ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信
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ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信(元記事)
>「10代向けを好む20代」というラベルが提案されているわけです。このラベルを使えば議論に共通の土俵が成立するはずなのに、「いや、実際に20代が多く買っているなら20代向けだ」と話を引き戻してしまうことに疑問を述べています。
自分の認識では『10代向け』が空の箱なので、空の箱を変数として含む関数である『10代向けを好む20代』もまた空の箱に見えています。10代向けという箱の中身に入る「2018年現在の10代が好きな物語」がわかれば、それに伴って"そのような物語を好む20代"の実像もわかるようになる、というか。
サタン氏のように購買層と読者層が別という考え方を持っている人なら、依然として電撃文庫的なラノベは10代が好むものだという立場なのだから、『10代向け』の箱に暫定的に入れるものがある。あなたも上でプリキュアの台詞とかを引用していましたけれど、そういうものが箱に入ると考えているのだと思う。でも自分はスレ主の主張を完全に受け入れてしまったので、『10代向け』のイメージを投影できる具体的な対象がいま頭の中にないんですよね。だから『10代向け』も『10代向けを好む20代』も空の箱に見えてしまっていて、そこから先に進めない。
ビジョンがなさすぎるって言われてしまえば、まあ、そうかもしれない。でも本当にビジョンがないので、今のところ自分には"箱の中身を論じる能力がない"ですね。
とりあえず、あなたが今後『「10代向けを好む20代」というラベル』を用いるとき、それは電撃文庫の売れ筋タイトルなどの"いわゆるラノベ"が好きな20代読者、というような意味合いであると理解していい、ということでしょうか。
>一足飛びに「そのラベルはおかしい。こういうラベルであるべきだ」と言って、自信の頭の中はさっさと先に進んでしまうのでそういう状況になるのですが。
さながら神が言語を乱した直後のバベルの塔の建設現場(苦笑)。
そういう意味であれば、たしかに当初は「スレ主はラベルと箱をどのように対応づけているか」を代弁していたはずが、次第に「ラベルと箱はどのように対応付けられるべき(と自分が思っている)か」に寄ってきてしまったという面は否めないし、それが逆に議論の停滞(というか空転?)を招いていたっていうのはあるかも。
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投稿者 にわとり 投稿日時: : 1
ああでも、「ラノベは20代のもの」という立場からあなたの『3)20代読者が10代向け物語を好むという現象がなぜ起こるのか?』『4)そうした20代読者を惹きつける10代向け物語の魅力とは何なのか?』という言葉を解釈するなら、"20代はなぜラノベを読むのか?"という問いを立てればいいだけの話か。
これはなんていうか、ラノベ的な想像力の方向性があるんだと思います。咄嗟にはうまく言えないですが、ラノベの中ではリアリティがあるように思えても、他のジャンル小説の中では非現実的になっちゃうような展開とか、逆に普通の小説だと迫真のシーンなのに、これをラノベでやったら多分白けるとか、そういうのってあるじゃないですか。
この、現実世界のリアリティとはパラレルな"ラノベ的リアリティ"とでも呼ぶべき感覚が分かるひとがラノベを好むのだと思います。分かりやすいお約束ではなくて、キャラの精神性であるとか、台詞の端々であるとか、そういうちょっとしたところににじみ出る"ラノベの文脈でしか通じないリアリティ"みたいなものがあると思うんです。
だから、テーマとか設定よりは文体、リズム、テンポにラノベらしさは宿ると自分は感じています。それが受け入れられる人がラノベの読者になる。本質的に世代は関係ないけれど、二次元コンテンツへの馴染みとか資金力とかの要因が絡まって、結果的に20代がそういう人たちの分布のいちばんのヤマになっている。自分はそういうふうに理解しています。
カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について