小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いします

こんにちは、代田錠(ダイタ ジョウ)です。初めてこの掲示板に書き込みます。
客層を限定したSFの設定を考えていて、デジタルクローンという技術を題材にした短編にする予定です。
本題に入ります。「こんな設定をネットに載せたら、読者の感情を害することがあるのではないか?」と迷っていることがあります。
「作品の中で『本人と遺族などに無許可で故人(注1※)を人工知能で再現すること』」です。
ここ数日、この設定が頭から離れないのですが、何らかの問題があるとしたら作品にしない覚悟があります。
ここしか相談できそうな場がないです。
ご意見、ご感想をよろしくお願いします。

注1※作品世界の歌手。代表曲は現在から30年前(=作中世界の2010年代)に発表。
その後の時期ではテレビ出演がほとんどない状態だが、新曲も出していた。数年前に60代で病死。
現在でも根強いファンが存在。

【この質問に関する資料:キーワード】
・デジタルクローン
(注※この作品を書くとしたら、読者が特定の実在人物を連想することがないように設定に細心の注意を払うことが必要)

・”親世代の若い頃に発売された歌”が好きな若者
(注※この物語は未来が舞台の作品である)

・許されない人間関係

【この質問に関する資料:時代・舞台設定】
時代設定は未来、「テクノロジーの進歩で、生物に似た構造の機械が安定して生産できるようになった」ころ。
極小サイズの電子機器(コンピューター、センサー、バッテリーなどを兼ねる)で構成される構造の電子機器が珍しくない。
(補足※多くの商業作品で見られる設定「ナノマシン」のようなもの)
変わりつつある科学技術とずっと変わらない人の感性とのズレがトラブルを起こすことがある。

舞台設定は特定の地域に限定しないが、最低限の設定は公共交通機関が使いやすいこと、ライブハウスがあること。

【この質問に関する資料:簡単なあらすじ】
「未来、渋い趣味の若者が、憧れの人物のデジタルクローンを内蔵したアンドロイドと出会ってしまったら?」という短編。
主人公の視点では、小規模なイベント(※出演者は生前の故人と親交のあった人物)に行こうとしていたのに、不謹慎ともとれる出来事に遭遇してしまう。
若者と「故人(の若い頃)を模した電子機器」との人間関係はどんな結末に向かっていくのか

【この質問に関する資料:主人公について】
トキサカ・リン(鴇坂凛)
19歳、大学生。
地方の実家を出て、都会で一人暮らし中。
同年代の女子と普通の交流関係(対面および電子機器ごし)があるが、一番心を許せるのはネットで会話する友人(実際に会う気はない)。
実は音楽の好みが渋い。親世代の若い頃に発表された曲にも抵抗感がない。
本棚の隅には後述のアーティストのCDを収納。ディスクの裏面が経年劣化で剥がれているせいで再生はできないが、当時の品なので彼女にとって思い入れのある一枚。
(※曲の方は公式のところからダウンロード購入して聞いている)
それに関連して、絶対に実現しない夢は「憧れの人(後述のアーティスト。故人)に会うこと」。

【この質問に関する資料:主人公にとっての憧れの人について】
(注※特定の実在人物を連想させない設定にすること)
アンドウ・ユウ
本名は田鶴悠(タヅル・ユウ)
バンド「フライ・バイ・ワイヤ(FBW)」解散後、ソロ活動を開始。
主人公の親が学生だったころ、ドラマ主題歌で有名だった。
主人公の知識によると「繊細な歌声」「独特な視点で日常を切り取る作風」「先輩の影響でシンセサイザーも使用する」という感じ。
実は上の世代のアーティストにも詳しい。上の世代との交流も多かった。
20XX年代では、滅多にテレビに出ないが晩年まで現役。数年に一回新曲を発表。積極的にライブを行っていた。
この短編での現在からみて数年前、病気で急死。

上記の回答(初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いしますの返信)

投稿者 にわとり : 1 投稿日時:

 SFでは割とありふれた発想だと思うけど。テーマとして同じものを扱ってる作品としては柴田勝家『ニルヤの島』とか。
 そりゃ言いがかりつけてくる人が絶対にいないとは限らないけど、法的に問題があるとはとても思えないですね。
 というか現実でも、技術的に可能になったらとくに倫理的な問題は議論されずになんとなく実用化されそうな気がする。ゴッホの画のタッチを再現してゴッホっぽい絵を自動生成する技術とかあったじゃないですか。ああいうのの延長線上のものとして自然に普及しそう。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いします

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元記事:アクション描写で気をつけること

今現在、人生初のオリジナル小説を執筆中で別掲示板に貼り付けています。
読んでもらうとわかるように、かなり文章が拙いのです。特にアクション描写が酷く残念な感じになっています。
アクションシーンはどうやって鍛えるべきでしょうか?参考になるものがあれば、教えてください。

上記の回答(アクション描写で気をつけることの返信)

投稿者 にわとり : 1 投稿日時:

 ピクシブの遊園地のやつですよね。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10896456

 個人的に読んで思ったのが、主人公が戦闘してるわけじゃないから書きづらいんじゃないのかな、ということ。
 小説で戦闘描写が多いやつって、具体的に何を書いているのかというと戦闘中の心理描写であることが多いんですよね。活字媒体は動きを説明するのが苦手な一方で心理描写に秀でているので、メディアの特性に従って有利なフィールドに引き込んで勝負している、みたいな。
 動きの描写は下手に盛るとかえってわかりにくくなるけど、心理描写はそうでもないし。戦闘シーンを書くのがうまい作家は大抵、戦闘中のこころの動きを描くのがうまい。

 その点、あなたの作品は主人公が特に親しいわけでもない知り合ったばかりの人物の戦闘を傍観しているだけなので、感情のうごきを描くのが難しい。そのせいでアクションシーンが『残念な感じ』になってしまうのではないかと思いました。
 まあ傍観者視点でもやりようはあって、スポーツ中継みたいなノリで「正面から迫ってくる触手の猛攻に気を取られている間に、背後にも数本の触手が回り込んでいる。大きくしなった触手が彼女の無防備な背中を狙う! 彼女はまだ気づいていない、いや、今更気づいたところでもう逃げられない。どうする!」みたいなことを書いていけばいいのだけれど、この場合も描くべきことの主眼は動きではなく、人の感情です。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: アクション描写で気をつけること

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元記事:アクション描写で気をつけること

今現在、人生初のオリジナル小説を執筆中で別掲示板に貼り付けています。
読んでもらうとわかるように、かなり文章が拙いのです。特にアクション描写が酷く残念な感じになっています。
アクションシーンはどうやって鍛えるべきでしょうか?参考になるものがあれば、教えてください。

上記の回答(アクション描写で気をつけることの返信)

投稿者 手塚満 : 2 投稿日時:

「ノベル道場/小説の批評をし合おう!」の「亡国のフロイライン (初稿)」
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/review/novels/thread/840
でよろしいでしょうか。もし違うようでしたら、以下はスルーしてください。

「第1章 夕暮れの悪戯」から具体的に申し上げてみたいと思います。アクション描写があるのは終わりのほうですね。該当部分を引用しますが、一文ごとに箇条書きに直して番号を振り、気になる部分を『 』でくくってみます。

01> 再び混乱してきた久住は、思わずアーチェリー場を飛び出した。
02> 『もう既に』辺りは暗い。
03> 『すると』、目の前に巨大な陰が現れた。
04> グロテスクな触手が久住をめがけて放たれる。
05> 『すると』、先ほどの銀髪の女が前に躍り出て、触手をサーベルで切り落とした。
06> 『その後』、陰の頭の中心をめがけてサーベルを振り下ろす。
07> 鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。
08> 「まったく…、最近の鬼は見境がないな…」

02の「もう既に」は単なる重複です。ときおり見かける表現でもありますので、普通は問題にしなくていいかもしれません。ですが、緊張感を高めるパートでは冗長な感じで損をします。

アクション描写で緊張感を下げる、ぱっと目につく要因は03以降の接続詞の類です。「すると」や「その後」ですね。どちらも間を置く効果が出てしまっています。特に「その後」は「ソノゴ」と読むと、一拍置くどころではない時間経過を感じてしまいます。とりあえず、削ってみます。

01> 再び混乱してきた久住は、思わずアーチェリー場を飛び出した。
02> もう辺りは暗い。
03> 目の前に巨大な陰が現れた。
04> グロテスクな触手が久住をめがけて放たれる。
05> 先ほどの銀髪の女が前に躍り出て、触手をサーベルで切り落とした。
06> 陰の頭の中心をめがけてサーベルを振り下ろす。
07> 鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。
08> 「まったく…、最近の鬼は見境がないな…」

なんとなくギクシャクしてしまっているようです。だから接続詞等を入れたくなったんだと思います。ですが、時系列であることを示す接続詞を選んだために、間延びしてしまう結果になったんじゃないでしょうか。

そこで、時間を置かないことを意味する文言を補ってみます(一文中についてもやってみます)。接続詞でも短い逆接は効果的なことも多いですから、少し使ってみます。

01> 再び混乱してきた久住は、思わずアーチェリー場を飛び出した。
02> もう辺りは暗い。
03> いきなり目の前に巨大な陰が現れた。
04> すかさずグロテスクな触手が久住をめがけて放たれる。
05> が、先ほどの銀髪の女が前に躍り出るや、触手をサーベルで切り落とした。
06> 続けざまに陰の頭の中心をめがけてサーベルを振り下ろす。
07> 鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。
08> 「まったく…、最近の鬼は見境がないな…」

こうしてみますと、03の「いきなり目の前」はくどい感じです。04も気になります。受動態ですし、第三者視点から眺めている感じが強く出ている。01で久住と明示していますので、久住視点で読んでもらえそうなことも、一文を短くするのに利用したいところです。

01> 再び混乱してきた久住は、思わずアーチェリー場を飛び出した。
02> もう辺りは暗い。
03> いきなり巨大な陰が立ちふさがった。
04> すかさずグロテスクな触手を放ってきた。
05> が、先ほどの銀髪の女が前に躍り出るや、触手をサーベルで切り落とした。
06> 続けざまに陰の頭の中心をめがけてサーベルを振り下ろす。
07> 鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。
08> 「まったく…、最近の鬼は見境がないな…」

03~04は「巨大な陰」のターンです。同様に05~06は「銀髪の女」のターン。文章でのアクションですと、原則として文の長さがキャラの経過時間になります。短くするのは大事です。ですが、同じキャラの1ターンを分割すると、逆に経過時間が長く感じがちです。

01> 再び混乱してきた久住は、思わずアーチェリー場を飛び出した。
02> もう辺りは暗い。
03> いきなり巨大な陰が立ちふさがるや、グロテスクな触手を放ってきた。
04> が、先ほどの銀髪の女がサーベルを抜きはらって躍り出るや、触手を切り落とし、陰の頭めがけて剣を振り抜いた。
05> 鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。
06> 「まったく…、最近の鬼は見境がないな…」

でも、04はさすがに長い感じですね。一瞬で終わった感が欲しいのに、間延びしてしまう。それなら、一瞬を諦めるのも手です。緊張感が足りなくもありまして、原因の一つが視点たるべき久住の緊張などの描写がないからかもしれません。

01> 再び混乱してきた久住は、思わずアーチェリー場を飛び出した。
02> もう辺りは暗い。
03> いきなり巨大な陰が立ちふさがるや、グロテスクな触手で掴みかかってきた。
04> 「うわ!」
05> 久住が思わず目をつぶると、ガキッという音。
06> 目を開くと、先ほどの銀髪の女がサーベルで触手を受け止めていた。
07> 女は楽々と触手を払うと、陰の頭めがけて剣を振り抜く。
08> 陰は鋭い悲鳴と共に跡形もなく消えた。
09> 「まったく…、最近の鬼は見境がないな…」

箇条書きから普通のスタイルに戻してみます。

―――――――――――
 再び混乱してきた久住は、思わずアーチェリー場を飛び出した。もう辺りは暗い。
 いきなり巨大な陰が立ちふさがるや、グロテスクな触手で掴みかかってきた。
「うわ!」
 久住が思わず目をつぶると、ガキッという音。目を開くと、先ほどの銀髪の女がサーベルで触手を受け止めていた。
 女は楽々と触手を払うと、陰の頭めがけて剣を振り抜く。陰は鋭い悲鳴と共に跡形もなく消えた。
「まったく…、最近の鬼は見境がないな…」
―――――――――――

これでいいわけではありませんし、原文より良いとも思いませんが、もし自分が推敲していくとしたらこんな感じで進めてみる、というサンプルとお考え下さい。

拝読して思いましたのは、とても分かりやすい描写だということです。さっと読み下しても、混乱せずにスムーズにイメージできます。ただ、そのせいで段取りが良すぎるのではないかと思います。言い換えれば、分かり過ぎるためにテンポを感じにくい。

アクション自体はしっかり構想できていると思います。問題は、何がどうなっているかを、順序含めて客観的に説明し過ぎているようです。そのため、リアルタイムなキャラ行動と感じにくい。反面、主観的な描写を排し過ぎて、緊張感を高めにくくもなっているようです。

(客観的なことを)説明し過ぎなのは、全般を通して感じられます。第1章ですと、冒頭から遊園地の由来やら状況やらを細かく説明しています。主人公の久住篤志も同様です。作者的には主人公はもちろん大事ですし、その主人公が遊園地を大事にしている理由も大事でしょう。どちらも設定していなければ書けませんから。

ですが、読者は違うんです。まだ魅力を感じていない。当然ですよね、見知らぬ主人公と見たこともない遊園地なんですから。まだ魅力が感じられるかどうか分からないものについて、説明を読まされている感じになります。ブラバ率を高めてしまい、損です。読者は楽しみたいだけであって勉強したいわけじゃないため、自分の興味が先、知識欲は後です。

ですので、文章面だけでなく、構成もできるだけ端折ることを考えてはどうでしょうか。特に冒頭は何も知らずに読んでも面白いものだけに絞るべきです。読者としては興味を持てたら、知りたくなります。主人公が正体不明の鬼に襲われ、やはり謎の女が鮮やかに救って見せたら、どういうキャラがどういう状況にいるか知りたくなります。そうなってから、そこに関わる主人公の来歴を出せばよいはずです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: アクション描写で気をつけること

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元記事:アクション描写で気をつけること

今現在、人生初のオリジナル小説を執筆中で別掲示板に貼り付けています。
読んでもらうとわかるように、かなり文章が拙いのです。特にアクション描写が酷く残念な感じになっています。
アクションシーンはどうやって鍛えるべきでしょうか?参考になるものがあれば、教えてください。

上記の回答(アクション描写で気をつけることの返信)

スレ主 まろひこ : 0 投稿日時:

皆さん、真摯に答えてくださってありがとうございます。
本当に有難いを通り越して、申し訳ないくらいです。皆さんのご意見を参考に、これからも頑張っていきたいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: アクション描写で気をつけること

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元記事:【質問/考察?】主人公及び異世界の設定・描写、その解釈についての返信

「中世ジャガイモ問題」についてですが、少し論点がずれてるんじゃないでしょうか。

ファンタジーは別世界の話だから、なんでもあり」だからといって、中世欧州風にも関わらず、高層ビルが建ち並んだり、自動車が走ったりするのは、どうなんでしょう。違和感がありませんか。
もっと極端な例を挙げると「平屋や二階屋の木造建造物が建ち並び、城郭には天守閣がそびえる。そして、ちょんまげを結った男たちが闊歩する」なんてことになると「日本じゃん! 中世、どこ行った!?」という事態に陥ります。

「中世ジャガイモ問題」とは、単にジャガイモの存在について言及するものではなく、中世欧州風の剣と魔法のファンタジーにおいて、その世界観を崩さない範囲はどこまでなのか。それを問うものです。
その象徴が、ジャガイモであり、シャワーです。

基本情報として、南米原産のジャガイモは中世欧州には存在しません。
にもかかわらず、中世欧州の世界観を現すために、風景や街並み、食事をする様子を描写、そこにジャガイモが登場したらどうでしょう。
「この作者、なんもわかってないな!」となるんじゃないでしょうか。

もちろん、ジャガイモひとつで作品の評価が上がったり下がったりはしません。こういう細かい指摘をしてマウントを捕った気になる読者も、ただ単にウザいだけです。
ですが、小さな瑕疵でも頻発すると、作者の作品に対する姿勢に疑問を抱かざるえません。
逆に、聞き馴染みのない料理名が登場して、調べてみると当時に流行った物だったりすると、「やるじゃん」と嬉しくなりますよね。

書き手として作品に深みを出すためにも「中世ジャガイモ問題」は意識すべきだと思います。

上記の回答(【質問/考察?】主人公及び異世界の設定・描写、その解釈についての返信の返信)

投稿者 ドラコン : 1 投稿日時:

 ドラコンです。横やり失礼します。

 >「中世ジャガイモ問題」とは、単にジャガイモの存在について言及するものではなく、中世欧州風の剣と魔法ファンタジーにおいて、その世界観を崩さない範囲はどこまでなのか。それを問うものです。
 >その象徴が、ジャガイモであり、シャワーです。
 
 この点につき、私見を申し上げます。
 
 モデル・モチーフにする時代・場所に存在しない物を出す・出さないというより、作者が作中の衣食住について、ブレないイメージを持っているか・持っていないか、読者に違和感を持たせない工夫をしている・していないかではないでしょうか。
 
 モデル・モチーフにする時代・場所の衣食住について、何も考えずに「ジャガイモ」「シャワー」を出せば違和感のもとでしょう。ですが、ちゃんと考えて「あえて」出したのあれば、気にならないでしょう。
 
 中世中華風異世界が舞台での後宮ミステリー『薬屋のひとりごと』(日向夏、ヒーロー文庫)では、中世ヨーロッパ風異世界以上に違和感を覚えさせる以下の飲食物が出てきました。ですが、読者に違和感を持たせないように工夫させていたので、違和感はありませんでした。

 中華ファンタジー好きで宦官にも多少の知識がある者としては、むしろ1巻で登場した「どじょう髭の宦官」(宦官は中華文明の特徴の一つ)のほうに違和感を持ちましたね。宦官は髭がないですからね。多少ネタバレになりますが、ニセ宦官のほうが宦官らしく描写されていました。「どじょう髭の宦官」に髭がある理由が、僅かなりとも出てきたのは、4巻に至ってからです。

・カカオ(新大陸原産)とチョコレート
 カカオは「可可阿」、チョコレートは「巧克力」と中国語で表記しして、カタカナでルビ振り。
 カカオについて、「西の、さらに西の南方にあるもの」(1巻)とあり、作中世界では「珍しい物」との扱い。
 チョコレートの原料の1つ「砂糖」自体、高級品と描写されている。

・アイスクリーム
 4巻で登場。氷が高級品と描写。塩を混ぜだ氷でアイスクリームの素を冷やして作った。「今、落ちて壊れた氷の塊だけでも、人ひとりが買える価値がある」。
「氷菓」と漢字表記で「アイス」とルビ振り。
 考古学的に実在が確認されている中国最古の王朝・殷(紀元前17世紀―紀元前11世紀)でも、シャーベットのようなものが食べられていたようだ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0)

・ジュース
「果実水」と書いて「ジュース」とルビ振り。

・さつまいも
 6巻で、漢名「甘藷」として登場。苗を「南の品」で「面白い牽牛(アサガオ)がある」と間違って買った。飢饉対策で普及させようとする(実際、さつまいもの全国普及は享保の大飢饉を受けて、儒学者・青木昆陽より南町奉行・大岡越前守への意見具申がきっかけ)。

・パウンドケーキ
 8巻で登場。名前は特になく、単に「焼き菓子」となっていた。材料、作り方、挿絵からパウンドケーキと推定。

 また、挿絵の助けが大きいのですが、中華風世界であることを示すために、以下のような工夫もされていました。

 ・主人公の少女・猫猫(マオマオ)はじめ、一部の登場人物名の漢字は中国語読み。
 ・「小姐(おねえちゃん)」など、一部の用語が中国語表記で、日本語訳を仮名でルビ振り。
 ・昔っぽさをだすため、「半時」と書いて「いちじかん」とルビ振り。
 ・妃の位や役所の名が、中国王朝で実在したもの。

・参考記事

 https://www.raitonoveru.jp/howto1/sekai/09.html
 https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/03/22/43530/

カテゴリー : その他 スレッド: 【質問/考察?】主人公及び異世界の設定・描写、その解釈について

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元記事:作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?

二週間ほど前に、なろうで連載を始めたもののストックがほぼゼロの状態で見切り発車したために毎日ヒイコラ言ってる執筆初心者です。
んで、↑のようなこと言っておいて何なんですがなぜか書こうと思えば書こうと思うほど、別の企画の案ばかりが思いついてしまってどんどん脱線していく日々を過ごしています。
思いついたことをメモって三十分くらいソシャゲの周回でもすれば創作意欲が戻ってきて本来するべき仕事ができるようになるのですが……。
どうすればいいか誰か教えてください。

上記の回答(作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?の返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 1

メモが取ってあるなら、他の作品に使いましょう。それだけのことです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?

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投稿日時:

元記事:小説がセリフばかりで展開してしまいますアドバイス下さい

自分は今小説を書いているのですが、どうしてもセリフが多くなってしまいます。
自分の頭の中では場面が想像出来るのですが、それを上手く文字で表現できません。
セリフだけだと読んでる人が場面がを想像しにくいと思います。何かアドバイスを下さい

上記の回答(小説がセリフばかりで展開してしまいますアドバイス下さいの返信)

投稿者 大野知人 : 26 人気回答!

 やり方は人それぞれっすけど、俺は『台詞だけ書いてから、半日くらい空けて読み直し、分かり難いと思った部分に地の文を書き足す』という方法を取ってます。

 あとまあ、台詞で言わせてる部分に、『これって、地の文で書き換えることできないかな?』っていうのを考える。『地の文でも台詞でも描ける内容』ってのはあるから、頑張って探して。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説がセリフばかりで展開してしまいますアドバイス下さい

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投稿日時:

元記事:現在書いている物語の概要と主人公についての批評を下さい

 連投すみません。オミクロンです。前回の質問でご指摘いただいた部分は鋭意見直し中です。

 さて、今回は前回よりもう少し踏み込んで、全体のストーリーと主人公の大まかな言動についてまとめました。少々長くなりますが、それに関する批評をお願いいたします。

ジャンル:異世界転移、精神成長もの、チート要素あり

【起】
 日本で高校2年生だった主人公は、落ちこぼれの烙印を押されていた。本人が怠惰なわけではなく、どれほど努力を重ねても結果が大きく実らないというものだった。更に本人の性格が努力至上型だったため、いつの間にか諦念に塗れて塞ぎ込んでいた。そこで突如として異世界に召喚される。

 同級生も十数名召喚されていた。才能が可視化され、身体能力と技能が数値化された世界においてさえ、その世界独自の忌み嫌われる【規格】を保持していたせいで牢獄行きになる。完全に諦め命を捨てようとした瞬間に、もう一人の罪人(元天才錬金術師)から禁忌の技術を手に入れる。

 それは【規格】を持つ者のみが、他者から才能と技能を奪えるものだった。しかし致命的な欠陥があり、双方の同意を得なければ奪えないという残酷なものだった。それでも主人公は自由になるという夢をかなえるため、異世界で出来た二人の師を同意のもとにその手で殺め、異世界の旅を始める。

【承】
 旅の過程で主人公と仲間たちは複数の国を巡っていく。仲間と共にダンジョンに挑み、時には異世界(地球)の技術をフル活用して大儲けする。また、その強さと行動力を称えられ高位の冒険者に認定される。(要は異世界転移モノのなろう小説みたいな内容です)

【転】
しかし、二人目の師を殺めた時点で手放そうと決めたはずの技術は、不幸な事故によって有効に活用されいていく。(技術の行使は作中5回)危機感と恐怖を抱いた主人公は、技術を封印しようとする。だが、高位冒険者になったことを滞在中の国に利用され、いつの間にか片思いしていたヒロインの一人をその技術によって手をかける。

 失意のどん底に陥りながらも、それでも夢を諦められない主人公は2周目(物理的な意味)の旅に出かける。(シナリオ上世界そのものが狭い設定です)その最中で陰謀に巻き込まれそうになった同級生と幼馴染を救ったり、仇のある国(主人公らを召喚した国)への戦争準備に協力したりする。

 2周目の終点間際で、幼馴染がやむにやまれず件のヒロインに致命傷を負わせた事実に気が付き、自身のほんの些細な機転で回避できたことを知り発狂する。自身に完全に失望した主人公は、かつてと同じように塞ぎ込み始める。

【結】
 その危機を救ったのは死んだヒロインであった。ヒロインは主人公を罪悪感の鎖から解き放ち、主人公は再起する。

 それまでに行ってきた仇の国への工作の結果、その世界では初となる人類同士の世界大戦が勃発する。(他の国も仇の国と戦う理由はあります)そこで再起した主人公は英雄的活躍をする。仇の国は周囲を他の国の連合軍によって包囲され、滅亡する。

 その滅亡と同時に黒幕が登場し、今度は全人類対黒幕の戦争が勃発する。(黒幕に関しては序盤から布石や伏線を張っています)黒幕と主人公の一騎打ちの果てに、主人公は望んでいた自由とは何だったのかを理解し、黒幕に完全勝利する。

 二つの迷いを完全に克服した主人公は、望んだ「自由」を手に蘇生したヒロインと共に生きていく。(蘇生に関することも布石を置いてあります)

【承知している問題点】
シナリオ上必要な仲間のサブキャラの犠牲が5人いる事。しかもその殺害描写をしっかりと書いていること。また間隔が短い為、使い捨てにしていること。

物語の構成上【転】の部分でもう1周世界を回るため、必然的に長く(全体の3分の1ほどに)なり、どうしても重苦しくなること。

【主人公に関して】
 主人公の性格として、基本は自己中心的だが、悪意をもって行動することは滅多にない。周囲の事情を鑑みることが出来る。頼まれたら中々断れない。それでいて決断が甘いときがある。人情に入れ込みやすい為、出会った敵以外の人間を見捨てることが出来ない。

 矛盾しているようですが、自らの欲求を叶えると同時に他者の利益も考えるwin-winを重視する人間といった感じです。

 長くなってしまいましたが、ご意見のほどよろしくお願いします。

上記の回答(現在書いている物語の概要と主人公についての批評を下さいの返信)

投稿者 t : 0

こんばんは、『異世界で出来た二人の師を同意のもとにその手で殺め、異世界の旅を始める。』ここに「おっ面白そう」と思える魅力を感じたのと、熱意あふれる意欲的なストーリーが良かったです。

欠点は全体を通してイベントが豊富ですが、どれもざっくりしたままで終わっています。
例えば【転】で『二人目の師を殺めた時点で手放そうと決めたはずの技術は、』とあります。【転】ではある程度話がまとまっていて、本筋が何も考えなくても頭に入ってくる状態が理想ですが。
「二人目の師を殺めた」は【起】【承】でこの事実を充分に表現できていません。
「手放そうと決めたはず」は、手放そうについて、具体的なシーンやエピソードがどれか分かりません。
【起】【承】に「技術」の記述がないので、「技術」とだけ書かれても分かりません。
このように読んでいて意味が通じない箇所が、この後もたくさんあるのが特徴です。これらの内容を本文で過不足なく書くために数十万字や100万字以上いる(前スレより)という考えについては、少し分かる気がします。

【主人公に関して】は作者しか分からない書き方なのでそれが本文で、どの様な形で表現されているかは、読まないと分からないのですが。物語とバランスを取ろうとした場合、主人公が2回死んで生き返るそして悟りを開くくらいいるかもしれない、個人的にはそう感じました。

お役に立てれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 現在書いている物語の概要と主人公についての批評を下さい

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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