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このスレの論点は最初はシンプルなものだったと思うのですが、いささか錯綜してきてしまったように見えます。かえって色々疑問が生じてしまいました。
取りあえず、一つ質問させてください。
>※ただし「ラノベが20代向けの小説である」と「ラノベが10代向けの小説である」は両立し得ないとする。この根拠についてはすでに詳述したのでNo.24を参照のこと。
№24を読み返しましたが、いまいちピンと来ませんでした。
「ラノベが20代向けの小説である」と「ラノベが10代向けの小説である」は両立し得ないのでしょうか?
ラノベをよく買っている層は実は10代ではなく20代(30代説もあり)だという話は、わりとよく聞くんですよ。しかしそれは単純に20~30代の方が資金力があるということが反映した結果と推測することも可能です。10代読者もラノベを好んでいるとしても、実際の消費行動に表われない部分はデータとして捕捉しにくいですから。
また、10代より20代(30代)の方がラノベをよく買っているということと、ラノベは20代(30代)向けに書かれているということはイコールではありませんよね? 供給側は10代向けに制作しているつもりなのだけれど、なぜか20代(30代)が買っていくという現象が起こっているのかもしれません。
念の為付言しますが、そういうことだろうという憶測を述べているわけではありませんよ。単に、こういう可能性も考えられないの? と質問しているだけ。このあたり、にわとりさんはどういうご見解なのか興味があるだけです。
ちなみに、サタンさんからの引用部分で、
>ラノベ好きな20代に向けたものを書いたとしても「10代向けの内容」になるってだけの話
この抽出の仕方はには、やや問題があります。
正確には、
>でもその20代は「10代向けの物語が好きだから読んでる層」なので、彼らラノベ好きな20代に向けたものを書いたとしても「10代向けの内容」になるってだけの話だよ。
前半を省略してしまうと、どうして20代向けに書いたものが10代向けの内容になるのか分からなくなってしまいます。
ミステリの好きな読者に向けて書くのなら、ミステリを書くべきですよね? それと同じことで、10代向けの物語が好きな読者に向けて書くなら、10代向けの物語を書くべきなんじゃないでしょうか?
ただまあ、このスレで論点となっているラノベの現状は、10代・20代(30代)にややこしい捻じれ状況が生じているという話なので、単純な意味でラノベは10代向けとだけ考えて取り組むのはまずいだろうというスレ主様の主張そのものは同意できる部分があるのですが。
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投稿者 にわとり 投稿日時: : 0
あまくささん!!!!!!!!
なんか議論を引き戻してくれてありがとうございます!!!!
一体どこに向かって話が進んでいるのか自分でも謎で、ちょっと不安になってきたところではあったので!!
本当にありがとうございます!!! これでやっとスレ主の主張に直接関係がある話ができる!!!!!!
>「ラノベが20代向けの小説である」と「ラノベが10代向けの小説である」は両立し得ないのでしょうか?
これはNo.24の以下に引用する部分を読んでください。これはサタン氏の『ラノベ好きな20代に向けたものを書いたとしても「10代向けの内容」になるってだけの話』(No.20)にたいする反論の一部です。
>これは"ラノベ購入者は10代も20代も同じものを求めている"という意味ですらないですよね。それならラノベ購買層は世代によって嗜好が分断されていないので、執筆に際してターゲットの年齢を意識する必要はない("それがラノベであること"だけに気を配って書けばいい)って話になるはずなので。ならば逆に20代の読者だけを意識していれば10代の読者も「20代向けの内容」を求めているから勝手についてきてくれる、という真逆の言い回しだって可能ですよね。いずれも「10代向けの内容」「20代向けの内容」の内実が共有されていない以上、無意味な言葉遊びでしかありません。
サタン氏の主張を認めるならば、『「ラノベが20代向けの小説である」と「ラノベが10代向けの小説である」は両立し得ない』と結論付けざるをえないという話です。実際にラノベにおいて10代向けと20代向けが両立するかどうかは知りません。それを検証するために必要なデータが手元にないので。あくまでサタン氏のNo.20を踏まえるならば、自分がサタン氏の主張を読み違えているのでないかぎり、そのようにしか読めない、ということです。
もしラノベが10代と20代の需要を同時に満たしているなら、サタン氏は『20代に向けたものを書いたとしても「10代向けの内容」になる』ではなく、"10代向けでも20代向けでも書く内容は同じになる"と言うべきだった。そういう言い方をしないであくまでラノベが『10代向けの内容』だとサタン氏が主張するのであればこの論点は避けられないはず。
>ミステリの好きな読者に向けて書くのなら、ミステリを書くべきですよね? それと同じことで、10代向けの物語が好きな読者に向けて書くなら、10代向けの物語を書くべきなんじゃないでしょうか?
ミステリはどの年代層に支持されようがミステリと呼ぶことに問題はないですが、10代向けの物語を好む20代が実際の10代よりたくさんいるとなれば、それはもはや『10代向けの物語』とは呼べないのではないでしょうか。それがNo.24の論点であり、自分のスレ主擁護の根本部分でもあります。
>前半を省略してしまうと、どうして20代向けに書いたものが10代向けの内容になるのか分からなくなってしまいます。
これに答えるなら、前半を省略しようがしまいがこちらの主張には関係ないということになります。20代が主に購入して楽しんでいるコンテンツに10代向けの名を関することそれ自体に疑問を呈しているのですから。
『その20代は「10代向けの物語が好きだから読んでる層」なので』だからどうした、という話です。『10代向けの物語が好きだから読んでる』20代が、実際の10代より多いなら『10代向け』の看板は下ろすのが誠実なんじゃないか? と言いたいわけです。
もしかしたら販売戦略として10代向けを名乗り続けたほうがお得とか、そういう事情はあるのかもしれないけど、少なくともそれに作者サイドが振り回される必要はありません。対象読者の世代はちゃんと認識しましょう。そういう話です。
重ね重ねありがとうございます。おかげでとりあえずは引き戻されました。
ときに暴走気味のにわとりですが、今後とも宜しくお願いいたします。
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