りにはいかない。
読者が御作を読んでる以上は読者の興味は「本筋」にあるのは間違いないけど、そもそもその本筋が読み取りにくい書き方をしていたりとか設定が複雑で理解しきれなかったりとか、本筋をほっといて脇道でキャラの深掘りしてて本筋に興味なくなっちゃってたりとか、ぶっちゃけ本筋自体が面白くないとか、作品ごといろいろある。
だから、こうすれば出来るって事ではなく、こういう考え方もある、という話。
そして、最初に書いたけども、練習なら流れを考えて話をまとめることが優先で、読者をアッと言わせるようなものを作る必要はないと思う。

どーしてもやりたいって場合は、
オチを考えたら序盤を逆張りして、切っ掛けになる要素を3個考える。オチと切っ掛け複数個作れば流れが見えるから、オチの手前にある切っ掛け要素を逆張りで堰き止めて元の流れに戻す、
というか、まあ、この考え方の場合、展開が大きく動く場所が「切っ掛け」のポイントだから、流れを考えながらそのポイントを試行錯誤する、という感じでやってみたらいいと思う。捻る場所はソコだから。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 短編小説でオチが思いつかない

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投稿日時:

元記事:あまり小説を読まなくても小説書けますか?

質問です。

よく、こちらのサイトで「書くのならたくさん小説を読んだ方が良い」と言われておりますが、別に小説に拘らず、一つのストーリーとしてまとまっているものであれば、映画とかドラマとかアニメや漫画からでも参考にしても良いのでしょうか?

恥ずかしながら私は、現在小説を書いている身でありながら、あまり小説を読んでおりません(^^;;
(更に恥ずかしいことに、ラノベも読んだことありません……)
手がけている物語のアイデアは、映画やドラマ、アニメ、漫画から「このシーンは使えるぞ」とどんどん取り入れていったものが殆どです。
ただ、そういった媒体でしか表現できないダイナミックな景色とかコミカルな動きを一つ一つ文字に起こすのがとても難関な作業ではありますが。

じゃあ全く小説を読んだことがないのか?
って聞かれたらそう言うわけでもなく、ある程度参考になりそうな作品を読んでみることにしています。しかし、小説を読んでいるといかんせん「書きたくなる衝動」に駆られてしまい、「読む時間より書く時間!」と体が疼いて読むのを放棄して、気づいたら取り憑かれたようにパソコンに向かってキーボードをカチャカチャ打ちまくってます。
読んでいると書きたくなって仕方がないんです。
ある意味病気なんです。

それでも物語を書く以上は月に2、3冊程度は触れておいた方がいいんでしょうか?

やっぱりこういう人の書く小説って読むに値しないのでしょうか?

よろしくお願い致します。

上記の回答(あまり小説を読まなくても小説書けますか?の返信)

投稿者 大野知人 : 2

 別に読まなくても書ける、とはされてる。一般論だけどね。

 俺個人としては、ラノベはともかく、現国の教科書に載ってる小説くらいはちゃんと読んどいて欲しいかなぁ。

 シーンの書き方や演出、プロットの作り方以前に『読みにくい文章』であればその時点でゴミです。
 新人賞なんかでは、『多少読みにくくても、面白ければ採用することもあります』と書いてありますが、その芯のところにある『面白さ』が下読みの人たちに伝わらなければ、結局は無意味です。

 さてその上で。
 人間と言う生き物は、『模倣する事』を通して学習し、技術力を高めます。

 『作劇』そのものは小説を読まなくても出来ますが、『作文』は文章を読まない人間にはどうしたって出来ませんよ。
 
 語呂とか、字面とかの超感覚的な部分。文の長さや、漢語と和語、あるいは漢字と平仮名のバランスなどの読むための調整。読者側に立った時の、読む時間を考えた尺設計。
 
 そう言ったものは、一定程度文章を読まない人間にはかなりハードルが高いと思います。
 一定程度の規模には個人差があるとは思いますが、俺としては『6シリーズ、20冊前後』は読んで欲しいかなぁ。1シリーズを最後まで追わなくてもいいので、『色んな文章の形』を読んで、慣れてほしい。

カテゴリー : ストーリー スレッド: あまり小説を読まなくても小説書けますか?

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