小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

足りない部分に何を入れたらいいか分かりません (No: 1)

スレ主 詩乃丸 投稿日時:

小説を書いているのですが、起承転結が上手くいかず、キャラの行動や心情にも矛盾があって困っています。

まずは私の今のプロットを見てください。
これは未完成です、なので普通に穴あきです。

第一話:
1. 田舎に主人公の犬山瑞希が来る
2. 瑞希は待ち人をずっと待つ
3. 巫女の少女であるヒロイン、玲奈と出会う
4. 祖母の家に帰り、刀を納める
5. 刀の守護霊である咲姫が実体を得る
6. 咲姫と口論になる
7. その時祖母が来て女子校に通えと言われる
8. 過去のトラウマから、女子のいる場所には行けないと拒絶
9. 部屋に戻り、服を脱ぐ
10. 瑞希が「男の娘」だと読者にだけ明かす
11.
12. その日の夜、瑞希が料理を作ることになる
13. 瑞希が過度なダイエットをしている事が明示される
14. 瑞希と祖母が口論になる
15. 瑞希は食事を離れる
16. 部屋に戻ると、我が物顔で咲姫が居座っていた
17. 咲姫とも口論になる瑞希
18. 耐えきれなくなった瑞希は刀を持って散歩に出る
19. 咲姫も着いていく
20. その道中、鎌鼬に斬られそうになる
21. 済んでのところで回避する
22. 鎌鼬は殺す気で瑞希に襲いかかる
23. その時、宮野女学院の制服を着た玲奈が間一髪で助ける
24. 玲奈が瑞希に手を差し伸べる
25. 次の日、彼女らの正体。妖怪と人間のために調和を守る「宮野女学院」について説明される
26. その玲奈の付き添いという形で行けと言われる
27. 瑞希は宮野女学院が母親が通っていた学校だと知る
28. 瑞希は渋々ながら女子校に転校する
29. 自己紹介をして次の章へ

第二話
1. 次の日の朝、宮野女学院へ行く
2. 住民から付き添いの叔父が奇異の目で見られる
3. 人手不足の宮野女学院、三年生が昼から任務に出る
4. ぎこちない自己紹介、しかしながらも男と分からない皆は歓迎する
5. 宮野女学院が使う妖術について学ぶ
6. その日、鬼車のお客が来る
7. 客は宮野女学院を支援する女性の妖怪、瑞希の母親を探しているらしい
8. 瑞希が呼ばれ、娘として紹介される
9. いきなり女妖怪からぶたれる
10. 一触即発になる校長室
11. 顔を打たれて怒った瑞希、女妖怪に一泡吹かせる
12. 女妖怪は去っていく
13. 屋上へ行き、咲姫と話す
14. そこで女子校や女子に対する偏見を言い、瑞希の性格を表す
15. じゃあなんで瑞希は女子校に通った?と言われる
16. 母親を探しているのだろう?と咲姫から言われる
17. 怒る瑞希
18. 女子校のお風呂に恥ずかしながらも入る
19. そこに咲姫が入ってくる
20.

第三話
1. 次の日、母親の在処を探すため、図書館で調べ物をする
2. 先生に見つかるが、思い切って聞いてみる
3. 彼女が行方不明だと言われ、愕然とする

第四話
1. 鍛冶屋の妖怪が瑞希の刀について見聞する
2. 中から二式拳銃を見つける
3. 帰り道、村の中で鎌鼬の襲撃を受ける
4. 拳銃しかなかった瑞希、応戦する
5. 瑞希が負傷する
6. 刀を奪われる
7. 瑞希は土下座をしてでも刀を取り返そうと交渉をする
8. 鎌鼬から叱られ、否定される
9. 玲奈に助けられる
10. 玲奈から「戦わなくてもいいからね」と言われる
11. 瑞希が玲奈に少し気を許すが、葛藤する
12. 初任務へ行く事になる
13. が、瑞希は拒絶する
14. 祖母から叱られる
15. 咲姫が優しかった事を知り、行くことになる

第五話
1. 初任務は瑞希の刀奪還戦
2. 鎌鼬を狙い、包囲戦を仕掛ける
3. セーフハウスで休憩を挟む
4. 吉野と会話する
5. 古い教会に向かう
6. 鎌鼬と対峙する
7. 生徒たちの支援を受けつつ、鎌鼬と戦う
8. 瑞希が突然倒れる
9. 鎌鼬の攻撃を庇い、女妖怪がやられる
10. 鎌鼬を倒す
11. 刀を取り戻し、咲姫を助ける
12. 守るべきものを見つけ、強くなることを誓う
13. 次の日、瑞希は表彰を受ける
14. しかしその後、祖母から瑞希の母はもう死んでいることを告げられる
15. 祖母と対立
16. 逃げる瑞希
17. 刀のケースから万華鏡を見つける
18. タイトル回収をして物語が終わる

今のプロットだとこんな感じです。
この小説だと、いくつか足りない部分がありまして
・和風ファンタジーの妖怪モノなのに、その要素が少ない。
・主人公の瑞希が刀の精霊房姫を取り戻そうと戦いにいく過程が不十分
・瑞希は母親を探して女子校に通ったのだが、最終場面にて母親が死んでいる事が判明する。ここまでの過程で瑞希が母親を探している描写を増やしたい。
・何かしらを伏線にして、最後の場面で回収したい

以上を踏まえて、この穴あきのプロットを埋めていただきたいです。皆様のご意見をお待ちしております。

カテゴリー: ストーリー

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足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信 (No: 2)

スレ主 詩乃丸 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

すみません補足を
この小説のテーマとして「男の娘の葛藤」というのがあります。
主人公が男の娘なので、男の娘が男らしさを押し付けられ、女の子を助けることを強要される事に対しての葛藤を描きたいのです。
他にも、女子校に対する皮肉とか男の娘目線での女性批判とか、そう言うジェンダー的要素も入れてみたいのです。
やはり主人公が男の娘になりますから、そう言う要素も入れてみたいのです。
その上で、どんな話やエピソードを入れればいいのかをお聞きしたいです。

足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信 (No: 3)

投稿者 大野知人 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 ええと、意見を書くに一言忠告。
 自分が立てたスレッドに誰かが意見をくれた時は、たとえ一言であってもお礼の返信をし、出来る事なら『どういう風に受け止めたか』を書いた方が感じが良いですよ。
 スレッドに回答をくれる人も『相手がいる』からこそ意見をくれるし、いくら善意の活動であっても、感謝の言葉がないと寂しい人も多いですからね。

 さて、相談内容への回答る前にもう一つ。この作品プロットを読む限り、申し訳ないが設定の矛盾・動機の不透明さなどが際立っており、ハッキリ失礼を申し上げれば、『穴だらけ』です。出来れば一度、短い作品を仕上げてからプロットを練り直すことをオススメします。

 そのうえで、どうしてもこの作品を仕上げると仰るのなら、プロットにおいて問題があると思われる点を順にあげますので、そこの修正をされればかなり良くなると考えます。

第一話:
 3において玲奈に出会った後、待ち人をガン無視して祖母のもとへ向かう理由は?
 4で『刀を納める』とあるが、元々帯刀していたのか? 刀をもらったということ?
 6で咲姫と口論になるプロット上の必要性は?
 7で祖母が瑞希を女子高に通わせようとする理由は? 物語開始時点で瑞希は学校に通っていない? 転校であるなら、前の学校では男子生徒だった?
 8『女子にトラウマがある』のに『男の娘』である理由は? 男らしくして女子を引き付けないという手段を取れなかったのか?
 9~11について。なぜ祖母は瑞希が男の子だと知らない?
 13、ダイエットの理由は?
 18、咲姫が刀の精であると知っていて、なぜ刀を持ち出した?/知らなかったなら、家にいた時点で疑問を抱くべき。
 20、鎌鼬が襲ってきた理由は?
 25、における表記では妖怪は一般的で無い様だが、冒頭含め瑞希の対応が冷静すぎる。
 28、転校する理由は? 以降のプロットを見るに、この時点では瑞希は母親の失踪を知らなかったはず。また、今まで妖怪の存在を知らなかったことから、田舎を離れる方が安全と考えるのでは?

第二話:
 2、祖母ではなく叔父が付き添う必要性は? 理由がないなら、キャラを増やすことはお勧めできない。
 7、鬼車はなぜ瑞希の母を探していた? 娘として紹介された以上は母に連絡を取るのが道理であるが、どうして瑞希は母の失踪に気付かない?
 9、ぶった理由は? 『女妖怪』と鬼車は同一人物?
 11、どうやって一泡吹かせる? なぜぶたれた理由を問わず、すぐ実力行使に移した?
 12、恐らく女妖怪の方が瑞希より強いのに、黙って去る理由は? もし、そこらの妖怪より強いなら、鎌鼬に勝てなかった理由は?
 14、直近であった出来事に関係なく女子・女子高への偏見を語る理由は?
 16、以降のプロットを見るに、瑞希はこの時点で母の失踪を知らない。咲姫はどういう意図で質問した? もし、明記されていないだけで探していた場合、なぜ咲姫はそのことを知っている?
 17・18、女子への不満を咲姫にぶつけたのは瑞希であるのに、何について怒る? 『なぜ女子高に来たか?』『母を探しているのだろう?(図星を突かれた)』ということについて八つ当たり気味に起こるのであれば、嫌いな『女子』である咲姫と喧嘩した後に女風呂に入る意味が分からない。むしろ忌避するだろう。
 
第三話
 1、なぜ母親の連絡先を知らない? 電話・手紙・祖母に尋ねるなど、手段はいくらでもあるはず。というか、なぜ図書館で調べられると判断した? 田舎に来るまで、母と暮らしていたわけではないのか?
 2,なぜ、『先生に見つかる』? 図書室は利用禁止なのか? それとも、母親が重罪人で探してはならぬ理由でもあるのか?
 3,今までにも何度も書いたが、なぜこの期に及んで行方不明であることを知らなかった? 行方不明でないなら、どうして母を探していた?

第四話
 1、直前まで母を探していたのに、なぜ鍛冶師妖怪のもとへ向かった? 咲姫は刀の精なのだから、この時瑞希と一緒に居なかったのか?
 2,何の『中から二式拳銃を見つける』のか?なぜ勝手に持ち出したのか? 咲姫・刀は鍛冶師のもとに置いてきたのか?
 3,鎌鼬が村に侵入できた理由は? 学園(対妖怪組織)のすぐ近くであるはずの村に侵入できる理由が不明だし、以前にも瑞希が襲われているのに危険人物として警戒されていなかったのも不思議。
 4~6、『拳銃しかなかった』と言いつつ『刀を奪われる』矛盾。
 7、刀=咲姫であるなら、何らかのアクションがあっていいはず。刀=咲姫でないなら、冒頭で部屋に咲姫がいたことがまずおかしい。
 8,鎌鼬はなぜ瑞希にトドメを刺さない? 瑞樹を鍛えるつもりで襲い掛かって居るなら、襲うタイミングがおかしいし、慢心しているなら説教などせず、刀以外にも拳銃を奪うべき。
 10、現状で瑞希は足手まといにしかなっていない。玲奈との絡みも、二回とも助けられる関係性でしかないので、ここまで瑞希に優しくする理由が不明。
 11,葛藤する理由は? 瑞樹からすれば『妖怪』という危機に再三襲われているうえ、玲奈は妖怪サイドの人間。信用するどころか、敵とみなすのではないか?
 14,妖怪について知らない場合、祖母は何を叱った? 妖怪について知っていて、瑞希のためを思って行動している場合、なぜ色んな情報を隠して田舎に呼んだ? 妖怪について知っていて、かつ瑞希を利用しようとしている場合、なぜ瑞希の反感を買うようなことをする? 上記のどれにも該当しない、つまり『妖怪について知っていてかつ、瑞希のためを思って行動しているわけでもなく、しかも計画的に瑞希を利用しようとしていない』場合、祖母は何をしようとしている?
 15、何がどう展開して咲姫の優しさを知った? 咲姫が優しいかどうかと妖怪の危険性に関係はない。なぜ任務に行くことにした?

第五話:
 1、ここの表記によると、瑞希の刀と『刀の精』である咲姫は同一であると取れる。今までの疑問点について、更に矛盾が深まる。
 3,包囲戦を仕掛ける→休憩、と戦闘がガッツリ省かれており、よくわからない。もう少し細かく書いてほしい。
 4,吉野って誰?
 7,今まで瑞希は鎌鼬に対し、全線全敗である。なぜ、『生徒たちの支援を受け』瑞希がメインで戦う? 言いたくないが、学園が組織として無能。
 8、突然倒れる理由は? 『突然』とつく以上、鎌鼬以外の要因?
 9、女妖怪どっから出てきた? 第二話における女妖怪と同一人物? であるならば、瑞希を助ける理由は?
 10、どうやって?
 12,守るべきものって何? 現状ほぼ守られてるだけでは?
 13、表彰を受ける理由がわからない。瑞希は自分の不始末として奪われた己の刀を、学園全体の力を借りて取り戻した展開である。自分のケジメに他人を巻き込んでいるのに表彰されるだろうか?
 14,祖母はなぜ知っていた? なぜ今まで言わなかった? なぜ今言った?
 15,対立した理由は? 祖母は母の死を告げただけにすぎず、母親の仇でもなければ、鎌鼬の黒幕だったりするわけでもない。不自然。
 16、逃げる理由は? 祖母が強いということなのか、何か衝撃の事実にメンタルをやられたのか。前者の場合、玲奈や咲姫と協力して祖母に挑んではダメなのか?
 17、刀のケース、というのは鞘の事だろうか? 万華鏡について、何の伏線も説明もないため、いまいち意味が分からない。
 18、タイトルを知りません。タイトル回収って何?

 あたりが、ひとまずの疑問点です。各キャラ・設定についてもいろいろ突っ込みたいのですが、ぶっちゃけると企画段階でボロボロなので、『何がしたいか』『どういうキャラクターか』『誰が、何を目的としてそれぞれ動くのか』あたりをもう少し詰めた方が良いと思います。
 
 また、男の娘の葛藤とかジェンダーについて書いてみたいとのことですが、現状そう言ったことができる域にない・それ以前の問題点が多数あるように見受けられるので、オススメしません。

 以上、何かと失礼なことも書きましたが、俺の意見でした。

足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信 (No: 4)

スレ主 詩乃丸 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ご返信ありがとうございます。
今まで返信できず申し訳なかったです。

なるほど、やはり企画段階で色々な矛盾がありますよね。まずはこれらを矛盾の内容に直したいと思います。ありがとうございます。

足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信 (No: 5)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

あー・・・・・
第一話
訳アリ女子高生【犬山瑞希】は、とある事情から交通の便が特殊でドローンとかも飛ばせないド田舎にある宮野女学院に通わざるを得なくなる。

 瑞希自身、たいがい訳ありで、女性恐怖症や重度の偏食&拒食症、自傷癖だの秘密を抱える人間だが、この宮野女学院は明らかに何かトンデモな秘密があるように感じ、『ここに、私の求める真実が隠されている可能性が高い』と確信を深める。

 瑞希が女学生生活を送りつつ、宮野女学院の真実に辿り着こうとコソコソするうちに、瑞希のトラウマをえぐらない不思議な雰囲気のある美少女、【玲奈】と交友を深めることになる。

 【玲奈】は宮野女学院内で特別な地位にいるらしい。ほとんどの女学生たちは玲奈に一目置いている。
 玲奈のおかげで、瑞希の一挙一動を【監視】しているような雰囲気のあった異様な女学生達が一気に軟化。
 いざ受け入れられてみると、女学生達の5割くらいに異常な癖や個性ある娘達がいて、(コーヒーが体質に合わな過ぎて倒れるとか、油を飲むのを止められないとか)瑞希もまた【訳あり女学生たちの一員】とグループ分けされ「訳あり組じゃあ仕方ないわね~……気を付けてよね?」という感じな対応になる。

 いざ【訳あり女生グループ】に組み込まれた瑞希に対し、女学生達のほとんどは瑞希の抱える秘密にも干渉することなく受け入れて、無神経発言の多い瑞希の言動に、ちょっと忠告をしつつも笑って許してくれたりと、瑞希的には生まれて初めてレベルの穏やかな日々を送ることになる。

 だが、どうしても知りたい真実があった瑞希は、彼女達を騙す形になる罪悪感を深めつつも宮野女学院を探り続ける。

ある日瑞希は、偶然クラスメイトから【宮野女学院の怪談※咲姫のキーワードを詰めた創作怪談】を聞き、その真実を暴くため、規定時間外の学舎に忍び込み、隠し部屋をみつけ、そこに安置されていた日本刀を見つける。

その拵(こしら)えや特有の刃紋、間違いなく瑞希の探し物の一つ【自分の母と共に消えた家宝の刀剣『咲比売(さくひめ)』】だった。
※※※
ここで母親と瑞希の確執説明。仲が最悪でも可
※※※
宮野女学院か近辺に母が潜伏している事を確信する瑞希

だが、瑞希は尾行されており、玲奈に見つかってしまう。「・・・・・詮索はしないから、帰ろう?」とうながす玲奈の手を取りかけた時「そうはいかないわよ?転入生と御山の大将さん?」

玲奈グループに敵対している女学生グループが現れる。
 彼女たちの多くはモラハラが酷すぎて孤立したとか、イジメで自殺に追い込んじゃった主犯格とか、色情狂だとか、権力者の愛人の娘とか、犯罪者の娘とかが【隔離目的で入学させられた】グループ。

 【訳ありグループ】みたいな『でしゃばりのくせに甘やかされている』人間が「不快だから」と訳ありグループの女子生徒をイジメにくる集団で、玲奈を陥れるチャンスを狙っていたのだ。

【隔離グループ】女学生達は学舎への不法侵入をダシに玲奈をリンチし始め、瑞希の持っている咲比売をアンティークとして売り払って豪遊しようと奪おうとするが、決して咲比売を離さない瑞希と揉み合いになり、瑞希は咲比売の刃でザックリ切ってしまう。

瑞希の体からけっこうな量の血が出た瞬間、女学生の一人が豹変し妖怪になっちゃう
女妖怪は『男の血』で活性化しちゃう的な。
そこで瑞希が男だとばれーの、妖怪と共存をはかる玲奈の家とは敵対関係にある家の物だとばれーの?_(┐「ε:)_力つきた

足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信の返信 (No: 10)

スレ主 詩乃丸 : 0 No: 5の返信

投稿日時:

ご返信ありがとうございます!
な、なんとそこまで回答していただけるとは……実はここまで矛盾があることに気づけたので、最初から書き直そうかと思っていたところなのです。
ありがとうございます、その方向をアレンジすれば私の思う作品になれそうです。実際、読むせんさんのプロットを元に書き直しています。
ありがとうございました。

足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信の返信の返信 (No: 13)

投稿者 読むせん : 0 No: 10の返信

投稿日時:

他の人が突っ込んでいなさそうな部分を突っ込ませていただくと……瑞希が『ビジネスライク男の娘っぽい』かな?

過度なダイエットは多分、男性の二次性徴とかで誤魔化しがきかない体対策じゃないの?プロボクサーやらの体重制限苦労話みたいやね・・・・・。偏食は女性ホルモンを促す豆乳とか納豆とかをとる代わりに体臭がきつくなる肉類とかを断つとか。オカルト的には五穀立ち(断食)とか精進潔斎(赤不浄や黒不浄を避ける)とかもあるし、追加してみた。

 自主的に女装しているなら、もうちょっと女装による楽しさとか、解放感とかがあった方がらしい気もする。
あと、普通の女親なら女装息子は自重を求めるか、自殺してでも止める。古い思想を持っていそうな祖母とか跡継ぎの女装は命がけでも絶対止める。

 なので、ストーリー上は妖怪への生贄偽装で女装とか、一定年齢になるまで女装させて育てられるとかの【本人は望んでいない、強要され義務化している嫌な女装】に見えますね。
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>>女子校に対する皮肉とか男の娘目線での女性批判

 女子高出身者ですか?女子高特有の「あるある」がないと皮肉にならないよ?
知ったかぶりで批判をすると【知りもしないのに批判するイキリ作者の方が皮肉】になるよ?
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 あと、男の娘目線での女性批判も、ようは【男の視点での女性蔑視】にならない?
男の娘の自我の性別をどこに設定するかで認知が歪むよ?

 とくに、作中の関わる女性のほとんどは『女妖怪』だから人間ですらない「雌」とかになると思う。
「人間になりきれない雌妖怪」的に、「女になりきれない男の娘」は同類認定
「お互い人間の女に擬態できるよう頑張ろうね☆」
くらいのノリで接されて初めて【中途半端な自分も受け入れられた】事に奇妙な安心感を得る・・・みたいなエッセンスはいらへんのん?
 
 そういう「男の娘」の社会性帰属とか社会的地位、位置や在り方の「揺らぎ感」を入れる気が無いなら、別に「男の娘」である必要ないと思う。

ビジネス女装男(女ヘイト持ち)の雌妖怪ハーレムとかで十分じゃない???
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テーマやエッセンス的にも、けっこう面白い話になりそうだから期待。

 男の娘なら精霊房姫?を守る姫騎士もいいけど、囚われてしまった姫騎士をプリンセスだの友人になった雌妖怪だのが逆にレスキューに向かい
「あはは・・・・これじゃ立場逆転だね」
「時にはこういうのも必要でしょ?助けに来たよ私の騎士様(ルビではオヒメサマ)」
とか、やって欲しい(笑)

人気回答!足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信 (No: 6)

投稿者 手塚満 : 3 No: 1の返信

投稿日時:

大野知人さんが返信を進めてお出でで、自分も同意見です。大野知人さんはやんわりとマナー的な理由を挙げておいでですが、自分からは実用、実利で問題があると申し上げておきます。

回答してもスレ主さんからフォローがないと、回答してもポイントを外したのか、それとも多少は答えになっていたかどうか、分からないのです。どう外していたか多少でも分かると、修正して再回答できます。ある程度は答えになっていたんなら、少し踏み込んだ回答を続けることもできます。

1つの質問内だけでもそうですし、複数のご質問を見ていれば、一連の質問なら前を踏まえて敷衍できますし、そうでない場合もどこをどうお悩みか、推測しやすくなります。そうなれば、スレ主さんもお得ですし、回答者もやりやすくなっていきます。返信なさって損はありません。

このご質問ですが、これはプロットといえるかどうか疑問です。あらすじではあるでしょう。出来事を並べて行けば、あらすじにはなります。プロットはあらすじに仕組みを加えたものと考えていいと思います。

ロミオとジュリエットの終盤・クライマックスで少し相違を考えてみます。

・あらすじ
1. ジュリエットが自殺を偽装した。
2. ロミオが自殺した。
3. ジュリエットが自殺した。

・プロット
1. (親に思い直させるため)ジュリエットが自殺を偽装した。
2. ジュリエットが死んだと思い込んだロミオが絶望し、自殺した。
3. ロミオの死にジュリエットが絶望し、後追い自殺をした。

あらすじでは出来事それぞれに「なんで?」という疑問が生じます。その「なんで?」に答えるとプロットになり、何が起こったか分かるようになります。因果関係が分かれば、話の筋が通るからです。

お示しのあらすじも同じです。他の良回答でも、どうしてそういう出来事が続くのか、疑問を呈していらっしゃるように見えます。自分もそこが疑問に思います。ですので、穴を埋めて欲しいといわれても立ち往生です。

出来事の因果関係をご存知、あるいは考えることができるのはスレ主さん(作者さん)だけです。他人がそこを考えると、考えた人の物語になってしまいます。逆に、スレ主さんが出来事の因果関係をはっきりさせていけば、埋まらない部分も見えてくるはずです。

足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信の返信 (No: 14)

スレ主 詩乃丸 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

ありがとうございます。
なるほど、たしかにこの物語は私だけにしか作れなさそうですね……他の方のご意見も参考しにしているのですが、私自身も考えてみます。
ありがとうございました。

頑張って (No: 7)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

プロットと構成の境え雌って、どこだろ?
これって、アレだろ?
頑張ったワタシ凄い、的な!
充分凄いって…褒めて挙げろって!!
29の自己紹介入れたあたりは秀逸!
ここの連中って、そういうのに敏感な癖して逆張るよね。

まあ、技術的(?)
テンション高い:転結(戦闘シーンなど)
説明シーンや演出:承

ん、何か間違えた?

人気回答!足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信 (No: 8)

投稿者 ハイ : 3 No: 1の返信

投稿日時:

んー、現状やることは、プロットの穴を埋めることじゃなくて、まず何を見せたい話なのかをはっきりさせることではないでしょうか?

母親の行方が絡んだ妖怪ものかと思えば、主人公は男の娘でジェンダー問題入れたいとか書かれている辺り、思いついたことをとりあえずやりたくて言ってるように思えます。
実際のところ、設定の詰め込み過ぎでよくわからないものになる作品って書きはじめの頃はよくあることなので、誰もが通る道ではあるのですけどね。

まず今回のプロットは横に置いといて、自身が何を全面に押し出した作品にしたいのかをはっきりさせてみてはいかがでしょうか。
手としては、『起承転結の四部構成で収まる話にしてみる』、とかですね。
これを行うことで、話の筋道をはっきりさせることが出来ます。
というか、自分的にはですけど、順序としては四部構成を決めてからプロットづくりに移るようにしてます。

で、それが完成してから今回のプロットの使えそうな展開を持ってきて間を埋めていくのも良いですし、新たに展開を考えるのも良いです。個人的には、発想の練習のために新たな展開を考えるのが後々のために良いと思いますが、まあそのあたりは臨機応変に。
なお、プロットは一発で良いのが出来るとは限らないので、既存プロットを捨てて新しく切るぐらいで丁度いいです。個人的には三回目以降がベストな仕上がりになると思ってます。
一回目で荒くまとめて。
二回目で余分な部分をカット&最適化して。
三回目で伏線も活かした良いプロットが上がってくる、みたいな。
まあ、このあたりはひとそれぞれと思うので、結局は這い回って自分流を探し出すしかない部分もあったりなかったり。

なお、以下は手遊びに御作を我流でまとめてみたものなので、スレ主さんのご意向はあまり意識せずに自分なら、で書いてみました。
お役に立つかな、と思い投稿しますが、意見の食い違いなどありましてもご容赦ください。

シーン1
 主人公は一人、駅で人を待っている。少女のような姿格好だが実は少年(この時点では明記せず)。握りしめている包みは、母から肌見放さず持ち歩けと言われている小刀(いわゆる守り刀)。銘は咲姫(さき)。
 人を待っている時に、一人の少女に出会う。
 僅かなやり取りをした後、少女は立ち去る。この際、女子が苦手な素振りを見せておく。
 直後、祖母が迎えに来る。

シーン2
 母方の祖母の家。とりあえず、住人は祖母と主人公の二人のみ(必要に応じて増やす)。実家は拝み屋または、妖術を操り妖怪を退治する家系で、母や祖母もその関係者。主人公はそのことを知っているものの、自身はあまり妖怪のことについて詳しくはない?(必要であれば都度微調整)
 祖母は主人公の事情を知っている。ここで主人公の性別明記。確実に読者に伝わるように書く。
 ここに来た理由は、二つ。主人公は前の学校にいられなくなったため、父の元を離れてこっちに来た。もう一つの理由は、母親の失踪について調べるため。
 前の学校をやめる際にやりとりをしていたのだが、その最中に母親は行方不明になった。母はとある女学園で教師をしていて、ある日帰ってこなかった。母の失踪には学園の業務が絡んでいる可能性が高い(という情報を配置)。
 すでに転校手続きは済んでおり、主人公は女学園に通うことになる。主人公は女子を苦手としているが、母の失踪の理由を調べるためには我慢できる、と自分では思っている(実際には無理)。
 祖母はそのことに反対していて、軽い口論になってしまい、主人公は頭を冷やすために外を歩いてくる、と外出する。

※伏線 家のそこかしこに妖気が漂っている。祖母は気づいているが「もう歳だから自分には祓えない」とのこと。

シーン3
 守り刀咲姫を懐に忍ばせ散歩をしていると、突如鎌鼬に襲われる。
 怪我を負う主人公、そこに駅で会った少女が現れ、何らかの術で助けてくれる。しかし、想像以上に鎌鼬は強く、少女は苦戦。しかもなぜか鎌鼬は主人公を執拗に狙う。
 鎌鼬の致命の一撃に絶命するかと思われた寸前に、守り刀咲姫から実体化した咲姫が飛び出し、主人公を助ける。咲姫の力により鎌鼬は逃げていく。

シーン4
 少女、咲姫、主人公でやりとり。
 まず、主人公が咲姫に質問し、簡単に返答した後に再び刀に戻る。
 その後、主人公と少女の間でお礼を言いあう展開に。女子は苦手な主人公だが、彼女に苦手なものは感じない、とすると話が進めやすいかも。
お互いに自己紹介をし、彼女が学園関係者だと知る。
この時、性別は知られてしまう、とかも有り。鎌鼬の攻撃で主人公の服が破けていた、とか。

シーン5
 家に帰る。
 祖母に謝罪後、怪我の手当を受ける。寝る。
 就寝前に刀に声をかけるも、返答はない。
(就寝時、母のことか、昔学校であったことを書くといいかも)

シーン6
 学園初日。
 女子しかいない環境に、主人公は自己紹介もそこそこに気分が悪くなって倒れてしまう。理解ある教師の配慮で、保健室登校が認められることになる。学園の実体(妖怪退治屋育成と組合とか?)についての説明と、適性検査を受けることになる。
 そこで主人公の高い適性が判明し、学園外での治安活動に参加を求められる。主人公はトラウマを理由にこれを断ろうとするが、先日の少女の報告を受けていたため、彼女とのペアを組むことになる。
 同時に、検査の際に咲姫が完全に目を覚まし、開始疎通が可能になる。
咲姫に母親のことや、出会い、その他仕事のことをより詳細に説明させる。
個人的には、咲姫は尾崎ぎつねとかだと面白い。あるいは、守り刀が殺生石から作られたもの、とか。主人公の名字に犬の文字入ってますし、最後の伏線にも使えそう。

シーン7
 学園外での活動中、少女に母親のことを聞く。
 学園の教師だった母の仕事ぶりと、最後に取り組んでいた鎌鼬事件についての話を聞くことになる。
 主人公は鎌鼬により母が殺されたのでは? と推測する。
 その最中に、その場に鎌鼬が現れる。しかも先日よりも大きく、数が多い。咲姫を呼び出し、何体かは仕留めるが、一番大きな鎌鼬が倒せない。少女の術で隙を作り、咲姫を囮にし、主人公が咲姫本体の刀で鎌鼬に一撃を加える。しかしとどめを刺すには至らず、逃げられてしまう。
戦闘終了後、咲姫が不穏なセリフを吐く。
母親はただ殺されたわけではないかもしれない、と。
力ある術者が食われると、妖怪は力を増す、という話を少女がする。
険しい顔をする主人公。

シーン8
 帰宅。
 家の中に血の跡がある。
 何事かと祖母のもとに向かうと、祖母が苦しそうにうめいている。
 祖母に刀傷を見つける。それも、鎌鼬についていたのと同じ場所に。
 祖母はすでに鎌鼬に食われて、すり替わっていたことを知る。そして、その上で帰宅した母も食ったことを。
 大鎌鼬との戦闘。なにんやかんや勝つ。
 途中で少女が加勢に来るとか。主人公が狐の力を発揮するとか(伏線、尾崎ぎつね、殺生石の石刀とか)。

シーン9
 とりあえず終幕。

まあ、こんな感じですかね。
ちゃんと書くとなるともっと時間欲しいですし、ヒロインが空気みたいになってるんで、シーン増やしてお互いに葛藤を話し合ったりとかあってもいいです。実際にはシーン7の手前に交流パートを用意して、あえてダレさせるとか、あるいは少女は少女で鎌鼬に恨みがある話に持っていく方向もありなのかな、と。
 ただ、設定的に主人公が圧倒的に不幸な立ち位置なので、むしろヒロインは癒やしの方向で行ったほうがバランス取れていいかな。
その場合だと、主人公の過去回想か告白パートを用意して、ヒロインの包容力を押し出していったほうが良きかも。登校初日に倒れたもんだから、クラスの女子に心配されて囲まれてまた倒れる→少女に助けられて、身の上話、とかね。
個人的にヒロインは包容力があってサバサバしてて、ちょっとカッコイイ系の女の子、ってイメージです。このあたりは主人公の苦手な女子像の真逆、ってのが良いはず。

……とまあ、こんなところでしょうか。
自分的には扱いづらいものはバッサリカットさせてもらったので、大分イメージとは違うかもですが、とりあえず私がやるなら1つ目のプロットはこんな感じになるんじゃないかなと。
あくまで私流なので、参考にするもしないもご自由にどうぞ。
それでもお役に立ちましたら幸いです。

まず有るものを数えよう! (No: 11)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 8の返信

投稿日時:

ああ、本当だ!
わた抜いていると思って気がつかなかった…
それか、『男の娘』の使い方間違ってんわ、誰だよ!! 間違えて教えたヤツ!

加糖なダイエット>女っぽい体系を維持するため?

良識…まあ、ここでは常識ある、しかも田舎のジジババが男を女子高に入れないわ…

普通に考えると、男に憧れる女子が男装して「病気」扱いされて田舎に行かされ、女子高に無理矢理って展開になるんだよな?

だったら、過度なダイエットでなく「たくさん食べて、大きくなるぞー!!」ってなるんじゃない?

女子嫌いも男装の為、取って付けた感がある。
男装の為、男に成りたいの“付属品”として“後から”“理由付け”の為に女子嫌いみたいな“アピール”して納得させようみたいな…

演出なら問題ないが、女子嫌いをメインに持って来ないのに細部まで神経使うの面倒そう…

思い出したかのように女子嫌いの設定出すとここのヤツらはオコ💢だよ?

足りない部分に何を入れたらいいか分かりませんの返信 (No: 9)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

まずは、各話でそれぞれやりたい事を明確にしたほうが良いと思う。
特に1話は複数の要素を詰め込んでるだけで、何にも始まっていない。だから女子校へ転校したところで「これから何かが始まる」感がない。
たぶん、これは表現したい気持ちが先行して設定を詰め込んだせいだと思う。
一話目で伝えたい事は、「主人公は男の娘である」ということと「女子校へ行くことになる」ということ、「この世界には魑魅魍魎がいる」ということと「玲奈は強くて頼りになる存在である」ということ。ついでに「過度なダイエット」。
この中でストーリー進行を担う要素は「女子校へ行くことになる」というもので、どういう展開だろうと主人公が女子校へ行くことになれば物語は次へ進むので、1話の主軸は「主人公が女子校へ転校する」という話になる。
その話、エピソードを「男の娘」「魑魅魍魎」「玲奈」で組み立てる。

0.犬山瑞希は事情があって祖母の家へ向かうことになった。
1.これから女子校へ通うよう祖母から強く言われるが、「女性」が怖いため嫌がる瑞希。
2.女子校へ通わざるを得ない出来事が起こり、瑞希の考えが変わりはじめる。
3.祖母の言いつけ通り、女子校へ通うことになって女性だらけのクラスメイトの前で自己紹介をした。

とりあえずこんな感じが基礎。主人公が祖母の家へ向かうあたりは導入なので0とした。
中心になる「主人公が女子校へ行くことになる話」だけをざっくり起こした感じ。
こっから「男の娘」「魑魅魍魎」「玲奈」を盛り込んでいく。

0.犬山瑞希は母親を探して祖母の家へ向かっていた。その道中で道に迷うなどトラブルがあって、学生服の女性に助けられる。主人公は内心感謝したものの女性が怖いので変な対応をして軽い自己嫌悪をしてしまう。
1.祖母の家で「刀」から守護霊(付喪神のがいいんじゃ)を出したことで、祖母から女子校へ通うよう強く言われる。瑞希は嫌がり、守護霊が出たせいでもあるため咲姫のせいにして口論になる。その口論の中で守護霊たる咲姫は瑞希の性別を言い当ててしまい、瑞希を本気で怒らせる。
2.咲姫は瑞希がこんなに怒るとは思っていなかったため、主(でいいのかな)の機嫌を取ろうと焦って瑞希にまとわりつく。瑞希は咲姫から逃れるため刀を柱に縛り付け、止める咲姫の声も無視して家を出る。家を出たその先で、鎌鼬に襲われることになった瑞希はなすすべもなく死を覚悟する。そんな瑞希を、学生服の女性が寸でのところで助けた。祖母が言っていた女子校の学生服。そこへ更に主の危機を察知して文字通り飛んできた咲姫の本体の刀と臨戦態勢の咲姫。咲姫は学生服を見て状況を察して、学生服の女性も状況を理解し、刀は肌身離さないよう瑞希に忠告する。そこでようやく瑞希は、助けてくれた相手が以前も道に迷ったとき助けてくれた女生徒(玲奈)だと気がつく。瑞希は魑魅魍魎よりも玲奈が着ている学生服が気になってしまった。玲奈は、学校について軽く答えて、守護霊を出したなら祖母の言うことはもっともで女学校へ通うべきだろうと言う。でなければ今後も今日のようなことが起こると。玲奈と別れたあと、咲姫がいつになく凹んでいる様子が瑞希の目に入った。主人を助けに向かうのが遅れたことと、主人に嫌われていることを思って絶望していた。そんな咲姫に、瑞希は自分がやりすぎたと反省し、仲直りする。
3.言いつけ通り女子校へ転校すると祖母に伝えると、そこで祖母は瑞希の母親も通っていた学校だと言った。探していた母の情報だけに俄然前向きになって、瑞希は女性だらけの女子校へ通うことになる。咲姫は一度喧嘩をしただけに女性しかいない環境にいる瑞希を心配するも、クラスメイトの前でまっすぐ顔を上げて自己紹介をしている姿にこれなら大丈夫だろうと安心した。

こんな感じかな。
ちょっと瑞希と咲姫の関係にスポットを当てすぎてるけど、考え方としては
「男の娘」の要素で何か切っ掛けを作って、「魑魅魍魎」の要素で話を大きく変え、「玲奈」の要素で解決させてる。
「切っ掛け」の要素と「話を動かす」要素と「解決」の要素は何でもいいので、そういうところに書きたいもの・やりたいことを盛り付けていく。
これだとあらすじチックだから、まあ別にこれでもいいと思うけど、私の場合はこっからまた要素を抜き出して整理して箇条書き=1シーン単位でまとめて、プロットとしてる。
個人的な感覚だけど1シーン3000~5000文字を想定してて、物語の規模を考えて何ページくらいってのを決めて箇条書きのプロットを出力してる。

とりあえず1話だけ自分のやりかたで組み立て直してみたけども、別に「こうしたほうがいい」という話ではないからね。あくまで例ね。やり方は人それぞれあって正解は違うから。
でも。
おそらくは、スレ主さんのやり方において間違いがあるだろうとしたら、全体を最初に考えてないってことだと思う。
私が「こんな感じが基礎」とした最初の4行の初期プロットみたいなヤツね。
これは一話だけだけど、物語全体でもこんなふうに全体像を最初に考える。
そのうえで、一話目の要素を吸い出して、例のような基礎を作って盛って一話を作っていく。
全体を考えて盛り付けをすると、先述したけど、
「切っ掛け」の要素と「話を動かす」要素と「解決」の要素は何でもいい
と書いたように、基礎としたベースの物語の中に「何でもいい」という場所がいくつか見えてきます。
で、その「何でもいい」部分に書きたいことを書けばよくて、ってことは、出来上がって「和風ファンタジー感が薄い」と思えば「何でもいい」部分を書き換えれば良いわけで、出来上がった物語がどんな印象になるかってのはこの工程である程度操作できます。
そして「何でもいい」部分だけの変更になるので、全体をいじることなく部分的に納得いくまでこねくり回せます。
全体から作るとどういう構造で物語を作ってるのかが明確になるので原因や問題も特定しやすいわけです。
私の例の場合は、一番印象に残る「切っ掛け」の要素に「男の娘」からの瑞希と咲姫の喧嘩で二人の関係性を書いてるから、全体を通して「二人の関係が深まった」という印象になってると思う。
つまり、「起承転結」は最初にベースとして作っちゃうわけです。それが出来てなかったから作りながら上手く行かない感覚があるのではないかと思う。

行動の矛盾や心情の矛盾も、2話目の「切っ掛け」がおかしい、とかパーツごとにわかるので、そこだけ修正すれば良い形になる。
頭から順番に作っているために、ごちゃごちゃになってどこをどう手直ししていいのかわからなくなっているんだと思う。
例えば
>ここまでの過程で瑞希が母親を探している描写を増やしたい。
こういうのは前途した例のように「切っ掛け」に母親の要素を置くのが一番いいから、2話目以降の話題で「切っ掛け」を変更すれば良いってことになる。
一話目の例は、全体として「二人の関係性」の話をしているように見えるけど、実際はそんなに関係性を書いてないってことわかるかな。
物語そのものとしては「主人公が女子校へ行くことになる話」だし、内容自体は鎌鼬に襲われる部分が半分くらいある。でも印象としては二人の関係性の話に見えると思う。
なので、「切っ掛け」に母親がらみの事を置けばそれだけで中身は大きく変えずとも印象深くなる。
なんとなくじゃなくて、最初にちゃんと全体像を作れば良いと思う。

イメージ的にはストーリーの形になっているようです (No: 12)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

拝見しました。
想像ですが、詩乃丸さん(なにげにセンスの良いHNですね)は、おそらくアニメなどに親しんだ経験からストーリーの進め方のコツを感覚的にはつかんでいらっしゃるのだと思います。示していただいたストーリーは、確かに穴があるし起承転結のバランスが悪いですが、イメージ的には一応形になっているようでした。

例えば第1話6と17で咲姫と2回口論していますが、どうして衝突しているのか分かりませんでした。先に読み進んでも理由が書かれていません。
ただ一つ分かったのは、後半のストーリーが咲姫を救う展開になるんですね。そして、

第五話12

>守るべきものを見つけ、強くなることを誓う

とありますから、序盤では二人を衝突気味に描いておいた方が後半が際立つということはありそうです。つまりツンデレ型なんですね。
そういう関係性のキャラの場合、初登場シーンで咲姫がいきなり妙にクソ生意気な態度をとるとか、ちょっとしたことで急にキレて突っかかってくるとか、そんなふうに演出するものというイメージが有ることは有ります。

感覚的にコツをつかんでいらっしゃるようだと思ったのは、例えばそんな部分です。

もう一つあげるなら、第二話に登場する女妖怪。
一読したときは敵なのか味方なのかよく分からなかったのですが、このキャラは味方なんですね。おそらく瑞希の母をめぐって過去に何かあったのだと思われます。で、最初は穏やかだったのが、瑞希の素性を知った瞬間、顔色が変わってビンタしてくると。

咲姫にしろ女妖怪にしろ、アニメなどにわりとよく出てくるタイプのキャラで、初登場ではどんな感じ、先に進むとどういう動きをするかというテンプレができています。テンプレはテンプレでかまわないし、アニメやラノベはテンプレの組み合わせで作るものでもありますが、それだけだと前半は何とかなっても、後半まとめに向かわなければならない局面で破綻してきます。

提示されたあらすじは、起承転結で言うと、起・承の前半・転の10分の1くらい・結。そんな感じです。
このストーリーの重要な折り返し地点は、言うまでもなく第四話6です。ここまでは話を広げていけば良いのでテンプレを感覚的につないでいくだけでもできてしまうのですが、ここから先はさらに話を広げつつ、ストーリーの終着点に向かってすべての設定をまとめていくことが必要になります。そういうのはキャラや設定の関係性を作者がしっかり把握していないと作れないんですね。
ソースは私。
前半はイメージだけでもするする書けてしまうのだけれど、後半に至って立ち往生してしまうという経験が私にもあったりします。

なので。

打開する方法としては、キャラや設定の関係性を整理して考え直してみるといいです。

上でピックアップした刀・咲姫・主人公の母・女妖怪は、密接に関係している可能性が強いです。
まず、刀の謎、そして母の謎があります。
刀は最初から最後まで重要なアイテムになっていますよね。そして、妖怪達との戦いや融和をめぐり、母はどんな役割を演じ、なぜ居なくなったのかということがあります。
主人公が最初から刀を持っていたことを考えると、それはおそらく主人公の家に伝わる宝具のようなもので、母の素性や行動とも関連性があるのだろうと思われます。
咲姫は刀の守護霊ですから、当然強い関わりを持ちます。女妖怪も、主人公と母に対して強い屈託をいだいています。過去に何かあったのでしょう。

こう考えると、玲奈と鎌鼬はプロットの中心にあまり密接にからむ要素ではないんですね。玲奈は主人公のサポートしかしていないし、鎌鼬は物語にスペクタクルを与えるための悪役というポジション。
いや、それはそれでエンタメ・ストーリーには重要な存在ではあるのですが、置き換え可能なキャラだということです。むしろ玲奈と鎌鼬を無理に物語の核心にからめようとすると、話が混乱してしまうリスクもあります。この二人(?)は物語を華やかにしたり緊迫感を与えるための単純に魅力的なヒロイン、凄みのある悪役と位置づけておく方がいいかもしれません。

まず背景として、妖怪と人間の関係性は現状どういうものなのか? それに刀・咲姫・主人公の母あたりを軸として、設定を深めてみるのが一つの方法かなと思います。女妖怪は、本筋に密接には絡むけれど狂言回し程度の立ち位置としておくのがいいかも。

もう一つ、付言すると、「主人公、弱すぎない?」という感じがなきにしもあらず。終始、助けられてばかりですよね?
まあ、弱さを克服して咲姫を助けるために立ち上がるというのもありだとは思いますが。しかし、クライマックスにあたる第五話7・8・9でまだ学校の生徒達や女妖怪に助けられているのは一考した方がいいかもしれません。

あと、主人公が最終的に見つけた守るべきものが咲姫だとすると、ヒロイン玲奈とのバランスをどうとるのかも注意が必要かと。

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タイトル:足りない部分に何を入れたらいいか分かりません 投稿者: 詩乃丸

小説を書いているのですが、起承転結が上手くいかず、キャラの行動や心情にも矛盾があって困っています。

まずは私の今のプロットを見てください。
これは未完成です、なので普通に穴あきです。

第一話:
1. 田舎に主人公の犬山瑞希が来る
2. 瑞希は待ち人をずっと待つ
3. 巫女の少女であるヒロイン、玲奈と出会う
4. 祖母の家に帰り、刀を納める
5. 刀の守護霊である咲姫が実体を得る
6. 咲姫と口論になる
7. その時祖母が来て女子校に通えと言われる
8. 過去のトラウマから、女子のいる場所には行けないと拒絶
9. 部屋に戻り、服を脱ぐ
10. 瑞希が「男の娘」だと読者にだけ明かす
11.
12. その日の夜、瑞希が料理を作ることになる
13. 瑞希が過度なダイエットをしている事が明示される
14. 瑞希と祖母が口論になる
15. 瑞希は食事を離れる
16. 部屋に戻ると、我が物顔で咲姫が居座っていた
17. 咲姫とも口論になる瑞希
18. 耐えきれなくなった瑞希は刀を持って散歩に出る
19. 咲姫も着いていく
20. その道中、鎌鼬に斬られそうになる
21. 済んでのところで回避する
22. 鎌鼬は殺す気で瑞希に襲いかかる
23. その時、宮野女学院の制服を着た玲奈が間一髪で助ける
24. 玲奈が瑞希に手を差し伸べる
25. 次の日、彼女らの正体。妖怪と人間のために調和を守る「宮野女学院」について説明される
26. その玲奈の付き添いという形で行けと言われる
27. 瑞希は宮野女学院が母親が通っていた学校だと知る
28. 瑞希は渋々ながら女子校に転校する
29. 自己紹介をして次の章へ

第二話
1. 次の日の朝、宮野女学院へ行く
2. 住民から付き添いの叔父が奇異の目で見られる
3. 人手不足の宮野女学院、三年生が昼から任務に出る
4. ぎこちない自己紹介、しかしながらも男と分からない皆は歓迎する
5. 宮野女学院が使う妖術について学ぶ
6. その日、鬼車のお客が来る
7. 客は宮野女学院を支援する女性の妖怪、瑞希の母親を探しているらしい
8. 瑞希が呼ばれ、娘として紹介される
9. いきなり女妖怪からぶたれる
10. 一触即発になる校長室
11. 顔を打たれて怒った瑞希、女妖怪に一泡吹かせる
12. 女妖怪は去っていく
13. 屋上へ行き、咲姫と話す
14. そこで女子校や女子に対する偏見を言い、瑞希の性格を表す
15. じゃあなんで瑞希は女子校に通った?と言われる
16. 母親を探しているのだろう?と咲姫から言われる
17. 怒る瑞希
18. 女子校のお風呂に恥ずかしながらも入る
19. そこに咲姫が入ってくる
20.

第三話
1. 次の日、母親の在処を探すため、図書館で調べ物をする
2. 先生に見つかるが、思い切って聞いてみる
3. 彼女が行方不明だと言われ、愕然とする

第四話
1. 鍛冶屋の妖怪が瑞希の刀について見聞する
2. 中から二式拳銃を見つける
3. 帰り道、村の中で鎌鼬の襲撃を受ける
4. 拳銃しかなかった瑞希、応戦する
5. 瑞希が負傷する
6. 刀を奪われる
7. 瑞希は土下座をしてでも刀を取り返そうと交渉をする
8. 鎌鼬から叱られ、否定される
9. 玲奈に助けられる
10. 玲奈から「戦わなくてもいいからね」と言われる
11. 瑞希が玲奈に少し気を許すが、葛藤する
12. 初任務へ行く事になる
13. が、瑞希は拒絶する
14. 祖母から叱られる
15. 咲姫が優しかった事を知り、行くことになる

第五話
1. 初任務は瑞希の刀奪還戦
2. 鎌鼬を狙い、包囲戦を仕掛ける
3. セーフハウスで休憩を挟む
4. 吉野と会話する
5. 古い教会に向かう
6. 鎌鼬と対峙する
7. 生徒たちの支援を受けつつ、鎌鼬と戦う
8. 瑞希が突然倒れる
9. 鎌鼬の攻撃を庇い、女妖怪がやられる
10. 鎌鼬を倒す
11. 刀を取り戻し、咲姫を助ける
12. 守るべきものを見つけ、強くなることを誓う
13. 次の日、瑞希は表彰を受ける
14. しかしその後、祖母から瑞希の母はもう死んでいることを告げられる
15. 祖母と対立
16. 逃げる瑞希
17. 刀のケースから万華鏡を見つける
18. タイトル回収をして物語が終わる

今のプロットだとこんな感じです。
この小説だと、いくつか足りない部分がありまして
・和風ファンタジーの妖怪モノなのに、その要素が少ない。
・主人公の瑞希が刀の精霊房姫を取り戻そうと戦いにいく過程が不十分
・瑞希は母親を探して女子校に通ったのだが、最終場面にて母親が死んでいる事が判明する。ここまでの過程で瑞希が母親を探している描写を増やしたい。
・何かしらを伏線にして、最後の場面で回収したい

以上を踏まえて、この穴あきのプロットを埋めていただきたいです。皆様のご意見をお待ちしております。

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