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「名前だけ借りた別物」の是非の返信

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「名前だけ借りた別物」の是非(元記事)

近年のラノベではオリジナルのモンスターの登場は避け、ポピュラーなモンスターの使用が編集から求められるとの話を聞いた事があります。

それも踏まえて私は敢えて作中最も多く登場する雑魚敵にゴブリンでもスライムでもなく蛇のモンスターのバジリスクを使用する事にしました。

ただそのバジリスクがヴェロキラプトル風のオリジナルのモンスターに名前だけ借りてきたような状態で、オリジナルにあった毒や石化能力も(スライムやゴブリンのポジションのわらわら出てくるタイプの敵にあったら厄介すぎるとはいえ)オミットしています。
せいぜい爬虫類という事以外原型を留めていない状態に仕上がりました。

本音としては馴染み深いモンスターハンターのランポスやゲネポスをそのまま使いたかった所に適当な爬虫類系モンスターの名前を付けた結果の産物です。

他にも私がポピュラーなモンスターの名前を使うと大抵上述のバジリスク並のアレンジを加えているのですが、これは「ポピュラーなモンスター」を使ったと言えるのでしょうか。

「名前だけ借りた別物」の是非の返信

投稿者 あざらし 投稿日時: : 3

以下は老婆心。
ちょっと本題から逸れますのでバッキーさんがプロを目標にされていなければ全く余計なこと。心の片隅にでもプロを意識されていなければ、下手すれば悪意に受け取られないことを書いています。
嫌みなく、趣味ならばご本人が楽しめるのが最優先。とても素晴らしいことだと本心から思っておりますので、そういった意味で以下はどうか無視して下さい。

とにもかくにも、ご質問を読んで「怖っ!」ってのが第一印象。
ものすげぇ怖いことをしている(しようとしている)という自覚が欲しいです。それがあれば何もいうことはありません。
お断りしますが否定するわけじゃなく「頼むから、ちょっと待って!」というのが本音。
その前に、

>これは「ポピュラーなモンスター」を使ったと言えるのでしょうか。

これは他の方と似通った話しになるので割愛。
端的には『著者がやりたいことで、御作小説で必要なことには思えない。ただ、通しで作品を読むと印象が変わる可能性もぬぐえない。本当に必要ならば既存の名前を借りてこずに名付けからして欲しい』です。
では本題。

>近年のラノベではオリジナルのモンスターの登場は避け、ポピュラーなモンスターの使用が編集から求められるとの話を聞いた事があります。

この言葉そのものには、得心いく部分もあるのです。
ですが、
1)それは誰に向けて発した言葉なのか?
2)それは誰が発した言葉なのか?
ここが怖い。

具体的にはググったらすぐに見つかりましたが、プロ作家個人に向けて発せられた言葉ですよね。個人的にも結構好きな著者さんだったので私なりに作風も理解していますが、大前提として『著者個人に編集者が向けた言葉』です。
もちろん著者さんに罪があるとは毛ほども思いませんし、それどころか面白い読み物になっていましたが、これは読み手が注意した上で咀嚼することが必要だと思うのです。

発したのはプロの編集者、ざっくりとは『自社レーベルで売るということを第一義に、著者個人の作風・作家性を理解した上で要望をいう』こういう方です。バッキーさんの作品を読み、その上で発言した要望ではありません。
もうちょっと突っ込むと、著者さんはベテランです。編集者からすれば売れ筋を考慮して器用に立ち回ってくれるという期待もあるでしょうし、プロですから編集側の要望傾向を一部でも通すために、交渉としてドア・イン・ザ・フェイスの”落としどころ”を計算に入れた上での発言かも知れません。
また編集者だって人間です。著者との相性もあるでしょうし、どんなタイプの作家に合うオールマイティな編集者でない限りは、方向性が合致しない、ということも考えられます。
なにより著者と編集者はビジネスパートナーです。win-winの関係が根底にありますから、時点でのセッションが結果に反映されるまで、これ以外の見えない出来事が山のようにあるはずです。
事実、記事中に『編集者とやりあう』と著者さんが書いていらっしゃいますよね。お互いにプロですから、編集者は著者を納得させるのが責任でしょうし、著者は反意がある限りは編集者を納得させる理由を提示され続けることでしょう。
ってのが1)

2)はもっと単純で、プロの編集者、つまりは大前提として所属している会社、レーベルがありますよね。
編集者の発言は『うちのレーベルでは、”今は”これが売れ筋傾向! だから先生もお願いしますよ!』こういうことです。いうまでもなくレーベルにとって大正義で、もちろん私だって思うことはあっても部外者が口を挟むことではありません。受け手ですから購入するかどうかが返答です。
ですが、編集者自身も他社レーベルの最新データなんて予想の範疇を超えないでしょうし、そもそもラノベ業界全てともいってない、次の大ヒット作は解るはずもなく究極的には蓋を開けてからです。
要するに編集者さんの発言が特定のレーベルカラーに乗っかってます。(無論、二者の関係上、全くもってそれで良いわけですが)
現在、さぁいくつあるかな? という感じですが、ライトノベルレーベルとして分類すると30は下らんでしょう。
出版社一社から複数のラノベに類するレーベルを出しているのは、それぞれにカラーがあるからですね。
あくまでひとつのカラーを持ったレーベル編集者の発言です。

ラノベの傾向として『ポピュラーなモンスターを求める』というのは否定しませんが、

>本音としては馴染み深いモンスターハンターのランポスやゲネポスをそのまま使いたかった

コレを大切にしてほしい。
元ネタがあっても『なぜ使いたかったのか?』を昇華させ、オリジナルにもっていく、そこからサブキャラまで意味のある生物として創作する、場合によっては物語の主題にまで発展させる、ゆくゆくは作家性のひとつとして育てるという可能性もあるはずです。『使いたかった』をストップさせると、そこから先は何も産まれないということです。

実際のろころ、怖さを感じたのは今回のご質問や、その行方ではなく『近年』という過ぎ去った時間、流行という不安定な代物を意識された所にあります。
これはオリジナリティにとっては諸刃の剣です。それを避けるためにもプロの編集者さんが存在しているはずなんです。
同じ注目するなら、著者さんが書いていらっしゃる『編集者とやりあう』という言葉が意味するところであるべきだと思うのですよ。
編集者が予想する、そのさらに上のおもしろさは、編集者の言いなりから産まれるはずがない。だから著者はプロ、それもベテランなんです。

冒頭で『ものすげぇ怖いことをしている(しようとしている)という自覚が欲しいです。それがあれば何もいうことはありません。』というのは、これが本意です。
ここまで書いたのは単に私が小説好きだから。おもしろい小説を書く著者さんが減ると困るからに他なりません。
大なり小なり誰しも個性はもっているものですが、身の置き方次第、ご本人のスタンスにより、誰でもなく自身の手で簡単に削られ摩耗していきます。
なにとぞご留意下さい。

願わくば個性ある面白い小説を期待しております。
執筆頑張って下さい。応援いたします。

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