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現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。 (No: 1)

スレ主 NOVEL素人 投稿日時:

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。


今書いている作品が、前半後半で切り替わる作品はどうでしょうか。もしかすると切り替わっていないかもしれませんが、念のため説明します。
作品は、冒頭から序幕、1~7章があり、終幕の構成となり、冒頭から1章~3章が前半、4~7章を後半となっています。内容としては、冒頭がその世界観を現すような形でインパクトのある戦闘シーンを持ってきています。次に、1章から日常を挟みながら、非日常へと徐々に展開を持っていき、戦闘シーンを間に数回挟んで、数日間物語が進む形です。それで、1章からの敵役の存在を3章で倒し、今回のみ一件落着という形になります。4章からは全く違う展開からスタートして後半の新しい敵役を出します。そして、7章で後半の敵を倒すと、前半と同じような流れで、後半も終えます。こういった作品でも特に問題はないのでしょうか。一応、新人賞は1巻で終わるようにすると理解していますが、物語を2巻分を集約した形になっている気がして、確認を取りたいです。
また、実際1巻目でそういった描かれ方をしている作品がありましたら、教えてください。


主人公やヒロインのキャラ性や設定はどの程度出していき、どの位の流れで進めた方がいいですか。主人公は少しミステリアスところがあり、物語とヒロインなど周りの人が徐々に理解していく形にしていきます。私が読んできたラノベやマンガでは、主人公について序盤からドンドン理解出来るようになっている作品がありますが。
後半になってから理解が深まり安くなるのは余りよろしくないのでしょうか。


いきなり、急展開を出すのは具体的にどの程度が良くて、駄目なのでしょうか。
予定では、主人公がこのあと敵と最後の戦いをするというのに、いきなり新しい敵役や予想外の展開が出て邪魔する感じです。無論、これは1巻の中で対処して次の戦いに無事に進めていきますが、いい流れやタイミングを妨げる展開はいいものかどうかが気になります。例えるなら、主人公が最終決戦で変身中や合体中に邪魔をされて戦えなくして、怪我を負い変身も合体も出来ないまま最終決戦に挑んでしまうことになったり、最終決戦を逃してしまうとかをイメージしてくださればいいと思います。


1巻で出てくる伏線は全て1巻内で回収したり証明しないといけないでしょうか。
読んできたラノベでは、1巻目で出た伏線や謎を同じ巻で分かる場合もありますが、
多くが次巻以降で判明していくのは非常に多いです。


新人賞で、意外な盲点やミス、作品として失敗や落選しやすいものはどういったものが多いですか。特に、設定や流れ、物語の書き方などであれば、教えてください。

カテゴリー: その他

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人気回答!現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 3 No: 1の返信

投稿日時:

>物語を2巻分を集約した形になっている気がして、確認を取りたいです。
正確な回答をするんであれば、正直読まないとわからない、としか言えない。
物語の構造的には、物語の中盤でガラッと変化するのはアリ。なにげに結構実力のある人がやったりする。
例えば、
親を殺された主人公がヒロインと協力して犯人を突き止める話で、中盤で犯人が判明して主人公が直接対決して倒してしまう。ところが実は主人公の両親こそが悪者で犯人は主人公の両親を止めるために行動していたのだった。主人公が犯人を倒してしまったために両親の計画が再稼働し、ヒロインが計画に巻き込まれ、全てに責任を感じた主人公は全力で両親に立ち向かう。
とか。
こういう構成の話は、前半は「話の世界観を知ってもらうため・話を広げるため」という目的があって、後半は「物語を収束させるため」という目的がある。
前半と後半で、こんな感じで役割が違うのであればぜんぜんアリ。むしろ実力ないしセンスある。
でも、まったく同じ単に1話2話ってだけの構成であるなら、ウケは悪いと思う。

その場合、対策としては、2話でやる内容の布石を1話に散りばめる、というのが物語完成後の今からでも出来ることじゃないかな。
例えば
>1章から日常を挟みながら、非日常へと徐々に展開を持っていき、戦闘シーンを間に数回挟んで、
この流れは後半も同じなようだから、いっそ後半の「日常」とやらの一部を前半に持ってきてしまうとか。後半に出す伏線の一部を前半に書くとか。後半の敵の登場を前半の敵登場より前に持ってくるとか。
こうすると、1話を終えて、けど明確に解決してない問題が山ほどあるって状態になるだろうから、そこで2話が始まって全て解決して話が終わる。
更にダメ押しで一貫性を持たせたプロローグとエピローグを書いて強引に2つの話を「一個の物語ですよ」感を持たせる。
まあ、新人賞なので規定が許すならばの話でもあるけども。たぶん「日常」とか「非日常」って書いてあるあたり不要な部分が結構あると思うから、誰かに読んでもらって意見をもらった方がいい。

>主人公やヒロインのキャラ性や設定はどの程度出していき、どの位の流れで進めた方がいいですか。
そりゃ魅力が伝わるくらいまで。
キャラの主な特徴を具体的に書き出してみて、それが本編で表現できてるかを考えてみれば良いと思う。
主人公の◯◯な部分はこのシーンで上手く出てるなとか判断できて、それが十分だと思えるなら十分だと思うほかない。
というのも、
作品によってキャラクターの比重は変わってくるので、極端だけどヒロイン主体の物語であれば主人公よりヒロインを目立たせるべきだから、主人公は展開に関わる性格性と記号化できる特徴さえ表現できてればあとはヒロインに集中すべき。
逆に主人公が主体なのであればヒロインは主人公を目立たせるための行動をすべき。

>主人公について序盤からドンドン理解出来るようになっている作品がありますが。
基本的には序盤からある程度の特徴を理解できるほうが望ましい。
小説は表現方法が文字だけなので、「誰」が「何」をしているのかがわからないと楽しめない。この「誰」というのが「どんな主人公か」に相当するので、せめてそれがわかるくらいには書かないと「何」をしているのかが理解しにくくなる。
けど、
>後半になってから理解が深まり安くなるのは余りよろしくないのでしょうか。
前述した事はあくまで「どんな主人公か」がわかれば良いので、序盤で詳細を語る必要はないため、
例えば「主人公はずる賢くセコい人間」として「だから戦闘もずる賢くセコく勝つ」という展開を置く。そして後半では「けれど主人公にはこういう切り札もある」と奥の手を隠し持っておくというのは全然あり。
ようは、何度も書くけど序盤では「どんな主人公(ヒロイン)か」がわかれば良い。それはフワッとした印象だけでも伝われば問題ない。

>いきなり、急展開を出すのは具体的にどの程度が良くて、駄目なのでしょうか。
聞きたいことはわかるけど、というかお悩み全部がそうなんだけど、そもそもスレ主さんの作品を読んで具体例を出さないとどうとも言えないことばかりッス。
聞く限りでは、ボス戦前の横槍はアリ。展開次第ではむしろ熱い。
例えば、前半で倒したと思ってた敵が後半ボス戦の前哨戦になったりとか、前半敵の執念が感じられて熱い。
でも、本当に脈略なく唐突にどこの誰とも知らんヤツが横槍入れてきたら邪魔なだけかもしれん。
書き方次第。

>1巻で出てくる伏線は全て1巻内で回収したり証明しないといけないでしょうか。
基本的には回収したほうが良い。未回収だと未完成って印象が出てしまうから新人賞では命取りになりかねない。
ただ、逆を言えば「伏線と思われなければ問題ない」とも言えるので、
例えば「ヒロインは不思議な形のブローチをつけていた」と、これだけでは何のことかわからんので伏線とは思わないけど、最終的に「そのブローチは◯◯の力が込められたアイテムでヒロインは正統な~」って流れになると、これって「ヒロインがブローチを持ってる」ということは伏線なわけだけど、回収されなければ伏線にならない伏線だよね。
だから、伏線とわからなければ問題ない。
まあ、言い換えると「回収しなきゃ変になる伏線がある」という時点で、それは回収しなきゃ未完扱いになりかねないと思います。

>多くが次巻以降で判明していくのは非常に多いです。
「新人賞受賞作品」という枠内で「回収しなくても問題ない伏線」以外で、となると未回収の作品は非常に少ないんじゃないかと思う。
無いことはない。
例えば「涼宮ハルヒの憂鬱」なんかは、「涼宮ハルヒは何者なのか」ってテーマで終始書かれるけど、結局最後まで明確な答えは出てなくて、主人公の納得や理解といった主観的で曖昧な答えしかない。
でもこれは「涼宮ハルヒというわけのわからんやつ」っていうのを書いてる部分もあるから、逆に正体を明確にしてしまったら面白くない。
そういう判断もある。
「次巻で判明するから今は隠しておいたほうが」というのはNG。
「この物語は判明せず曖昧なほうが面白いから」というのはOK。
例えば恋愛モノで主人公とヒロインがくっつくかどうかって話では、次巻以降でも恋愛するからくっつかないで終わるってのはNG。くっつくかくっつかないか曖昧なままでこういう雰囲気の二人ですって物語の印象を作るのはOK。
伏線の話からズレてきたけど、まあ、たぶん判断は難しいと思う。

>作品として失敗や落選しやすいもの
未完作品。
作者はちゃんと書き上げてるつもりだけど編集ないし下読み判断で未完扱いにされることは多い。
いくつかの例は前述した通りだけど、例えば「魔王を倒す話」で「幹部を倒して一段落したところで終わり」とか。
続刊を想定しているものは完成してても未完扱いになりやすいから、まず落ちる。
その応募作品の物語だけでちゃんと終わってるもの、でないとダメ。
1~4までの相談を読む限り、本当はもっと長い話だけど新人賞の規定に合うように詰め込んだ感がちょっとする。

前半と後半で、切り分け可能な別々の話になってしまってるのなら、前半だけをリメイクして新人賞用に書き直した方がいいと思うよ。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信の返信 (No: 6)

スレ主 NOVEL素人 : 1 No: 2の返信

投稿日時:

ご回答ありがとうございます。
回答について確認質問です。(もしかすると、認識理解が間違っているかもしれませんが)
1について
新人賞に出す予定ですので、あらすじ本編ネット投降や掲載は難しくなっております。また、まだ完成には至っていません。
1巻の内容ですが、より分かりやすい説明をどうするべきか迷い、例として他の作者が描かれた一番多くの方が知っている作品を挙げようと思います。(内容は勿論全然違います)
現在の連載中の人気漫画「ワンピース」
序章、1~3章をルフィ登場から、ゾロが仲間になるところまでとします。そして、4~7章がバギー対決という感じです。そして、2巻目からウソップ回へと続く感じです。
話としては、ある意味続いていますが、ただ敵や舞台が異なるという形です。

どうして2個分の話でこうなったかですが、元々は序章から3章までが1巻の内容でしたが、間の話が余り無いこと分かり、2巻目以降にやりたいネタを持ってきて、ある程度続く感じに1巻目と2巻目を修正しました。全く異なったというより、少し違和感があるように思える感じです。プロが読んだらおそらくあぁこれ2巻分を1巻に集約したなと思われるのではないでしょうか。
ストーリーの流れを考える悩みとして、どうやら私の作品を考える際、長編もののアニメや漫画のような構成や流れで考える傾向があるようで、ラノベをはじめどうしても1巻のみできっちり終わる作品の考えが中々出来ないようです。頭の中で作品を考えるとどうしても長編もので、そういった構成やテンポ、流れのある作品が出来てしまいます。
それと確認ですが、他の質問項目や他の回答者から見て思ったのですが。
結局、新人賞をどこからどこまで書くかなんですが。私の考えでは、主人公が区切りいいところまでという認識です。歴史もので例えると織田信長の歴史で例えさせて頂ければ、信長が産まれてから桶狭間を1巻として、それで新人賞という認識です。ただ、自分で区切りがいいかの判斷となるので、出版社や読者によっては、違うように感じるかもしれません。

または、新人賞に出す1巻は、連載作品の1巻目から最終巻をまとめたものにしないといけないということでしょうか。そうなると1巻目の最後戦闘シーンに、最終巻予定のラスボスを出して倒すという構成になると思います。
また、新人賞作品に1巻から終わりまで全て書くとして。もし受賞し連載が決まれば、それをバラして新しい1巻目から書いていくことになるのでしょうか。その場合、勿論、編集部側も理解してこちらが書きたい1巻に直せるという認識で宜しいでしょうか。漫画の例として、ルフィが登場してから仲間集め、ラストにワンピースを見つけて終わるという話を1巻でやるというイメージでしょうか。

2について
品内容をバラせないので、ある程度登場人物や関係性についてお伝えします。
主人公は、表向きには学生ですが、裏では一般に公表されていない職務についています。そして、ヒロインは普通の一般人の学生です。主人公が、ある仕事でヒロインの学校へ行き、そこで二人は出会います。最初の二人の関係は、ただのクラスメートという関係です。主人公は、余りヒロインをはじめクラスメートとは馴染む気がなく、必要最低限のコミュニケーションしかとりません。これ、コミ障とかでなく本人が必要なことでないと判斷したことと、普段から必要以上に話さないところがあるからです。そこから数日後、ある事件にヒロインが巻き込まれ、危ないところを主人公が助ける。そこから二人は特殊な関係を持っていくことになります。主人公について。話としては、ヒロインが主人公を徐々に接することで理解していく形となり、他の言動も含めて、読者が理解出来るようになっています。しかし、冒頭から前半(およそ3章4章)あたりまでは、主人公について情報が少なく、余り感情移入、共感性が無いかもしれません。後半から増えていく感じです。
もし続編があれば、それ以降からクラスメートと共、関係が出来るより、過去のことなども出てきます。ヒロインについては、最初から人間性から性格まで出ていきます。そして、物語が進むにつれて、主人公のヒロインが親密な関係になっていきます。
仮に1番目の質問でした通り、新人賞の1巻分に最終まで出す場合は、一気に主人公については出さないといけない上、ヒロインとも親密にしないといけない感じでしょうか。

3について
この件について、一応わかりました。急展開はいい形で出して、いい収拾が出来るようにしたいと思います。

4について
1巻で全部伏線回収やネタを書き切る必要があるなら、やはり1巻で完結する内容が宜しいでしょうか。

5について
他で質問しました、結局新人賞1巻で綺麗に終わるようにしないといけないといけないのですね。
>>例えば「魔王を倒す話」で「幹部を倒して一段落したところで終わり」とか。
ということは、もうラスボスを1巻で持ってきて倒さないといけないという認識であっていることで宜しいでしょうか。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信の返信の返信 (No: 10)

投稿者 サタン : 2 No: 6の返信

投稿日時:

>新人賞に出す予定ですので、あらすじ本編ネット投降や掲載は難しくなっております。
投稿前に消せばいいんで、別に難しくはない。けど私の回答の「読まなきゃわからん」の意図としては、多くの作品に該当する汎用的回答は無理でスレ主さんの作品のみに通用する限定的な回答でしか答えられない質問なので、読んでない以上は正確なことは言えない、というだけの事です。どっかにUPしろや的な意味じゃないッス。

でもワンピに例えられた感じを見る限り、かなり難しいだろうなと思います。
というのも、スレ主さんはご自身で素人と名乗っていますが、漫画に親しみ文庫の小説を日頃あまり読まないタイプの初心者さんによくある構成の仕方をしてると感じたからです。
スレ主さんは「漫画の長編みたいなイメージしか浮かばない」と書かれているけど、ほぼ漫画しか読んでない初心者さんはだいたい同じことを言ったりします。
それで出来れば別に問題ないことですが、
このタイプの初心者さんは、その「漫画の長編」も雑誌に載る前には「読み切り」という形で完結した短編ストーリーを作って、それが連載シリーズになるかどうか審査を受ける、という事実をすっかり忘れている。
極端に言えば(あくまで極端な例え話ね)、ラノベ新人賞に出す作品は「連載作品の冒頭」じゃなくて「完結した読み切り作品」なので、連載を前提に作ってる作品はほぼ100%落ちると言ってもいいと思います。作品の主旨を間違えてるから。

>連載作品の1巻目から最終巻をまとめたものにしないといけないということでしょうか。
>新人賞に出す1巻は、連載作品の1巻目から最終巻をまとめたものにしないといけないということでしょうか。そうなると1巻目の最後戦闘シーンに、最終巻予定のラスボスを出して倒すという構成になると思います。

基本的にはその通りです。
勇者が魔王を倒す話を想定しているのなら、魔王を倒すまで書かないと「完結作品」にはならない。
だから、こういう長期作品を想定している場合、それは「新人賞向けではない作品」ってことになる。
新人賞向けに手直しする場合は想定から変える。つまり「魔王を倒す話」から「魔物の大群から故郷を守り切る話」とかにする。こうすりゃ「故郷を守りきった」で終われるので。で、万一受賞したなら、2巻目で「魔王が魔物を操ってた、この魔王を倒す旅に出る勇者」という話にすりゃいい。
でもまあ、ぶっちゃけこういう手を使う人もまた初心者から中級者くらいだから、「魔王を匂わす伏線」とか作っちゃってそういう部分が続編を想定させてしまい、だいたい落とされる。

潔いのはSAOの作者で、人気作品の「ソードアートオンライン」はWeb作品って話だけど、本当は新人賞用の応募作品だったと作者は語っています。
ただ書いてるうちに これは新人賞の規定に収まらない と判断して、Web連載に切り替えた。
で。
新人賞用にソードアート・オンラインの世界観を利用した別の作品「アクセル・ワールド」を書いて、こちらで受賞し作家デビューした。
ちなみにアクセル・ワールドは、物語的に関連性はないけど一応SAOの何十年後かの未来って設定。

このように、新人賞の規定に合わない作品であるなら合うように工夫すべきで、その工夫はストーリーの圧縮ではなくアイディアの時点から行うべき。新人賞ってハードルはそんな小手先では通用しない。

>新人賞の1巻分に最終まで出す場合は、一気に主人公については出さないといけない上、ヒロインとも親密にしないといけない感じでしょうか。
基本的にはそう。
ただ、例えば主人公とヒロインが恋人になりますって場合があったとして、でもそれって程度がありますよね。
ラブラブでイチャイチャなのか、お互いを意識してる初々しいカップルなのか。
でも、この両者はどちらも「恋人」ないし「恋人のような関係」と言える状態ですよね。
主人公とヒロインが親密になる結末を考えているのであれば、せめてその切っ掛けは与えて読者に「二人は親密になるのだろう」と思わせるような展開がないといけないと思う。

でも、この回答はあくまで「最後まで出す場合は最終巻で想定してる親密状態にしなけりゃならないのか」って質問の回答であって、私ならそうはしない。
私の場合なら、前述したけど、そもそもアイディアの段階から変更する。
「魔王を倒す」という最終的な結末から、「故郷を守る」という話に変更する。
魔王を倒すには主人公は勇者に覚醒しなきゃいけないけど、1巻でそれをしなきゃならないか? という質問に置き換えられると思うんだけど、
この場合、魔王なんて存在を出さず、キャラと世界観はそのままで「故郷の危機を救う主人公の活躍を書いた話」にしてしまえば覚醒なんてしなくても問題ないでしょ?

作品に込めるものは、基本的に全部書く。
だから、書ききれないと判断できる場合はアイディアから作り直し。

逆に考えてみてくださいな。
この物語は序盤はテンポ悪いかもしれないけど2巻目からすっごく面白くなるんだ、事実新人賞用には入りきってないけどWebでの感触もいいし友人の反応も凄く良い。本屋に並んでても違和感ないくらい面白い。と、そんな物語を書けたとしましょう。
でも、新人賞の審査員が読むのは、その面白い物語のうち、テンポ悪くて微妙な1巻だけなんですよ。面白い2巻目の内容は書かれてないから読めないし、評価できないから1巻の「微妙な作品」という最終評価にしかならないんです。
これは損ではないですか? 本当は面白い作品なのに。
「続刊を想定するな」は、編集部側の都合ではなくて、作者側の問題として、そんな続刊を想定して出し惜しみしたら評価が低くなるだけなので、損でしかない、ということなんよ。
最初に想定した「面白い」は新人賞用作品の中に全て積み込みましょう。
それが出来る、出来ない、がまず間違いなく作品が審査の人の目にとまる基準だと思う。
多少は妥協して切り捨てる事もるけど、もし切り捨てたアイディアが思いがけず秀逸で高評価で切り捨ててなかったら受賞してたかもしれない、と考えると、私の言ってる意味わかりますかね?
続刊は想定するな。「面白い」は全部書け。それが出来ない未熟者であろうと、その努力はせよ。
でなければ、「もったいない」です。

>新人賞作品に1巻から終わりまで全て書くとして。もし受賞し連載が決まれば、それをバラして新しい1巻目から書いていくことになるのでしょうか。
違います。
「勇者が魔王を倒した」というエンディングから続編を求められます。
ラノベの新人賞作家は皆が一冊に全力を出して全部書くので、受賞した後の二巻目が一番の地獄になります。これは、たぶんほぼ全ての受賞者が言ってることだと思う。
だからといって続刊を想定して2巻目のネタを出し惜しみすると、そんなものは受からないので、だいたいみんな二巻目に苦悩します。
まあ、とはいえやりようはいくらでもあるので。

>結局、新人賞をどこからどこまで書くかなんですが。私の考えでは、主人公が区切りいいところまでという認識です。
新人賞は「最後まで」です。区切りがいいとこまでという作品はまず落ちます。

>ただ、自分で区切りがいいかの判斷となるので、出版社や読者によっては、違うように感じるかもしれません。
これは、そもそも考え方が間違っている。
「どこを終わりにするか?」は作者が決定し、そのように作る。
だから、織田信長なら「尾張を統一する信長」と考えれば弟を下して叔父を倒して教育係の爺やが死んだあたりまで。
「覇道を唱え同士を得て結婚する信長」と考えれば、斎藤道三と意気投合して娘の帰蝶と結婚するまで。
「織田信長の人生」と考えれば、いま挙げたことは「区切り」になってしまって「最後まで」にはならなくなってしまう。
この考え方は前述した「魔王を倒す」から「故郷を守る」にアイディアを変えた考え方と同じ。
スレ主さんはゴールを遠い場所に設定してしまうから長編漫画のようになるだけで、「ラノベ1冊程度で収まる場所」にゴールを設定する。
出版社や読者によって違うように感じるかもしれない、ではなく、
「ココが区切りになるよう、ココがラストになるよう」に作るんですよ。読者によってではなく、作者の意図によって違う。
感じ方の問題じゃない。作り方の問題。

>やはり1巻で完結する内容が宜しいでしょうか。
1巻で完結しない作品は、どんなに面白くても新人賞では100%落とされます。たぶん1次突破もできないんじゃないかな。
1次は編集が読むんじゃなく下読みが読むので、規定とか主旨とかルールから外れたものは問答無用で落とされる。

とりあえず、スレ主さんは長編漫画を想定するようなネタ作りから脱したほうが良いと思う。
そういうネタしか思いつかないとしても、その中でラノベ一冊分に収めるにはどうまとめたら良いか、をよく考えてから物語を作るべきかな。
あくまで新人賞を狙うなら、の話だけども。
今回は新人賞とのことなのでところどころ説教じみたキツイことを書いたと思いますが、創作は自由なので適当に楽しく書くのが一番ですよ。
漫画の長編みたいなネタしか思い浮かばないならWeb連載したほうが良いので、そもそも目指す方向にも気を使ったほうがいいかもしんないと思う。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信 (No: 3)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

小説は自由度が高いので、どのような書き方をしても捌き方次第で良くも悪くもなります。ただし、適切に捌くにはその手法のメリットとデメリットを十分に把握している必要はあります。
そういう意味で、ご質問の1・2・3は書き方次第ではありますが、一般論としてはやらない方が無難です。

1ですが、前半後半で流れが大きく変わること自体は問題ありません。ただし、

>4章からは全く違う展開からスタートして

>7章で後半の敵を倒すと、前半と同じような流れで、後半も終えます。

>物語を2巻分を集約した形になっている気がして、

こういう捉え方で考えていらっしゃるのなら、注意が必要です。例えばサタンさんが説明されているような例は、2巻分のように見えても実は一つのプロットとして設計しているんですよ。そこ、お分かりですか?

映画脚本などのセオリーの一つに、前半に「かりそめの成功を設定する」という手法があるんですね。以下のような流れになります。

1)未熟な主人公が、前半で仲間の助力などを得て何とか困難を克服する。(前半の強敵を倒し一段落、など)

2)中盤以降、ラスボスが現れるなど真の難局が顕現する。

3)主人公は前半以上のピンチに陥る。

4)しかし主人公は、前半での経験を活かし、新たな知見や力を得て最悪のピンチに立ち向かう。

5)真の成功。

4の局面での主人公は独力で戦うか、仲間と共闘するにしてもリードする立場に変化しているのが、ほぼ絶対と言ってよいセオリーです。実際にリーダーになる必要は必ずしもありませんが、仲間が全員絶望しかかっている時に、主人公一人が立ち上がって活路を開き、仲間が自然にそれについていくようになる感じです。アニメなどのラストバトルで、そういう演出がされているのを観たことがないでしょうか? こういうふうに描くことによって、前半では仲間に助けられていた主人公の成長が鮮明になり、彼(彼女)がはっきりと物語の軸になるのです。

でですね。

上記の流れでは、1から5までを切れ目なく構成することもできますが、1と2~5にそれぞれ起承転結を設定して、主要キャラと基本設定だけ共通する別のストーリーのように仕立てることもできます。
しかし後者の場合でも一作品として一気に読ませるなら、前半を土台として後半に発展するような繋がりを作ることや、前半の戦いよりも後半の戦いの方が盛り上がる工夫などが必要です。
少なくとも。単に敵が出現し、戦って倒す。また、別の敵が出現して、戦って倒す。これだけだったらダメなのはほぼ断言できます。

補足。

前半後半の繋がり、後半の盛り上がりが上手く作られていたとしても、後半でまったく展開を変えてしまうと読者が面食らってしまうリスクもありますよ。他の質問にも「読者の没入感にリセットがかかってしまう構成は悪手」と指摘したことがあるのですが、仮に前半が面白くて夢中になって読んでくれた場合(本来、それを目指すべきですよね?)、急に展開が変わると読者の興味にも一段落ついてしまい、「ここまでは面白かったけど、ここから別の話になるなら読まなくてもいいや」ということになりかねないのです。

2について。

>主人公について序盤からドンドン理解出来るようになっている

これは、普通のエンタメならその方が良いからそういう作品が多い、というシンプルな現実があります。主人公がどんなやつなのか、当面、何をしようとしているのか。それが分からないと、読み進む上での拠り所が見つけにくいんです。

>主人公は少しミステリアスところがあり、物語とヒロインなど周りの人が徐々に理解していく形にしていきます。

そういう場合は、ヒロインの方をワトソン型の主人公にして、ミステリアスキャラを外面から描く形にした方が良いかもしれません。

また、一人称三人称ということで考えると、何を考えているか分からないキャラを主人公(語り手)に据えるなら一人称では書きにくいですよね? 三人称必須ということになるはずですが、そのへん考慮されていますか?

3について。

意味のある急展開なのかどうかによります。伏線もなく、唐突感の強い急展開は、読者に「これ、無理に話を面白くしようとして、思い付きで入れてきただけじゃねえの?」と思われてしまう危険が大です。

4について。

1・2巻で1作という構成なら、伏線回収は2巻の最後で良いでしょう。逆に言うと、だからこそそれで1作なのだと言えます。要するに新人賞に送るなら送った作品のラストで回収すればよいかと。
1巻というのが投稿作全体を指すなら、当然、伏線はすべて回収するべきです。

>読んできたラノベでは、1巻目で出た伏線や謎を同じ巻で分かる場合もありますが、多くが次巻以降で判明していくのは非常に多いです。

新人賞投稿作と出版される作品は別物です。新人賞では投稿段階では続編ありきはNGと言われ、受賞後は続編を要求されます。これは別に矛盾ではなく、受賞後に続編有り仕様に書き直しているだけです。

5について。

意外でもないかもしれませんが、安易な視点移動や時系列の乱れはNGとよく言われますね。
これらの件も「いや、プロの作品で、視点や時系列の移動を頻繁にやっている作品はいくらでもあるじゃないか」と反論する人が多いですが、アマチュアがメリット・デメリットを知らずにやると変なものになりやすいんですよ。下読みさんや編集者はそういう悪例をうんざりするほど読んできているので、視点・時系列移動を見ただけで反射的に「はい、こいつ小説の書き方を知らないやつね」と判断してしまう習性があるみたいです。

もう一つ思いつきました。

サタンさんが伏線関連の件について、伏線と気付かれなければよいと仰っています。私も同意ですが、逆のケースもあるので注意が必要です。
作者が伏線だと思っていなくても、例えばキャラを際立たせる目的で特徴的なエピソードを入れると、読者に「これは何かの伏線だな」と思わてしまうケースがあるんですね。こういう場合は作者自身が伏線だと思っていないのですから、当然回収しません。それが「伏線未回収」と批判された時に「いや、これは別に伏線のつもりじゃないから」と言い訳しても意味がありません。
読者がそのエピソードに興味を持ち、何か裏があるんじゃないかと想像すると、謎が明かされるなどを期待しながら読み進むことになります。なのに何事もないと消化不良感を抱くんです。
すなわち。
伏線未回収が悪手と言われることの本質は、読者の期待感を裏切ってしまうということにあります。

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現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信の返信 (No: 7)

スレ主 NOVEL素人 : 0 No: 3の返信

投稿日時:

ご回答ありがとうございます。
回答について確認質問です。(もしかすると、認識理解が間違っているかもしれませんが)
1について
新人賞に出す予定ですので、あらすじ本編ネット投降や掲載は難しくなっております。また、まだ完成には至っていません。
1巻の内容ですが、より分かりやすい説明をどうするべきか迷い、例として他の作者が描かれた一番多くの方が知っている作品を挙げようと思います。(内容は勿論全然違います)
現在の連載中の人気漫画「ワンピース」
序章、1~3章をルフィ登場から、ゾロが仲間になるところまでとします。そして、4~7章がバギー対決という感じです。そして、2巻目からウソップ回へと続く感じです。
話としては、ある意味続いていますが、ただ敵や舞台が異なるという形です。

どうして2個分の話でこうなったかですが、元々は序章から3章までが1巻の内容でしたが、間の話が余り無いこと分かり、2巻目以降にやりたいネタを持ってきて、ある程度続く感じに1巻目と2巻目を修正しました。全く異なったというより、少し違和感があるように思える感じです。プロが読んだらおそらくあぁこれ2巻分を1巻に集約したなと思われるのではないでしょうか。
ストーリーの流れを考える悩みとして、どうやら私の作品を考える際、長編もののアニメや漫画のような構成や流れで考える傾向があるようで、ラノベをはじめどうしても1巻のみできっちり終わる作品の考えが中々出来ないようです。頭の中で作品を考えるとどうしても長編もので、そういった構成やテンポ、流れのある作品が出来てしまいます。
それと確認ですが、他の質問項目や他の回答者から見て思ったのですが。
結局、新人賞をどこからどこまで書くかなんですが。私の考えでは、主人公が区切りいいところまでという認識です。歴史もので例えると織田信長の歴史で例えさせて頂ければ、信長が産まれてから桶狭間を1巻として、それで新人賞という認識です。ただ、自分で区切りがいいかの判斷となるので、出版社や読者によっては、違うように感じるかもしれません。

または、新人賞に出す1巻は、連載作品の1巻目から最終巻をまとめたものにしないといけないということでしょうか。そうなると1巻目の最後戦闘シーンに、最終巻予定のラスボスを出して倒すという構成になると思います。
また、新人賞作品に1巻から終わりまで全て書くとして。もし受賞し連載が決まれば、それをバラして新しい1巻目から書いていくことになるのでしょうか。その場合、勿論、編集部側も理解してこちらが書きたい1巻に直せるという認識で宜しいでしょうか。漫画の例として、ルフィが登場してから仲間集め、ラストにワンピースを見つけて終わるという話を1巻でやるというイメージでしょうか。

2について
作品内容をバラせないので、ある程度登場人物や関係性についてお伝えします。
主人公は、表向きには学生ですが、裏では一般に公表されていない職務についています。
そして、ヒロインは普通の一般人の学生です。
主人公が、ある仕事でヒロインの学校へ行き、そこで二人は出会います。
最初の二人の関係は、ただのクラスメートという関係です。
主人公は、余りヒロインをはじめクラスメートとは馴染む気がなく、必要最低限のコミュニケーションしかとりません。これ、コミ障とかでなく本人が必要なことでないと判斷したことと、普段から必要以上に話さないところがあるからです。そこから数日後、ある事件にヒロインが巻き込まれ、危ないところを主人公が助ける。
そこから二人は特殊な関係を持っていくことになります。
主人公について。話としては、ヒロインが主人公を徐々に接することで理解していく形となり、他の言動も含めて、読者が理解出来るようになっています。しかし、冒頭から前半(およそ3章4章)あたりまでは、主人公について情報が少なく、余り感情移入、共感性が無いかもしれません。後半から増えていく感じです。
もし続編があれば、それ以降からクラスメートと共、関係が出来るより、過去のことなども出てきます。
ヒロインについては、最初から人間性から性格まで出ていきます。
そして、物語が進むにつれて、主人公のヒロインが親密な関係になっていきます。
もし、仮に1番目の質問でした通り、新人賞の1巻分に最終まで出す場合は、一気に主人公については出さないといけない上、ヒロインとも親密にしないといけない感じでしょうか。

>>ヒロインの方をワトソン型の主人公にして、ミステリアスキャラを外面から描く形にした方が良いかもしれません。
とのことですが、相棒というより巻き込まれたヒロインがそのまま協力することになりますが。
一応、ほぼ無関係者同然なので、ワトソンにように相棒にするべきか迷いがありますね。先の話になりますが、もし連載したら7、8巻あたりでヒロインが出ない回とかありますので

3について
1つ目の回答でありますが、セオリーや王道的な展開はよくて、無理して面白くしたものはやはり駄目なのでしょうか。例えば、主人公がついにラスボスにトドメを刺す瞬間、死んだと思われていたラスボスの部下に邪魔され、そのままラスボスが逃げてしまい、話が終わらないという展開は実際、アニメや漫画でも見たことありますが、どうでしょうか。また、伏線を出す場合、漫画と違ってラノベはしっかり文章で書かなければいけないので、もう答えをあらかじめ出しておけないといけないのでしょうか。

4について
1巻で全部伏線回収やネタを書き切る必要があるなら、やはり1巻で完結する内容が宜しいでしょうか。

5について
視点移動や時系列の乱れには注意します。
伏線については、敢えて分かりやすいものと分かりにくいものを書いて
最終的に分かるようにしていきたいです。
ただ、新人賞様に1巻で完結に書くという認識の場合、1巻で全ての伏線を回収させる為には、
大変苦労する気がします。そこで思ったのですが、新人賞ですので、敢えて予定していた伏線を省いて、1巻で収めて書ける分だけの伏線を書くというようにした方がいいでしょうか。
また、その場合もし連載になったら1巻はどのみち修正して新しい1巻に仕上げるので、予定していた伏線に戻すのもありですか。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信の返信の返信 (No: 11)

投稿者 あまくさ : 0 No: 7の返信

投稿日時:

1について

>どうして2個分の話でこうなったかですが、元々は序章から3章までが1巻の内容でしたが、間の話が余り無いこと分かり、2巻目以降にやりたいネタを持ってきて、ある程度続く感じに1巻目と2巻目を修正しました。全く異なったというより、少し違和感があるように思える感じです。プロが読んだらおそらくあぁこれ2巻分を1巻に集約したなと思われるのではないでしょうか。

いえ。
1巻の内容だけでは規定枚数に届かなかったので、2巻を追加して胡麻化そうとしたと思われるでしょうね。
新人賞はあくまで1巻分の内容を過不足なく揃え、一つのストーリーとして書き切る力があるかどうかに注目されるのではないでしょうか? 御作の構成では説明を読む限り、そういう能力に欠けていると看做されてしまう可能性が高そうです。なので、少なくともウソップ回はいらないでしょう。1~3章、または1~7章をふくらませて1巻完結の形にまとめるのがベストかと。

>ストーリーの流れを考える悩みとして、どうやら私の作品を考える際、長編もののアニメや漫画のような構成や流れで考える傾向があるようで、ラノベをはじめどうしても1巻のみできっちり終わる作品の考えが中々出来ないようです。

そこに一番の問題がありそうですね。ご自分で気が付いていらっしゃるのなら、そこから直していく方向に目を向ける方が有益ではないかと思います。

>信長が産まれてから桶狭間を1巻として、それで新人賞という認識です。

重要なのは、ストーリーの目的と結末(1巻分の)をセットで考えることです。

信長はまだ実力が未熟だったころに父に死なれ、若輩の身で領地を背負うことになって桶狭間まではかなり苦闘するんですね。そういう困難な過程を経て、桶狭間で到底勝ち目がないと見られた今川の大軍を撃破することによって、家臣の信頼を得、武田や上杉からも一目置かれるようになります。したがって、ストーリーの序盤で提示された困難を克服し、信長の成長を表現する到達点として桶狭間はうってつけではあります。

しかし、それは目的と結末の組み合わせを構想する考え方の問題なんですね。
やや極論すれば、桶狭間よりもずっと早い時期の、例えば信長と斎藤道三の会見をラストにすることも可能です。信長に嫁いだ道三の娘との関係性をストーリーの主軸にして、悪名高い道三に認められることを目的に据えれば、ストーリー的には十分ありです。

>または、新人賞に出す1巻は、連載作品の1巻目から最終巻をまとめたものにしないといけないということでしょうか。

そんな必要はありません。
1巻で(一応)完結させる構成ということが、もう一つイメージできていないようにお見受けします。
1巻でラスボスを倒さないなら、そもそも1巻にはラスボスを登場させなければいいのです。存在くらいは仄めかすとしても、どこか遠いところにいて当面の主人公の境遇と関係なければ、別にそいつを倒すことを目標にする必要もないでしょう? ラスボスの手勢に村を襲われ家族を殺されたなどの状況を作れば、家族の仇討ちや村の開放をストーリーの目的にすることもできます。

>また、新人賞作品に1巻から終わりまで全て書くとして。もし受賞し連載が決まれば、それをバラして新しい1巻目から書いていくことになるのでしょうか。

バラして複数巻に書き直せるような壮大な内容なら、それを1巻にまとめること自体に無理があります。なので、上記のように1巻相応の一応の結末をつける方向で考える方がよいでしょう。
その場合、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ」的なエンドになってはいけないわけですが。
例えば『スター・ウォーズ』の一番最初の劇場版を思い浮かべてもらえれば分かりやすいかな? あれは確か人気が出なければ1作だけで打ち切る予定だったんじゃなかったかと。だから、皇帝は倒さないけど、一応終わった感はあるように作られていたと思います。また、あの時点ではダース・ベイダーの正体なんて匂わせてもいませんでしたよね。匂わせてしまうと絶対終わらなくなってしまいます。
そういう匙加減ですよ。

2について
ワトソン型と書いたのは語弊があったかも。言いたかったのはその構想だと主人公視点では書きにくいはずなので、視点の軸を他のキャラに置く必要があるということです。
その点についてちゃんと考えられているのなら、無しではありません。

>仮に1番目の質問でした通り、新人賞の1巻分に最終まで出す場合は、一気に主人公については出さないといけない上、ヒロインとも親密にしないといけない感じでしょうか。

繰り返しますが、そもそも投稿作に最終巻までの内容を詰め込む必要はないので。ヒロインについても、まあ、1巻の最後には親密にさせる方が受けがいいというのは普通の考え方でしょうが、それは主人公とヒロインの関係性をどう作っていくかという別の問題です。

3について

プロットとしてちゃんと計算した上での急展開ならかまわないし、むしろそういう要素を入れる方が盛り上がると思いますよ。
ただ、思い付きでやっちゃダメよ、という話です。

4について

何度も繰り返しますが、1巻で完結させるということは、最終巻までの内容を詰め込むという意味ではありません。
その上で、1巻で提示した伏線はすべて回収べきです。

5について

>新人賞ですので、敢えて予定していた伏線を省いて、1巻で収めて書ける分だけの伏線を書くというようにした方がいいでしょうか。

当然、そうなります。

>また、その場合もし連載になったら1巻はどのみち修正して新しい1巻に仕上げるので、予定していた伏線に戻すのもありですか。

それは受賞してから編集部の方と相談してください。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信 (No: 4)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

☆1について

私も先に書かれた他の方と同じことを思いました。
前半で倒した敵ではなく後半で現れた敵が真犯人だったとか、そういう展開なら前半と後半で戦う敵が違っても問題ないですよね。

>物語を2巻分を集約した形になっている気がして、
こういう構成になっていると、新人賞的には構成的にまとまりがないと言う理由でマイナス評価になる恐れがあるかなって思いました。

でも、読んでみないと確実なことは言えないですよね。
公募に詳しい人に下読みしてもらったほうが良いのでは?って思いました。

☆2について

>後半になってから理解が深まり安くなるのは余りよろしくないのでしょうか。

こういう流れだと、読み手が主人公に共感しづらい(感情移入しづらい)恐れがあるのでは?って思いました。また主人公下げがずっと続くのは、ウケが悪い恐れがあると思いました。

他の方が書かれているように主人公をワトソン的な存在のキャラ(想定読者と立場が近いキャラ)にしたほうがいいのでは?って思いました。

一方で、最初は主人公が誤解などされて周囲から理解されず他のキャラからウケが悪かったけど、「テンポよく次々と」「何かをきっかけに」登場人物たちに主人公が受け入れられていく流れなら、主人公上げになっていいと思います。

☆3について
急展開は、話のつじつまが合っていれば予想外の展開で好印象だと思いますよ。
どうしてその敵がいきなり出てきたのか理由が分からないと、唐突という印象を持たれてしまう恐れがあると思いますが。

あと、最近コミカライズ込みで売り出す流れが多いので、主人公がピンチになってもあまり長引かせない展開のほうが好まれると思います。
なので、ピンチの演出はあったほうがいいけど、ずっと主人公下げが続くのはウケが良くない恐れがあるのでは?って思いました。

☆4について
公募って技術のアピールの場だと思うので、完結してないと話をまとめる力がないとみなされる恐れがあると思うんですよね。
新人賞では完結していても、改稿して続編ありの本になっていると見たことがありますし、人気があったから続編が出たシリーズものもありますね。
あと、ネットでの人気作が書籍化したときに、元々の文字数が多かったのか2巻で完結って場合も見たことがあります。

☆5について
エンタメの構成を意識していない作品が落ちやすいので、型の認識が大事だと思います。
エンタメは読みやすさが重視されるので、冒頭で「これはどういう話なのか」を伝えていない話は落選している場合が多い気がします。
また、特に男女の関係性を重視しているレーベルだと、冒頭で早くヒロイン(ヒーロー)が出ていない作品は落選している可能性が高いのでは?と個人的に感じています。

あくまで私個人が気を付けていることなので、合わないところは流してくださいね。

何か参考になれば幸いです。
ではでは失礼しました。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信の返信 (No: 8)

スレ主 NOVEL素人 : 0 No: 4の返信

投稿日時:

回答ありがとうございます。
1から4はほぼ他の方同様です。
5については、エンタメ構成についてですが、結局作品と読み手の相性と認識しています。
最近の流行りものは異世界や魔法、無敵無双な作品が多いですが、敢えて現代世界で少し異能的なものが出てきます。無敵無双は余りないです。あと、私の作品は冒険というより現実と未知が世界を合わさったような作品です。冒頭では、戦闘シーンで主人公が出てきます。そこから1章でも主人公とヒロインが出てきます。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信の返信の返信 (No: 12)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 8の返信

投稿日時:

意見を押し付けたいわけではないのですが、設定と構成の考え方がスレ主様と違って気になったので再訪しました。

>5については、エンタメ構成についてですが、結局作品と読み手の相性と認識しています。
>最近の流行りものは異世界や魔法、無敵無双な作品が多いですが、敢えて現代世界で少し異能的なものが出てきます。無敵無双は余りないです。あと、私の作品は冒険というより現実と未知が世界を合わさったような作品です。

スレ主様が説明してくれた「異世界や魔法」「無敵無双」「現代異能」は、私にとっては設定なんですよね。設定なら読み手によって好みがあるのは理解できます。

一方で作り方の話を私はしていました。
ミステリーなど一部除外されるものはありますが、冒頭で「これはなんの話」なのか伝えるためにほとんどの小説では場面が用意されていると思います。

成長もの物語なら、冒頭で成長前を描き、ラストに成長後を持ってきます。

恋愛ものの話なら、「二人は相思相愛になる」がラストならば、冒頭は「相思相愛の関係にはなっていない二人」が描かれています。

冒険ファンタジーなら、「主人公の目的」が冒頭で示されて、ラストはその主人公の目的が達成されている話かなって思います。
冒頭で魔王を倒さないといけないと「主人公の目的」が示されているのに、ラストでその魔王討伐まで描かれていないと、エンタメの基本である「これは何の話」なのか冒頭で伝えていないですし、冒頭の目的がラストで達成できていない、つまり未完っぽく感じる作品になってしまうと思いました。
魔王討伐まで描けず、村を襲う敵を倒すことを話の目的にするならば、冒頭は「村が敵に襲われたので、その敵を倒す」という場面を持って来て魔王に触れなければいいのでは?って思いました。

スレ主様が持っている創作論も大事ですし、よく分からない素人の意見をそのまま鵜呑みにできない気分も分かるので、小説の冒頭の場面について実際に確認してみてはいかがでしょうか。
「一冊完結の小説をあらすじ化する」と、どんな場面で話が作られているのか、構成を認識する練習方法としても有効だと思います。

あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いです。
公募、上手くいきますように応援しております。
ではでは失礼しました。

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。の返信 (No: 5)

投稿者 迷える狼 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

私も新人賞にずっと応募しているのですが、応募の際には注意しなければならない事がいくつかあります。

※あくまでも、私が応募している賞の条件で意見を述べますが、大抵の賞は同じ様な条件だと思いますので、あくまでもご参考程度に留めておいて下さい。

①応募作は、必ずストーリーを完結させなければなりません。つまり、伏線は全て回収して、ストーリーをはっきりさせる必要があります。当然ですが、「待ってろラスボス。俺達の戦いはこれからだ!」みたいな終わり方は失格になります。
同様に、前後編などに分けて応募するのも失格です。1人で何作応募しても構いませんが、作品ごとに完結を求められます。作品Aは作品Bの前編です、の様な応募は失格になります。
②あらすじを書くに至っては、「必ず全てのネタバレを書かなければなりません。」明確にされていない伏線はNGとなります。

スレ主様は、この2つに注意した上で、自分の応募作品を書く必要があります。そして、それを理解した上で、改めて上記の皆様の意見を聞いて下さい。

どうも、その部分を忘れていらっしゃる様な感じがしましたので、横から失礼させて頂きました。
それと当たり前ですが、応募する賞を決めたら、改めてその賞の条件を確認する事をおすすめします。

一番難しいのは、

「あらすじで先にネタバレしているのに、それでも審査員を満足させる様な、面白い作品を書かなければならない事」

です。

また、余りに風呂敷を広げ過ぎたり、色々と詰め込み過ぎると、尺が足りなくなって、作品自体が破綻する恐れがありますし、1つ1つの要素がまとまりを欠いて、中途半端な作品になったりしますので、気を付けて下さい。要らないと思った部分は、ばっさり切り捨てる覚悟も必要です。

それでは、お互いに頑張りましょう。

オレが編集ならGo!!サインを出す。 (No: 13)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ネタましぃ~ 「トロ一貫とサバでサバイチ・マイナスっ!!!」 …ウケなかったかぁorz…

地震が見え隠れしますが、まだ足りません。
「オレ、これ褒めて貰う為に投稿したから! お前らクソのくそ臭い意見なんて聞く気ないからっ!!!!」くらいの重餅が丁度良いです。

信心賞など、実力よりもナマイキ、マンション、運があればイケます!!!

ツ~カ~!「魔王が天童に改名しなくてはイケないっっ!!!」とかトコノメ~っっっ!!!っって、カンじっしょ???

元々、鋼屋ジンってエ○ゲーシナリオが受からなかったからラノベに逃げたタイプだっしぃ~~
「骨薄ヒーローモノ」って、今はカドカワレーベルじゃ、ムリ~って感じなんだわぁ!! 編集の目が臭っている的ナぁ????

そんなことやっていたら熱湯出のヤツらに~益々佐賀漬けられるつ~に~マジやば~~!!!

オレ、規定枚数の5倍は送って
賞とは別口でデビューしたヤツ知ってんし~
無理に尺とか考えなくてイーインでナーイ??!!!

後アト! 「型を自分で造りに行く」姿勢っっつーの???

「キャラの加減を決めて、ストーカーの進捗を優先」するヤツは氷菓される聞いたわぁクッワハハッッ!!!

ガンダムユニコーンって言うの??
ああいうのはガンダムが無双するのがメインで人間ドラマやミノスキー粒子とか設定集でも買って読めっっつーに!!!
まあwヘビロテなんて設定集みたいなものかぁ(笑)(笑)(笑)
ヒロインが物語や舞台の根幹に携わり、ヒロインの紹介が他の世界の紹介とリンクしているのはベタだけど、ベタベタのどろどろでなく、テンポやリズムを意識しローテm ナンチャッテ!!

ウシトラマンコなんてデッドオアデート並に不親切で良かった!
その需要を取り込んだのが仮面レディもどきでしょ??

キッドもフラクタル無しで何も知らない少女がダークネスエンジェルを(中二病かな?)くらいの感覚でデートしてデレさせたらジェイポップしていたくらいでイーインダッテッッッ!!!!?
アト、ダークネスエンジェルでなくフラクタルメンバーを掘り下げ好き!!!

ゲイツ作品は不親切な方が売れる。
精密機械ほどアソビは需要。

一年先延ばしにして完成、完成度高い作品より、間に合わなかったけど頑張った感ある作品の方が受かりがち。
多分、編集は完成された作品より「自分が開港させてより良くなる作品」を上げたいのかな?
人によるだろうが新しい編集は作家を素材と見て、テンポやリズムは自分らの領分だからガタガタでもソウソウ気にしないんじゃないかなぁ????

後、主人公の変更は辞めておけ、改稿して一番テンションが上がるのは主人公を変更した時、何もネタがない無闇な改稿はただただ地獄…それで褒められたら一酸化炭素を吐けるレベルでモヤモヤする…

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タイトル:現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。 投稿者: NOVEL素人

現在、今年出す新人賞を書いていますが、悩みや聞きたいことがあります。


今書いている作品が、前半後半で切り替わる作品はどうでしょうか。もしかすると切り替わっていないかもしれませんが、念のため説明します。
作品は、冒頭から序幕、1~7章があり、終幕の構成となり、冒頭から1章~3章が前半、4~7章を後半となっています。内容としては、冒頭がその世界観を現すような形でインパクトのある戦闘シーンを持ってきています。次に、1章から日常を挟みながら、非日常へと徐々に展開を持っていき、戦闘シーンを間に数回挟んで、数日間物語が進む形です。それで、1章からの敵役の存在を3章で倒し、今回のみ一件落着という形になります。4章からは全く違う展開からスタートして後半の新しい敵役を出します。そして、7章で後半の敵を倒すと、前半と同じような流れで、後半も終えます。こういった作品でも特に問題はないのでしょうか。一応、新人賞は1巻で終わるようにすると理解していますが、物語を2巻分を集約した形になっている気がして、確認を取りたいです。
また、実際1巻目でそういった描かれ方をしている作品がありましたら、教えてください。


主人公やヒロインのキャラ性や設定はどの程度出していき、どの位の流れで進めた方がいいですか。主人公は少しミステリアスところがあり、物語とヒロインなど周りの人が徐々に理解していく形にしていきます。私が読んできたラノベやマンガでは、主人公について序盤からドンドン理解出来るようになっている作品がありますが。
後半になってから理解が深まり安くなるのは余りよろしくないのでしょうか。


いきなり、急展開を出すのは具体的にどの程度が良くて、駄目なのでしょうか。
予定では、主人公がこのあと敵と最後の戦いをするというのに、いきなり新しい敵役や予想外の展開が出て邪魔する感じです。無論、これは1巻の中で対処して次の戦いに無事に進めていきますが、いい流れやタイミングを妨げる展開はいいものかどうかが気になります。例えるなら、主人公が最終決戦で変身中や合体中に邪魔をされて戦えなくして、怪我を負い変身も合体も出来ないまま最終決戦に挑んでしまうことになったり、最終決戦を逃してしまうとかをイメージしてくださればいいと思います。


1巻で出てくる伏線は全て1巻内で回収したり証明しないといけないでしょうか。
読んできたラノベでは、1巻目で出た伏線や謎を同じ巻で分かる場合もありますが、
多くが次巻以降で判明していくのは非常に多いです。


新人賞で、意外な盲点やミス、作品として失敗や落選しやすいものはどういったものが多いですか。特に、設定や流れ、物語の書き方などであれば、教えてください。

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