小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

あだちただしさんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:文章が書けなくなってしまった時

タイトル通りになります。
すらすら書ける時はまるで自分の手ではないように動くのですが、書けない時は一行書くのにも何十分もかかってしまいます。
有体に言うと「降りて来ない」というのでしょうか。
こういった際、皆様はどうやって「降りて来」させますか?
締切を意識すると焦りだけが膨らんでより書けない、という悪循環に陥っています。

上記の回答(文章が書けなくなってしまった時の返信)

投稿者 あだちただし : 5 人気回答! 投稿日時:

読書したりyoutube見たりして過ごしていますよ。
小説から離れてみる事も大切ですが、パソコンの前に座ったら自然と脳が小説もモードに切り替わります。

カテゴリー : その他 スレッド: 文章が書けなくなってしまった時

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元記事:単位を表現するには?

 初めまして、ベン・ウィラードと申します。
 今回の質問は単位をいかにして表現するべきか、皆様のお知恵をお借りしたく書き込ませていただきました。
 例えばお金の場合は文字で「円」または「ドル」となりますし、重さも「キロ」や「グラム」と書き表わすことができますが、気温や温度はどのようにしたら良いと思われますか?
 さらに数字で大きさを示す場合、「百」や「十」と簡単にした方が受け入れらやすいのか、「一〇〇」とか「一〇」と細かくするのが小説の中では正しいのでしょうか?
 いきなり長々とした質問となってしまいましたが、どうかよろしくお願いします。

上記の回答(単位を表現するには?の返信)

投稿者 あだちただし : 4 人気回答! 投稿日時:

細かくするっていうのがいまいち、分かりませんが、web小説の横方式と賞に送る縦方式の書き方で変わってくると思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 単位を表現するには?

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元記事:3年前の改善点の返信

他人からの助言は書く前と書いた後に貰うもので、書いてる途中に貰うものじゃないね。
書く前なら、読者ターゲットに対してどういうアプローチにしたらいいか、自分のスタンスに間違いはないかということに気がつけるから有用だし、書いた後であれば形のない自分の妄想が形になったものに意見してくれるわけだから「自分がこう考えたことが周囲にはこう評価される」と理解できるので自分が出したい結果へと修正するための助言をもらえる。
でも、書いてる途中だと、今更スタンスを変更できないし形がないものには一般論か個人論でしか回答できないので、あまり良い助言は得られないと思う。
書いてる途中で言い返せないほどの指摘を受けてしまうと筆を折っちゃったりするしね。
本当は、創作なんだから後からどうにでもできるんだけど、やる気がごっそり削がれちゃうし。

>改善できるコツとしては何か良い方法がありますでしょうか?
そこまで自己分析できてるなら、というか、スレ主さんの性格を知らんと第三者には同じようなスレ主分析ができないので自分で出した答え以上のものは出せないと思うけれど、
まあ、あくまで自分はって話をすると、
他人に面白いと思われようとしない、ってことかな。
面白いと思うものを書こうとはしてるけど、面白いと思われたい、という感情はかえって邪魔なんだよね。
自分ができる面白いものは最大限に表現しようと思うけど、それを他人がどう思うかは自分にはどうにもできないし、他人に寄せると自分がおざなりになるから、そうすると面白さは発揮できない。
だから、それを理解した上で次のステップは「どうしたら他人を自分のテリトリーに引き込めるか」と考えることで、そのためにガワだけは流行り物を使うとか大筋は万人ウケするものにして細部を変えるとか、いろいろ工夫してる。
まあそこは話が反れるしどうでもいいんだけど、ようは「他人に面白いと思われようとしない」とは言っても、わかる人にだけわかればいいとか、自己満足のために書くとか、そういう話ではないよってことね。
「面白いと思ってもらいたい」じゃなくて、まず「読んでもらいたい」だから。

上記の回答(3年前の改善点の返信の返信)

スレ主 あだちただし : 2 投稿日時:

やはり、途中でアドバイスを貰うのは、実績を積めない敗退行行為のようですね。
なるほど、確かに例えば二千文字を毎日、第十話くらいまで書いたらそれなりの量になるじゃないですか。
そしてたら「今更、こんなに書いたしアドバイスされてもにっちもさっちもいかなくなる」という事ですよね。
何だか三年前は個ここのチャットに通わせて頂いていたんですが、アドバイス貰えばバズるっていう頭しかなく謙虚さがなくなっていたと思います。
ワナビーの特性でもある「俺は面白いものを書けるんだ」くらいにしか思っていませんでしたが、人間関係も含め、一度失敗したのでこの度、三年ぶりに再スタートをしていきたいなと思いました。

書く前のアドバイスとしてはプロットの時点で晒すってことですかね?
確かにそれならどのターゲット層になっているのかとか分かりますし、その時点で書いているのはライトノベルではないと分かるかも知れませんからね。
基本は書き始めた3ヵ月後の完結時に、アドバイスしてもらうのが筋のようですね。
じゃあ、何で小説家になろうなどは感想がいつでも書ける仕組みになっているんだと、言われれば本末転倒ですよね。

これだけ自己分析できてれば多分、飽きないで長編が書けると思います。
多分、書いている今の作品が古臭く感じて飽きていたんでしょうね。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 3年前の改善点

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元記事:新、新タイトルの相談

えっと、前の意見を参考にまた新タイトルを考えてみました。
まだ、先月から書き始めたばかりなので、どんなタイトルが読書の興味を引く意外性かが分からないところがあります。
それはなろうとカクヨムで流行っているワードを知らないからということにあると思いました。
なので、単語でタイトルを検索するように致しました。
読者の興味を引くかは分かりませんが下記のタイトルを興味を引く意外性で考えたつもりなのがこちらです。

「おバカな義兄が優等生でブラコンな義妹を持ったら恋愛関係になった」
です。
ブラコンや妹って割とポイント貰える単語なのかな、と思い入れてみましたので評価のほどをよろしくおねがいします。

内容は作家でごはんで面白いなどと言われ、ラ研ではネット小説向けの文書を書いていると言われたのでタイトルが思いつかなく、悔しい思いをしてます。
ただ、以前よりはコツは掴めたんだよなあ…。

上記の回答(新、新タイトルの相談の返信)

投稿者 あだちただし : 2 投稿日時:

カクヨムに掲載していこうと思いますが、考えて頂いたタイトルでも駄目でした。
もっともっと練って頑張っていきたいと思います。
中々バズるのは厳しい様子です。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 新、新タイトルの相談

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元記事:同じ作品の返信

はじめまして。

ええと。
この質問にアドバイスしてもよいのでしょうか?(笑

アドバイスに惑わされすぎて、先に進めなくなってしまうタイプという感じでしょうか?
そうであれば、アドバイスを受けるのをやめてみるのも一つの手ではあると思います。

ただ、理想を言えば、アドバイスなんて話半分に聞いてご自分で取捨選択できるようになれれば、なおいいんですけどね。(なので、以下のアドバイスも話半分に聞いて、「なるほど~、あまくさって奴はそんなことを考えているのか~」程度に受け流していただいて結構です)

PDCAサイクルっていうのをご存じでしょうか?

Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価・検討)
Action(対策・改善)

で、最後に考えた対策をもとにもう一度計画を練り直し、この流れを繰り返すんです。繰り返すというところが肝要。

自分の頭で考えることはとても大事です。しかし、最初から何もかも分かるわけではありません。なので考えるのはそこそこにして、見切り発車で実行してみる。これが2行目のDo(実行)です。
ただし、どうせなら闇雲に行動するよりも、不完全でもいいから一応考えて計画を立ててみる方が効率がいいです。考えてから(Plan)実行してみる(Do)ことにより、最初の考えの問題点が洗い出せるというのが狙い(C→A)。そして対策を検討しPlanを練り直す(A→P)というPDCAのサイクルにつなげることができるんです。

これは自分の頭で思考し、大胆に実行に移して試行錯誤しながら、思考をブラッシュアップしていくという手法です。
でですね、そうであっても当然途中で、考えても分からない壁にぶつかるはずですから、そういう時にネットで調べるとか本を読んでみるとかもよいですが、誰かに質問してアドバイスを求めるのも良い方法だと思うんですよ。
他人に意見を求めても思考の筋道は自分で主導しているので、得られた意見が役に立つか立たないかも自分で判断することができます。役に立たないと思ったときは、一応人間関係を安定させるために「なるほど、それはよいアドバイスですね。さっそく実行してみます」とか何とか言っておき、言っただけでスルーしてしまえばいいんです。

というわけなので、こんな意見スルーしてもかまいませんが、試しにちょっとやってみてはいかがでしょうか?

上記の回答(同じ作品の返信の返信)

スレ主 あだちただし : 1 投稿日時:

はじめまして。

アドバイスに惑わされて先に進めなくなったりこの話はなろうなどの評価のポイントがこないから面白くないのだろうと思い途中で辞めてしまう悪循環が続いていました。
ただ、最近の小説の流行りを考察してみると幼女が出てきたり妹キャラが出てきたりする方が、流行るのでそちらにシフトしようと思いました。
レギュラーで登場させるなら、需要はあるみたいですね。

おそらく、自分の小説に究極に自身がなかったのかと思います。

人のアドバイスは半分で受けても書く前や終わったあとにするのが良いと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 同じ作品

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元記事:最強厨になってしまう

私は元々地に足の着いた強さの主人公達が途方もない強さのモンスターに四苦八苦しながら戦う、というコンセプトで作品を作っていました。

しかし最近のなろう系の最強主人公達やスケールのインフレしたSF作品を見ているうちに「こんな奴に負けたくない」「強さに説得力を持たせないと」とどんどん話のスケールや主人公の強さが膨らんでいってしまい、話が破綻してしまっています。

しかし「鬼滅の刃」や「モンスターハンター」を指して「○○太郎様なら鬼や古龍なんて瞬殺ww」などと言えば「キモイ」の一言で追い返されてしまうでしょう。ゴブリンスレイヤーなんて弱い所に魅力があります。実際ちゃんとした作品は他作品との比較などされず作品内でちゃんと敵の脅威や世界観の大きさを表現できています。
実際クロスオーバーされた場合でも、例えばスーパーロボット大戦で原作では街一つの中でウダウダやっているビッグオーが惑星間規模の戦いをするクアンタよりもダメージを稼いでも誰も文句は言いません。

そういう風に考えたいのですが、どうしても「この敵も主人公も○○の主人公や敵なら楽に倒せるだろうなあ」という考えが頭によぎり、どうしても主人公や世界観を、自分の想像力の及ばないところまで広げてしまいます。

こういう風に、他作品と自分の作品のスペックを比べてしまう癖がついたらどうすればいいでしょうか?同じような症状をお持ちの方、昔は持っていた方は少なくない筈です。そういった方はどうやって克服したのでしょうか?

上記の回答(最強厨になってしまうの返信)

投稿者 ごたんだ : 0

弟子乙女

じゃなかった、妹親を覇権しろ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 最強厨になってしまう

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投稿日時:

元記事:クズ主人公の扱い方、あるいはその是非について

キャラクター像と冒頭部の書き方についての質問です。
導入部の書き方に細心の注意を払うべきなのは言うまでもありませんが、今回はその冒頭における主人公の人物像描写についてご意見を伺いたく、質問させて頂きました。

私の物語は「邪道な主人公」と「王道のストーリー」をコンセプトとしております。具体的に言うと、舞台は剣と魔法のファンタジー世界で、主人公は猛烈な逃避癖のある冒険者です。
私はこの主人公を、冒頭から徹底的にクズとして描くつもりでいます。理由は、精神的に幼い状態からの成長を物語の題材にしたいと考えているからです。
そして、その要素の一つが「自分がサボっているだけなのに『評価が仕事の割りに合わない』という理由で職務放棄し、放浪の旅に出る」という冒頭シーンです。

ここで重要となるのが、私はこの主人公が読者の共感を得られると考えている点です。ここからは私個人の哲学になるのですが、ラノベの読者層は中高生、それも俗に言う非リア充であると考えられます。また、彼らは日々の学校生活が苦痛で、ただ学問のためだけに通学していると思われます。
しかし、私自身がその一員であるのに言うのも変な話ですが、彼らの人生が楽しくない原因は己の努力不足にあると私は考えます。そして、彼らはわざわざ小説を読むような思考力のある人間ですから、それを自覚していると推測します。
ここから、私は「組織・共同体からの逃避欲求」と「でもそんなことする人って実際クズだよね」という2点を表現することで、よりリアルな現代の中高生像、ひいてはラノベ読者層の「あるある」を引き出せると考えました。

ですが、それを冒頭シーンからやることには一抹の不安があります。私個人としては中高生のリアルな心情を書いているつもりなのですが、何となくそれが選考落ちの理由になる気がします。
また、その後の展開が主人公が成長して普通に格好いい人になる展開なだけに、冒頭で損するのは悔しいというか、それで評価下がるなら別のにするわ、って感じです。

それに、同じクズでもポジティブなクズとネガティブなクズがあると私は考えており、上記の主人公は後者にあたると思います。

中高生に例えると
・ポジティブなクズは普段から授業をサボって悪友と遊びに出かけるヤンキー。女好きで恋愛に飢えている。
・ネガティブなクズは真面目に授業には出席するがヤル気はゼロで、ある日突然引きこもるニート予備軍。
みたいな感じです。

そして、漫画の分野なら勿論、ラノベにおいてすらもポジティブなクズはOKだがネガティブなクズはダメみたいな固定観念があると考えています。
私個人としてはリゼロが流行った時からこの固定観念が崩れつつあると思っており、今ならイケると踏んでいるのですが、信憑性に乏しい推測であることは否定できません。

以上を踏まえて、現代のラノベにおいてクズ主人公は認められるか否か、ご意見を伺わせて下さい。

上記の回答(クズ主人公の扱い方、あるいはその是非についての返信)

投稿者 三文山而 : 2

 猛烈な逃避癖面白いんじゃないでしょうか。キャラも立ちますしそれだけで面白いシーンがたくさんできそうです。万が一の話としては「彼らの人生が楽しくない原因は己の努力不足にある」というイメージが例えば読者のダメな部分を指摘してやるというようなマウント取ったり威張り散らしたりするような方向に傾いてしまうようなことが起こると物語の面白さから外れてしまう不安がありますが……。
 とりあえず冒頭部でのクズっぷりは徹底的に書きつつ、最初は単なる紹介として短めに、あるいは気持ち軽めに流すとかしたら読者のストレスは減りますかね? 成長途中ではクズっぷりが状況を切り抜けるのに活かされるなんてのも面白そうです。

 他に人気作品のクズ主人公だと「このすば!」のクズマことカズマさんが思い浮かびます。色々残念なところもありますが、最終的にやらねばならないことはやり遂げて見せるのでヘイトも稼ぎませんし、パーティーメンバーをはじめとする周囲のキャラたちも皆それぞれやり返したりやらかしたり一人一人違った形で残念なところがあったりしてそのやりとりがむしろコメディとして面白さに繋がっているようです。

 それから最近私はラノベ作家さんのインタビュー記事を読んで回ってまして、丁度関連がありそうな内容を見かけたのでひょっとしたらこんなのも創作に役立つかもしれません。

ラノベニュースオンライン 独占インタビュー「ラノベの素」 暁雪先生&へんりいだ先生『今日から俺はロリのヒモ!』
(ln-news.com/archives/46446/post-46446/)
――お金の話題がやや続きますが、第1巻ではロリのお金を使う、第2巻ではロリと遊ぶ。それぞれそんな印象を抱いたのですが、本作を書く上でのテーマや気を付けていることがあれば教えてください。

暁:本作のテーマは楽しく遊ぶが大前提です。気を付けている点としては、第1巻でソシャゲのガチャを回すシーンがあったじゃないですか。あのシーンを書きながら、これを上回るクズを書いてはいけないとも思ったんです。なので、お金を使うシーンはソシャゲ回がひとつボーダーになるだろうなと。なので、第2巻ではお金を使う方向よりも、遊ぶ方向にシフトしていますね。

――クズはクズでも真のクズを作らない、と。

暁:そうですね。第2巻でもロリのお金でキャバクラに、というシーンもありますが、許せるかと考えた時にダメだと判断したんです。なので、第2巻ではロリのお金でキャバクラには行かない代わりに、ロリキャバクラが開店したりします。ハルの場合、麻耶さんという美人も近くにいるわけですし、欲求もそこまで強くないのかなと。それこそ漫画の資料として経験してみたいっていう思いはあるのかもしれないですけど。

――本作は際どいラインを攻めつつ、楽しいことへの比重がとても重要視されている作品ですよね。

暁:そうですね。楽しい作品であり、ロリたちを楽しませ続ける作品でもあるわけです。なので、クズの最低ラインは、藤花たちが楽しめるかどうかなんですよ。藤花たちが楽しめないクズのラインはダメなんです。このWIN-WINの関係であれば、ロリキャバクラもOKなんです。開店するんです

独占インタビュー「ラノベの素」 鏡銀鉢先生『俺たちは空気が読めない』
(ln-news.com/archives/48999/post-48999/)
――莉子は本当にいいキャラクターだなと思います(笑)。そんな莉子を巻き込む4人のKYですが、彼らが動くと読者は常にどうなってしまうのかという不安に駆られると思うのですが、執筆で気を付けていることはありますか。

理不尽に不幸な人は出さないことでしょうか。たとえば悪人がKYキャラに成敗されたり、自業自得な人は別ですけど、本当にただKYキャラたちに取り返しのつかない迷惑をかけられて終わりにはしないようにしています。とはいえギャグ作品なので、誰かが酷い目にあうという笑いはOKにしています。それでもギャグで済ませられることとそうでないことの境界は難しいですね。

――確かにギャグものの作品は笑えるネタなのかそうでないのか、バランスのとり方が非常に重要ですよね。

たとえばKYキャラのせいで浮気がバレてモブキャラが彼女にフラれる、カツラがバレる。とかはギャグで済みますが、無実の人の家が全焼するとか会社をクビになるとかはギャグで済まないわけですよ。第1巻に登場した中二病患者・作子も、特に理由もなく学校に行きたくないからと引きこもっている所に主人公たちがやってくるのでギャグで済んでいると思います。第2巻でも引き続き振り回される彼女に注目です。作子可愛いよ作子。

――ギャグをベースに、敢えて「KY」なキャラクター達を描こうと思った理由、執筆に至った経緯は何だったのでしょうか。

よく『KY』とか『空気』って単語は聞くけど、それを題材にした作品はないことに気づいたんです。調べるとリア貧主人公の話や、リア貧達が集まって部活を作る話は多いけど、みんな『リア充になりたいリア貧』であって、KYとは違うんですよ。だから私が書こうと思いました。それでKYな連中が集まった部活KY部。場をかき乱すトリックスター的なキャラたちが色々なところでトラブルを起こす。じゃあ活動内容はボランティア部にしよう、とトントン拍子に決まりました。

――なるほど。具体的なキャラクター像やストーリーラインもトントン拍子だったのでしょうか。

実は最初、ヒロインが主人公を振り回す、という組み合わせを考えていました。でもそういう作品はいくらでもあるし、自分が書く意味あるのかなとも思って。何よりも『ヒロインはKYだけど、いじめるのは酷いじゃないか!』よりも『空気なんか読んでたら誰も救えねぇんだよ! 空気を読むのがヒロインを見捨てることなら、俺は一生KY上等だゴルァ!』のほうが絶対熱いしカッコいいと思って、主人公をKYにしました。私自身の好きなものでも言った通り、男性ホルモンを具現化したような熱い作品が好きなので。私の好きな偉人や英雄もみんな超KYなんですよ。偉人や英雄ってのはそもそも凡人では成しえないことを成し遂げた人なわけで、みんなが右向いている時に左を向いている人ばかりなんです。そういう意味では、世界はKYの手で作られ変革し生み出されたとも言えますね。そういった背景が主人公をKYとしてより確立させたと言えるかもしれません。

キャラ造形などの参考になるでしょうか。

カテゴリー : キャラクター スレッド: クズ主人公の扱い方、あるいはその是非について

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投稿日時:

元記事:コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?

https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/11/23/46127/
「コンセプトを変えるな」という記事ですが、こういう場合はどう進めたらよいのでしょうか?

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」主人公だと読者に思わせておいて、「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」展開で、読者を引き付けておくには何が必要でしょうか?
「故郷には、姫君の帰りを待つ国民と、貧しい暮らしを送る幼い兄弟がいる。さあ、どうする?」というという選択を主人公に迫るのはひとつの手かとは思いますが。

いくらプロットができていても、「こういう展開だ」と思い込んでいた読者が離れていっては何にもなりませんので。

上記の回答(コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信)

投稿者 t : 0

リンク先の記事では「主人公が魔族にさらわれた恋人を助け出す」。
関係が、主人公の恋人と書いてあるので、冒険の途中で他の恋人ができてその子とハッピーエンドだとまずいわけです。

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」なら、さらわれた姫君が恋人であるとは書かれていません。さらわれた姫君を助けようとしているというだけで、姫君がどうなっていても、他の男とくっついていようが最悪生きてても死んでいてもいいわけです。立身出世していくかぎり物語は続きます。主人公が立身出世の途中で話が違った方向へ傾いていくと、コンセプトが崩れることになります。

例えば、
「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている。さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう。”が、立身出世を選んでいく”」と考えると分かりやすくなります。
ここでは立身出世を選ぶだけの理由を、ヒロインの魅力と釣り合う量(2~4倍)の立身出世しなければならない理由を用意できればいいかもしれません。

問題は、女ボスです。
ボスなので普通に考えればボスとまともに会話できるのは中盤以降ですが、中盤以降で実は魅力的な女性と分かっても読者は理解はできてもしっくりきません。普通に考えれば、序盤→中盤で主人公の隣で活躍し続けたヒロインの方が一番可愛いからです。
もし主人公が魅力的な女ボスに心惹かれてしまうのであれば。女ボスはラスボスではなくただの強い手下としてセオリー通り初手でだすや、序盤のうちに女ボスやさらわれた姫君が出揃うといった。ヒロインをだす順番に注意しながら(物語に登場しステージに立っている時間の長さ)、を考慮にいれて物語の出力を調整していく必要があります。

カテゴリー : ストーリー スレッド: コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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