独特な言い回し募集の返信
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独特な言い回し募集(元記事)
アンケートです。皆さんが今まで読んだことあったり、あるいは出会った人、ないしご自身のことでも構いません。
『珍しいなあ』『ほかでは聞かないなあ』と、思った言い回しを教えてください。
一応、『それだけじゃ選べない』という方のために、できれば欲しい語彙リスト。
①『敬意を払う・悪しざまに言う』系統の言葉のバリエーション。
例:お召しになる→食べる→食う→がっつく
②時間経過系のバリエーション。
例:一昨日→きのう→今日→明日→明後日→明々後日(ささって)
③方言系
例:きときと(新鮮な/北陸地方)
④隠喩系。
例:ネコ系老人(名古屋弁が極まった老人は常にニャアニャア言っているのをクサして。大野家ではそういう)
ちなみに、大野が『これ聞かないけど、実家では言うなぁ』と思うのは。
お隠れになる→亡くなる→終わ(られ)る→死ぬ→ダメんなる→くたばる
ですね。人死や動物の死を隠喩して『終わる』といった場合、『死ぬ』より少し敬意をもったニュアンスがあります。ウチだけかもしれませんが。外では基本『亡くなる』に互換して話しますが、家だと『近所の年寄りネコ、見ないと思ったら終わられてた』みたいに言うことがあります。
皆さんの『独特な言い回し』も聞かせてもらえると嬉しいです。
独特な言い回し募集の返信
投稿者 さそり 投稿日時: : 2
こんにちは。面白そうなアンケートだったので、参加させてください。
とはいえ、私も語彙はそんなに多くはないので、少しだけですけど…。
①は動詞の上品さと下品さの遷移でしょうか。
見る:ご覧になる→拝見する→見る→睨む
掴む:手に取る→掴む→ぶんどる
類語辞典などが役に立ちそうですね。
②明後日よりも後の日付を「やなさって」って言うような…と思って調べてしました。
「弥(や)の明後日」と書くそうで、四日後のことを表すそうです。方言でしょうかね、きっと。
あと、「明々後日」を私は「しあさって」と言います。これも地域差ですね、多分。
③生まれも育ちも東北秋田県のため、方言はかなり使いますね。秋田は大体のものに「○○っこ」とつけます。
「お茶っこ」「水っこ」「飴っこ」「童(わらし)っこ」「ぶりこ(ハタハタの魚卵のこと)」「湯っこ(風呂・温泉も含む)」などなど、語感がいいものには大体「っこ」をつけます。ペン、コップなどの横文字にはつけません。
④多分、我が家だけだと思うのですが、期限が過ぎたり腐らせちゃったりした食べ物を捨てることを「お疲れ様する」と言います。ウチの母だけかな。
小説などで見かけた隠喩表現では、死ぬことは「お隠れになる」とも言いますね。古風な言い方で、位の高い目上の人が亡くなった時に使います。他には「鬼籍に入る」「斃(たお)れる」でしょうか。
個人的に響きが気に入っている言葉は「欷泣(ききゅう)」ですね。「すすり泣く」という意味です。「歔」だけでも「すすりなく」と読みますから、シリアスで静かな場面で使ったりします。
こんな感じでしょうか。何かの役に立てたなら幸いです。