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小説+αを読んでも何も思わないの返信

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小説+αを読んでも何も思わない(元記事)

あれだけ分析する(前スレ)といって、ここには質問しづらかったのですけれど……とても。大したものではないと受け止められがちであり、リアルでもネットでも回答がもらえなかったため、ここに質問させていただきました。
気恥ずかしいです。

娯楽作品を鑑賞しても何も思わず、悩んでいます。
小説を読んで感想が思い浮かばないので、能動的に訴える媒体である映画を途中まで鑑賞しましたが、これでも感想が思いつきませんでした。

別に気にしなくてもいいと仰る方もいるかもしれませんが、作品を素通りしてエッセンスを得られないというのは、わりと重大な悩みだったりします。

その映画のレビューでは色んな感想がのっていました。ですが私には、物語でこのシーン良いな!とか、このシーンはないな…とか、そんな感情がありません。
雑念に囚われてるとか、頭では他のことを考えているとか、集中できてないというべきなのでしょうか?
特に映画そのものよりもあらすじやレビューを見たときのほうが面白そうに感じました。噛み砕いている表現だから?

この状態から脱するにはどうすればよいのでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。繰り返すようですが、かなり恥ずかしいです。

小説+αを読んでも何も思わないの返信

投稿者 あざらし 投稿日時: : 1

初めに。
丁寧な語句を選ぶより、口語口調を用いた方が書きやすいご質問でしたのでざっくばらんに書かせて頂きます。
わさびさんへの敬意を欠く意図はありませんのでご了承を。

正直ピンポイントでわからない。
原因として考えられることが多すぎるので、まず3つ。
1)分析より以前、良好な作品を楽しんで観る
2)判断を急がない
3)終着駅を考慮に入れる

細かく書く前にひとつだけ。
『レビューやあらすじを読む。』これは映画を観た後のことですよね?
もしも観る前に読んでいるなら、感動を薄めるだけですから、まずはそれを辞めましょう。レビューは映画を観た後で楽しめばよろしい。
元来こういったことは好き好きの話しですが、映画から何らかのエッセンスを求めるなら邪魔になっている公算が高い。
レビューもあらすじも他者のフィルター、しかも多くは個人のフィルターを通したものです。
他者の目ではなく、わさびさんの心で観て、感情を動かしてください。

世の中の映画を全て観るのは絶対に不可能ですから、どこかで他人のフィルターに頼ることにはなりますが「どの映画を観るか?」ということを決めかねてレビューやあらすじを読んでいるなら、世界三大映画祭のベネチア・カンヌ・ベルリン。
加えてアメリカで上映がされる映画に絞ったアカデミー賞。
いずれも歴史がありますから、これだけで数百本の映画がありますし、賞ですから多人数のフィルターです。
アカデミーは商業色も強いのでちょっと首をかしげることもありますが、それでも悪い映画にあたることはありません。
一応書きますが、ここらの賞を受賞する映画は娯楽映画です。感覚的な話しなので人によって異なりますが、娯楽映画から抜け出すのはテオ・アンゲロプロス監督あたりが第一歩。
好事家の類いになりますが、あえてクソ映画を観たいときはゴールデンラズベリー賞が参考になります。最低映画も、これまた楽しいものです。
あ、ちなみに映画は受動的だと思います。

では本編。細かく書きます。
『娯楽作品を鑑賞しても何も思わず』ということですので、感情を動かす、解りやすく感動に絞っていきます。
1)
そもそも良い映画・面白い映画を観ている?
これが真っ先に浮かんだ疑問です。
映画って『観てるときは最高に面白いけど、あとはなーんも残らん』ってのもありますし、『見終わってからが本番』というスルメみたいな映画もありますよね。
見終わったらなにも残らない映画、これはこれで良いのですが『どうあがいても時間と金の無駄』ってのもあります。
とはいえ人それぞれ、それこそ金返せ映画だって楽しみ方はあるんですが、心が動きようないのに感動出来ないのも当たり前。
まずはそこから。心が動くだろう映画を観てください。※後述します!

それと『映画を途中まで鑑賞しましたが』とありますが、これも原因になりえる。
映画はですね、基本的に映画館で商売しようとして造られています。
オンデマンドだとかブルーレイ、TV放送ってのも金が入りますがベースは映画館です。
映画館の初動興行収入がいまいちなのに後のヒットなんてのは、少ないながら実際にありますがプロデューサーなりがそれを目標として造れるのではなく、結果的に、の話しです。
要するに映画館ってのは、お金を払って入場するので物語の盛り上げ方が色々できるんです。極端には途中で退場する人がかなーり少ない。
小説や漫画とは違った手法でスポットライトを集中させることができます。
例えば【マイケル・チミノ監督:ディアハンター】(予告・・・あえて観ない方が良いと思います。ネタバレゼロで造るのも難しい内容。予告制作者の苦労が忍ばれます)
間違いなくいえますが、わさびさんの映画の鑑賞方法では絶対に感動しっこなく、それどころか面白くもない。
冒頭30分ほど下手すれば『退屈』という人もいますが、映画を最後まで見終わると超一級の名作を観たという感想に化けます。(私というフィルターだけでなく、おおよそ世間の評価も同様だと思います)
同時に退屈と受け取られかねない冒頭30分が非常に愛おしく、物語で瓦全と光り輝く意味を持ち、青春映画という顔も併せ持つようになります。

続いて2)
あらすじやレビューを読んでしまうという点からも感じましたが、ちょっとせっかちなんでしょうか?
物知りだろうと年寄りだろうと、世の中は既知で構成されているわけではなく、知らないことの方が多いのが普通で、感動のタイプもそれに所以されるケースがあります。

同様に大きな疑問ですが【吸血鬼カーミラ】というタイトルまで浮かんでいるのに、読んでいないという点。
『映画は観た』という意味かな? と考えたのですが、そこで1)の疑問が同時発生しました。(決して悪い映画だとは言いませんが、もうちょっと、ねえ)

せっかく興味が湧き【J・S・レ・ファニュ著:吸血鬼カーミラ】の雰囲気がお好きなら、是非読んでみてください。短編なのですぐ読めます。
『これは同性愛か微妙な線があるので』とのことですが、著者のファニュ氏は吸血鬼に性別はない、という前提で書いてます。人間から見れば同性愛でも吸血鬼にとってはそうじゃないというのもミソ。
要するに『同性愛』という結論を急いだために、好きになるかも知れないものを自分で遠ざけちゃってるんですよ。
こういった具合に自身の中で結論をつけ、せっかく感情が動くだろう出来事に積極的に蓋をしているような感じも受けました。

吸血鬼ものに興味が持てるなら【フランシス・フォード・コッポラ監督:ドラキュラ(原題Bram Stoker's Dracula)1992年】をどうぞ。
原題でおわかりの通りブラムストーカーの小説が原作です。
これ以前にもドラキュラは小説のネタとして数多くありますが、今日的な吸血鬼イメージの元ですね。
ヒロインのウィノナライダーは演技よりも、当時年齢が最高に合致していたのと絶妙なカメラワーク、そしてメイクアップ、なによりも監督のおかげでしょう。
『そりゃドラキュラに狙われるわな』という完璧なヒロイン、ミナを見ることができます。
少なくとも私にとってドラキュラ映画の最高峰です。おすすめ。
(予告 http://y2u.be/fgFPIh5mvNc)

さて。
1)と似ていますが、結構ありそうなのが3)です。
”好みの話し”とも近いですが、わさびさんにとって映画鑑賞は楽しみだけではなく訓練や勉強の意味がありますよね。
ならば好き嫌いは一回おいて良い映画を観てください。

ここで関係するのが映画の種類です。(ジャンルじゃありません、種類)
感動する物語って、映画では大きく2種類あります。
『読解能力が不要でボケーっとしてても大丈夫』
『観客が読解能力を発揮させるのが前提の造り』

決して”良い・悪い”ではありませんよ。
ただ、より大衆向けの位置づけなのは読解能力不要な作品。
映画で大ヒットする作品は、圧倒的にこちらが多いです。

感動に絞ってますので、それに沿いますが『耳に優しい言葉を発し、感極まって涙を流し、ここぞとばかり音楽で盛り上げる』
カメラも演出も全てが”誰にでも解りやすく”感動という地盤を盛り上げて噴火を目指すという造り方。
日本のテレビドラマも大半がこっち。大衆向けってのはリテラシー不要で誰にでも観られるということでもあります。
同時に、日本のドラマがつまらん、という声が囁かれて久しいですが、これが大きな原因のひとつ。解りやすさのやりすぎ。
映画でいえば、お手本がタイタニック。

一方で読解能力が必要な作品は『感動は、あくまで観ている人の心の中で発生させる』タイプ。
こっちは役者に演技が求められ、ストーリーラインがより重視されます。

ちょっと伝わりにくかったかも知れませんが、読解力が必要になる映画を観られることをお勧めします。
理由は簡単。
読解力が必要な映画を観ることができる人は、どっちのタイプも解る、分析しようと思えばできるから。
慣れれば映画の極序盤で終着駅(読解力が必要とされるか?)程度はわかるはず。
『いま観ている映画はどっち?』
この判読ができることが、まずは分析の土台に必須ではないかと思います。

最後に何本かアニメを。
【宮崎駿監督:風立ちぬ】
【片渕須直監督:この世界の片隅に】
ここ10年以内の劇場アニメ映画で大傑作。(という、個人的フィルター)
なおかつ読解力が前提になっています。(つまり読解力といっても、そう難しくないということが理解頂けるはず。当家の娘、小学生でもOKです)
ちなみに一般的な覚えもよさそうな10年以内の他作品、かつ一定レベル以上の作品をあげると、
【細田守監督:おおかみこどもの雨と雪】読解力不要。そう狙ってる。
【新海誠監督:君の名は。】ほとんど読解力いりません。監督の計算が光る。
【外崎春雄監督:鬼滅の刃 無限列車編】読解力ふよー。

なにも思わない、ということでしたので感動に絞りましたが、『なにか思うだろ?』という映画をまずは観てください。
それでもダメなら、また話しが変わってきます。
ではでは執筆頑張ってください。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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