小説のプロットを書く3つのデメリット。小説の書き方講座。

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小説のプロットを作る3つのデメリット
●小説のプロットを書く3つのデメリット

  • プロットだけ作って満足して本文を書かない
  • プロットを練り続けて本文が書けない
  • 設定を作ると本文で披露したくなる

本文を書き始めないと小説は完成しないので、とりあえず書き始めて、あとから修正するといったやり方もオススメです。

小説とは実は、構想を練っている時が一番楽しいです。

実際に本文を書くのは苦労の連続で根気が必要です。
このため、プロットで構想と設定だけ作って本文を書かない。という本末転倒な状況になる場合が多いのです。

それなら、プロットを書かかずに本文を書き始めた方が、ずっと良いということになります。

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設定を作り込むデメリット

小説の書き方講座。小説のプロットを書く3つのデメリット

設定を作り込むと、本文でとにかく解説したくなるので、この欲求が抑えきれないなら、作り込まないほうが良いです。

設定は必要最低限、ストーリーに必要な分だけ小出しにしていくのがコツです。

世界観から作り込むタイプの人は、主人公そっちのけで、設定を書き連ねて失敗することが多いです。

小説の「設定」とは読者が最も読みたくないモノ。作者が最も書きたいモノ

プロットを書かないタイプの作家が三割

プロ作家さんに「どのようにプロットを書いていますか?」と質問すると三割くらいの人が、プロットは作りませんと答えます。

ざっくりとした設定やあらすじしか作らない、というタイプの人もいます。
プロットを書かないで、小説を書くというやり方もあるわけですね。

作家には2つのタイプがいます。

理論的に構成を考えて計算で書くタイプと、感性で書いた方がうまくいくタイプです。
ほとんどの人は前者。なんの計算もせずにうまくいく人は少数派だと思います。

しかし、もしあなたが先にあげた3つのデメリットによって小説がうまく書けないのであれば、感性タイプかも知れません。
一度、プロットを書かずに書き始めてみるのも良いでしょう。

以下は、プロットを書かないタイプのプロ作家さんの小説の書き方です。

ラノベ作家・黒九いなさんの小説の書き方

プロットを固めすぎると、いざ本文で書こうとした時に上手くシーンにならない……なんてことがあるタイプなので、詳細は本文を書きながら詰めることが多いです。
高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に執筆すると申しますか。

プロットを作るのは基本は脳内で。
誰かに見せる必要がある時だけ改めてプロットの書式に落とし込む感じです。

手順としては、核となるシーンやキャラクター、冒頭、クライマックス、物語の転換点やざっくりとした流れを決める程度。

先述したように細かい部分は書きながら決めていくことが多いので、そのまま本文に移ります。
プロットにいないキャラクターや設定が増えることもしばしば。

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自分はプロットを作っていません。

物語の流れなどを思いついたときにメモして、ぶっつけ本番で書いていっちゃいます。

その方が物語やキャラクターが勝手に動いて、自分が楽しめるので。

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ラノベ作家・幹さんの小説の書き方

アマチュア時代はほとんどプロットを作らなかった、というか作れませんでした。

頭の中で、いくつかの通過点と着地点は決めてましたが、あとはとにかく流れで書いていましたね。

プロになってからこれはいかんということで、なんとかがんばって作っています。
といってもそれも、キャラクターや世界の概要と、全体の流れを書く程度のものですけれど。
もっとちゃんとしたものが作れるようになりたいんですけどね。

ラノベ作家、界達かたるさんの小説の書き方

物語の大筋を書くようなプロットは作らないことがほとんどです。

ストーリーは書いているうちに決まっていきます。大まかな世界観とキャラ設定は事前に作ります。のちのち絵師の方にお渡しすることになるので。

大体、いくつかざっと企画書を作って担当さんにチェックしてもらい、好感触だった企画から世界観やキャラ設定だけ作って書き始めていきます。
どう終わるかは私にも分からない為、書いていてとても楽しいです。

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作家兼編集者の入江 棗さんの小説の書き方

頭に浮かんだことを、まとめようとは一切せずにテキストファイルに書き出します。

それを精査しつつ清書します。
発想が捗るのは入浴中と自転車に乗っているときです。

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ラノベ作家・小鈴危一さんの小説の書き方

プロットはメモ程度に箇条書きするだけですね。何を書くかも作品によって変わります。

以前はキャラクターのプロフィールや、ストーリーの流れなどを詳しく書き出していましたが、全部脳内プロットと行き当たりばったりで問題ないという結論に至ってしまいました。

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