日本を代表する大文豪である夏目漱石は、何か立派な志があって小説を書き始めた訳ではありません。
気晴らしのために友達から勧められて、家で飼っている大好きな猫をモデルにした小説を書きました。
つまり、現実逃避です。
お金のため、承認欲求のために小説を書くのは良くないことだと考えている人は多いですが、どのような動機で書かれた小説であれ、誰かの心を救うことができたのなら、大きな意義があります。
例え、自分ひとりの心を救うために書いた小説だったとしても、自分を救えたのならそれでOKです。
夏目漱石も自分を救うために小説を書いて、結果、多くの人を感動させています。