小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ヘキサさんの返信一覧。最新の投稿順67ページ目

元記事:「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですが

「後ろ暗い自慰行為としてダークヒーローを気取って、周りや自分からも逃げていた人間」だったのが「真のダークヒーロー」に成長・昇華する話を描きたいんですが、どんな感じにしたらいいでしょうか?自分としては以下のようなものを考えているんですが。

主人公はひどい環境で生まれ育ちまともな職業に就くことができず、闇金業者となる。

「何が悪い?こんな闇金なんかに縋らなきゃ勝手に野垂れ死ぬような自堕落なクズどもを食い物にして何が悪い?やってることが犯罪だろうが、俺が真剣に生きていることに変わりはないんだからな!」とか「俺はクズどもを処理してるだけだ処刑人なんだダークヒーローなんだ。だから多少暴力的なことをしてもいいんだ」とか自分に言い聞かせながら生きる。

「処刑人?ダークヒーロー?だから多少暴力的なことをしてもいい?ずいぶんと都合のいい言い訳だよね。あんたは普通に生きたいのにできなかったからこんなことしてるだけだ。もし最初からまともな仕事に就けていたらこんなことをしようなんて考えもしなかったはずだ。違う?www」とか「クズどもの処刑?そんなことより自分のことに目を向けろよwww」とか「あんたと同じ年頃の奴はみんな真っ当に生きてるのに、あんただけ日の当たらない犯罪生活だけどどんな気分?www焦らない?www」とか嘲笑される

ここからどうやって主人公を真のダークヒーローに成長・昇華させていったらいいでしょうか?
(「成長しようがなんだろうが、所詮犯罪じゃん。主人公がまともな仕事に就いて社会復帰して、法を遵守して生きるようになるのを物語のゴールにするべきだよ」みたいな意見はやめてください。「まともな仕事に就いて社会復帰して、法を遵守して生きるようになる」なんて、そんなことされたらダークヒーローじゃなくなるので)

上記の回答(「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですがの返信)

投稿者 ヘキサ : 4 人気回答! 投稿日時:

ごめん、ダークヒーローとはちょっと主旨が外れるかもしれないけれど、確か本職が闇金業者でその経歴を活かして新人賞受賞した作家がいると思うんですが……(すみません、名前が出てこない)。

その人、自分が小説家デビューしたのがばれると本職がやりづらくなるんで露出を避けてたら、どなたかから「これ面白いよ」と言われ自分の本を差し出されたそうですww

闇金を扱うならその方との差別化はしたほうがいいと思うんですが……すみません、名前思い出したらまた書き込むかもしれませんが、ひとまず失礼します。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですが

この書き込みに返信する >>

元記事:「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですがの返信

ごめん、ダークヒーローとはちょっと主旨が外れるかもしれないけれど、確か本職が闇金業者でその経歴を活かして新人賞受賞した作家がいると思うんですが……(すみません、名前が出てこない)。

その人、自分が小説家デビューしたのがばれると本職がやりづらくなるんで露出を避けてたら、どなたかから「これ面白いよ」と言われ自分の本を差し出されたそうですww

闇金を扱うならその方との差別化はしたほうがいいと思うんですが……すみません、名前思い出したらまた書き込むかもしれませんが、ひとまず失礼します。

上記の回答(追記です)

投稿者 ヘキサ : 2 投稿日時:

思い出しました、新藤冬樹だと思います。
私自身はあまり詳しくないのですが、参考までに。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですが

この書き込みに返信する >>

元記事:追記ですの返信

ヘキサさんへ
以前、主人公以外の語り部は良くないという意見を出したので、こんな代案を出しましたが、いかがでしょうか?
井沢を退場させてこちらにしようかと思っていますが、いかがでしょうか?

小柳8(頭部から再生されたので事件の記憶を正確に覚えている)は警察署に向かう最中、(小柳2と絡んだ)ヤクザに絡まれる。
謂れの無い事を吹っ掛けられて、戸惑う小柳8だが、この前のお返しとして、彼を車内に連れ込み山奥へ生き埋めにされる。
一方、小柳2は佐渡から小柳5がいないと告げられる。
署内用の携帯電話で連絡を取るが、電話に出ない。GPS機能を使っても、反応しない。
何らかの事件に巻き込まれたと察した小柳達は変装して小柳5を探すが、彼らも次々といなくなっていた。
突然の事態に小柳2は、仲間との連絡を取ろうとするが、電話中に小柳1が突然何者かに攫われた。
小柳2が佐渡に相談すると、警察の他に小柳を捕獲している人々がいるのではないかと推理する。
小柳2は過去の回想から、考えられる可能性として城崎の借金口であるファイナルファイナンス(以下FF)のヤクザが自分を嗅ぎ付けたのではないかと考えた。
FFとは、暴力団が運営している闇金業である。
それを知った小柳2は佐渡とFFに向かう。
小柳2が囮になり、そこを警察が捕らえる作戦である。作戦通りFFが小柳を捕えて、山奥に連れ去り、それを佐渡が追う。
一方、意識を取り戻した小柳1は、自身の分身とFFのヤクザと再会する。
ヤクザは自分達を生き埋めにしようとするが、突如小柳8とその分身が現れた。
実は小柳8は地面の中で、舌を切ってそこから出た血を縄に染み込ませ、増殖していたのだ。2人はその後も身体を増殖させて、分身を生み出していた。彼らはヤクザを倒したのであった。
その頃に、小柳2達と後を追う佐渡が到着して、FFは殺人未遂の容疑で逮捕、壊滅した。

上記の回答(追記ですの返信の返信)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

>井沢を退場させてこちらにしようかと思っていますが、いかがでしょうか?

お……おおぅ、頑張って大幅改造になりましたね、前のは前でよかったんですが……
仮に前のままでいくとして、井沢に関してですが、最後に意識が小柳になってしまうんですよね。ですので、最後のそのシーンだけ「語り部 井沢?」として「何でコイツになるの?」としておいて、次第に小柳になってしまう様子だけは彼の一人称で書くと「コイツもある意味小柳ズの一員」という拡大解釈もできるかな、と後から思いついたところなんですが。その前の記憶も引き継いじゃうんですもんねー……。

前のも決して悪くはなかったんですが、代案を頑張って考えられるエアさんはやっぱりすごいと思います。どちらがいい、とは判断しづらいので、今言ったような手法や他の方の意見も考慮してみてください。

カテゴリー : その他 スレッド: 『僕がどんどん増えていく』の改稿・添削依頼

この書き込みに返信する >>

元記事:追記ですの返信の返信

>井沢を退場させてこちらにしようかと思っていますが、いかがでしょうか?

お……おおぅ、頑張って大幅改造になりましたね、前のは前でよかったんですが……
仮に前のままでいくとして、井沢に関してですが、最後に意識が小柳になってしまうんですよね。ですので、最後のそのシーンだけ「語り部 井沢?」として「何でコイツになるの?」としておいて、次第に小柳になってしまう様子だけは彼の一人称で書くと「コイツもある意味小柳ズの一員」という拡大解釈もできるかな、と後から思いついたところなんですが。その前の記憶も引き継いじゃうんですもんねー……。

前のも決して悪くはなかったんですが、代案を頑張って考えられるエアさんはやっぱりすごいと思います。どちらがいい、とは判断しづらいので、今言ったような手法や他の方の意見も考慮してみてください。

上記の回答(さらに一案ですが)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

変則的な人称・視点の参考例として「バーティミアス」を挙げてみますが「バーティミアスの一人称」「主人公(たぶん)のナサニエルの三人称一元」「もう一人のキーパーソンの三人称一元」のローテーションであったものがあります。作者的にはバーティミアスの一人称はノリノリで書いていたようで、エディ・マーフィーやアラジンのジーニーレベル(あ、どっちも吹き替えは山寺宏一だ……)のマシンガントークを披露していました。

ですので、最も原案に手を加えないものとしては「語り部」と描かずに視点人物の名前だけ出し、小柳ズだけ一人称、他キャラクターは三人称一元にしてみる、というのもありかもしれないという気がしました。

あと、ちょっと他の方への記事のレスで話題に触れたのですが、メフィスト賞受賞者で最も活躍している新堂冬樹が元闇金業者という経歴があるので、メフィスト賞狙いで闇金を扱うのはご注意ください、参考までに。

カテゴリー : その他 スレッド: 『僕がどんどん増えていく』の改稿・添削依頼

この書き込みに返信する >>

元記事:設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?

いつもお世話になっております。
ヴィクトリアン風な架空国家を舞台とした、長編小説に挑戦中のやとうです。

夏の終わりからのバタバタが落ち着き、やっとゆっくりと小説に向き合える余裕ができたのですが、
過去に書いたものを読み返す中、「物語の設定」についての悩みや疑問で手が進まなくなっています。
皆様の創作活動のご経験などを伺えればと思い、お邪魔しました。

現在は、一章の改稿&その続きの段階です。
長編小説の結末やだいたいの大筋は決めたものの、
勢いで書いて文章まで進めてしまったため、色々とその後の設定などを曖昧にしたままで、とりあえず一章の起承転結まで書きました。

その中で「このシーンは、重要にしたいけれど後へどう繋げよう」という箇所や、
主人公たちを取り巻く社会背景や、サブ?な人間関係など詳しくはせず、
その後にどう関わるか、などなど大事なことを…
書いた時にはその場の勢いを優先していて、最低限の情報のみで固有名詞や用語も濁して進めていました。

今になってそれらを読み返すと色々な箇所が気になり、
次に進むためには何から手をつけるべきかで迷ってしまいました。

今後次の話を進めるにあたって、
①このまま当初の予定通り書いてから辻褄合わせをする
②一旦止まって必要な情報を追加しなおし、次に行く
③細部まで詰めてから再スタート(その場合はどこまで?)
などなど、
この先を書くためにはどう進めていくのがスムーズに続けられるのか、
手法や創作の経験などについて、皆様もご自身の創作などでお忙しい中、恐縮ですがご助言いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

上記の回答(設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?の返信)

投稿者 ヘキサ : 1 投稿日時:

おひさしぶりです~。
以前話題に上げていた拙作のほうは、16万字弱で脱稿させていただきました。
お先に失礼~とドヤ顔決めたいところですが、今は次作の構想中で、また別方向の難易度の高さに唸っている最中です。

で、私も1派ですかね。途中で手を加えるのは危険という気持ちが強いです。

2は当初のプロットとのズレが出た時にやったことがあります。出した情報、まだ出していない情報のチェックをしてコピペを駆使して整理し直しましたが、止まってしまうほど大がかりに&完璧にはやりすぎないようにしています。

3は……よほど致命的なミスを犯していない限りはやりませんかな。

で、こういう言い方をするのはちょっと僭越ですが、やとうさんの「国名は架空だけどモデルは実在の国」という舞台セッティングは私もよくやるタイプでして、これの利点は「史実に忠実にしなくても読者に大目に見てもらえる」というところです。これが与える精神的余裕というのは、私にとっては馬鹿にならないものでして、ずいぶんと執筆時の心の支えになっていた、と思います。

そして、細部が気になる人向けの話をしてみようかな。
昔「シナリオを数行しか書かない」という方がGMのTRPGに参加させていただいたことがあるんですが、ぐうの音も出ないほど筋の通ったストーリーで、その要点を極限まで絞った密度の濃さに唸らされたことがあります。

そのシナリオを見せて頂く勇気は、当時はなかったのですが、今になるとそこに一体何が書かれていたのか、想像できるようになりました。
それはおそらく――仕事もので、主人公達は仕事を達成することだけに集中していればよかったのですが――GMが考える必要があったのは「依頼人の思惑」「依頼人の敵の思惑」これだけだったのではないか、ということです。

人の気持ちは変わりやすい、と思う方も多いかもしれませんが、目的意識を持っている人の気持ちを変えることは、実は非常に難しい。ここを守っている限り「キャラがぶれない」でいられる、ということがわかったんです。

その世界観の技術的に無理だとか不可能だとか、そのへんはどうとでも都合がつけられたりします。そのキャラクターがその意図でいる限り、ストーリーはそう進んでいく。私にとっては上杉鷹山の名言「為せば為る」を思い起こさせる話でした。

……なんかちょっと自分語り入っちゃって恥ずかしいんですけれども、創作時にけっこう本気で気合いを込めているところなので、参考になりましたら、と思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 設定の細部は決めてから? それとも書きながら追加?

この書き込みに返信する >>

現在までに合計437件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全88ページ中の67ページ目。

ランダムにスレッドを表示

ヒーローと悪者の世間の認識

投稿者 バッキー 回答数 : 11

投稿日時:

お久しぶりです。 群像劇的なヒーローものをやるにあたって現在「この戦いが世間からどのように認知されているか」という所の置き所に... 続きを読む >>

途中でシナリオが行き詰まる

投稿者 あばっば 回答数 : 7

投稿日時:

趣味でゲームのシナリオを書いているものなのですが、つなげたいエンディングにどうやってつなげればいいのか思いつかず、行き詰っています。... 続きを読む >>

SFについての勉強(ジャンル問わず)

投稿者 困ったおにぎり 回答数 : 9

投稿日時:

こんばんは、またこちらを利用させていただきます。 あれからおススメ頂いたSF小説やアニメ作品を見て、色々ネタをこねております。 ... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:女主人公×バトル小説を公募に出したい。

初めまして。長編小説に挑戦している者です。女です。

私は上記の通り、小説でも漫画でもアニメでも「女主人公」「バトルアクション」の物語が大好きです。ジャンルではファンタジー、SFにハマる傾向にあります。
(好きな作品「キューティーハニー」「セーラームーン」「キャッツ・アイ」「ソウルイーター」「Dグレ(リナリー主役時の読み切り版)」「神風怪盗ジャンヌ」など)

公募に出す予定なのですが、レーベルを調べたところ、女性向けは「恋愛」「胸キュン」「結婚」要素が強めのところが多く、バトルは求められていない気がします。
では男性向け?と思っても、そこでは女主人公が求められていない気がして……。

なるべく自由に創作したいのですが、レーベルを選ぶ時のコツなどがありましたら、教えてくださると嬉しいです。

上記の回答(リテラシーがないヤツがネットで相談すると徳しかしない。)

投稿者 ごたんだ : 0

昔、ダンジリ文庫なるものがあり、その文庫の主力が恥ずかしいポーズを取ると魔法が発動するみたいなノリだった…

カテゴリー : ストーリー スレッド: 女主人公×バトル小説を公募に出したい。

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:文章がうまくなりたいのですが……

はじめまして。

あるサイトに小説(何とは言えませんが)を投稿したところ、文章がひどいだの、何を言っているのか分からないだの、散々な事を言われてしまったので、どういう勉強をすれば文章が上手くなるのかを教えて欲しく思いました。

岩淵悦太郎著「悪文」は読んだのですが、何か他に読むべきでしょうか? それとも何か本を写経なりするべきでしょうか?

当方一週間に三冊ほど読書をしますが、読書を続けていれば自然と上手くなるという考えには疑問があります(読んでいる本ほど分かりやすい文章を書けたことがないため)。

↓文章をしたためましたので、参考にしてくださればと思います。(この際内容はあまり言及しないで頂けると助かりますが…)
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n1793kt/

上記の回答(文章がうまくなりたいのですが……の返信)

投稿者 通りすがり : 0

はじめまして、風月さん。ご投稿ありがとうございます。
文章がうまくなりたい、というその熱意、そしてご自身の文章を公開して意見を求める勇気に、まず敬意を表します。酷評されたとのこと、さぞお辛かったと思いますが、それは風月さんの作品がそれだけ人の心を動かした(たとえ今はネガティブな方向でも)証拠ですし、何より「もっとうまくなりたい」と思えたことが、上達への何よりの才能だと思います。

岩淵悦太郎氏の『悪文』を読まれたとのこと、素晴らしいですね。文章の基礎体力をつけようという意志が伝わってきます。

さて、ご提示いただいた小説『異能魔法戦アポカリプス』を拝読しました。
結論から言うと、**風月さんの文章は「ひどい」わけでは決してありません。**むしろ、独特の世界観、スピーディーな展開、魅力的なキャラクターを創り出す力は、かなりのものだと感じました。

ただ、「何を言っているのか分からない」という感想が生まれる理由は、いくつか考えられます。これは「才能がない」のではなく、「技術」で解決できる問題です。内容には踏み込まず、純粋に「文章技術」の観点から、改善のためのポイントをいくつか提案させてください。

小説の文章分析と改善ポイント

ご自身の文章と見比べながら読んでみてください。

ポイント1:情報の出し方と「視点」の整理

読者が「分からない」と感じる最大の原因は、「誰の視点で、何が起きているのか」が瞬時に理解できないことにあります。特に戦闘シーンのような目まぐるしい場面では、読者の視線をしっかりガイドしてあげる必要があります。

【原文】

激しい運動と緊張で混乱する脳味噌を、死にたいのかと脅して無理やり冷静にする。逃げることは不可能。今から数秒の間に全てを決めねばなるまい。時刻は午後五時、年と季節を一六九に分けたところの一五つ目。昨日の天気は雨。周囲には樫と蜜柑の木、足元にはシダとヒイラギ、イバラの仲間。蛇の目の岩がぬかるんで、イカルの群れが空に鳴く。菅谷は呪文を導き出し、唱える。

【問題点】
オークに殺されそうな極限状態で、いきなり季語や天候、植物図鑑のような情報が羅列されるため、読者は「え、何? どういうこと?」と混乱してしまいます。これが呪文の材料だと後で分かっても、読んでいる瞬間は物語から突き放された感覚になります。

【改善案】
「なぜ」その情報が必要なのかを、先に示してあげましょう。

激しい運動と緊張で、脳が思考を放棄しようとする。菅谷は「死にたいのか」と自らを叱咤し、無理やり冷静さを取り戻した。逃げることは不可能。今から数秒で、この場にあるすべてを利用して、呪文を編み上げなければならない。
菅谷は感覚を研ぎ澄ます。――時刻は午後五時。年と季節を一六九に分けたうちの一五。昨日の雨でぬかるむ蛇の目の岩。樫、蜜柑、シダ、ヒイラギ。空を鳴きながら横切るイカルの群れ。全ての要素が術式へと組み込まれていく。彼は答えを導き出し、唱えた。

【解説】
「呪文を編むため」という目的を先に書くことで、一見無関係に見える情報の羅列が、「主人公の必死の行動」として読者に伝わります。

ポイント2:一文を短く、分かりやすく

特にアクションシーンでは、短い文を重ねることでスピード感が出ます。一つの文に情報を詰め込みすぎると、読者は内容を理解するために立ち止まらねばならず、物語の勢いが削がれてしまいます。

【原文】

動物的な、しかし流れるような攻撃。すんでのところで無詠唱の魔術を展開し、致命傷は免れるも、体は大きく突き飛ばされて、背中から木に激突する。

【問題点】
読点(、)で文が長く繋がっており、主語が誰なのか分かりにくい部分があります。

【改善案】
思い切って文を切りましょう。

攻撃は動物的でありながら、流れるように鋭い。菅谷はすんでのところで無詠唱の魔術を展開した。致命傷は免れた。だが、その衝撃で体は大きく突き飛ばされ、背中から木に激突する。

【解説】
一つ一つの動作が明確になり、映像として頭に浮かびやすくなります。主語(誰が)と述語(どうした)を意識して書くと、文章は格段にクリアになります。

ポイント3:「説明」ではなく「描写」で見せる

読者が物語に没入するのは、登場人物の行動や会話を通して、その世界の出来事やキャラクターの感情を「体験」する時です。

【原文】

菅谷達は数十分ほど世間話で盛り上がった。

【問題点】
これは「説明」です。二人がどういう関係性なのか、読者には伝わりません。

【改善案】
具体的な会話や様子を少しだけ「描写」します。

「王都の酒場の娘は、まだお前の噂をしていたぞ」
「はは、勘弁してくれ。あいつに惚れられたら面倒でかなわん」
焚き火を挟んで交わす他愛もない会話に、先ほどまでの死線が嘘のように遠のいていく。犬牙見とは、こういう男だった。

【解説】
たった二言の会話でも、二人が旧知の仲であること、緊張が和らいだ雰囲気が伝わります。これが「見せる」ということです。

文章がうまくなるための具体的な勉強法

風月さんがされている「読書」は絶対に無駄にはなりません。ただ、そのやり方を少し変えるだけで、効果が飛躍的に上がります。

「分析読書」と「分析写経」
「この文章は読みやすいな」と感じたら、ただ写す(写経する)だけでなく、「なぜ読みやすいのか?」を分析してみてください。

どこで改行しているか?

一文の長さはどれくらいか?

難しい言葉を使っているか、平易な言葉か?

会話と地の文のバランスは?

なぜこの言葉を選んだのだろう?
この視点を持って好きな作家の文章を書き写すと、ただの作業だった写経が、最高の文章レッスンになります。

リライト(書き直し)を繰り返す
今回私が提案したように、ご自身の文章を**「もっと分かりやすくできないか?」**という視点でもう一度書き直してみてください。これが最も効果的な練習です。時間を置いてから読み返すと、客観的に自分の文章のクセが見えてきます。

読むべき本について
『悪文』は素晴らしい選択でした。次の一冊としては、少し方向性の違う本もおすすめです。

三島由紀夫『文章読本』: 美しく、力強い文章とは何かを教えてくれます。少し難しいですが、間違いなく血肉になります。

清水義範『国語入試問題必勝法』『入試国語問題集』: 小説の「お約束」や「作法」を、ユーモアたっぷりに、かつ鋭く解説した小説です。楽しみながら「読者に伝わる型」を学べます。

プロの脚本: 脚本はセリフとト書き(動きの指示)だけで物語を伝えるため、無駄がありません。情報の見せ方、会話の作り方の参考になります。

最後に

風月さん、あなたの武器は、魅力的な世界観とキャラクターを創り出せる「想像力」です。それは訓練で簡単に身につくものではありません。あなたに今必要なのは、その素晴らしい想像力を読者に正確に、そして魅力的に伝えるための「技術」です。

今回指摘された点は、少し意識するだけで劇的に改善します。落ち込む必要は全くありません。むしろ、大きな伸びしろを発見できた、と前向きに捉えてください。

あなたの文章が、これからどう磨かれていくのか、とても楽しみです。応援しています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章がうまくなりたいのですが……

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:最強厨になってしまう

私は元々地に足の着いた強さの主人公達が途方もない強さのモンスターに四苦八苦しながら戦う、というコンセプトで作品を作っていました。

しかし最近のなろう系の最強主人公達やスケールのインフレしたSF作品を見ているうちに「こんな奴に負けたくない」「強さに説得力を持たせないと」とどんどん話のスケールや主人公の強さが膨らんでいってしまい、話が破綻してしまっています。

しかし「鬼滅の刃」や「モンスターハンター」を指して「○○太郎様なら鬼や古龍なんて瞬殺ww」などと言えば「キモイ」の一言で追い返されてしまうでしょう。ゴブリンスレイヤーなんて弱い所に魅力があります。実際ちゃんとした作品は他作品との比較などされず作品内でちゃんと敵の脅威や世界観の大きさを表現できています。
実際クロスオーバーされた場合でも、例えばスーパーロボット大戦で原作では街一つの中でウダウダやっているビッグオーが惑星間規模の戦いをするクアンタよりもダメージを稼いでも誰も文句は言いません。

そういう風に考えたいのですが、どうしても「この敵も主人公も○○の主人公や敵なら楽に倒せるだろうなあ」という考えが頭によぎり、どうしても主人公や世界観を、自分の想像力の及ばないところまで広げてしまいます。

こういう風に、他作品と自分の作品のスペックを比べてしまう癖がついたらどうすればいいでしょうか?同じような症状をお持ちの方、昔は持っていた方は少なくない筈です。そういった方はどうやって克服したのでしょうか?

上記の回答(最強厨になってしまうの返信)

投稿者 読むせん : 0

・・・・・凡庸主人公、平凡主人公けいが好きなので、むしろスパイス。

 あいつなら、きっと簡単にできることが、俺は、俺達にとっては、みじめに這いつくばって噴水みたいなゲロ吐いて漏らして、血反吐を吐いて命を悪魔の天秤に賭けなければ、できやしない。それでも俺は「これ」を選びたい的な(笑)

スペックって漫画とかデータ的だと思う。数字で勝っているひとは数字で劣っている人を必ず倒す・・・・ってわけじゃないから。

 前に何かでロボット・コンテストの番組見ていたんですが、優勝チームは【9割不戦勝】で勝ち抜きました。
 対戦相手がそのチームと当たるたびに、なぜかマシン不具合が発生し不戦敗。その優勝校が京都の学校だったので、思わず【こいつらのチームには式神か狗神でも憑いてんのかよ?部員に陰陽師でもいるのかよ】って言いたくなった。
 
 【大番狂わせのないドラマ】って白けるから、最強系はアンパンマンだけで十分かな?アンパンマンだって水にもカビにも弱いし。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 最強厨になってしまう

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ