横やり失礼します。異世界感の出し方についての追記です。
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追記(元記事)
もう一つ別の視点として、「異世界」でありながら現実との関連性が強すぎる「加工品」が登場することに違和感がないのか、という問題もあります。「異世界らしさ」を損なわないかという問題ですね。
この点が、転移ものなら主人公が現実社会との接点を保っているという設定が可能なので、「持ち込みパターン」でほぼクリアできてしまうという利点があるのだと思われます。
旧掲示板のころ、イギリス風世界観の異世界に「スコッチ」を登場させても大丈夫か? という質問があったんですね。
そのころ転移・転成ものはまだ流行っていなかったんです。
主人公が現実世界と接点を持たない純粋な異世界の場合は、スコッチのようにスコットランドという実在する地名と結びついたアイテムを安易に登場させるのは考えものかなと。
横やり失礼します。異世界感の出し方についての追記です。
投稿者 ドラコン 投稿日時: : 0
ドラコンです。横やり失礼します。
>もう一つ別の視点として、「異世界」でありながら現実との関連性が強すぎる「加工品」が登場することに違和感がないのか、という問題もあります。「異世界らしさ」を損なわないかという問題ですね。
異世界感を出すのであれば、動物・植物・魚類を問わず、「架空生物を食材にする」のが一案かと存じます。
『現実主義勇者の王国再建記』の1巻では、「ゼルリン」という、『ドラクエ』のスライム的生物をうどんにして食べています。しかも、作中世界では主人公が召喚される以前から、ごく一部の部族が食していました。また、同書11巻では、主人公の配下の食神様が、「ゼルリン」の液体を乾燥させ粉末状にすると、ゼラチンの代用になることを突き止めています。その情報を基に、喫茶店が卵を加熱する必要がない「ケミカルプリン」を作っています。
「ケミカルプリン」については、下記をご参照ください。
『現実主義勇者の王国再建記』を読んでいて感じたことが、「フグの陸上動物版が居ても良いのでは?」です。
フグは、ご存じの通り自然界最強の猛毒を持っていますが、非常に美味です。フグ調理師という専門家が危険部位を適切に取り除ければ、安全に食べられますからね。陸上動物で、似たようなことをすれば、異世界感が出るのではないでしょうか。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 異世界の食文化について(改)