小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

兵藤晴佳さんの返信一覧。最新の投稿順12ページ目

元記事:アニメとラノベの心情描写の違いは何ですか?

例えばアニメにおいて微細な心情の変化を間や表情、声の調子などによって表現することはよくありますが、ライトノベルで同じことはできないでしょうか。

三島由紀夫の文章読本には確か「小説では心情ははっきり書かないと違和感を残してしまう」というようなことが書かれていたと思います。自分もそう思うのですが、しかしながらキャラクターの心情をいちいち描写していたのではいわゆる「そのまんま」になってしまってつまらないのではないかと感じました。

個人的には、拙いながら設定やキャラクター、ガジェット等に関する直接的な説明はなるべく省いて、外見的なものや印象を重視した作風にしたいと思っているのですが、どうにかならないでしょうか。

上記の回答(アニメとラノベの心情描写の違いは何ですか?の返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 投稿日時:

国語の教科書に載っている作品の描写から。
夏目漱石『こころ』

 二人はそれぎり話を切り上げて、小石川の宿の方に足を向けました。割合に風のない暖かな日でしたけれども、何しろ冬の事ですから、公園のなかは淋しいものでした。ことに霜に打たれて蒼味を失った杉の木立の茶褐色が、薄黒い空の中に、梢を並べて聳えているのを振り返って見た時は、寒さが背中へ噛り付いたような心持がしました。我々は夕暮の本郷台を急ぎ足でどしどし通り抜けて、また向うの岡へ上るべく小石川の谷へ下りたのです。私はその頃になって、ようやく外套の下に体たいの温味を感じ出したぐらいです。

 三角関係において、純朴な親友に恋をあきらめさせようと追い詰めた直後のシーンです。公園の「淋しい」「寒い」情景描写で内心の寒さを描写しています。

 同じ作品中には次のような表現もあります。

 私の眼は彼の室の中を一目見るや否や、あたかも硝子で作った義眼のように、動く能力を失いました。

 親友の思いがけない自殺の現場を見た、茫然自失の状態が描かれています。

 芥川龍之介『羅生門』

 すると、老婆は、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとその下人の顔を見守った。まぶたの赤くなった、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのである。それから、皺で、ほとんど、鼻と一つになった唇を、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、鴉の啼くような声が、喘ぎ喘ぎ、下人の耳へ伝わって来た。

 下人に刀を突きつけられた老婆が、「危害を加えるつもりはないから、何をしていたのか答えるだけでいい」と告げられて、恐怖の中で警戒しながら言葉を選んで答えている様子が描写されています。

 以上の例から、おっしゃっていることは可能かと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: アニメとラノベの心情描写の違いは何ですか?

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元記事:悪役の終わらせ方

初めまして、紗菜と申します。
現在小説プロットづくりをしていますが、クライマックスで手が止まってしまったので相談させていただきました。

ラストは登場人物たちを皆平穏にしてあげたい、と思っているのですが、悪役の最後に困ってしまいます。
何かスッキリ感を演出したいけれど、殺すのは主人公の性格に合わない。(バトルは普通にあるのですが……。)
あまりおざなりにはしたくないので、事故で思いがけず殺してしまうというような展開も考えたのですが、却下に。

精神攻撃も何かしっくりこない。
かと言って、適当に終わらせるような性格でもいいし。
何かいい決着の付け方はあるでしょうか?
それとも、和解の方がいいのでしょうか。
などなど、考えてしまってそこで突き詰められません。

もちろんアイディアをそのままパクるようなことはしませんので、よければ参考に皆さんの”悪役”の終わらせ方を教えていただけませんでしょうか。

散文駄文、失礼いたしました。

上記の回答(悪役の終わらせ方の返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 投稿日時:

どんな物語でも、結末にはこの2つの軸しかありません。
1、幸せと不幸
2、勝利と敗北

つまり、この4つのパターンがあることになります。

1、勝って幸せになる
2、勝って不幸せになる
3、負けて幸せになる
4、負けて不幸せになる

「すっきり」が負けた悪役を傷つけない結末とするならば、「3」しかないでしょう。

 そこで、「幸せ」を具体的に考えることが必要になります。
 大きく分ければ、この2つでしょう。

1、欲望の充足
2、生き方への充実

 「1」ならば、負けても欲しいものが手に入ればいいことになります。

 モーツァルトの『魔笛』では、主人公と対照されるダメ男のパパゲーノは、最後に愛するパパゲーナと結ばれます。
 敗れた悪役の男女が恋に落ちて、次の新天地を探して旅立つという結末もあり得るでしょう。

 「2」であれば、負けたことで悪役を本来の生き方に戻せばいいのです。
 聖悠紀『超人ロック』ならば、「人生をリセットさせる」というパターンになります。
 赤ん坊に戻したり、記憶を全て消したり、別人として生まれ変わらせたり。

 この変形としては、「悪役が全く反省しない」というパターンもあり得るでしょう。つまり、「負けたことをまったく気にしない」わけです。
 江戸川乱歩『黄金仮面』で名探偵・明智小五郎と対決したアルセーヌ・ルパンは、死んではいけない悪役です。
 三谷幸喜のTVドラマ『合い言葉は勇気』で津川雅彦さんが演じた悪徳弁護士・網干も、自分の生き方を曲げることはありません。

 「悪役のすっきりした末路」としては、「負けても本人が納得する」方法を工夫すればよいといえるでしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 悪役の終わらせ方

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元記事:キャラの悲劇について

よくアニメで三話の悲劇と言って、キャラの悲劇的に殺す演出がありますが、私はそういう悲劇性を演出するのが難しいです。

小説媒体でもかなり短い期間なのに、どうにかしてそのキャラへの悲劇性を高めるというか、読者への共感を求めるのが非常に難しいです。

やりたい事としては「女の子が活躍するアニメに出てくるような真っ直ぐで活発な女の子が、報われずに惨たらしく死ぬ」「それが女の子アニメへの皮肉として読み取れる」みたいな感じの内容にしてみたいです。

皆様なら、どのようなシュチュエーションでどのように殺しますか?前後の内容は問いません。

上記の回答(キャラの悲劇についての返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 投稿日時:

真っ直ぐであるがゆえに、それが嫌われる環境で破滅するというプロットが考えられます。マキャベリズムが支配する学校を変えようとして味方を集めたところで、時間の不足と個々の利害が原因で孤立していくというストーリーがあり得ます。永井愛「見よ飛行機の高く飛べるを」が参考になるでしょう。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラの悲劇について

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元記事:主人公の正当化について

主人公の正当性、正当化について私が今考えている物語と合わせてご質問したいです。

主人公は性同一性障害気味の男の娘。彼は男の子であるせいで差別や偏見、性的外傷を受け性格が歪んでしまっています。そのうちに「好意を持ってもらえる」女性という生き物に対して嫉妬するようになり、次第に恨みになっていきます。

この物語の序盤から中盤にかけて段階的に感情の変化を重ねますが、結果的に問題は解決しません。そして、ついに耐えきれなくなった主人公は、物語の終盤で人々の前に「加害者」として現れます。

この一連のプロットの中で、どうにかして主人公を正当化できる内容を入れたいです。

言うなれば進撃の巨人のエレン・イェーガーのような、理由付けをして正当化をしたいです。といっても読者に「主人公が100%正しい」と思わせるのではなく、あくまで共感してもらう程度でいいです。

どのようにすれば、正当化して共感を誘えるでしょうか?

上記の回答(主人公の正当化についての返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 2 投稿日時:

矛盾を描く。これに尽きます。つまり、葛藤の中で人間像を浮き彫りにするわけですね。
葛藤には、次のものが挙げられます。

1、対・自分
女性への憎しみ・嫉妬を押しとどめる自分との闘争。
主人公は、理性のタガをひとつひとつ弾き飛ばしていきます。

2、対・他者
自分より愛される女性たちとの闘争。
より美しく、より魅力的になろうとしますが、本物には敵いません。
「私とあなたたちと、何が違うの?」
どうにもならない肉体的・遺伝子的なものの違いに、恨みはどんどん募っていきます。

3、対・社会
社会的な理解は進んでいますが、主人公にはそれが偽善として映ります。
「あなたたちなんかに何が分かるの?」
性同一性障害を受け入れようとする「理解者」を、主人公は次々に拒んでいきます。

4、対・世界
ジェンダー(性別)についてより深く考え、受容性を深めようとする進歩的な動き。
女性への憎悪を捨てきれない主人公は、それが集団的な自己満足にしか見えません。
時代や世界から取り残された主人公の怨念は、さらに深くなります。

5、対・真理
自らの性を受け入れられないとはどういうことか。
同じ障害を持つ様々な人々が自分の答えを見つけ出していくのに対して、主人公はどんな答えにも納得できません。
孤立した主人公は、自分が自分であるために、自分以外のものを全て傷つけようと考えるようになります。

主人公に、どこまでも「自分」を追求させましょう。たとえ悪への転落しか道がないとしても、自分が何者で、なぜ存在するのか知ろうとする真摯さは、その運命を悲劇的なものにすることでしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 主人公の正当化について

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元記事:作品の評判に関する疑問

どうも如月千怜です。また疑問が生じたのでスレッドを立てさせて頂きます。
今回は自作の評判に関しての話です。

去年の正月頃からノベルアッププラス(以下ノベプラ様)というサイトに登録して、最近はそちらでの活動をメインにしています。
それで一年くらいの間ラ研様で公開した作品を転載したり、そちらとラ研様で同時公開をさせて頂きました。
(初めて私を見る方向けに注釈しておきますが、ここでは鍛錬室の短編の間が私の主戦場です)
ただ両サイトでの評価の傾向にギャップが大きすぎて戸惑っています。
具体的にはラ研様で不評だった作品程ノベプラ様では好評なんですよね。
私が両サイトで掲載した作品の一つに「愛されなかった勇者」というものがあります。
ラ研様では「無用な固有名詞と設定が多すぎる。しかも全部そぎ落としたら途端に話が薄くなる」「悪役寄りの主人公が死ぬことで幕引きするなら、せめて主人公が自分の間違いに気づいてから逝くようにしてほしかった」「こういう必殺技は主人公のものにしましょう。それか主人公を倒したこのキャラクターを主人公に昇格させてください」(いずれも原文ではなく、私の意訳です)といった具合に酷評の嵐でした。
ちなみにいずれの評価も正しいものだと思っています。
ですがノベプラ様ではそんな欠陥だらけの作品なのに人気は衰えることなく伸び続け、今では短編作品の中でPV、ポイント共にナンバーツーです。
(逆にラ研様ではほとんど苦言を頂くことなく安定した平均点を頂いた作品に限って、ノベプラ様ではPVが閑古鳥だったということも一回だけありました)

もちろん集まる人が変われば評価者の性質が変わるのは当然のことだと思います。
ただ両方のサイトで評価が一致することがほとんどないというのは、さすがにびっくりしましたね。
(もちろん私はどちらの利用者が正しいとか、そんな議論をする気は全くございません)
自分の作品で満足してくれる人がノベプラ様に多くいる、という事実はもちろん大変嬉しいことなのですが、このギャップに関してはどうとらえればいいでしょうか?

上記の回答(作品の評判に関する疑問の返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 2 投稿日時:

以前、ラ研での批評を大真面目に信じてプロットを「時系列順」にまとめて改作したら、余計に読みにくくなったことがあります。作品のバックアップを取っておけばよかったと、心底、悔やみました。
そうそう、島本和彦『吼えろペン』で、マンガ家が読者の好みに合わせてプロットを立てたら、アシスタントに「先生もパクリをやるようになったか」と笑われるエピソードがありました。
それと同じ状況なんではないでしょうか。
ラ研での感想は、「こう感じる読者もいるんだなあ」くらいに留めておいたほうが無難です。自分の学んだセオリーと経験、作品を楽しんでくれる読者を信じましょう。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:物語(ストーリー)・プロットの書き方

プロットの相談掲示板の方で書けないのでこちらに書くことになりました。
小説の終わらせ方ははっきりとあるのですが、それまでの物語、プロットが書けません。どのように考え書けばいいのでしょうか。
世界観設定などは大まかに既に決めてありますが、物語のコンセプト(骨格)は決定が出来てません

上記の回答(物語(ストーリー)・プロットの書き方の返信)

投稿者 元々島の人 : 1

波形グラフみたいなのを書き波が大きい所が見せ場と波乱で下にあらすじを書くとか。
例えぱ35話で波の振り幅が最大になるとか。
そして下の方にどう言う段取りで主人公やキャラが変化成長していくか等メモする。例えば10話から13話までの話で主人公何かを克服するとか。
さらに読者の予想感情変化もグラフにする。悲劇が起きる回でどんと落ち込みその後回復するとかですね。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語(ストーリー)・プロットの書き方

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投稿日時:

元記事:漢字の開き方について

漢字は開いたほうが読みやすいというのを聞いて、なんでもかんでも漢字にするところから卒業しました。
難読漢字厨から卒業できたのはいいのですが、開くことによってひらがなが続き、読みにくいなと感じる場合は皆さんどうしているのでしょうか?
そこだけ変えてしまうと、『表記ゆれ』ということになりますよね?
また、ひとり、1人、一人は使い分けるようですが、同じ文章内に混在してもよいものでしょうか?

上記の回答(漢字の開き方についての返信)

投稿者 あまくさ : 1

>開くことによってひらがなが続き、読みにくいなと感じる場合は皆さんどうしているのでしょうか?

1)書き手は読みにくいと感じても読む方にしたら意外と難なく読めてしまうことも多いので、まずそこをチェックする。

やはり読みにくいと思えたら、

2)不自然でなければ「、」で区切る。

3)漢字に置き換える

だいたいこんなふうにしています。(ア)

1については、例えばアのような文章。「だいたい」と「こんな」が続くと読みにくいのでは? と気になることが私もありますが、読んでみるとそれほどでも無いんじゃないでしょうか?

それでも気になるなら、

だいたい、こんなふうにしています。(イ)

と変えてみることもあります。普通はこんなところに「、」は入れませんが、入れてはいけないというほどのものでもありません。ちょっとうるさいだけ。
この場合、大袈裟に言うと「読みやすさ」と「うるささ」のトレードオフになります。しかしどちらでも悩むほどのことではありません。

同様に3は「読みやすさ」と「表記ゆれ」がトレードオフです。私なら「表記ゆれ」が露骨すぎなければ「読みやすさ」を優先しますね。

「表記ゆれ」だの「文章作法」だの「重複表現」だのを妙に細かく指摘する方がいらっしゃいますが、そういうのは程度の問題で、個人的な見解としては、

4)読みやすさ

5)意味がきちんと通じる

6)すっと読んで不自然さを感じない

こういったことを重視したいですね。

>ひとり、1人、一人は使い分けるようですが、同じ文章内に混在してもよいものでしょうか?

さすがに同じ文章内では混在しない方がよいでしょうね。
また、「1人」はアラビア数字と漢字がちゃんぽんになっているので単語としては「一人」の方が正しいのかもしれませんが、Webの文章、横書きの文章では「1人」でもそれほど違和感はないようです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 漢字の開き方について

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投稿日時:

元記事:真似をすることは善か悪かというテーマにした物語がみつからない

真似や模倣は教育に繋がるといわれてるが、作品や学校とかで悪い部分を真似をしてる人がいるのに何故か真似をすることの善なのか悪なのかというテーマにした物語が探してもなかなか見つからないのですよ。
そのテーマが作者がつまらないと思ってるから作りたくないからなのか、それとも読者などが受けないからなのか、恵まれないのでしょうか?

上記の回答(真似をすることは善か悪かというテーマにした物語がみつからないの返信)

投稿者 サタン : 1

そのテーマがつまらないというか、深掘り出来ないから、かなぁ。
「Aは善か悪か」で考えた場合、「Aが善の場合」も「Aが悪の場合」も多くのケースを取り扱ってそに起こるドラマの末に、主人公ないし物語はどういう結末(回答)を出すかって話になるから、「善」と「悪」の対立・衝突を書くことになるんだけど、
模倣って善も悪もなく、ただの学習だから、「善を学ぶ」と「悪を学ぶ」で、別に「模倣」自体は対立してないっていうか。
「模倣されるモノ」の善悪の話でしょ、これ。
真似が悪いわけじゃなく、悪いことが悪いんだよね……?
だから、直接的にはテーマにならない。深掘りできない。
やるなら、「模倣」を別のものに例える、それこそ「教育」とか。すると「教育は善か悪か」という話になって別角度からのテーマになるけど深く切り込めるので無いことはないんじゃないかな。
あるいは「模倣の能力を持った主人公のバトルもの」とかなら割と良くあると思う。この場合は「模倣」は手段になってテーマは別のものになると思うけども。

そもそも「手段」は文字通り「テーマを伝えるための手段」として物語の中で扱うのがやりやすいから、どうしてもテーマになりずらいんじゃないかな。
例えば「模倣」でパッと思い浮かんだのが『ギャラリーフェイク』って主に贋作を扱う美術商の話なんだけど、贋作や模倣は手段として使ってテーマは別にあるし、模倣じゃないしタイトル忘れたけど「自殺」って一つの手段を扱って複数人の主人公の人生を書きながらいろんな自殺を遂げて最後に後悔を残したりして逆に「生きてること」をテーマにしてるオムニバス作品があって、あとは『走れメロス』なんて「走る」って手段で書いてるけどテーマは別にあるし、
やっぱ「手段」は「手段」として扱うのがやりやすいから、じゃないかな。
模倣を繰り返す男の人生がどうなるかって感じで書けば書けないことはないテーマだと思うし、やりようはあると思うけど、
例えば「本気で生きること」ってテーマで書くとしたら、「何かに対し本気でやる」ってことを書くだけだけど、この「何か」に様々なワードを入れれば「恋愛」でも「競争」でもそれだけで様々な物語が作れるけど、
一方で「模倣は善か悪か」ってテーマで書くと、結局「模倣」するだけだから「善の模倣」を書いても「悪の模倣」を書いてもやってること同じだし、前述したけど善か悪かは「模倣されるもの」のことで模倣自体の話ではないし、やれる幅が狭くないかな。
「模倣」というか「贋作」とかで「贋作技術の紹介」とか「贋作の世界」とかを書くんであれば馴染みのない世界を見れて面白いと思うけどさ。
そこらへん考えると、「テーマを伝える手段」として扱うのであれば使える要素だけど、「テーマとして扱う」場合、少なくとも私には掘り下げにくくて使いにくい要素かな。
やってやれないことはないが、私にはできない。幅が狭くて扱うには難しいと思う。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 真似をすることは善か悪かというテーマにした物語がみつからない

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