小説の分析って意味がありますか?の返信
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小説の分析って意味がありますか?(元記事)
こんにちは。趣味で小説を書いている者です。ここの住民さんたちによって、なんとか習作を執筆している段階なんですが、なかなか筆が乗りません。嫌ということはなく、気分が上がらないというか。
それから前回のスレ、返信ができておらず申し訳ありません…。正直返信する気になるまで、気分が上がりませんでした(そればっかり)。
前回色々とまだ質問などがしたかったことと、親切に答えてくださったのに、私が愚図っているうちにスレが下がりました。また上げるというのも迷惑だろうと、触れずにいます。
本題に入ります。
小説などの作品を読み終えた後、心に引っかかったところ(全くないときもありますが)ならなんでもいいからノートに書く。
それがとても良いものであれば、なぜこういった発想が生まれたのだろう?と作中の世界観と合わせて想像を膨らませていく。そもそもの作品がどうやって生まれたのか?私ならこうやってそれに行き着く、といった風にです。
ちょっとしたものなら、それでも何故自分の琴線に触れたのか、それもノートに書く。
それだけだと雑学といった部類に落ち着くので、何故?何故?を納得の行くまで突き詰める。今すぐにやるのではなく、たまにノートを見返したときでもいいから、思いついたら書くといったように。
もちろん前提としては、分析なんて気にせずその作品を楽しむ、ということです。
これ、全く時間の無駄遣いですかね?ご回答よろしくお願いいたします。
小説の分析って意味がありますか?の返信
投稿者 ハイ 投稿日時: : 1
質問を拝見した時点では、
『どうして無駄と感じたのか?』
の背景がちょっと見えてこなかったんですけど、回答に対する返信を読んでてちょっと感じたことがあったので一応書いておきます。
なお、別に断定や指摘ではなくあくまでこうなんですかね? という、私の想像なのでご容赦下さい。
まず気になったのが、完璧主義、という点でした。
これ、私は子供の頃そうだったんですけど、その時に同時に感じやすかったのが『虚無感』的な感覚だったんですね。
まあ、ありがちですけど、
『人はいつか死ぬ、じゃあ生きてる意味ってなくない?』を筆頭に。
『完璧な出来じゃないなら、存在する意味はない(で、授業の提出物破棄!)』
『永遠に残るわけじゃないんだから、頑張って何かを作る意味って? これって無駄では?』
とかですね。
小説は執筆初期にかなり邪魔されました。思い通りに書けてない! こんなの人に見せらんない! とか。
(なお、これらは今現在はすべて自己解決済み……のはず)
こういった思考、思想はニヒリズムと呼ばれるものなんだろうと思いますが、どうもそれに近しい感覚がわさびさんにはあるような? そんな気がしました。
またあまくささんの質問に対する回答なのですが、全体傾向としては自己の満足を軸として行動していて、明確な結果をもとめているわけではない。……で、合ってますか?
この回答、結構な違和感だったのですけと、
『自己満足が中心で成果をもとめてない』
↓ ↓ ↓
『じゃあ、何を無駄だと感じてるのか???』
何らかの目的に対して成果につながるかつながらないかが一般的には無駄かどうかの基準かと思うのですけど。
質問をされてなお、どうもそのあたりの因果関係が見えてこないんですよね。
この食い違いからみても、わさびさんの感じている無駄と言うのは、なんらかの因果関係的な意味での無駄では無くて。
かなり極論的な感覚をともなった、完璧主義を土台にした漠然とした不安感、なのではないかと、そのように感じました。
ただまあ、それが事実かどうかまでは確かめようが無いのでそれ以上のことはなんともかんとも。
一応、ですけど。
自分の場合、解決?方法は、完璧主義を捨てることでした。
……あるいは、ですけど。
完璧主義だと完璧以外認めらんないから、なかなか先に進めないせいで余計完璧に近づけない、と言うジレンマに気づいたからかもしれませんね。
人はいきなり完璧になれない、不完全を経て初めて完璧に近づいていく、ってことですかね。
ではこのあたりで。
問題解決の参考になりましたら幸いです。
カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 小説の分析って意味がありますか?