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プロを目指す上で。(元記事)

はじめまして、名無しの三平と申します。自分はひっそりとラノベを書いているのですが、やっていくうちに疑問に思ったことがあり、そこで皆様の意見を頂戴したいと思い、こうして掲示板に書かせていただいた次第です。

自分はプロを目指してるのですが、まだしがない新人であっても、読者に受けるものを書いていくべきでしょうか? それとも自分が思いついたネタをとにかく小説という形にしていくという反復(?)創作をしていくべきでしょうか?

現在、いくつもネタがあるものの、小説という形に落とし込むことに躊躇しています。どうか、皆様の意見をお聞かせ願いたいです。よろしくお願いします。

プロを目指す上で。の返信

投稿者 t 投稿日時: : 2

こんにちは、小説を書くのは楽しいですね。

これはよく言われることですが、自分の書きたいものを売れるように書きます。
今の時代なら、自分の書きたいものをPV数が稼げるように書くでしょうか。
私達の世界には”時間”がありますね。

誰にも読まれない、読む人が0人だった小説を書き続けたとして、かなりもって3から4年、普通の人は1年も続きません。ようはタイムリミットがあります。
勘違いしてほしくないことは、
読者に読んでもらうために媚びを売りましょう、と言っているのではありません。
『自分自身が今後も成長し続けていくために』
少人数でいいので読者に読んでもらえる小説が必要だということです。

それで読者にウケるものについて。
これだけだと漠然としていて、海のなかから幻の魚を探すくらい大変です。覚悟や熱意があるならやってみるのもいいと思いますが。
それよりもまずは。
”自分がこれが一番好き”というものを見つけて。
それが特定のヒロインが好きでも、スキルや異能を使ったバトルが好きでも何でもいいです。

そういった自分が好きなもの、これが書きたい! といった情熱を傾けれるものに狙いを絞り。読者に対し、
作者の情熱が伝わるための物語作りを意識するのがいいです。
なぜなら多くの場合では。
作者が感じている面白さが読者には、きちんと伝わっていないケースがあります。
読者からすれば面白いか面白くないか以前の問題で、そもそもどこに面白さがあるか分からないのが、読者数が少ない理由です。
読者に媚びる必要はありません。
自分の書いた熱量が本当に読者まで伝わっているか、これができていれば、誰かに読んでもらうことはそれほど難しいことではなくなります。

・自分が思いついたネタをとにかく小説という形にしていくという反復(?)創作をしていくべきでしょうか?

さきほども書いた通り、私達の世界には”時間”があります。
ここでは現実での生活についての話になります。
普通は3~4年おきに卒業就職、恋人や働くと環境が変化していきます。
恋人ができたらもっと遊びたいと思うようになりますし、働き始めればもっとお金が欲しいと思うかもしれません。
そうなると意識の外側に小説がいってしまうことになり、書こうと思わなくなります、しかしこれは避けては通れません。
なので小説を書けるのは、今だけ、ということを覚えておいてください。

例えば、頑張って書いた小説を新人賞に送って評価シートが返ってきたとします。
そこには今まで聞いたこともないような呪文で、アドバイスが書かれていたとします。そのアドバイスをものすごく大雑把に言えば、長編を後5作書いたら、場合によっては長編を10作書いたら気付けるかもね、そんな内容です。

もしかしたらあなたには、長編を書きながら悠長に待っていられるような、そんな時間はないかもしれません。
そして何も考えずに書いているだけでは時間が足りなくなくなります。
焦る必要はありません。
自分のために自分自身を最高に愛しているなら、無理のないペースでできるだけ、急ぎましょう。

誰かの意見を待つことはありません、その意見が間違っていることや、自分にあったやり方ではないかもしれません。
だから、自分で答えを見つけられるようになりましょう。
そのためにアマでもプロでもいいので、小説を読んで分析して、自分の頭で考る癖をつけましょう。読者はあなたの考えを作品で表現してもらいたいのです、あなたの内側に答えと面白さがあります。
そのための行動と分析する計算はセットです。

そしてこれも大切なことですが。
小説ゲーム漫画アニメ映画、その時代で流行っているものに触れて、自分のなかにある面白いといった感覚を上書きしていってください。面白いものに出会ったら、それを自分なりのやり方でいいのでプロットにしてみたり、文字におこしてみたりしなが
ら遊んでください。

楽しみましょう。

眉間に皺を寄せながら「うーんこれは面白い自分には真似できない」ではなく。
喜びと情熱を感じながら、まるで子供のように、今この瞬間を遊んでください。それが時短しながら周りとはまったく違った成長を遂げていく、最大のコツです。

応援しています。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロを目指す上で。

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