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物語作品の「何が駄目なのか」が読者視点で分からないの返信の返信(元記事)

 回答ありがとうございます!

初心者のWeb小説とかだとその作者のミスがわかりやすい
 ⇒ああ、たしかにそうですね。自分が初めて書いた小説とか読み直すと凄く勉強になるので、恐らくそういうことなのだとは思います。自分以外の方の作品でそう思えるのかはともかく……。

「この作品は何が言いたいのか、何がしたいのか、何がテーマなのか」
⇒自分、これどの作品でも言えないんですよね。言おうと思えば言葉は浮かぶけど、パッと思いつくものはないというか……いや、たぶん一般的な観点からズレてしまっているんだと思います。
 「三匹の子豚」のテーマは何なのか、と聞かれたら「オオカミに対する警戒心の違いと、三匹の子豚それぞれの個性を描いたコメディ」って的外れな回答が頭に浮かぶのです。なんとでも考えてしまうぶん、ごく一般的な感性に従った模範解答ができない感じですね。大多数の読者の観点から作品を見れないのです。
 そもそもテーマというものに関して、自分で勝手に解釈して楽しんでしまうので、逆に読み取ろうとなると自分にはその能力がないってなっちゃうのです。

「テーマに対して上手くアプローチ出来ていない」
⇒これは自作に当てはまるやつですね。そもそも読み手としてのときに、テーマと言われても何が何だか分からないのです。こう、曖昧な漠然とした分野、定義づけできないものが自分は凄く苦手で……テーマって言葉にしても、作品とどう繋がっているのかどうやっても理解できないんですよね。
 なにからどこまでがテーマなのか、そもそもテーマは物語中の要素の何%を占めればテーマ足りうるのか。その定義は、程度は、考え出すときりがないです……まぁそれが自分が駄作書きたる所以である、と言われたら黙るしかないですがw
 作品を読んでいる中でもテーマはまるで見えてきません。というか見えすぎてしまって一つに絞れないので、一般的な作品を見る視点からズレてしまう感じですかね。これは生まれ持った特性によるものじゃないかと諦めている節もありますが、一般の人のように「テーマ」について模範解答ができるようなれる訓練があれば教えて欲しいです……自作書くときも、一本の軸としての「テーマ(本筋)」は意識していますけど、結局のところ読み手としてそれを感じ取れないならダメなんじゃないかと思わずにはいられないです。

 なんだかんだで「自分は好きだけど、世間では評判がよくない作品」から、面白かったと感じた部分を積極的に自作に取り入れてはしまうんですよね。描写だったり、台詞回し、小道具的な使い方まで……。ただ、自分は新しい流行を作れるほど凄い存在じゃあないので、ひっこめろよ……って抑え気味にしてしまうところはあるかも。
 サタンさんの言う感じだと、むしろもっとドンドン出していくべきなのですかね……!?(好きな実写映画の演出や展開たくさんあるので、それに感動した自分を肯定したいって気持ちは強いので、できれば出したいです笑)

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投稿者 サタン 投稿日時: : 1

>むしろもっとドンドン出していくべきなのですかね……!?
無責任な助言だけど、私はどんどん出していったほうがいいと思うかなぁ。
創作の世界で「普通」を求める人って初心者やアマチュアに割といるんだけども、この掲示板でも過去何度か言ったんだけど、あなたは「普通の作品」を書きたいの? それよほど上手く行ったとして凡作だよ、って。
なにかに突出してるから魅力があるわけで。
そらまあ、「普通」を理解できてその上で突出してるのが理想だろうし、段階的に簡単な作品が書けて、普通な作品が書けて、特殊な作品が書けるってのが、それこそ「普通」のことだろうけど、
中には、簡単な作品は書けない、特殊な作品しか書けない、って人だっている。
これは特殊すぎる例だけど、SMの語源になったマルキ・ド・サドやザッヘル・マゾッホがそれだね。
彼らは特殊なものを書いたからこそ名前が残ったわけで、「普通」の作品なんて書かないし書けないでしょうよ。彼らはいきなり特殊なものを書いたんだと思うよ。

多くの燻ってる物書きは、その「普通」からどうやって抜け出すかって自分の武器を必死に見つけてるんだけど、生まれながらに頭のネジが飛んでる人は、何故か自らのソレを短所と認識して治そうとするんだよね。
その苦悩は本人にしかわからないから、私の言に腹を立てる人もいると思うけど、創作の世界じゃソレが求められてるんだよ。ぶっ飛んだ頭のネジを探すなと。いい感じのネジを見つけていい子にならんでくれよ、って思う。

それと、テーマが苦手なら、ストーリーではなく演出特化の作品を書いたらいいと思うよ。
これは、件のSMの語源になったサドとマゾの作品もそうだけど、何かに特化した作品だね。
例えばエロ本なんかがそう。
エロ本はアダルトの中でもいろいろジャンルがあるけど、物語としてストーリーに重きをおいてる作品は少ないでしょ。エロ本はエロくてなんぼ。「エロい」という演出に特化した作品で、もちろんそこにはテーマはあるけど、小難しくなく「年の差カップルのイチャイチャ」とか超直球。そんで、基本的には全ページをテーマで染める。だってその演出に特化しているんだもの。という感じ。
エロ本は男性なら理解が早いかなと思って例にしたけども、他の例で言えばホラーなんかも基本的には演出特化でストーリー性はさほど重要ではない。「恐怖」って演出に特化した作品だから。

だから、例えば、「自分がカッコいいと思ったシチュエーションをめっちゃ書きたい」と考えたとき、そうだな、演出特化で枠物語にしちゃうのがおもろいかな。
「旧知のライバルと教会で向き合うシーン」「近未来で銃なのに接近格闘をするアクションシーン」「剣と魔法の世界で敵になった恩師に立ち向かうシーン」とか、カッコいいシーンだけいろいろ考えて、
ほんで、それらシーンの最初に「主人公が謎の男からいろいろダメ出しされてる様子」っていうシーンを置いて、ラストに「主人公はクランクアップした現場からカッコよく去っていく」ってシーンを置く。
こうすると、主人公が何故かシーンごとに立場を変えてカッコいいシーンを繰り返し、最終的に主人公は俳優でこれらシーンは映画の撮影だった、撮影が終わっても相変わらず主人公は最後もカッコよく去っていく、で終わるっていう、そういう話になる。
まあ、こんだけだとイマイチ面白くないから、「撮影シーン」にも意味を持たせたりして、撮影シーンそのものを主人公の心理描写にしてしまい、「教会でライバルと向き合うシーン」は主人公の婚約者にはゴタゴタがあった元カレがいて主人公は正直婚約者を疑ってる、みたいな。
撮影シーンなんだけど、その会話は主人公と婚約者と元カレの会話で、撮影シーンと主人公の心理風景をまぜこぜにした感じかな。

まあ、これは適当な作例だけど、こんな感じで書きたいものを集めて「カッコいいもの」なら「カッコいい」がテーマでそのカッコよさに特化した話を組み立てりゃいいんじゃないかなって思う。
話自体は適当で良くて、エロ本のエロみたく、ホラーの恐怖みたく、「カッコいい」に演出特化したものでまとめりゃ、ストーリーとかテーマとか小難しい考えはあんましなくても良くなると思う。

カテゴリー : その他 スレッド: 物語作品の「何が駄目なのか」が読者視点で分からない

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