小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

『空気』の作り方。 (No: 1)

スレ主 大野知人 投稿日時:

 お世話になっております。大野です。
 先ごろ、以前応募したGA文庫大賞の選評が返ってきました。
 その中で少し、『自力での解決が難しそうだな』と思えることが有ったので相談させてもらいたいです。

 よくある異世界転移ものに対するメタギャグみたいなところを狙った作品だったのですが、

 曰く、『すべてのキャラが『緩い』言動をするために、主人公たちの「お気軽さ」みたいなものが、今ひとつ目立たなくなってしまっている。』
 曰く、『ちょっと勢いだけで書かれてしまったように感じる箇所も多く、決めるときは決める、という感じでもう少し緩急をつけたほうが面白くなるのではないかと思えた。』
 曰く、『緩急というか文章的な、シーン的なタメが描けると、作品に深みが出て良いのでないかと思います。』

 とのことで、自分でも前々から気になってはいたのですが『シリアスな場面・会話』と『コミカルな場面・会話』の作り分けが上手くできてないなァ、ということを痛感しました。
 プロットそのものをギャグに全振りする、と言うやりようもあるのですが、個人的には『逃げ』に思えてしまい、相談するに至りました。

 聞きたいこととしては大きく二つ。
 ①地の文でシリアスシーン、ギャグシーンを演出するときにわかりやすく切り替えに使える技法・構成の仕方。(一人称・三人称どちらでも構いません)

 ②緊迫した場面で使っちゃダメなセリフ回し、シリアスorギャグに振る時にわかりやすい語彙。

 まぁ、『わかりやすい』と言っている時点で安易な手段に頼ろうとしてる気もするのですが。以上二点、ご教授願えれば嬉しいです。

カテゴリー: 文章・描写

この質問に返信する!

『空気』の作り方。の返信 (No: 2)

投稿者 s.s : 0 No: 1の返信

投稿日時:

シリアスなシーンは絶望感により生まれます。なので、主人公的に非常に困った状況になりつつあり、それを止めるのも困難な状況を作ることでシリアスなシーンが完成します。
文章的な、シーン的なタメというのは、恐らく物語の進行を一度止め、シリアスなシーンでの絶望感を説明するシーンのことを指すのかと思います。
例を出しますと、ガンダムシリーズではコロニー落としのシーンが度々出てきますが、あのシーンが件のタメです。
ガンダムは物語が特殊なので良い例ではないかもしれませんが……

①の質問の回答は、ギャグシーンとシリアスシーンの境目に『タメ』を入れると、上手く作品の機転になるかもしれません。

②の質問の回答は、ニュアンス的な話になりますが、ギャグシーンでは「笑う」とか「面白い」とか、シリアスシーンでは「死ぬ」とか「絶望」とか、そういう言葉を使えば自ずと空気感は完成するかと思います。

深夜テンションで失礼しました。

『空気』の作り方。の返信の返信 (No: 3)

スレ主 大野知人 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

 なるほど。
 状況説明の不足ですか……。心当たり有るゥ!

 件のGAに応募した奴の、そのまた前に応募した奴が過剰描写だったために会話劇を意識しすぎてしまったのかも。という言い訳はさておき。
 会話・状況説明の配分やなんかは数をこなさないと感覚を掴めないと思うので、意識はしつつも未来の自分に期待することにします。

 ガンダムって、毎回冒頭でコロニー落としのシーンやってくれるから、『ああ、一般人が死んでるなァ』って気分になれて(ただのガンダムが無双するストーリーにならなくて)いいですよね。

 意見、感謝です。
 すぐに生かせる感じじゃないけど、ぜひぜひ参考にします。

『空気』の作り方。の返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

選評のほうは全体的に緩急について指摘されてると思うのだけど、空気の作り方でいいんだろうか、と思ってしまった。
それと、
> プロットそのものをギャグに全振りする、と言うやりようもあるのですが、個人的には『逃げ』に思えてしまい
長所を伸ばすことは逃げではないと思うよ。
苦手に挑戦ないし挑戦から逃げると考えるのであれば、挑戦することこそ自分の土俵でやるべきで、すなわち長所を活かしたほうが良いと思う。

>①地の文でシリアスシーン、ギャグシーンを演出するときにわかりやすく切り替えに使える技法・構成の仕方。
選評の1個目に絡んでくる事だけど、「そういうキャラ」を設定するのが良いと思う。
例えば古いラノベで「魔術士オーフェン」というファンタジーがあるのだけど、本編はかなりシリアスで設定だけ見るとドロドロなとこがあったりする。けど、そんな本編に出てくる「コミカルなキャラ」がいて、それがまあいい塩梅に主人公をギャグに寄らせるんだよね。
だから、シリアスなキャラが登場せずギャグなキャラだけで構成された外伝は、まあ本編も割と笑えるとこあるんだけど、本編以上にギャグ満載だった。
この「魔術士オーフェン」から学べるのは、「キャラに合わせる」って事じゃないかなと思う。
ギャグはギャグキャラにしかさせない。そうすれば、「そのキャラ」が登場すればギャグだとわかるし、シリアスなシーンでも「そのキャラ」ならギャグが許される。
すなわち、選評にもあるけど「すべてのキャラが緩い言動をする」というのが問題で、そしてそこが改善されれば、あとは「登場させるキャラを選択する」ことでギャグシーンとシリアスシーンの切り替えの演出になるし、キャラクターによってメリハリがつくので緩急を作ることもできるようになると思う。

>②緊迫した場面で使っちゃダメなセリフ回し、シリアスorギャグに振る時にわかりやすい語彙。
これは難しいようで簡単で、簡単なようで難しいと思う。
というのも、「シリアスな場面でもふざけちゃうキャラ」という設定の場合どうしますか、って話になっちゃうと思うんだよね。
「この場面はシリアスなんだから、こんなギャグ的なセリフまわしはダメだろ」って言うのは簡単なんだけど、じゃあ「そういうキャラはどうすんの?」って話。
場に合わせたTPOをわきまえたセリフまわしをすりゃいいんだけど、そんな常識的な問答は面白くないし、それこそ「ギャグキャラなのに普通の回答」じゃあ、大喜利で普通の回答しかしない芸人みたいなものでしょう。変な回答してスベったほうがマシ。
極論、ダメなセリフ回しというのはないと思います。シリアスなシーンでも笑いを狙いに行くのは「そういうキャラ」なら別に何も問題ないと思う。

ただ、ここでも選評の一個目(と①への回答)が絡んでくるのだけど、
「そういうキャラ」がギャグをするのは問題ないのだけど、そのギャグに対して「シリアスキャラがのっかる」のはどう考えてもNGだと思う。
でも、別に侮るわけではないけど、慣れない人はほんとすごいよくやると思う。
ギャグキャラなど主要メンバーが「場の空気」を笑い方向に持ってく言動をしたりするわけだけど、そのノリに「ギャグキャラではない他のキャラ」まで巻き込んじゃうんだよね。
まあ自分にも苦い覚えがあるのだけど、作者としては「ギャグのセリフ」に対する受け答えとして書いてるだけだから、なんの不自然さもなく、かえって上手く返せたとか思ってるんだけど、そもそも「ギャグのセリフ」に「シリアスキャラがまともに受け答えちゃダメ」だよね。
「魔王の横にある紐は、引っ張ると床が開いて無能な部下を奈落の底へ……といいうヤツだな!」
「いや。そのようなものではない。これはカーテンの開閉の紐だ」
とか、アホに関わったら相手までアホに見られちゃう。
じゃあコレどう返すべき? 魔王は相手の言葉を無視して話を続ける、というのがベストアンサーだと思うけど、毎度毎度そういう反応を続けるわけにもいかないでしょう。

なので、難しそうで簡単で、簡単だけど難しい。と思う。
ギャグキャラ自体、シリアスシーンでギャグのNGは基本ないと思うし、ギャグに振ったりする事自体はギャグキャラの性格次第だけどギャグキャラに任せりゃいいと思う。
けど、問題はその反応をどう書くか、だと思う。これが意外と難しくて、簡単にのっかると面白い受け答えになるかもしれんけど、「ボケ(ギャグキャラ)」と「ツッコミ(相手キャラ)」にしかならんので、総合して「相手キャラ」のキャラクター性を殺してるに等しい。
残忍なキャラが、ギャグキャラの主人公に追い詰められて笑いの問答をしてたらおかしいじゃん?
でもそうすっと、「相手の返答」に困るために「ギャグキャラの言動」も割と制御しなきゃならない。
シリアスの中でのギャグってのは、このように難しいようで簡単で、簡単なようで難しい。

『空気』の作り方。の返信の返信 (No: 5)

スレ主 大野知人 : 1 No: 4の返信

投稿日時:

 ご意見、ありがとうございます。

 長所を伸ばすべき、と言ってもらえるのはとても嬉しいのですが個人的には『シリアスな中での笑い』みたいなのを演出したいとも思っていて、それなりの『シリアスさ』を醸せるようにもなりたいのです。

 オーフェン自体は読んだことないのですが、『キャラに合わせる』の意味はなんとなく分かりました。
 そうですね、確かに聞くべきこととしては『シリアスなキャラクターの作り方・そういうキャラのシリアスシーンでの言動』だった気もします。

 キャラクター作りについては、もう少し深く悩んでみることにします。
 もしかすると、似たような(キャラに関する)質問を今後するかもですが、またご教授願えれば幸いです。

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

緊張と緩和 (No: 6)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

明石家さんまさんが「笑いの本質は緊張と解放だ」と何かで言っていたそうですよ。
「緊張と緩和」とも言いますが、張りつめた空気を一気に緩める感覚が大事。ゴムを伸ばしてぱっとはなす感じです。

そもそも笑う生物は人間だけで、危険に対する緊張から解放されたときに起こる心的な状態が笑いの起源だという真面目な学説もあるそうですが、まあ専門的なことは分かりません。しかし、創作において、特にシリアスな流れの中に挿入されるコミックリリーフのことを考えると、分かりやすい話なのではないでしょうか。また、お笑いコントなど本来シリアスを狙っていないものでも、シリアス風の会話や日常のエピソードで引っ張ってから落とすというのは、よくあるパターンですよね。
緊張というのは大袈裟に危険な状態だけではなく、真面目な振る舞いを維持するだけでも人間は無意識に多少の緊張をしているものなので、それを崩すというのが笑いの本質なんじゃないかと。

そう考えれば、シリアスな流れの中にギャグを入れること自体は、むしろ自然だと言えます。ダメなのは、シリアスとギャグを切り分けて考えてしまうことなんじゃないでしょうか?

あと、ストーリーのタイプとして、シリアスがベースなのかギャグがベースなのかということね。ストーリー漫画の中にギャグが挿入されるのと、いわゆるギャグ漫画では、ぜんぜん違うでしょう?
ギャグ漫画的なノリで行くならまた話は別でしょうが、シリアスなストーリーに登場するコミックリリーフ的なキャラは、そういう性格の人物としてリアリティがあればいいだけ。そういうのはキャラの性格付けがギャグっぽいだけで、そいつにとってはそういう振る舞いがシリアスな動きなんですよ。なので、それを取り巻く真面目なキャラの反応も、緊迫したシーンで急にふざける奴がいたらどういうリアクションをするのが自然か考えればいいです。ただし、そこを淡々と書くだけでは面白味にかけるので、多少誇張して演出を加味します。ケレン味と言ってもいいです。
それがストーリー作りのテクニックとしての「緊張と緩和」。笑いだけに限らない、「緩急をつける」「タメをつくる」「ダレ場をつくる」というテクニックです。

シリアス物の場合、ギャグをギャグ漫画風にとらえてしまって、ストーリーの自然な流れを無視して挿入するのはダメなんですね。
しかし仕上げの演出としては多少誇張するのが普通なので、一見、流れを無視しているように見えるんです。それは流れを断ち切っているのではなく、「緊張と緩和」を使って流れにアクセントをつけているということ。
そういう違いだと思います。

緊張と緩和の返信 (No: 7)

スレ主 大野知人 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

 「シリアスとギャグを分けて考えることがだめ」ですか。確かに、緩急と言う単語に対して二極化しすぎて考えてしまっていたかも知れません。
 ただやはり、同じ地平上にあるものと描くにしても、ある程度の区別化をしたいなァと思って今回の質問をした次第です。

 俺個人の趣味として作中に登場させるコミックリリーフの大半は『あえてふざける』『場違いだけど何故かそこにある』みたいなところを狙っているので、『本人はシリアスにやっているのに~』みたいなのは少し難しいかもしれませんが。

 少なくとも、『極端に二つに分けない・アクセントとして度合い配分を分ける』形でのシーンの差別化ができるように努力したいなと思います。
 ご意見ありがとうございました。

緊張と緩和の返信の返信 (No: 8)

投稿者 あまくさ : 0 No: 7の返信

投稿日時:

>『本人はシリアスにやっているのに~』みたいなのは少し難しいかもしれませんが。

ではなくて。
あ、いや、こちらの説明のしかたが悪かったのかもしれません。

本人がふざけているなら、もちろんふざけているでいいわけです。しかし、そういう時にふざける性格の人間にふざけた言動をさせるのは脚本的には当たり前なので、作者は別にふざけてはいないですよね?
そういうのはシリアスな流れの中に演出としてギャグを挿入しているわけなので、その流れを作者が見失ってしまったら上手くいかないのは当然。

>『あえてふざける』『場違いだけど何故かそこにある』みたいなところを狙っているので、

とはならず、単にチグハグになるだけです。

緊張と緩和の返信の返信の返信 (No: 9)

スレ主 大野知人 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

 ああ、なるほど。
 作者が登場人物をふざけさせることに執着しすぎて『キャラとしてのリアリティ』を保てなくなる、手綱を逃げれなくなる感じのことをおっしゃっていたのですね。
 誤解しておりました。

 そうですね、ギャグキャラの言動がシリアスシーンをぶち壊すのは良しとしても、(脚本的な意図なく)シーンそのものや真面目キャラがギャグに引っ張られすぎるのは良くないです。そして俺がやらかしがちです。
 気を付けますね。

 わざわざの補足説明、ありがとうございました。

『空気』の作り方。の返信 (No: 10)

投稿者 いーぴん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 こんにちは。普段、こちらの掲示板にはあまり顔を出さないのですが、スレタイに興味をひかれて来ました。何かのお役に立てれば幸いです。

・ギャグシーンについて
 「ギャグシーン」って、とても難しいですよね。いーぴんも正直苦手です。難しいと思う理由としては、結局センスが一番重要な点、でしょうか。理論では説明できても、その説明に倣ったところで面白いものが書けるかは書き手のセンス次第ですし、面白いかどうかも自分では判断できないですしね。
 「じゃあそのセンスはどうやって培えばいいのか」という話になりますが、スレタイにもある通り、空気の作り方、面白い空気感を既存作から学ぶしか道はないのではないかと思います。

 ところで、大野知人様は、どういった方向性のギャグを目指されていますか? 「ギャグシーン」ひとつとっても、どんな種類の笑いを狙うかによって描くものは自ずと変わってきますよね。以下でギャグシーンをいーぴんなりにカテゴリライズしたので、宜しければご覧下さい。

・ベースがシリアスな中での笑い

ストーリーキャラクターもシリアス。でもなぜかギャグに見える。
 いわゆる「シリアスな笑い」ですね。ピクシブ百科事典に実例がたくさん載っているので興味があればご覧下さい。
 このパターンは読者の解釈に委ねられる部分が大きい印象です。シリアスながらにぶっとんだ要素を練り込みましょう。また作者の意図が透けて見えると一気に冷めるのでそこも気を付ける必要があります。

 ピクシブ百科未載の作品では……。「中間管理職トネガワ」(漫画カイジの派生作品)とか。また、子供向け能力バトル漫画・アニメはシリアスな笑いを含むものが多いです。(特にジャンプのスポーツもの)子供の頃に好きだった作品を一度見返してみてもいいかもしれませんね。

 また、このパターンは時に作者本人でさえ(おそらく)真剣なシーンとして作ったものもありますね。具体例を挙げるとファンから怒られそうなのですが……。打ちきり漫画に多い印象です。(某巨匠が手掛けたサムライ漫画とか)ぜひご参考に……とは言いにくいのですが、一読の価値はあると思います。

②ストーリーがシリアス。でも一部のキャラクターがギャグ。
 シリアスになるはずだったストーリー展開を主人公がめちゃくちゃに引っ掻き回します。
 「スパイものの敵本部は、なぜか赤外線センサーが張り巡らされている」のような、いわゆるお約束展開がストーリーのベースとなります。誰もが予想できるストーリーを、「こんなキャラ他にみたことない!」という程に強烈な主人公が、予想外の展開へ導いていくところがミソです。また、「一部のキャラ」というのがポイントです。登場人物全員がギャグ要員だと成り立たないです。
 ギャグの鉄板。故に既存作は挙げるとキリがないのですが……。

「ジョニーイングリッシュ」シリーズ(スパイ系)(超オススメ! シリーズ中でも「気休めの報酬」が特に面白いです)
「HK 変態仮面」(ヒーロー系)(タイトルから察せるとおり、下ネタが多分に含まれているので注意。あと一応、PG-12です)
「無責任艦長タイラー」(SF戦記系)(アニメ版がオススメ。メカ、戦記ものがはっきり言って苦手ないーぴんでも楽しめました)とかとか。

・ベースがコメディの中での笑い
 ストーリー自体はコメディですが、合間にシリアス要素が挟まるパターンです。ストーリーがシリアス路線に舵を切ったとき、中途半端にコメディ要素を取り入れると爆死します。それから、
>>異世界転移ものに対するメタギャグ
 先駆者様が非常に多い激戦区ですね。「このすば」が真っ先に思い浮かびました。あとは異世界転移ものではないですが、メタコメディとして「勇者ヨシヒコ」とか。
 この路線のギャグを目指すとなると、面白いギャグシーンだけではなく、大勢いる先駆者様(異世界転移したけど言葉が通じなかった、人間じゃなかった、主役じゃなかった、力がなかった、一般人が異世界転移ものの知識を使って無双etc)との差別化もプラスで考えなければいけません。
 具体例はコメディ漫画ほぼ全般に当てはまります。「銀魂」とかはギャグからシリアスへ唐突に切り替わりますが、不思議と変に感じないのですよね。

 例に挙げた作品は、全部オススメです! 一応ジャンルに偏りがないようにしました。(有名作品ばかりなので、「全部見たことあるよ!」って言われるかもしれませんが……)最後になりましたが、執筆応援しています!

『空気』の作り方。の返信の返信 (No: 11)

スレ主 大野知人 : 0 No: 10の返信

投稿日時:

一応、2ですかね。
オリジナリティと、読みやすさの兼ね合いが難しく、今回送ったやつは「とりあえずネタそのものはパロディネタ以外オリジナル」を目指したのですが、やはり難しかったです。

あげてくださった作品、是非是非読んで参考にします

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

『空気』の作り方。の返信 (No: 12)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

抜粋した選評を読んだとき、緩急についての指摘だと思ったので、シリアスとコミカルの作り分け方の話なのかな?って疑問に思いました。

ひとまず私の疑問は置いておいて、スレ主様のご質問を考えたいと思います。

> ①地の文でシリアスシーン、ギャグシーンを演出するときにわかりやすく切り替えに使える技法・構成の仕方。(一人称・三人称どちらでも構いません)

シリアスで私が心掛けているところですが、緊迫感が伝わるような描写、例えば視点主の心理的な描写を地の文に書いてます。
また、状況的に主人公が追い詰められり困ったりしてないと、緊迫感が伝わりにくいと思いました。

余談ですが、死期を悟って、わざとふざけたセリフを言うことはありますし、真面目なことしか言ってはいけないってことはないと思います。あくまでキャラ次第なところもあると思いました。

またキャラがふざけてなくて真面目に何かをやっていても、それが傍から見て何か変な場合、ツッコミ役がいればギャクとして成り立つ気がします。

私は勘違い系コメディも好きなんですけど、(まだ取り返しのつく)シリアスな状況でも勘違いした主人公がとぼけた言動をしたおかげで結果的に好転して主人公スゲーになればコメディとして成り立つ気はします。

> ②緊迫した場面で使っちゃダメなセリフ回し、シリアスorギャグに振る時にわかりやすい語彙。

前述しましたけど、場合によりけりだと思うので、使っちゃダメなセリフ回しってないと思いますよ。
自分の意図とは違った受け取り方をされているなら、誤解されるような書き方をしている文章が原因かと思いますよ。私自身、自分の文章力で想定してなかった受け取り方をされる時があるので気をつけてます。

プロットそのものをギャグに全振りする、と言うやりようもあるのですが、

それもいいと思いますよ!
例えば、設定に危機感のあるものを用意して、それに主人公が振り回されるコメディとか。

あと、抜粋された選評についてですが、
 曰く、『すべてのキャラが『緩い』言動をするために、主人公たちの「お気軽さ」みたいなものが、今ひとつ目立たなくなってしまっている。』

→以前私が明るめの作品を書こうとしていたとき、「主人公の台詞や心理的な呟きがきつく感じるときがあるから、キャラの感情の揺れ幅はもっと緩くでいい」って指摘をいただいたことがあります。じゃないと、そのキャラの感情についていけない人は、読むのを止めてしまう恐れがあるからだそうです(特に一人称は辛いそうです)。
なので、スレ主様は緩い発言を全体的に書けるので、共感しやすいキャラを描けるのが武器なのかな?って思いました。また、怒りっぽい人、テンションが高い人、せっかちな人、熱血系など、感情の揺れ幅をキャラによって変えると、台詞の特徴を変えられると思うので、「みんな緩い言動」から脱却できるかも?って思いました。

 曰く、『ちょっと勢いだけで書かれてしまったように感じる箇所も多く、決めるときは決める、という感じでもう少し緩急をつけたほうが面白くなるのではないかと思えた。』

→「ちょっと勢いだけで書かれてしまった」とあるので、話の趣旨ではない部分を長々と書いてしまって、脇道に逸れた、もしくは冗長に感じる部分があったのでは?って思いました。なので、趣旨に関係する大事な部分はどこか念頭に置いて計画的に書くために、重要度の低いところは駆け足気味に書いたり削ったりし、逆に重要なシーンは丁寧に書く必要もあるのでは?って思いました。

 曰く、『緩急というか文章的な、シーン的なタメが描けると、作品に深みが出て良いのでないかと思います。』

→「文章的」ってあるので、描写のパンチがほしいところで、説明的にサラッと書かれてしまって、何をしているのか状況は理解できるけど、盛り上がりが欠けた、もしくは雰囲気が伝わりづらかったのかなって思いました。

緩急についてですが、過去に言葉は違うけど自分も似たような指摘を頂いたことがあるので、もしかして同じかなー?って思ったので書きましたが、的外れだったら大変申し訳ないです。

あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いです。

『空気』の作り方。の返信の返信 (No: 13)

スレ主 大野知人 : 0 No: 12の返信

投稿日時:

 お返事ありがとうございます。 

 このスレッドは『緩急をつけることが大事』と言われたので『わかりやすくするために、目立ってシリアスなシーンを作る方法』を尋ねた者だったのですが……。俺の読解力or解説力が低かったっぽいですね。すんません。

 ふじたにさんのおっしゃってることの中で言うと、他の方の指摘ともややかぶるのですが『心理描写の不足』は割と痛感しています。内面描写を減らしてしまった結果として、状況が読み取りづらくなった部分もあったなァと反省する次第です。ぜひ参考にします。

 抜粋した選評、それぞれごとの解説もありがとうございます。俺自身の読解力が低いのか、自分で読んだだけでは見えていなかった部分までつまびらかになっていて(おそらく)、ありがたいです。

 ふじたにさんはじめ、皆さんありがとうございました。
 様々なご意見をいただけて、俺の中でもしばらく整理に時間を掛けたいので、今後特段気になったもの以外はこのスレッドへの返信への返信(ややこしいですね)は控えさせていただきます。
 皆さんの意見、今後に生かさせていただきます。感謝です。

俺はラッパー? no! アッパー!!ッ (No: 14)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

お前のプロット、機械のスロット!

新品シニカル開封っー前!

ラップはラップでも、サランラップ!!

くしゃくしゃの薄皮、サフランで色付け、

客の前に、棄却本出すな!

俺の脚本、サフランライスでBom!
香りは高々!!

お前の作品、ラップで包むな
お前の作品、ラップで踊れ!

ラップ! ラップ!
ラブ! ラブ!

薄皮いらね
演技は高々

演者のブームは
今ラップ。

演劇脚本
ラノベと違う。

だ け ど コミカルな小説は、
コ ミック、確定!

お前の時代、今、ラップ! Yes! アッパー!!

お前の作品、ラップで包むな
お前の作品、アップで踊れ!

アップ! アップ!
ラブ! ラブに 溺 れ ろ!!!ッ

ギャグの味付け
サフランライスの繋ぎ

承るぜ! 客の注文!

場面は一気に、え が おの食卓!

客の数だけ、外伝はあるぜ
でも、本家本元、賄い最高!

転げ回るぜ!
スベって、立ち上がるぜ! オ レダチの魂!!

オレお前の魂、ラップで隠すな
オレダチの魂、ラップで、踊れ!

ラップ! ラップ!
ラブ! ラブ!

お前のビート、お前のヒート!

俺はラッパー? no! アンサー!!!

俺はラッパー? no! アッパー!!ッの返信 (No: 15)

スレ主 大野知人 : 2 No: 14の返信

投稿日時:

 お久しぶりです。
 そしてもう堪忍してください。

 ただのおふざけでやっているのであれば、迷惑行為です。真面目な目的の利用者の迷惑ですから、速やかにお引き取り下さい。

 もし、真剣な返答として書いていらっしゃるのであれば、貴方の言語センスは他人に伝わりにくすぎます。他の方のスレッドなどを参照して、『これで伝わるのか』よく考えてから入力してください。

 どちらにせよ、現状において害にしかなっていない上、度重なる再犯ですので運営者のうっぴーさんに報告させていただきます。

こればっかりはさすがに同情します (No: 17)

投稿者 鬼の王の墓標 : 0 No: 15の返信

投稿日時:

一体彼は何を考えてこんなことをしているのか……
もしかしてブロントさんとか、XXハンター君みたいにインターネット上で伝説になりたいとでも思っているのでしょうかね。
もしそうならもっと人口多いところでやった方が注目を集まれるだろうに。こんなところでやっても彼らのようにはなれませんよ?

しかも恨まれている自覚がないとなると、改心する気はなさそうですね。
なんでこんな人が半年以上も運営から放置されていたのだか……

『空気』の作り方。の返信の返信 (No: 18)

スレ主 大野知人 : 3 No: 16の返信

投稿日時:

 一応、わたぬきさんが『もしかしたら善意の人である』ことを考慮してここにいくつか書いておきます。
 ただ↑のような表現をされる程度には『恨みを買う』、もとい『利用者の妨害となる』真似をしていらっしゃいますことを、まず自覚してください。

 その上でですが。
①このサイトの利用者の大半は、真面目な意見を求めてやってきています。大勢で少数を押しつぶすような文句のつけ方は本当は良くないのですが、それでも多くの人が『コイツ、真面目に俺のこと考えているのかな?』みたいに思う返信のされ方をなさるのは良くないですし、わたぬきさんの場合は文章のまとめ方・使われる語彙がそう見えないため迷惑に思われやすいのです。

②今度は人間の認識上の問題です。これは脳科学の分野でもはっきりと証明されていることなのですが、『人間が物を見て統計を取る時、一つだけ明確に異様なものがあると混乱する』という話です。恐らくご自身の返信と他の方のスレッドを見比べてもらえれば分かると思いますが、わたぬきさんの文章は全体的に散文寄り・口調が滅茶苦茶・指示語がわかりにくいの三点で他の方と明確に異なっており、もしスレ主さんがスレッドを見直して『どういう意見を言ってもらったんだっけ?』と後からまとめ直すときに、ハッキリ異質であり、混乱させかねません。
 悪意・善意問わず人を混乱させるのは、迷惑と言います。

③最後に、人格面の問題。決めつけるようにして悪いのですが、このサイト利用者における『陰キャ』の率はどうしても高くなってしまいます。そう言った人間にとって、貴方のような口調の軽い・調子の良い人間の文章は限りなくトラウマを刺激されやすく、かつ不快感を煽られるものとなります。
 知っていたかどうかに関係なく、他人を傷つけるべきではないのは、理解できますよね?

 以上三点を聞いたうえで、なお改善が見られない場合はハッキリと迷惑行為です。今後、名前を聞くたびに管理者様に報告します。
 もしこれを聞いて、『でもどうすればいいのかわからない』と仰る場合はいくらでも俺が相談に乗りましょう。『サイトの利用方法』などの名目でスレッドを立ててください。
 
 俺は性善説信者ではないですが、基本的に自分自身は善意で動こうと思って生きています。空気読めないだの、他人の事情を慮れないだの言われても、できないことはできません。そこには理解を示しましょう。
 ただ、貴方がそれをできないことで迷惑を被っている人が居て、そのことを指摘されており、かつ変える気が無いのであれば、立派な悪意です。

 そしてもう一つ、貴方が悪意を持ってこうした発言を行っている場合のことを書いておきます。
 このサイトの運営は管理者の善意と、スレッドに答える人間の善意でできています。悪意を持って他の人を妨害する人間は邪魔です。
 早急に立ち去りなさい。

『空気』の作り方。の返信 (No: 19)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

die! お前じゃ踏み台にならnai!

disった方法 コソコソ練習

変なクセが付くZE

他人に上から目線 理由が欲しいか?

そんな鬼は 金棒がマイナス
本末転倒! 振り回されるZE!

die! お前じゃ 踏み台にもならnai!

詩は詩 ラップはラップで
繰り返す 返す

これ、三大宗教
セントラルドグマ

神の名前は佐々木 シュウレーイ!!!

サモン
召喚の呪文は、勝負の合図!
始まるZE! ラップバトルが! yo! yo!

これが仏教の掟
神に背く奴は 天罰確定!

神の名前は佐々木 シュウレーイ!

お前の頭はサイクロン
オレの辞書はアン サイクロン!

die! お前じゃ 踏み台にも ならNai?

名刺交換 no name! 大野に知人はいねぇ
お前の僻みは no thnk you!

陰キャラ 分からず 他人は迷惑
いつからインキン代表?

変人がガイドライン お前が適当!

勝手に 陰キャラ される身に
なって み ろ!

お前の一人芝居! チェケラ!

質問に返信する!
▼ カテゴリー(展開)

他の相談一覧

アクション描写で気をつけること

投稿者 まろひこ 回答数 : 5

投稿日時:

今現在、人生初のオリジナル小説を執筆中で別掲示板に貼り付けています。 読んでもらうとわかるように、かなり文章が拙いのです。特にアク... 続きを読む >>

実績が無いうちはあまりストーリーのスケールを広げないほうが良いのでしょうか?

投稿者 文吉 回答数 : 9

投稿日時:

まず始めに、私が現在執筆している(もうすぐ完成間近の)小説のジャンルがダークSFアクションファンタジーと勝手に分類しておりますが、内... 続きを読む >>

クロスオーバー作品の批評をお願いいたします。

投稿者 アライ 回答数 : 4

投稿日時:

はじめまして、ここではスライムも名乗られせいただきます。 自分の描いている小説があるのですが、どんな評価を得ていてどん... 続きを読む >>

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

トップページへ
返信する!以下は元記事

タイトル:『空気』の作り方。 投稿者: 大野知人

 お世話になっております。大野です。
 先ごろ、以前応募したGA文庫大賞の選評が返ってきました。
 その中で少し、『自力での解決が難しそうだな』と思えることが有ったので相談させてもらいたいです。

 よくある異世界転移ものに対するメタギャグみたいなところを狙った作品だったのですが、

 曰く、『すべてのキャラが『緩い』言動をするために、主人公たちの「お気軽さ」みたいなものが、今ひとつ目立たなくなってしまっている。』
 曰く、『ちょっと勢いだけで書かれてしまったように感じる箇所も多く、決めるときは決める、という感じでもう少し緩急をつけたほうが面白くなるのではないかと思えた。』
 曰く、『緩急というか文章的な、シーン的なタメが描けると、作品に深みが出て良いのでないかと思います。』

 とのことで、自分でも前々から気になってはいたのですが『シリアスな場面・会話』と『コミカルな場面・会話』の作り分けが上手くできてないなァ、ということを痛感しました。
 プロットそのものをギャグに全振りする、と言うやりようもあるのですが、個人的には『逃げ』に思えてしまい、相談するに至りました。

 聞きたいこととしては大きく二つ。
 ①地の文でシリアスシーン、ギャグシーンを演出するときにわかりやすく切り替えに使える技法・構成の仕方。(一人称・三人称どちらでも構いません)

 ②緊迫した場面で使っちゃダメなセリフ回し、シリアスorギャグに振る時にわかりやすい語彙。

 まぁ、『わかりやすい』と言っている時点で安易な手段に頼ろうとしてる気もするのですが。以上二点、ご教授願えれば嬉しいです。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ