あらすじの相談の返信の返信
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あらすじの相談の返信(元記事)
設定自体だと積極的に読みにはいかないかも……と思います。
つまらないかどうかというより、まず読むためのパワーをどこから出すか、で悩みそうというか。
まあ、プロットもオチも特に決めていないとのことですし、ガッチガチになる必要もないのかなと思うんですが、個人的には設定の練り込みや展開はある程度にして、オチを考え付いたなら、とりあえず書いてみた方がいいと思います。
こう感じるのには理由がありまして、以前、柊木さんは作者レスの中で、「自分でも好きだと思えるのは書いていてポロっと出てくる展開やセリフ」と仰っていたのが印象に残っているからです。
これは柊木さんの長所だと思いますし、読み手としても読みたいのはその部分だったので、時間はそういう人間ドラマを出す為に使い、設定は、そこそこでもいいような……って感じです。(気に障ったらごめんなさい
参考になるかもだと、最近アニメにもなっている、「86」でしょうか。
がっつり世界観と設定を描き込んである物語ですが、根本は人間ドラマですし、最初の一巻だけで物語は完結してますので、「いつになったら、オチがくるんだ、コレ」にはならないと思います。
なんかいろいろ書いてしまいましたが、こういう意見もあるていどに受け取っていただければ幸いです。
あらすじの相談の返信の返信
スレ主 柊木なお 投稿日時: : 0
サイド様
お世話になっております。
返信ありがとうございます。
>つまらないかどうかというより、まず読むためのパワーをどこから出すか、で悩みそうというか。
サタン様からも似たご意見をいただきましたが、世界観の表現はSFジャンルの宿命だと思っていて、そのために読んだり書いたりする層もかつてはいたのでしょうが、昨今では絶滅危惧種の感もあります。あるいは単にジャンルの混合が進んで、キャラクターやストーリーを重視する一般小説寄りの作家が台頭するようになったということなのかもしれません。
つまるところ、人間ドラマが見えてこないままで字面だけの設定をばんばん押し付けられても……ということなのだと思います。設定自体がばつぐんに面白ければそれでも良いのですが。少なくとも大方の読者にとって、気になるのは設定よりも人間ドラマのほうだというのは、おっしゃるとおりだと思います。
それっぽい理屈を捏ねて納得させるのは仕事柄もあって得意なほうだと思うので、もしかするとストーリーを補完する形で設定を後付けしていくやり方のほうが、自分には合っているのかもしれません。
参考に上げていただいた作品ですが、ちょっとウィキを覗いただけでもなにやら作り込みがすごそうですね。『ミスト』と『スクリーマーズ』から強く影響を受けているとのことで、スティーヴン・キングもフィリップ・K・ディックもそこそこ好きな作家なので、ぜひ読んでみようと思います。
コメントありがとうございました。
参考にさせていただきます