ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信
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ライトノベルでのターゲット層についての返信(元記事)
一通りさらっと目を通して、なかなか面白いと思ったので自分からもコメントを。
今回のスレはラノベのメインターゲットが『10代派』と『20~30代派』に分かれて論争をしていたと思うんですが、これって実はおなじ読者達を指しているんじゃないかと思います。
年齢で分けられた読者層ではなく、今ラノベを読んでくれている読者達、です。
細かい説明をしますと、15年前に『当時の10代向け』としてライトノベルがはやり、10年ほど前に最盛期を迎えました。
当時は『10代のオタク向け』とすることは間違いではなかったんだと思います。
しかし時間が流れるのと同様に読者達も年を重ね、今では多くの人が20代、30代と言った年齢になっています。
であれば、想定読者層は『20代~30代のオタク』と設定するべきなんじゃないかとも考えられますが、自分はこれも違うと思うんです。厳密に言えば『10年前の10代のオタク』と『現在の20代のオタク』は重なっている層はあれ、例外も多いですから。
そこで自分なりに出た答えが『15年前の10代のオタク』がメインターゲットになっているのではないか、ということです。
『現在の20代のオタク』ではなく、『現在の10代のオタク』でもなく、『15年前の10代のオタク』です。
『当時の』そういった人達に向けた物語の雰囲気や程度が好きな人間が老若男女問わず集まって、ライトノベルのメインターゲット層を形成しているのではないか、と自分は思います。
ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信
投稿者 にわとり 投稿日時: : 0
>そこで自分なりに出た答えが『15年前の10代のオタク』がメインターゲットになっているのではないか、ということです。
同感。でもだからこそ"寂しいな"と思う。
『15年前の10代のオタク』がメインターゲットだとするならば、このまま行けば5年後には"20年前の10代のオタク(つまり30代)"がメインターゲットになり、さらに50年後には"70年前の10代のオタク(つまりその時代の80代)"が支持するジャンルになる。
こうしてラノベは支持者層ごと高齢化して、滅びていく。そういう未来が見えるから。
『15年前の10代のオタク』って結局いまの20~30代よりもっと狭い層ですよね。
これ、スレ主の指摘よりもっとシビアな話になる。
マーケティングをがんばっていまの20~30代にラノベを売ったとしても、ラノベの未来は明るくないことを示唆しているから。
まあね。そうなのかもしれない。でも、ラノベ読みとしては辛いなあ。寂しいなあ。そうとしか言えない。
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