小説家になる上で最も役立った努力とは?プロ作家6人のアドバイス

この記事は約4分で読めます。

私は40人以上のプロ作家さんに創作の秘訣についてインタビューしてきました

ここではインタビューで「実力を高めるために最も役立ったトレーニング方法はなんでしょうか? その方法をどのようにして知りましたか?」と質問した際の回答を6人分まとめています。

この記事を読めば、夢を叶えた現役プロ作家さんが、デビューを果たす上でどんな良い努力をしていたのか?たった4分で理解できます。あなたもこれで人気作家を目指しましょう!

(AMGとのタイアップ記事です)

小説・シナリオ・ライトノベル専門の学校 | アミューズメントメディア総合学院 東京
小説やシナリオ(脚本)、ライトノベル専門の学校をお探しならアミューズメントメディア総合学院へ。小説・シナリオ学科では現役作家からデビューに必要なノウハウを学ぶことができ、著作実績は600冊超とスクール業界NO.1を誇ります。
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作家・平井新さん。身辺スケッチ。

短大に通っていた頃、恩師の先生に勧められてやっていた「身辺スケッチ」というものがあります。エッセイのショート版とでも言うのがわかりやすいかもしれません。

日記のように実際に体験した出来事を、小説のように誰にでも伝わるように書く。

これをこまめに行い、推敲も五回十回と重ねたことで「自分の意図したように読者に伝える」という力が身についたように感じます。

小説家/漫画原作者になるために必要な訓練とは?作家・平井新さんに創作に関する18の質問
作家でフリーライターの平井新(ひらいしん)と申します。別名義にてノベライズ小説二冊とオリジナル小説一冊(映像化)を出版しております。 また、各種ゲームシナリオの執筆や、ボードゲームのレビュー記事執筆などの他、大阪アミューズメントメディア専門...

ラノベ作家・平田ノブハルさん。他人に小説を見てもらう

執筆し続けることが何よりのトレーニングです。
構想しているだけでは上達せず、本文を書く中で新しい発見や学びがありました。

といってもがむしゃらに書き殴るだけでは何の成長もできません。

書き上げた作品を他の方に見てもらい、頂いたアドバイスを自分の中で咀嚼して修正することが重要だと思います。

プロ作家デビューに必要な正しい努力とは?ラノベ作家・平田ノブハルさんに創作に関する18の質問
作家の平田ノブハルと申します。 この度、光文社キャラクター文庫様より『霊視るお土産屋さん~千の団子と少女の想い~』という作品でデビューさせていただきました。 作家としてまだまだ未熟ですが、精進致しますのでどうぞよろしくお願いいたします。 (...

ラノベ作家・叶田キズさん。出版社の新刊案内。新人賞の結果発表を見る

とにかくたくさんのアイディア、ネタを取り入れるため、執筆分野の全ての出版社のHPの新刊案内、新人賞の結果発表には必ず目を通すようにしています。

こんな小説が売れているのか、こんな発想があるのか、などとても勉強になります。

自己流の方法ですが、空いた時間にできるのでみなさんにもオススメです。

根拠のない自信こそ小説家の最大の武器。ラノベ作家・叶田キズさんに創作に関する18の質問
(AMGとのタイアップ記事です) 叶田キズと申します。 ライト文芸、ライトノベルを執筆しております。 12/28『悪魔に選ばれた優等生の俺は、欲望解放<エロコメ>に夢を見る 1(HJ文庫)』が発売です。 よろしくお願い致します。 Q1: 初...

ラノベ作家・仁科朝丸さん。原稿を最後まで書き上げること

とにかく原稿を最後まで書き上げることですね。

書き上がっていない作品には評価を下せないので、今の自分がどの程度の実力なのかを客観的に評価して改善点を考え、次に繋げるためには、まずは長編を一本書き上げる必要があると思っています。

アミューズメントメディア総合学院の先生も近いことをおっしゃっていましたが、私は筆が遅いので、それを実感できたのは卒業から数年も経ってからのことでした。

人と小説の話をしてネタを閃いたり改善点を見つけたりします。ラノベ作家・仁科朝丸さんに創作に関する18の質問
(AMGとのタイアップ記事です) Q0:自己紹介をお願いいたします。  仁科朝丸と申します。  長崎県出身東京都在住で、『くすぐり闘士の無魔術乱舞【ゼロ・ランブル】』という作品で第17回えんため大賞特別賞を受賞しデビューしました。  近著は...

作家・紙吹みつ葉さん。作品に対して疑問を持つこと

まずはとにもかくにも、書き上げること。

短編中編長編と段階をつけてもいいので、とにかく「完成させるという体験」をすることがとても大切だと思います。

でもこれ自体はものすごく大変なので……その前の段階としては、「疑問」を持つこと。

「こういう設定なのはなぜか」「なぜこのキャラはこういう性格なのか」、とにかく「なぜなに」を自分の作品に対して持ち、その答えを自分で用意することです。

疑問を持って、その疑問を自分で解決できるようになって初めて、本文で躓くことを減らせるのかなと考えています。

そしてその疑問の「答え」を、物語の設計図でもある「プロット」として「形にしておくことが大事です。脳内だと気付かず変化しちゃうので。

「なぜこのキャラはこの性格なのか?」と自分の小説に疑問を持ち、回答を用意することが大事!作家・紙吹みつ葉さんに創作に関する17の質問
(AMGとのタイアップ記事です) Q0:自己紹介をお願いいたします。 紙吹みつ葉と申します。 現在comicoノベルにて「ぶっとばスターチス(2/15最終話掲載)」を連載、チャット小説アプリ「peep」で短編や中編の連載、掲載など、アプリ系...

作家・桑島かおりさん。自分の原稿を声に出して読んでみる

まず読みやすい文章を書きたくて、自分とリズムの合う作家さんの本を読みこみました。AMG在学中に声に出して読んでみるといいよ、とノベルス科の先生にアドバイスいただきました。

「面白い」と思う自分の感覚が古くなっていないか。新しい作品から刺激を受けて、感覚をアップデートしています。作家・桑島かおりさんに創作に関する18の質問
(AMGとのタイアップ記事です) Q0:自己紹介をお願いいたします。 桑島かおりと申します。 2011年12月に、一恋ちえ名義で「野球青春小説 クロス」の中の一篇「女マネ奮闘中!」でデビュー。桑島かおり名義で時代小説「口入れ屋お千恵」シリー...
平井新さん、叶田キズさん、桑島かおりさん、平田ノブハルさん、仁科朝丸さん、紙吹みつ葉さんはAMG出身の作家です。

AMGの卒業生著作700冊突破!

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