タイトルの検討を内容と一歩離して考えるのは有り
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新、新タイトルの相談(元記事)
えっと、前の意見を参考にまた新タイトルを考えてみました。
まだ、先月から書き始めたばかりなので、どんなタイトルが読書の興味を引く意外性かが分からないところがあります。
それはなろうとカクヨムで流行っているワードを知らないからということにあると思いました。
なので、単語でタイトルを検索するように致しました。
読者の興味を引くかは分かりませんが下記のタイトルを興味を引く意外性で考えたつもりなのがこちらです。
「おバカな義兄が優等生でブラコンな義妹を持ったら恋愛関係になった」
です。
ブラコンや妹って割とポイント貰える単語なのかな、と思い入れてみましたので評価のほどをよろしくおねがいします。
内容は作家でごはんで面白いなどと言われ、ラ研ではネット小説向けの文書を書いていると言われたのでタイトルが思いつかなく、悔しい思いをしてます。
ただ、以前よりはコツは掴めたんだよなあ…。
タイトルの検討を内容と一歩離して考えるのは有り
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1
もちろん、タイトルよりも本編の方が重要なのは論をまちません。
ただ。
本編にしても、「エンタメの場合は冒頭のつかみがきわめて重要」という主張があります。それと同じ。
一方で「冒頭だけ良くても中盤~ラストがだめなら意味がない」という意見もあると思いますが、そういう考えは正論に見えて実は俯瞰的な視点が欠けています。
よくいるんですね。作品の冒頭が冗長で退屈だと指摘されると、「この作品にはこういうスローテンポな書き出しが必要で、それでこそ先の展開が生きてくるのだから、変えることはできない」
……そう、言い張る人が。
しかし冒頭がつまらなければ、先の展開がどんなに素晴らしくてもそこまで読んでもらえないので。
エンタメの創作論では「竜頭蛇尾」を目指せとさえ言われます。
これはもちろん極論で「竜頭竜尾」が最も良いに決まっているのですが、「蛇頭竜尾」よりは「竜頭蛇尾」の方がまだましということ。
冒頭だけ良くて後がしょぼければ読者に見捨てられる可能性大ですから「竜頭蛇尾」はやはりダメでしょうが、それ以上に冒頭で見捨てられたら話にならないということを強調するための、まあ、レトリックですね。
タイトルも同じ。最初に読者の目に触れる部分なのですから、ここでまず勝負してみようという作戦はありだと思います。(もちろん、それだけで勝負は終わりではないということを忘れなければという前提ではありますが)
実際の読者がタイトルを目にする時もまだ本編は知らないわけですから、本編を切り離したタイトルのみの印象も軽視できません。
* * *
なので本編のことは考えずに、いくつか提示されたタイトルの印象だけ述べます。
正直、あまり印象に残らないなとは思いました。こういうことは主観も入るので自信満々で言うわけではありませんが、個人的にはどれもあまり良いタイトルだとは感じませんでした。
具体的な問題点についてはやはりサタンさんが丁寧に説明されていますし、私もいくつか私見は書いてきたつもりです。
これ以上説明はできないので、感覚的に。
印象付けるなら、どこかに一つ「棘」がほしい。
欲望充足を狙うなら、動物的な本能を直視してほしい(やりすぎるとポルノになるので、さりげなくね)。
蛇足ながら後者について、やりすぎ上等なら。
『女教師、縄地獄』
もちろんこういう最終兵器なワードは使用せずに隠すのですが、本質は間違いなくこれです。
カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 新、新タイトルの相談