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サタンさんの返信一覧。最新の投稿順9ページ目

元記事:自分の小説を面白くしたいの返信

お二方の共通して指摘されたのは「わかりやすい文章を書く」という基礎を身に着けることが大事。ということでした。
これ以外にも、それぞれの視点で欠点を指摘して頂いた部分やアドバイスを元に再考し、掲示板を読み返しながら自身の作品を再構成してみようと思います。
重ね重ねありがとうございました。

上記の回答(自分の小説を面白くしたいの返信の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

時間がたってもうこのスレッド見てないかもしれんし、そもそも自分なりに答えを出した以上は他人が横からとやかく言うのもどーかと思うのですが……
見てないならそれでいいか、と書いてしまおうと思います。

まず、私が指摘したのは厳密には「わかりやすい文章」ということではないです。
「文章」は日本語作成の基礎、すなわち「主語述語の関係」と「単文・複文・重文の区別とその理解・認識」さえわかってりゃ、基本的に何も問題ないです。
そういうシンプルで正しい文章が、一番「わかりやすい文章」です。
あくまで「文章」は、の話ね。
(これは数ヶ月か半年も気をつけてりゃすぐ身につくでしょう。数日か数週間でコツは理解できると思う)

ただ、私は前の返信で「状況がわからない場面」という例を挙げて、「わかりにくい文を書くことが伝わりやすくなる」と書きましたが、これわかりましたかね?
「わかりにくい文章を書くことが、わかりやすい文章を書いている例もある」って一見矛盾したことを言ってるわけですが、要するに、「文章」というそれ単体の話じゃなくて、「そのシーンで言いたいことが伝わりやすい」ということが、小説において「わかりやすい文章」ということです。
だから、文章の話ではあるんだけど、これは「その文章でどう表現するのか」という表現の話なんですよ。
つまり正確には「わかりやすい文章」ではなく「わかりやすい表現」という事。
流し読みしてても言いたいことはなんとなく伝わってくるって文章あるでしょ?

例えば御作のプロローグは、「寝起きの主人公の元に次々と美女がやってくる」という場面なので、これを表現できてりゃ問題ないし、それが「わかりやすければ」問題ないんです。
(ただ、序盤なのでもっと「この物語の目的」や「どういう内容の話か」というのが伝わってきたほうが良いですね)
たとえ「わかりにくい文章」であったとしても、「この「作者が言いたいこと」の表現がわかりやすければ」それで問題ないわけです。
もちろん、「表現のわかりやすさ」を得るためには「文章のわかりやすさ」も関係してくるので、まったく見当違いな話をしてるわけでもありません。「わかりやすい文章」それはとても大事なことです。
でも、ここで言ってるのは「シーンの主旨が伝わりやすい事」を指して「わかりやすさ」と言ってるので、文章の話ではないんです。

それと、関係ない事だけども、
書き慣れてない人が長編小説を書こうとしたら、早くて半年か一年くらいグダグダかかってしまうのが普通だと思う。
それを二ヶ月未満で書き上げたというのは、才能と言っていいレベルで良いものを持ってると思うし、おそらく執筆中はいろいろ展開に悩んだり迷ったりしたのだろうとは思いますが、読んでてその迷いが感じられませんでした。決めた事をまっすぐ迷いなく書き切ってるという印象です。
内容について感想で触れてなかったので、ついでに書いておくと、内容はヒネリなく王道な展開だと思いましたが、正直これ自体は賞賛すべきことです。
書き慣れてない人が変にヒネるとまずまとまらないし、わけがわからない陳腐なものになってしまう。
「ちゃんとまとまってる」というこれだけで、長編処女作とは思えない完成度があります。
アイディアは良いと書きはしましたが、それをちゃんと形にする作家たる能力はとても良いものを持ってると感じます。
ただ惜しむらくは、それを整える技術が未熟に過ぎたという点で、モノ自体は良いです。
スガヤヒロさんなら、あと一年、2・3作品も書けば新人賞で上位か中堅くらいに残ることは容易いでしょう。
なので、繰り返しますが、特に悩む必要はないです。変わらず、このまま前に進む事(すなわち次回作のこと)だけ考えましょう。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自分の小説を面白くしたい

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元記事:キャラクターが書けない!の返信の返信の返信

 サタンさん、お返事ありがとうございます!
 キャラの「素」を書ける環境を用意して、キャラを立てる……ですか。同時にキャラのドラマを小ネタ程度用意して、魅力を深める……。
 ご助言、ありがとうございます。しかし申し訳ありませんが、仰られた方法は既に試しており、その際にも「キャラが役割に徹しすぎている」という旨のコメントを(新人賞に送ったわけではありませんが)いただいたことがあるのです……。
 その際に書いたキャラは、ひと言で表せば「暴走アクセル役」と「冷静ブレーキ役」のふたりでした。サブストーリーを掌編としてそれぞれ書き、その後本編を始め、複数いただいたコメントには「キャラが噛み合っていて良い」というものもありました。しかし同時に「噛み合いすぎていてご都合主義にしか見えない」とも。
 曰く、暴走しすぎたらマズイ局面できっちりブレーキ役が働いている。逆に進まなければいけないところでは、アクセル役がしっかり機能している。ただ、それぞれのキャラが働くタイミングが良すぎるうえ、車でたとえるならば急ブレーキなのにピタッとその場で止まるような表現がキャラを殺しているとも言われました。
 しかし自分には、それの何が悪いのかまるで理解出来ないのです。そもそも急ブレーキをキャラに踏ませたつもりはなく、アクセル役が暴走しようとする度にブレーキ役が小さいながらも速度を抑える動きをさせました。もちろん作った者としての色眼鏡はあるでしょうが、このような理由からどうして「急ブレーキを踏ませた」という感想が来るのかが理解出来ないのです。
 言ってはいけないことですが、結局は「一読者の意見なのだから気にする必要はない」のかもしれません。しかし同時にそれは「少なからず同じ感想を抱いている人がいる可能性が高い」ということでもあると思っているので、無視できません。
 このような場合はどうすれば良いのでしょうか?
 お時間に余裕がある際に、申し訳ありませんが再度ご助言をいただけると幸いです。

上記の回答(キャラクターが書けない!の返信の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

>このような場合はどうすれば良いのでしょうか?
この問題の理由としては、もらった感想の中にある
「ご都合主義にしか見えない」という言葉が全てでしょう。
お考えの通り、都合良く物語が動くことは別に悪いことではないと私も思います。しかし、それが過ぎればあるいはあからさまだと「そういうシナリオ」が見えてしまうわけです。
要するに、同じ芝居をしてても棒読みな俳優の演技はわざとらしくて、それが演技であることがわかっちゃうし、冷めるでしょ?
都合がいい展開は、ストーリーに対して「わざとらしい」んですよ。
でも一方で、「都合がいい展開」というのは物語のテンポを良くし、余計な事を排除して必要な情報だけで進めるからとても良い武器としても扱える。
問題なのは「わざとらしさ」だけ。
「役割に徹しすぎている」という指摘からもそうした問題が見えていると思います。
また例え話だけど、車のブレーキを踏むとき、「必要なときにブレーキを踏んだ」これは何も疑問に思わない普通のことだけど、「わざとブレーキを踏んだ」という場合は、同じ状況だったとしても「急ブレーキを踏んだ」と思うでしょ?
作者がそうは思ってなくても読者に「急ブレーキ」と思わせてしまう理由がソレなわけです。

ではどうしたら良いかというと、正直とても難しい問題だと思います。
というのも、現状、指摘されたから「無視できない」と疑問に思ってるだけで、本人はそれを問題と感じていないからです。
誤解されたかもしれませんが、別にこれは貶してるわけではありません。問題と思わないなら別に良いのでは、という考えからの言葉です。
だって、一方では「キャラが噛み合ってて良い」と言われているのでしょう?
この「わざとらしさ」を無理に矯正したら、その持ち味を殺すことになりませんか?

私の言ったことが全てではありませんが、私の提案に対し「それは既にやってる」と答えた以上、技術的な問題でどうこうって話じゃないと思います。
感覚的な問題と、作品と読者の相性からくる問題でしょう。
児童向けの小説を読んで「この作品は子供騙し、ガキっぽい」なんて感想を残すアホはいないわけで、「こういう持ち味」の作品で「それを指摘する」というのはどうなの? と個人的には思う。
新人賞の評価でも指摘されたことを考えるに、「キャラクター描写が問題なんだ」と認識されたかもしれませんが、今のやり方のまま「わざとらしいほどキャラがしっかり噛み合ってる」という方向で進めば、それはそれで作品の味なんじゃないでしょうか?
まだ深みのある味に仕上がってないから評価で指摘されたのであって。
同じ方法論で全員が同じように仕上げたら、同じような作品で溢れかえっちゃうよ。……現状のラノベはそうなりつつあるけども。
素人作品や処女作だろう拙い作品を読んでると、たまに「これは明らかに技術的な間違い」と知りつつも「でもなんでか否定しきれない」と感じることがあったりします。
それはアマチュアならではの間違いから来る偶然の表現だったりするんですが、不思議と良い印象を得ます。
ただ、繰り返すけどもあくまで「ラノベ的表現、ラノベの基本とする技術的な話」で言うと、これは明らかに指摘すべき「間違い」なんですよね。
新人賞に関わる方を批難するわけではないのですが、彼らの評価は基本的に「平均値の指摘」なので、気をつけたほうが良いです。
つまり「ウチで扱ってるよくある作品」という平均値の書き方において適切な指摘はしてくれるけど、「受賞するような突出した個性」は当然ながら教えてくれません。彼らがそれを知ってたら彼らも何も苦労しないわけですから。

なので、いまは問題をちゃんと認識するのが良いと思います。
「役割に徹してる」というのは「物語に対してわざとらしい」ってこと。
都合がいいのは悪いことじゃないけど、わざとらしいとシナリオが見えてしまう、つまり「これはただの脚本だ」ということがわかっちゃう。「これは実際の出来事だ」と読者を騙しきれてない。

で、肝心の「わざとらしさ」を無くす手段だけど、既に「難しい」と書いたけども、感覚的な問題であって具体性がないのでモノによって解決手段がマチマチです。
例えば問題になってる「キャラクター」が原因だとすると、性格由来の言動にちゃんと理由をつけてやりゃ多少マシになります。
性格由来の言動は、なんでもかんでも「そういう性格のキャラだから」で片がつくので、万能すぎてわざとらしいんですよ。いつでもどこでも使えるために、タイミングが良すぎるんですね。
そこへ、性格からの言動だけど感情論ではない理由がちゃんとあるぞ、とすれば納得が出来るので、わざとらしさを軽減できます。
でもたぶん、こういうキャラだけの問題ではないと思います。
例えばハリウッドや海外の映画ドラマなんかでは、実に「わかりやすい悪役」などが登場します。ジャイアンよりわかりやすいイジメっ子で、アメフト選手の意地悪なイケメンとか。セリフなんてすんげー「それっぽい」のばっか。
でもこれ、不自然じゃないし「役に徹してる」という感もないですよね?
わざとらしすぎて、逆にわざとらしくない。
キャラの問題である場合、逆にこんな風に「わざとらしさ」に特化させりゃ、それはそれで面白いと思うし、かえって「わざとらしくないようにしよう」と思うことがアラを目立たせてることにもなる。
でも、そんなキャラがふと「イジメてる主人公を助けるために行動する」と、一気に風向きが変わる。よくある手法ではありますが。
これは「役に徹してる」に例えれば「役から外れた」という印象を与えるでしょうか。
「そういうキャラだから」ではなくて、「こういう一面もある」というキャラが深まる切っ掛けになる。
でも、こうした事が出来るのは、そもそも「役」を把握しているからこそです。
キャラの問題と言えばキャラの問題なんだけど、これは「イジメっ子が主人公を助けた」というストーリーの問題でもあるんですよね。
で、ストーリーの問題だとすると、「このイジメっ子は終盤に情けない姿を晒す」とか予想してたことが予想通りに展開して面白味がないため、「ブレーキ役がブレーキを踏むのは当たり前」という予想通りの展開しかなく、そこに指摘が入ったのではないでしょうか。
この場合、ブレーキ役が「ちょっと待て」「なんだ、止めるのか?」「いや。もっと派手にやろう」と同調するなど、テンポを崩してやると、そうした「予想外」がより盛り上がるということもあります。

そんなわけで、「役に徹してる」というのが何を意味しているのかをご自身でよく把握し、原因がどこにあるのか考えてみると良いのではと思います。
一見してキャラの問題に思えるけど、そもそも「役」というものの扱いに問題があるのかもしれないし、あるいはそれ以外のドラマが書けてると思い込んでるだけで書けてないのかもしれない。正直読んでみないと第三者にはわかりません。
既に書いたけど、「役」というわざとらしさを逆に特化させることでより良くなることも考えられるし、指摘されたことはただの事実であって、課題ではないので、ダメだと指摘されたことがダメな理由にはならんし、まだ指摘されただけであって自身の中で課題に昇華するには早いんじゃないでしょうか。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターが書けない!

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元記事:本当に書きたいモノはいつ書くべきか?

相談はタイトル通りです。
以前、作品の批評をお願いした作品は「本当に書きたいモノの為の習作」的な意味もありました。ネタも「本当に書きたいモノ」を考えてる時に思いついたものです。最初から書き上げる自信がなく逃げというか、とりあえず一冊分を練習の意味も込めて書いてみよう、と言うものでした。
 改めて作品を書いていこうとした最中、じゃあ「本当に書きたいモノ」はいつ書けばいいのか? と思い至ったしだいです。今も書ける自信がありません。 
 しかし、思い出のままにせずに未熟なままアウトプットしても面白いとは言ってもらえないでしょう。思入れがありますから、低評価にさらされば、おそらくすっごい「本当に書きたかったモノ」に囚われてしまうような気がします。だらか逃げたと表現しました。いずれ通道なのでしょうが。
 思入れがない作品ならどんどん、実験的な要素を取り言えれて、失敗したとしても糧として消費できます。それなら、「本当に書きたいモノ」の要素を分解してそれぞれ書いてけばいいのか? となりますとそれで満足しちゃうような……。書きたいモノをかけてるし、数もこなせる。上達する上で理もあります。
 その書きたいモノの現在の構想までの構成単位そのものをバラバラにすることにも抵抗があるよな気もします。
 あらためて、「本当に書きたいモノ」はいつ書けばいいでしょうか?

上記の回答(本当に書きたいモノはいつ書くべきか?の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答! 投稿日時:

たぶん、誰に聞いても何人に聞いても「書きたいときに書くのが良い」と返ってくるでしょう。
当然私もそう答えます。
でも、話の本質は「いつ書けばいいか」ということじゃなくて、「それを書く自信が今の自分にはない」ということでしょう。
イメージしてる楽しい雰囲気を想定通りに仕上げる自信がないから、それを自分の手で台無しにしてしまうんじゃないか、という不安。

そういうときに役立つのが「プロット」です。
設定集とか大筋の流れだけとかじゃなくて、シーンの流れがわかるくらいに、物語の全てを書き出した詳細なプロットです。
プロットの作り方はそれぞれだけど、物語の全容の形が見て取れるプロットを書ければ、それが出来るなら執筆しても問題ないって事だから。
プロットが出来ず詰まるところがあるなら、まだその物語に足りないものがあるって事。
出来たプロットを眺めて、納得がいかないなら自分が想定してたイメージが表現しきれてないってこと。
適当な作品は適当に一回プロット組み立てるだけだけど、やっぱりしっかりやらなきゃいけない場合は何度も納得できるまでプロットを作るし、それで自分の中で「これならいける」と納得できるなら、それは「書ける」という自信になる。
実際に執筆する前に、それがどんな話になるのかシミュレーションしている、と考えるとここでプロットの役割がどんなものか理解できるかなと思います。
このプロットの時点で面白い作品は、たいがい面白く仕上がります。

カテゴリー : その他 スレッド: 本当に書きたいモノはいつ書くべきか?

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元記事:文章に突き刺さるような衝撃が足りません& アスペルガーの作者がアスペルガーの進行を出すのはセーフでしょうか?

こんにちは。
なろうの方で小説を書いているものです。

『創作の腕を磨きたいなら、3人の師匠を勝手に持て。
そして 作風をひたすらトレスしろ』 というような言葉を聞いたことがあります。
僕も自分の師匠の胸に突き刺さるような 文章を見習って強いメッセージ性のある
文章を作りたいのですが、なかなかうまくいきません。
どんな文章なのか気になる方もいらっしゃると思うので、僕の師匠の文を例に挙げてみます。

1.少年少女前を向け 眩む炎天すら希望論だって 『ツカミトレツカミトレ』 太陽が赤く燃え上がる。
さあさあコールだ 最後にしよう 最善策はその目を見開いた オーバーな妄想戦線
感情性のメビウスの先へ

2. 君を救うためなら俺は何度でも死ぬ

3. かさぶただらけ荒くれた日々が
削り削られ擦り切れた今が
君の言葉で蘇る
鮮やかにも現れていく
蛹のまま眠る魂を
食べかけのまま捨てたあの夢を
もう一度取り戻せ

1.は自然の敵Pの『チルドレンレコード』で、2.は長月達平先生の『Re:ゼロから始まる異世界生活』で、3.が米津玄師さんの『ピースサイン』です。

誰もなかなか言えない言葉を効果的に強調し 心に突き刺さるようにうまく記述してるのが分かります。
「師匠たちの様に書けたらいいな」と思うのですが、どうしたらいいでしょうか?

上記の回答(文章に突き刺さるような衝撃が足りません& アスペルガーの作者がアスペルガーの進行を出すのはセーフでしょうか?の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

こうした例文というのは、おおよそ「私の好きな作品の例です」という形で参考になるものを挙げるのが当然ですが、これは、一つ大きな誤解が含まれることになります。

例えばですね、ベガさんがまったく知らないし興味もない、そんなジャンルの名台詞を並べたとして、ベガさんはその名台詞に「メッセージ性がある」「心に刺さるようだ」と果たして感じるでしょうか?

要するに、ベガさんはその作品の内容を知ってるから、「君を救うためなら俺は何度でも死ぬ」という台詞の意味がわかる=メッセージが伝わってくる、というわけです。
つまりこれ、物語(内容)あってこそなんです。
「好きな作品」はそれだけ思い入れがあったりするからなおのこと。

言ってしまえば、「その文章」それ単体では、大してメッセージ性もないし、普通の文章です。
ただ、内容を知ってればその文章の「背景」が見えてくるので、素晴らしい文章に思えるんです。
「突き刺さるような衝撃が足らない」と思うなら、その原因は「文章」ではなくて、「背景」つまり物語のほうです。
リゼロから抜粋した一文は、実は私は読んでないので詳しい内容は知りませんが、概要くらいは知っています。その概要から考えるに、「君を救うためなら俺は何度でも死ぬ」というのは作品の主旨をまるっと表現した一文ですよね。
何度も死んで、ループして、辛い思いをしてでも相手を救おうとしている。本編はそういう内容の物語だと思うんですが、違いますかね?
その「物語」が良いものなんであって、「文章」が良いわけではありません。
この例文の場合は、確かに主旨をコンパクトに表現していて秀逸だけども。別に心に刺さるような表現をしようと思って書いたわけではないでしょう。

歌詞の場合は、小説よりも込められる言葉の数が少ないので、フレーズ、つまり単語で似たようなことをしています。
1の例文は、少年少女ががむしゃらに行動して希望をつかみ取り、一気にゴールへたどり着き次のステージへ進む。そんな物語がイメージできます。
わかりやすい単語を置いて、その複数の単語から連想されるイメージで一つの物語が作れるわけですね。
そのイメージがすなわち「メッセージ」という事。
例えば偉人の名言なんかもそうだけど、その言葉から連想できる言葉の背景がある。
その名言を聞いて理解した瞬間、聞き手のほうがそういう物語を勝手にイメージしちゃう。

で、小説の場合はというと、小説には作者が決めた物語が存在するので、これをより強く強調することが大事だろうと思います。
歌詞や偉人の名言みたく「勝手にイメージ」されたら困るので、作者が考えた想定通りのイメージを強くしてもらう必要があるわけです。
行き当たりばったりで小説を書いてたり、雰囲気しか決めてない場合は、おそらくこのあたりでかなり悩むでしょう。
というのも、「こういう物語」という主旨が決まってないので、「何を強調した文を書いたらいいのかわからない」となるためです。
リゼロの場合はヒロインか誰かを救うためにループして何度も主人公が死ぬって話ですよね? だから例文みたいな台詞が出て来る。
こうした主旨が決まってなかったら、絶対にと言っていいほど、例文みたいな台詞は思い浮かばなかったろうと思います。

まとめると、
その例文は「文章」それ単体では、普通です。
ただ、「物語を凝縮した一文」なので、内容を知ってればその一文の意味が、書かれている事以上にイメージできる。
これによって読者は「それまでの過程」を一気に連想するので、この一文が非常に重いものになってくる。
つまりここで連想し印象に残る物語が強いほど、一文に強いメッセージ性を与えることができる。
要するに「物語」あってこそ。
こうした文章は、おおよそ話が盛り上がるタイミング、クライマックスか、読後感を深めるためのラスト数行か、あるいはこれから読む物語の雰囲気を知ってもらうために序盤へと配置することが多いと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章に突き刺さるような衝撃が足りません& アスペルガーの作者がアスペルガーの進行を出すのはセーフでしょうか?

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元記事:冷静な強キャラを怒らせる

私が書こうとしている物語で以下の展開があります。

登場人物
主人公A:男
敵女B:大人の女。悪の組織に所属する冷静な悪女。後々ヒロインになる

展開
1:BはAを確実に抹殺するために、念入りに作戦を立てて追い詰める。
2:しかし、すべてを覆され、逆にAに追い詰められる
3:どんなときも冷静なBが失敗に次ぐ失敗で冷静さを失い激昂する

この3なのですが冷静で大物な大人の女が激昂するというのは自分でどうしても違和感があります。Bには最終的にAに屈服してほしいのですが、Bの強キャラ感を残しつつ、Aに感情剥き出しで敗北させるにはどうしたらいいでしょうか?

どなたか教えてください。
お願いします。

上記の回答(冷静な強キャラを怒らせるの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

逆鱗という言葉があります。誰にでも逆鱗はあるものです。
そこに触れると、穏やかな人でも狂ったように怒ります。

違和感があるということは、その逆鱗を決めていないか上手く表現できていないのでしょう。
例えば、有能な女は今まで失敗したことがない。それが一度主人公に関わったがために何もかもが上手く行かなくなった。もとを正せば主人公のせい。それが八つ当たりだと自覚していても怒らずにはいられない。何もかも主人公が悪い。
という感じなら自然だと思いますが、これは「有能で失敗したことがない」という前置きが伏線になっていて、これをしっかり印象づけるよう書かないと、同じように書いても違和感は残ると思います。
つまり、それがこの有能な女の逆鱗だったわけですね。

なので例えば、有能な女を慕う部下のドジ娘なんかを出して、有能な女をヨイショしまくる。慕ってるオーラを出しまくる。それが主人公に関わって失敗してからドジ娘にまで失望の眼差しで見られる。そんなシーンを用意したりして、「有能な自分に誇りがあった」という事をわかりやすく伝える工夫が必要かなと思います。

もちろんこれはただの例であって、話の本質はこうした「逆鱗」あるいは「琴線」や「ツボ(笑いのツボとかそういう意味の)」と考えても良いですが、「激昂するため」のスイッチをしっかりと描写していくことが大事です。
もっと創作的な言葉で言えば、「激昂」するための伏線をしっかり書けば違和感はないよ、とそれだけの話ですね。

話が反れますが、「伏線」って「序盤から考えてた俺すげえ」みたいな勘違いした認識の人がチラホラいたりしますが、基本的に伏線というのは「無理な展開」を自然に見せるための技術で、こういう悩みのときの解決法はだいたい伏線を置いとけばまるっと解決します。
今回の場合は、有能な女が怒るための要素(私は逆鱗と表現したけども)を前もって伏線にしておけば、「冷静沈着な有能女がいきなり怒り出して違和感」ということにはならないでしょう。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 冷静な強キャラを怒らせる

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元記事:小説全体の流れ

私は今までいろいろな作品を読んできて、自分も小説を書きたいと思いプロットを書き上げました。この度は私のプロットについて、おもしろみを感じるかどうか、修正した方がいいところがないかを相談したいと思い書き込ませていただきました。

[プロット]
全て書くと長くなるので、要点だけ書きます。

主人公は異世界に召喚された。日本にいた時の記憶は転移中の肉体改変によりほとんどなく、ただ召喚された世界が自分のいた世界と違うということだけはわかっている。召喚理由は約100年前に世界に突如現れた魔族及びそれを従える魔王を討伐するため。

主人公は第4王女(ヒロイン)とともに旅立つ。主人公は肉体改変により世界に適した身体になっており、剣の理や魔法も少しの練習でうまく扱えるようになった。実戦経験が最も上達するので、旅に出る。

冒険者ギルド的なところに登録し、暫くは実戦経験を積む。しかしある日その町が魔族による襲撃を受ける。

魔族は強かったが仲間の協力のもとなんとか討伐。しかしより強力な魔族が出てきて苦戦、倒したと思いきや致命傷は負わせられなかった。そこで出てきたのが最高ランクの冒険者で、あっという間にその魔族を倒す。

力不足を感じた主人公は更なる高みを求めて強力な魔族がいるといわれる地域へ赴く。魔素の高い山で世界でただ1匹の竜に会い、戦闘になる。殺されそうになるが、竜が主人公は召喚された人物だと見抜くと攻撃を止めた。竜は神に創られた存在であり、その神の力を介した召喚により現れた主人公を殺すわけにはいかない。神の意向に背くことになるから。主人公は竜に力の使い方と魔王の力、そして世界の真実の一部を知る。

その頃街は魔族に襲われており、主人公は新たな力を使い魔族を撃退。

その国は突然魔族討伐のため協定を結んでいたはずの他国から侵攻を受ける。主人公はその地へ赴く。それはその国を乗っ取った魔族の仕業であった。その魔族は魔王軍トップ4の力を持っていて、強大な存在であったが仲間の力と主人公が過去を思い出したことによる能力の覚醒(細かい設定は省きます)で魔族を倒す。

今度は魔族からの大規模侵攻があり、それを乗り越え遂に魔王城へと辿り着く。

そこで世界の真実を知る。

魔族は人間から信仰心を集めようとした神が創り出したものであった。魔王は魔族を統括する存在で、魔王が死ねば魔族すべてが死ぬ。それでも主人公は今まで託されてきたもののため、魔王は同胞を守るため、命をかけて戦う。

主人公は魔王を追い詰める。決着はついた、でも魔王を殺しはせず共存の方法を模索する。

そこで神が登場。魔王を魔獣化させ主人公は再び魔王と戦うことになる。しかし主人公が魔王の心臓に剣を突き立てたとき、魔王から力を継承される。その力が消えた時、魔族は死ぬ。決して、途絶えさせてはならない。その力を使い神と戦う。1度は神に殺されるものの、魔王の遺した力により復活、神を倒す。

主人公は神の力を乗っ取り新たな世界を創造、魔族は新たな世界で生きることとなる。主人公は力の消滅により世界から消えるが、元の世界に戻ることに成功する。

人間は神に勝ち、その呪縛から逃れた。自らの力で未来を切り開くことができるようになった。

このまま書き進めて、おもしろみを感じていただけるでしょうか。最後に真実を詰めすぎて序盤がつまらなくなってしまうでしょうか。

よろしくお願い致します。

上記の回答(小説全体の流れの返信)

投稿者 読むせん : 0

・・・・わりとショーもないです(;´・ω・)

 しょせん見せ方の問題だけどさ・・・慎重勇者とかいうアニメの粗筋をYouTubeで見たけど【盾勇】のサブシナリオの完全盗作レベルでシナリオ同じだから「えー・・・褒めるの?まじか・・・」ってなったし。
まぁ【盾勇】も某作家と同じ展開で「え!?ちょ、いいの!?盗作になってない!?」ってなったけど。

盾勇さんは大量の追加設定要素をぶち込みまくって、闇鍋カオスになったからアレでいいか別に・・ってなったのよねー。
―――――――――――――――――――————
 にしても「どんでん返し」が無いくせに「ちゃぶ台かえし」は微妙だぜぇ~?

①日本にいた時の記憶は転移中の肉体改変によりほとんどない(召喚された世界が自分のいた世界と違うということだけはわかっている程度)
②召喚理由は約100年前に世界に突如現れた魔族及びそれを従える魔王を討伐するため。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とのことなので、
①敵を倒すと召喚された主人公の記憶が少し取り戻す事ができる。

②主人公には何か召喚前に何か【大事なこと】があった事だけを覚えている
それを思い出したいから戦う

③そもそも主人公は現代日本転生者などではなかった。

④主人公は神に改造されてしまった魔族個体であり、魔族の自我と尊厳を奪い、魔族を使い潰す邪悪な「神への反逆」のために魔族が希望を託した【魔族の勇者】だった。

⑤いいように世界を搾取してエネルギーを吸い尽くす寄生存在【神】を倒し、主人公は本当の世界平和と魔族の自由を手に入れる。

とかねー。デスガイアっぽいオチだし、これでも安直な方だけど(;´∀`)

カテゴリー : ストーリー スレッド: 小説全体の流れ

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投稿日時:

元記事:文章の量について

はじめまして、この度初めて質問をさせていただきます。
なろうの書籍化作品を見ると、一話だけで一万文字を越えていました。それも物語内ではあまり時間が進まずに。
自分も真似してみようと奮闘するのですが、どうしても三千字程度になってしまうのです。
やはり描写が足りないのでしょうか?
どうしたら描写を増やせるのか、文量を増やせるのか。
どうか、お力添えをお願い致します。

上記の回答(文章の量についての返信)

投稿者 みりん : 0

みかもさん、こんにちは。

なろうの一話というのは、
投稿画面の第1部分のことを指しますか?
なろうの1画面(1ページ?)の文字数は、2500~5000字くらいが理想とどこかで見たことがあります。
1画面であまり文字数が多いと読むのに時間がかかるのでお昼休みや駅のホーム、寝る前など隙間時間に読みたいという読者さんに避けられるからという理由付きで記憶しています。
なろうの創作論、創作講座などを読んで覚えた記憶です。
ちゃんとしたソースが思い出せないのですが、一理あると思いますので、もし1画面(1場面)の文字数の話なのであれば、いまは気にせずに書いてみてもよいのではないかと思いました。

見当違いの意見でしたらすみません!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章の量について

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投稿日時:

元記事:現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

 タイトルの通りです。
 現代ファンタジーで学園ものを書きたいのですが、気をつけるべき点を教えて下さい。
 私の知っている学園ものだと『学戦都市アスタリスク』や『とある魔術の禁書目録』、『落第騎士の英雄譚』、『緋弾のアリア』などがあります。
 どれも作品によって描かれている世界の細かな所が違うと思いました。
 現代ファンタジーでは書かなくてはいけない点や書かなくても問題のない点などを具体的に知りたいと思っています。

上記の回答(現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0

エロゲをやっている高校生主人公とかもいますので、その辺りをやる場合はドギツクならないように描写するとかでしょうか。生存の杉崎はエロゲーマーですが、エロシーンは見ないように飛ばして恋愛パートだけ楽しんでいるタイプです。また同社から出ている非オタの彼女という作品もエロゲをテーマにしていますが、触れるのはエロゲのストーリーだけでやるシーンは一切出てきません。この主人公もエロよりもストーリーを楽しむ派です。
つまり、主人公が18禁なことに足を踏み入れていても性癖までお下劣に見られないように……ということにお気を付けください。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

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